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SEOとは?基本知識から上位表示をするための効果的な施策を紹介!

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更新日
SEOとは?基本知識から上位表示をするための効果的な施策を紹介!
森澤佑輔

この記事の著者

森澤佑輔

森澤佑輔

趣味SEO

2015年にWebマーケティング会社に新卒で入社後、6年間在籍ののち独立。
在籍期間中は、SEO事業部の構築からコンテンツマーケティング事業部の立ち上げ、SEO事業部部長を務める。

独立後は、SEOコンサルタントとして活動し、2023年7月より、StockSun認定パートナー参画。

得意領域は大規模サイトのSEO。ECサイトやDB型サイトの実績多数。

「SEOって何?」
「SEOを成功させるには、具体的に何をしたらいい?」

と疑問に思っている人もいるでしょう。

そこでこの記事では、10年以上SEOのコンサルティングを提供してきた筆者がSEOの基礎知識や上位表示するための施策を紹介します。

Googleなどの検索エンジンはアップデートがされているため、昔は通用した方法でも、通用しなくなる場合があります。そのため、現在でも通用する方法を覚えておくことが重要です。

この記事を読めば、SEOを正しく理解できます。

SEOに興味がある人、SEOを成功させたい人はぜひ参考にしてください。

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目次

SEOとは?

SEOとは、Search Engine Optimizationの頭文字を略したものです。日本語では、「検索エンジン最適化」を意味します。

具体的には、自分のWebサイトを検索エンジン(GoogleやYahoo!など)で上位表示するためのあらゆる施策のことを指します。

検索エンジンが上位表示したくなるようなWebサイトを作っていきます。例えば、以下のような施策です。

  • 内部リンクを貼ってユーザーが見やすい設計にする
  • 他社が被リンクをしたくなるようなページを作る
  • ユーザーのためになる高品質な記事を作成する

特定の検索キーワードで上位表示することで、多くのアクセスを集めて、自分の商品・サービスを販売することも可能です。

検索エンジンで上位表示をするには、検索エンジンとユーザーの両方から評価を受ける必要があります。

多くの人や企業がSEOに取り組んでいるため、自分のサイトを上位表示するには、正しい知識と施策が重要になります。

なお、「SEO対策」とも呼ばれていますが、Optimizationが「最適化」という意味を持ち「検索エンジン最適化対策」という二重の意味になるため、単に「SEO」と呼ばれることも多いです。

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SEOのメリット

SEOのメリットは、次のとおりです。

  • 広告費を削減できる
  • 見込み客にアプローチをしやすい
  • 自社のブランディングにつながる
  • 自社のファンができる
  • 地域に特化して集客ができる

それぞれ順番に解説していきます。

広告費を削減できる

リスクティング広告(クリック型の有料広告)やFacebook広告などのネット広告の場合、売上を上げるには広告費をかけ続ける必要があります。

対して、SEOによって自分のサイトを上位表示できれば、広告費をかけなくても売上を上げることが可能です。(※サーバー代やドメイン代は継続して発生します)SEOなら、いくらクリックされても費用がかからないのが魅力です。

SEOで上位表示するために、記事の作成代やコンサル代に費用はかかりますが、広告費を削減できるのは大きなメリットです。CPA(顧客獲得コスト)を抑えたい人には特におすすめです。

作成したWebページは資産として、自社に売上をもたらし続けてくれます。

上位表示されれば、サイトのアクセス数も増加しやすいです。アメリカの調査会社の発表によると、順位別のアクセス数は以下のようになります。

  • 1位:13.94%
  • 2位:7.52%
  • 3位:4.68%
  • 4位:3.91%
  • 5位:2.98%

理論上は、月間検索ボリュームが10,000の検索キーワードで1位になれば、毎月1,394人の人が自社のWebサイトにアクセスしてくれることになります。

上位表示することで多くのアクセスを集めやすくなります。逆に上位表示されていないWebページは、アクセスを集めにくくなります。

見込み客にアプローチをしやすい

検索エンジンで検索しているユーザーは、何かしらの願望や問題を抱えて検索をしています。

そのため、上位表示をしたページで願望を達成したり、問題を解決したりするような商品やサービスを販売すれば、売上につながりやすくなります。

自分が持っている商品・サービスに合わせたキーワードを上位表示させることで、特定のユーザーへのアプローチをしやすくなります。例えば、大きいサイズの服を販売している場合、「大きいサイズ 服」というキーワードで上位表示すると、サイズの大きな服を探している人にアプローチができます。

また、リスティング広告に比べて、自然検索のほうが約20倍もクリックされやすいというアメリカの研究があります。

参考:Is SEO Opportunity Growing or Shrinking? – SparkToro

成約率が高く、幅広い層にアプローチできる検索エンジンからの集客は魅力的と言えます。

自社のブランディングにつながる

SEOで上位表示をすることで、「この業界で有名な企業または人」と認知してもらいやすくなります。

例えば、「おいしい イタリアン」と調べて上位表示をした場合、おいしいイタリアンのお店と検索ユーザーは認知してくれるでしょう。

自社のブランディングをしたいと考えている人にも、SEOはおすすめです。

他にも特定のキーワードで複数上位表示ができれば、その業界の権威として認識されやすくなります

例えば、自分がワインのWebサイトを運営していて「白ワイン 飲み方」や「赤ワイン 飲み方」で上位表示すれば、「ワインの権威」として思われる可能性が高まります。

自社のファンができる

特定のジャンルで上位表示ができると、そのジャンルに関心がある検索ユーザーは何度もサイトを訪れることになります。

何度も訪れることで、サイトのファンになってくれる可能性があります。

すると、「いつも見ているから、ブックマークに追加しておこう」と検索エンジンを経由せずにサイトを訪問してくれるかもしれません。

また、「いつも見ているサイトだから、このサイトで紹介されている商品・サービスを購入しよう」となる可能性もあります。

自社のファンを作れるのもSEOのメリットの一つです。

地域に特化して集客ができる

地域に特化して集客することも可能です。例えば、名古屋で整体クリニックをしていた場合、「名古屋 整体」というキーワードで上位表示ができれば、地元のお客様をたくさん集められる可能性があります。

飲食店や美容室や整体など、店舗型のサービスをされている人にもSEOはとてもおすすめです。

逆に地域系のキーワードで上位表示をしていないと、上位表示しているライバル店にお客様が行ってしまうため、対応したほうが望ましいでしょう。

その他のメリットは次の記事でも解説しています。

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SEOのデメリット

一方でSEOのデメリットは、以下のとおりです。

  • 成果が出るまでに時間がかかる
  • 人的なリソースをかける必要がある
  • SEOがわかる人の知見が必要になる
  • 検索エンジンのアップデートの影響を受ける

順番に解説していきます。

成果が出るまでに時間がかかる

SEOは成果が出るまでに時間がかかります。

まずコンテンツを作るのに時間がかかります。記事によっては製作に1週間かかることもあります。

その後、記事を公開しても、Webサイトによっては、1~3か月で順位が上がりますが、場合によっては半年〜1年ほど時間がかかることもあります。Googleでも約4か月~1年の時間がかかると言われています。

また、SEOで安定して上位表示を狙うには、業界にもよりますが100ページ以上が必要なことが多いです。

そのため、「すぐに売上がほしい」という人には、SEOは不向きです。また、成果が出るまで時間がかかるため、「この施策を続けていてもいいのか?」と不安になることもあります。

「時間がかかってもいいから、売上が欲しい」という人と相性が良い施策と言えます。また、他社が参入してきても、数か月は売上を確保することが可能です。

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人的なリソースをかける必要がある

実際にWebサイトを運営する人を用意する必要があります。

自社の正社員にSEOを依頼する場合、正社員の時間や人件費を投下する必要があります。

これは、コンテンツの作成やWebサイトの改修などの作業が必要なためです。また、施策の効果測定をおこなうためにも、人的なリソースは欠かせません。

人的リソースをかけない限り、いくらSEOの知見があってもWebサイトを上位表示させるのは難しいため、注意が必要です。

SEOがわかる人の知見が必要になる

ただ闇雲にWebサイトを運営していても、検索順位が上がる可能性は低いです。

SEOについて理解している人の知見が必要になります。SEOはHTMLの構築やサイトの設計や被リンクの獲得やコンテンツの作成など幅広い知見が必要です。また、SEOの情報は常に更新しています。

社内にいない場合は、SEOのコンサルタントを契約するのも選択肢の一つです。

ただし、悪質なSEO業者に依頼をすると自社のWebサイトの順位が下がる恐れがあるため、注意が必要です。悪質なSEOに関しては後述します。

SEO関係のツールも多数ありますが、社内か提携先のコンサルタントでSEOに関して知見がある人が最低でも1名はいないと、成果が上がらず時間とお金を無駄にするかもしれません。

SEOの知見を学び、戦略の立て方を理解したいときは、次の記事がおすすめです。

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検索エンジンのアップデートの影響を受ける

Googleをはじめとした検索エンジンは、定期的にアップデートをおこなっています。

アップデートの影響で、今までは上位表示していたWebサイトでも、検索順位が突然下がる恐れがあります。

Googleでは、過去にも以下のようなアップデートがあり、順位が大きく変動しました。

  • パンダアップデート
  • ペンギンアップデート
  • コアアルゴリズムアップデート

アップデートの時期は不明ですが、年に数回の単位でアップデートがおこなわれます。ただし、アップデートの内容に合わせて自分のWebサイトを運営すれば、検索順位をアップデート前に戻せる可能性はあります。

例えば、「情報の新しさが重視されたと思われるアップデート」があった場合は、Webサイトの情報を最新の情報に更新すれば、検索順位が戻ることもあるでしょう。

有益なコンテンツを提供していれば、基本的にはアップデートでも大幅に順位が下がることはないでしょう。

SEOにおいて検索エンジンがWebサイトの順位を決める仕組み

SEOをおこなうには、そもそも検索エンジンがどうやって順位を決めているのかを知っておくことが大切です。

この章では、検索エンジンがWebサイトの順位を決める仕組みを紹介します。

なお、検索順位を決めるルールのことを「アルゴリズム」と呼びます。アルゴリズムに沿ってWebサイトを運営するのがSEOの鍵です。

日本でよく使われる検索エンジンはGoogle、Yahoo!、Microsoft Bingです。Yahoo!もGoogleと同じアルゴリズムです。Yahoo!もGoogleで検索エンジンのシェアの90%を占めているとも言われています。

そのため、SEOで成功するには、Googleのアルゴリズムを知ることが重要です。

作成したWebページが検索エンジンで表示されるまでの流れは、以下のとおりです。

  • クローラーの巡回
  • インデックス
  • アルゴリズムに応じて検索順位が決定

まず、検索エンジンのロボットのクローラー(Googleのクローラーは「Googlebot」と呼ばれています)が自分のWebサイトを訪れて、情報を集めます。クローラーは集めた情報を検索エンジンに登録します。

なお、コンテンツの量が多いWebサイトは頻繁にクローラーが訪れますが、コンテンツの量が少ないサイトは、クローラーをサーチコンソール(Googleが提供しているツール)から呼ぶようにしましょう。

以前は「Fetch as Google」という機能でクローラーを呼んでいましたが、現在は「URL検査」という項目から呼びます。

情報を検索エンジンへ登録することを「インデックス」と呼びます。インデックスは「索引」という意味です。Webの情報は常にインデックスされ、増え続けています。クローラーが本の中身を確認し、内容に応じて本棚に整理して入れているイメージです。

インデックスされる情報は、更新日やタイトル、画像などさまざまです。

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そして、検索エンジンごとのアルゴリズム(検索順位を決めるルール)に応じて、検索順位が決定します。なお、検索順位はその後、変化していきます。

アルゴリズムに従っているWebサイトは検索順位が高くなりやすく、逆にアルゴリズムに反しているWebサイトは検索順位が低くなりやすいです。(※公開直後にいきなり1位になることは珍しく、徐々に順位が上がっていきます)

なお、アルゴリズムは、Googleの場合は非公開ですが、200種類以上あると言われています。このアルゴリズムは、Googleの社員でさえ全てを知らないと言われています。

ただし、Googleは以下のように述べています。

世界には入手可能な情報が膨大に存在するため、情報分類のサポートがなければ必要な情報を見つけるのはほぼ不可能です。Google のランキング システムはそのために設計されています。検索インデックスに登録されている膨大な数のウェブページとその他のコンテンツを分類し、最も関連性の高い有用な結果を瞬時に提示します。

引用元:Google

ユーザーにとって有用なWebサイトを表示させていると言えます。ユーザーにとって有用なWebサイトの作り方は次の章で解説していきます。

検索エンジンとしてメジャーなGoogleでは、どんな検索結果を評価するのか明記した「検索品質評価ガイドライン」を公開しています。英語版のみですが一度目をとおしてみてもいいでしょう。

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SEOを実施するなら覚えておきたい「Google が掲げる10の事実」

先ほどお伝えしたように、検索エンジンの多くはGoogleのアルゴリズムを使用しています。

そのGoogleが発表している「Google が掲げる10の事実」は以下のとおりです。SEOで成功した場合は、ぜひ覚えておきましょう。

1.ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
2.1 つのことをとことん極めてうまくやるのが一番。
3.遅いより速いほうがいい。
4.ウェブ上の民主主義は機能する。
5.情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない。
6.悪事を働かなくてもお金は稼げる。
7.世の中にはまだまだ情報があふれている。
8.情報のニーズはすべての国境を越える。
9.スーツがなくても真剣に仕事はできる。
10.「すばらしい」では足りない。

参照:Google について – Google

特に重要とされているのは、「ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。」という部分です。

Googleはユーザーを大切つにしているため、ユーザーが「知れてよかった」と思うWebサイトを作ることが重要になります。

低品質な内容のWebページを上位表示してしまうと、Googleの利用者が減ってしまうため、Googleは高品質なページを上位表示するようにしています。

SEOの施策の種類

  • 内部施策
  • 外部施策
  • コンテンツ施策編

順番に解説していきます。それぞれの具体的な施策は後述します。

内部施策

内部施策はサイトの内部に関する施策です。以下のような施策があります。検索エンジンにサイトの内容を正しく伝えるような施策です。

  • 運営するドメインを決める
  • サイト内が巡回しやすいような設計にする
  • サイト内のカテゴリーをどう分けるか決める
  • htmlを正しく記述する
  • ページの読み込みスピードを早くする

内部施策は「検索ユーザーが使いやすいWebサイトを目指す」と達成しやすくなります。

検索エンジンは「クローラー」というロボットを使ってWebサイトを識別しています。検索順位を上げるには、クローラーに正しくWebサイトの情報を伝える必要があるため、htmlを正しく記述しましょう。

上でもお伝えしたように、Googleはユーザーのことを第一に考えているため、ユーザーにとって使いやすいWebサイトを目指しましょう。

ウェブサイトは利用者の便宜のために構築するべきであり、すべての最適化はユーザー エクスペリエンス向上のための調整である必要があります。検索エンジンもそうした利用者のひとつであり、他のユーザーがあなたのコンテンツを見つけるための手助けをしています。SEO は、検索エンジンがコンテンツを理解して他のユーザーに提示するのを助ける作業です。

引用元:Google

ただし、内部施策は専門知識が必要なため、初心者には難易度が高いです。あまりこだわりすぎずに、検索ユーザーが使いやすい思えるWebサイトを目指しましょう。

もしもこだわりたい場合は、専門のSEOコンサルタントに相談しましょう。

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外部施策

外部施策は他のサイトから自分のサイトを紹介してもらえるか(被リンクをもらえるか)の施策です。

検索エンジンで上位表示をするためには、どこのサイトから被リンクをもらっているかが重要になります。

「被リンクをもらっているサイト=価値のあるサイト」と検索エンジンが評価するためです。この考えの元には、「頻繁に引用される論文は、良い論文」というGoogleの考えが反映されています。

システムは、関連性のあるコンテンツを特定した後、最も役立ちそうなコンテンツを優先しようとします。そのために、どのコンテンツが専門性、権威性、信頼性を示しているか判定するために役立つシグナルを特定します。

例えば、その判定を支援するために使用している要因の 1 つに、そのコンテンツへのリンクまたは言及が他の著名なウェブサイトに含まれているか把握するということがあります。含まれていれば、多くの場合、その情報の信頼性が高いことを示す十分なしるしとなります。

引用元:Google

そのため、被リンクをもらえるような施策をおこなうことが有効です。ただし、被リンクの数よりも質が重要です。昔は、リンクの数のほうが重要とされていましたが、「ペンギンアップデート」というアップデートの後は、リンクの質が重要になりました。

権威のあるサイトからの被リンクであれば、高く評価されます。一方、できたばかりのサイトや自分のサイトのコンテンツと無関係なサイトからの被リンクは評価されにくいです。

また、できれば自分のサイトと関連性があるサイトからリンクをもらえると、評価はより上がりやすいです。

ただし、有料で被リンクを買うことは、Googleのガイドライン違反になり、ペナルティを受ける恐れがあるため、絶対におこなわないようにしましょう。

なお、リンク以外に「サイテーション(SNSで話題に挙げられること)」でも検索順位に良い影響が出ると言われています。

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コンテンツ施策

どんな記事やページを作成するのかが重要になります。

検索ユーザーは、「願望を叶える」「問題を解決する」という検索ニーズをもって、検索をしています。

そのため、検索ニーズが解決できるような記事やページを作成するようにしましょう。

例えば、「ライター 捨て方」と調べている人は、ライターの捨て方を知りたいのだと考えられます。そのため、ライターの捨て方について解説した記事を書くと上位表示できる可能性が高まります。

実際、Googleは以下のように明記しています。

Google 検索で上位に表示されるようにするには、検索エンジンでの掲載順位を引き上げることを主な目的として検索エンジンを第一に考えて作成されコンテンツではなく、ユーザーを第一に考えたコンテンツの作成に注力することをおすすめします。

引用元:Google

検索エンジンはユーザーの悩みを解決しそうなWebページを上位表示させていると覚えておきましょう。

なお、Googleでは以下の点も評価対象にしています。

1.最も関連性と信頼性の高い情報を届ける
2.情報アクセスの機会を最大限確保する
3.最も有用な形で情報を提示する

参照元:Google のアプローチ – Google 検索の仕組み

信頼性が高く、どんな端末からでも読みやすく、わかりやすいWebサイトが重要だと言えます。

また、Googleはユーザーの「行動データ」を取って、検索順位を付けているとも言われています。ユーザーの滞在時間やユーザーがWebページを訪れて、どんな行動をしたかが見られているとされています。そのため、昔のSEOで有効とされた「1ページの中に検索キーワードを〇%以上入れる」という施策は役に立ちません。

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なお、検索ワードは「検索クエリ」と呼ばれることもあります。「クエリ(query)」とは、問い合わせを意味する英単語です。

検索クエリには以下の4つがあります。

  • Knowクエリ(知りたい)
  • Goクエリ(行きたい)
  • Buyクエリ(買いたい)
  • Doクエリ(したい)

検索クエリも考えてコンテンツを作ることで、よりユーザーに満足してもらえるコンテンツが完成しやすくなります。

ただし、いくら良いコンテンツを作っても、内部施策や外部施策ができていなければ、上位表示は難しくなります。そのため、3つの要素のすべてを満たすのがSEOにおいて重要だと言えます。

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SEOを実施して上位表示させるための施策【内部施策編】

内部施策としておこなっておきたいのは、以下のものです。

  • サイトのページ設計
  • https化する
  • HTMLの正確な記載
  • 内部リンクの設定
  • サイトマップを送る

順番に解説していきます。

サイトのページ設計

どんなカテゴリーにするのか、どの記事からどの記事への内部リンクを送るのかなど、サイトのページ設計をおこないましょう。

あとでどんどんページを足していくと、同じようなキーワードについて書いた記事が2つあるようなチグハグの状態になってしまうため、サイト設計は最初におこなうことをおすすめします。

サイト設計は無地のノートに記載するとまとめやすく、他のメンバーにも共有しやすいのでおすすめです。

https化する

https化することで、より安全なWebサイトであると検索エンジンにアピールができます。

Googleクロームなどの一部のブラウザでは、https化をしていないサイトは表示されないこともあるため、注意が必要です。

https化は「契約しているサーバー名+SSL対応」と入力したら、やり方を調べることが可能です。忘れないうちに対応しておきましょう。

HTMLの正確な記載

HTMLは正確に記載しましょう。

  • ページタイトルにキーワードを入れる
  • 見出しタグを使う
  • 画像にalt属性を入れる
  • 箇条書きを使う
  • テーブルを使う

特にページタイトルにキーワードを入れることは重要です。できれば、タイトルの左側にキーワードを入れるとよいとされています。逆に、タイトルの右側にキーワードを入れると、ユーザーや検索エンジンはキーワードの重要性に気づきにくくなります。

なお、見出しタグ(h1~h5)は正しく使いましょう。以下のように記述します。

  • h1
  • h2
  • h3
  • h3
  • h2
  • h3
  • h3
  • h2

h1は1つのWebページに1つがよいとされているため、複数使わないようにしましょう。

HTMLが正確に記載できているかは、プログラミングやSEOに詳しい人に見てもらって判断してもらうのがおすすめです。

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内部リンクの設定

ページからページにスムーズに遷移できるように内部リンクを設定しましょう。

なお、内部リンクはただ貼ればよいというものではなく、ユーザーの利便性を考えて設定するのがおすすめです。

また、記事から内部リンクを貼る場合は、内部リンクを踏みたくなるような文言を入れることで、サイトの滞在時間や回遊率を上げることが可能です。

回遊率を上げることで、同じ数のユーザー数でもPV(ユーザーがページを見た数)が増えます。

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サイトマップを送る

サイトマップとはサイトのURLをまとめたものです。

なお、サイトマップの内、クローラーに読み込ませる目的で作ったものを「XMLサイトマップ」と呼びます。

XMLサイトマップはプラグインで簡単に作ることが可能です。その後、XMLサイトマップをサーチコンソールにアップすれば、設定完了です。

XMLサイトマップを設定することで、クローラーがより自分のサイトをインデックスしやすくなります。

SEOを実施して上位表示させるための施策【外部施策編】

外部施策としては以下のものがおすすめです。

  • プレスリリースを活用する
  • SNSを活用する

順番に解説していきます。

なお、以前は被リンクを強引に集めて上位表示させる手法もありましたが、現在はスパムとしてペナルティーを受けるリスクがあるため、避けましょう。

プレスリリースを活用する

プレスリリースを活用することで、自分のサイトを他社に宣伝することができます。

場合によっては、他社から取材を受けられるかもしれません。

プレスリリースは時期によっては無料で打てたり、数万円で打てたりするため、リンクを獲得するために一度挑戦してみることをおすすめします。

ただし、プレスリリースはあとから修正ができないため、打つ前に内容に間違いがないか、誤字脱字がないかなど、入念に確認するのが望ましいです。

なお、プレスリリースを打つと営業会社から営業の問い合わせや電話がかかってくることがあるため、対応が必要になるかもしれません。

SNSを活用する

X(旧Twitter)やInstagram、FacebookなどのSNSはno followのタグが入っているため、被リンクの効果を受けられません。

しかし、SNS上でサイトが話題になるとサイテーションを得ることができます。サイテーションを得ると検索順位に良い影響があるとされています。

可能であれば、自分が運営するサイトのジャンルに関心がある人とSNS上でつながっておくとよいでしょう。フォローされれば、シェアされたり、商品・サービスを購入されたりする可能性があるからです。

なお、SNSは媒体ごとにフォロワーを増やす施策が異なるため、SNSの運用に詳しい人の知見を得るのが得策です。

当てずっぽうでSNSを運用してしまうと、自分や自社の信頼を損なう恐れもあるため、注意しましょう。

SEOを実施して上位表示させるための施策【コンテンツ施策編】

コンテンツ施策では、下記の点を意識しましょう。

  • ペルソナの設定
  • キーワードの選定
  • 構成の作成
  • 記事の作成
  • オリジナルの画像を使う
  • E-E-A-Tを意識しする
  • CTAを設置する
  • 強調スニペットを狙う
  • 定期的にコンテンツをリライトする

順番に解説していきます。

ペルソナの設定

情報を発信する場合、どんな人に向けて情報を発信するのかを決めるのが有効です。そのため、ペルソナ(想定読者)を設定するようにしましょう。

ペルソナは年齢、性別、収入、住まいなどを決めて、その人に刺さるようにコンテンツを作成していきます。

ペルソナを設定していないと、「誰に向けたサイトか」という方向性がブレてしまうため、注意が必要です。

キーワードの選定

どの検索キーワードで上位表示を狙うか決めましょう。

検索キーワードには、1か月間でどのくらいの数が検索されるかという「検索ボリューム」があります。検索ボリュームが多いキーワードを「ビッグキーワード」、検索ボリュームが少ないキーワードを「スモールキーワード」と呼びます。

検索ボリュームはGoogleキーワードプランナーで調べられます。Googleキーワードプランナーは無料で使えます。

ただし、Googleキーワードプランナーは、もともとはGoogleに広告をうつ人向けのツールであるため、少額でもGoogle広告を使うと、より詳細な検索ボリュームを調べられます。

「狙っているキーワードで上位表示に成功した場合に、売上につながるか?」という視点でキーワードを選ぶのがおすすめです。

なお、キーワードを選ぶ際には、実際にそのキーワードで検索してみて、上位10サイトを実際に見て、このキーワードで上位表示できるかを調べることをおすすめします。

なお、「引越し 費用」や「引っ越し 費用」のように、表記が違うキーワードを2記事書いてしまうと、カニバリ(カニバリズム)と呼ばれる状態になって、上位表示がにしくくなるので、注意が必要です。

キーワードはエクセルやスプレットシートで一覧にしておくと、見やすく管理しやすいです。

構成の作成

上位サイトを分析して構成を作りましょう。構成はタイトルと見出しだけを書いたものです。

構成を作成することで、記事の方向性を確認できるようになり、執筆後の修正の手間を減らすことができます。

構成だけを作って外注のライターに依頼すると、キーワードだけを渡した場合に比べて自分のイメージどおりの記事が納品されやすくなります。

構成の段階で記事の方向性が決まってしまうため、構成はできれば自分だけでなく、他の人の意見も取り入れたほうがよいでしょう。

理想は構成の見出しだけで、検索ユーザーの願望を達成したり、悩みを解決したりする情報が入っていることです。検索ユーザーは記事を読みたいわけではなく、検索ユーザーの願望を達成したり、悩みを解決したりしたいためです。

記事の作成

「検索ニーズがあっているかわからない」という人は、実際にキーワードで検索して上位表示している10サイトを分析してみましょう。

上位10サイトよりも良い情報を提供できた場合は、上位表示をしやすくなります。上位表示に加えて、ユーザーが知ったほうがよい情報を盛り込むようにしましょう。

なお、Googleは企業から広告を掲載してもらうことで、収益を得ています。そのため、多くの人がGoogleを利用してもらうために、ユーザーが「便利だ」と感じるコンテンツを評価するようにしているのです。

目安として「ユーザーは自分の記事やページを読んだだけで、他のWebページには行かずに検索行動を終えるか?」という視点でコンテンツを考えるようにするとよいでしょう。

「ユーザーの検索行動を終わらせる=ユーザーを満足させた」と検索エンジンは認識します。

なお、可能であれば、自分の経験や自社で調査した結果などのオリジナルコンテンツを作成すると検索エンジンから評価されやすいです。AIが登場したことにより、Web上の情報をまとめただけのコンテンツは評価されにくくなるでしょう。

自分だけの経験や独自調査のアンケートなど、オリジナルの情報を発信していくことが重要です。

なお、Googleはコンテンツの品質に関して、参考になる情報を公開しているため、コンテンツを作成した後に確認しておきましょう。

コンテンツと品質に関する質問

・コンテンツは、独自の情報、レポート、研究または分析の結果を提示しているものですか。
・コンテンツには、特定のトピックに対して実質的な内容を伴う詳細または包括的な説明が記載されていますか。
・コンテンツには、自明の事柄だけでなく、洞察に富んだ分析内容や興味深い情報が含まれていますか。
・コンテンツが他のソースを参考にしたものである場合は、単なるコピーや書き換えではなく、付加価値とオリジナリティを十分に示すものですか。
・メインの見出しやページタイトルは、内容を要約して説明する有用なものですか。
・メインの見出しやページタイトルは、コンテンツを誇張している、または読者に強いショックや不快感を与えるものではありませんか。
・自分でもブックマークしたい、また友人に教えたりすすめたりしたいと思えるページですか。
・コンテンツには、雑誌、百科事典、書籍に掲載または引用されるような価値がありますか。
・検索結果に表示された他のページと比較した場合、コンテンツは実質的な価値を提供していますか。
・コンテンツに誤字やスタイルに関する問題はありませんか。
・コンテンツは適切に制作されていますか。雑に、または急いで制作されたような印象を与えるものではありませんか。
・コンテンツが(外部委託されるなどして)多数のクリエイターによって大量に制作されているために、または複数サイトの大規模なネットワークに拡散されているために、個々のページまたはサイトのプレゼンスが低下していませんか。

専門性に関する質問

・コンテンツは、明確な情報源、掲載されている専門知識の証左、著者またはコンテンツを公開しているサイトの背景情報(例: 著者のページへのリンク、サイトの概要ページ)を示すなど、掲載内容が信頼性の高いものであることを示すための情報を提供していますか。
・コンテンツを制作しているサイトを誰かが調査したとしたら、対象トピックの権威としてサイトが信頼されている、または広く認知されているという印象を受けますか。
・このコンテンツは、確実にトピックを熟知している専門家または愛好家によって執筆され、レビューされていますか。
・コンテンツに明らかな事実誤認はありませんか。

引用元:Google

そのため、検索行動を終わらせるコンテンツを作ると、検索エンジンからも評価されやすくなります。

良いコンテンツを作成することで、滞在時間が増えたり、クリック率が上がったりするため、より売上が上がりやすくなります。

オリジナルの画像を使う

可能ならオリジナルの画像を使うようにしましょう。

オリジナルの画像を使うことで、検索エンジンから評価されやすくなります。

また、画像にリンクが貼られる可能性もあるため、おすすめです。

オリジナル画像はクラウドソーシングで1枚1,000円~3,000円で外注ができます。外注する際は、「Webサイトのこの部分で使う画像」と伝えたり、自分のラフ画(完成した画像のイメージを下書きしたもの)を伝えたりすると、自分の望みどおりの画像が仕上がってきやすいでしょう。

E-E-A-Tを意識しする

E-E-A-Tとは、Google独自のウェブサイトの評価基準のことです。Googleの評価基準をまとめた「General Guidelines」にも記載されています。

以下の単語の頭文字を合わせたものになっています。

  • 経験(Experience)
  • 専門性(Expertise)
  • 権威性(Authoritativeness)
  • 信頼性(Trustworthiness)

コンテンツを作成する上では、このE-E-A-Tを満たせているかを意識することが重要です。具体的には、商品・サービスを実際に使ってみたという経験を入れたり、専門家の意見を入れたりします。

他にも製作しているコンテンツの分野に関する専門家であると記載したり、他のメディアへの出演実績を出したりします。

E-E-A-Tに関しては以下の記事でより詳しく解説しているので、あわせてお読みください。

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CTAを設置する

CTA(Call to Action)は日本語では「注意喚起」という意味です。Webの世界では、ユーザーを行動させるためのボタンや画像のことを指します。

商品の購入や資料請求などのCTAを設置しておくことで、サイトを訪れたユーザーをより行動させやすくなります。

CTAはリード文の直後や記事の最後などに配置しましょう。あまりに多すぎると記事を読む邪魔になるため、注意が必要です。

強調スニペットを狙う

Googleには強調スニペットと呼ばれる1位よりも上位に表示される部分があります。

1位よりも順位が上のため、「ポジションゼロ」とも呼ばれています。

強調スニペットを狙うためには、質問に対して端的に答える文章を用意しましょう。

例えば、「メダカの種類は36種類以上」という1文を入れると、「メダカ 種類 数」と検索した場合に、強調スニペットとして表示される可能性が高くなります。

強調スニペットは、検索キーワードに対する結論を端的に伝えるようにするといいでしょう。

定期的にコンテンツをリライトする

記事を公開したあと、情報を更新しないWebサイトもあります。しかし、情報が古くなってしまうと、ユーザーや検索エンジンからの評価が落ちてしまいます。

そのため、定期的に情報を更新したり、情報を削除・追加したりするリライトをおこなうことが重要です。

リライトをする際には、自分のサイトよりも上位表示しているサイトのコンテンツを分析してリライトで加筆すると順位が上がりやすいです。

また、月日が経つと検索ニーズも変化するため、サジェスト(キーワードと一緒によく検索される言葉)が増えていた場合は、記事への追加を検討しましょう。

リライトについては、記事の一覧の公開日と更新日をスプレットシートでまとめておくと管理がしやすいです。

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SEOに必須のツール

上でも少し紹介しましたが、SEOに必須のツールを紹介します。

  • Googleキーワードプランナー
  • Googleトレンド
  • Googleサーチコンソール
  • Googleアナリティクス
  • PageSpeed Insights(ページスピードインサイト)

それぞれ解説していきます。いずれも有名なツールなので、使い方はインターネットで検索すれば出てくるでしょう。

Googleキーワードプランナー

検索ボリュームを調べられるツールです。

無料でも使えますが、Googleに広告を少額でも打つとより詳しい検索ボリュームを調べられます。

狙うキーワードを選ぶときに役に立つツールです。

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Googleトレンド

Googleトレンドはキーワードがどんな風にボリュームが増えているかを測定できるツールです。

キーワードの季節性や増加の傾向を調べることが可能です。キーワードを選定するときに役に立ちます。

「最近はこのキーワードの検索数が増えているな」「この検索キーワードは8月にボリュームが増える」と調べることができるので、便利です。

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Googleサーチコンソール

Googleサーチコンソールは、Googleにインデックスのリクエストを送ったり、サイトマップを登録したり、ペナルティーを受けていないか確認したりと機能が満載です。

外部から貼られているリンクを確認したり、自分のサイトがどれくらい検索結果に表示されてどのくらいクリックされているのかを調べたりもできます。

サイトを成長させる上でとても強い味方になってくれます。

無料で使えるため、ぜひ活用したいツールです。

Googleアナリティクス

Googleアナリティクスは、何時に何人のユーザーがアクセスしたか調べられるツールです。

以下のデータも取れます。

  • アクセス数
  • ユーザー数
  • 直帰率

設定をしたら、コンバージョンも調べることが可能です。数字を元に施策を改善することも可能であるため、SEOの効果を測定する際には、とても便利なツールです。

ただし、分析に時間を使っていてもアクセス数は増えないため、分析と施策の両方が大切だと覚えておきましょう。

なお、Googleアナリティクスは権限を社内のメンバーやSEOコンサルタントやライターに付与しておくことをおすすめします。全員で施策を確認できるため、チーム全体がサイトの状態を把握しやすくなります。

また、ライターの場合は自分が書いた記事がどのくらいアクセスを集めているのかを知ることができるので、モチベーションのアップにも期待ができます。

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PageSpeed Insights(ページスピードインサイト)

PageSpeed Insights(ページスピードインサイト)は、Googleが提供しているツールです。

ページの表示速度を計測できます。また、どうやったらページの表示速度が上がるかも教えてくれます。

ページスピードを上げるのは、専門的な内容になりやすいですが、画像を圧縮したり、容量が小さいWebという規格に変更したりするだけでも改善されやすいです。

ページ速度は、Googleもコアウェブバイタル(Core Web Vitals)という指標の中で重視されているので、できるだけ速く表示できるようにするのが望ましいと言えます。

SEOの注意点

SEOには、以下の注意点があります。

  • 文字数が多ければ上位表示しやすい時代は終わった
  • 上位表示だけを目的にしない
  • コピーコンテンツを避ける
  • YMYL領域のSEOは難しい
  • 悪質なSEO業者に注意する

それぞれ解説していきます。

文字数が多ければ上位表示しやすい時代は終わった

一昔前は「文字数が多い=良いコンテンツ」と判断されていたようで、上位表示をするためには、5,000文字や1万文字を超えるようなコンテンツを作ることが需要とされていました。

しかし、現在は検索エンジンの精度が向上したため、文字数だけでは品質を測られなくなりました。

そのため、「長文を書けば上位表示できる」「上位表示するためには長文が必要」という考えは改めたほうがよいです。

文字数よりも「ユーザーの検索意図を満たせているか?」という視点でコンテンツを作成するのがおすすめです。

上位表示だけを目的にしない

SEOを意識してサイトを運営しているとついつい上位表示だけを目的にしがちです。

「〇〇の検索順位が1位になった」「〇〇の検索順位が下がってしまった」と一喜一憂することもあるでしょう。

しかし、SEOはマーケティング施策なため、検索順位よりもその後の検索ユーザーの行動のほうが重要です。

  • 資料請求
  • 商品・サービスのお問い合せ
  • 商品・サービスの購入

など、検索ユーザーがこれらの行動をとってくれているかのほうが重要です。

検索順位を目的にするのではなく、「売上につながっているか?」「検索ユーザーが自分の望む行動をとってくれているか?」を判断するのが大切です。

実際にSEOにいくら使って、いくら売上が上がったのかを把握しておかないと、赤字になってしまう恐れもあるため、注意が必要です。

コピーコンテンツを避ける

他のサイトの情報をコピーしてコンテンツを作ったコピーコンテンツはペナルティの対象になります。

同じキーワードを説明するために、表現が似てしまった場合はしかたないですが、コピー&ペーストでコンテンツを作るのは避けましょう。

なお、ライターによっては、コピーコンテンツの記事を納品してくる恐れもあるため、CopyContentDetector®というコピペチェックツールを使うのがおすすめです。

YMYL領域のSEOは難しい

SEOには、YMYLと呼ばれる領域があります。YMYLは「Your Money or Your Life」の頭文字を取ったものです。

お金や健康に関わる領域は、ユーザーの人生に与える影響が大きく、より高い専門性と信頼性が求められます。素人が書いた記事を上位表示させると、ユーザーの人生に被害が出る恐れがあるためです。

そのため、金融業界や医療業界に関係している法人や有資格者の監修をつけないと上位表示は難しいです。他にも、法律や政治や高額な商品に関する内容もYMYL領域になるため、上位表示が難しいです。

金融業界や医療業界で働いている人以外は、避けたほうがよい分野と言えるでしょう。

YMYLのSEOについては、以下の記事で詳しく解説しているため、ぜひ参考にしてください。

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SEO以外のマーケティング施策も考える

SEOは成功すれば、広告費を削減できる良いマーケティング施策です。

ただし、競合他社の出現がやアップデートにより、検索順位が落ちることがあります。

予算に余裕があれば、SEO以外のマーケティング施策(リスティング広告やSNSの運用など)もあわせておこなっておくと売上が安定しやすいです。

また、他のマーケティング施策の結果、自分のサイトの認知が上がればSEOにも良い影響が出て上位表示がしやすくなるでしょう。

例えば、TwitterやInstagram、YouTubeで投稿が拡散されたことで、サイトの認知度が上がる場合もあります。SEOに加えて、他の施策も検討しましょう。

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悪質なSEO業者に注意する

SEOのサービスを提供している会社の中には、悪質なSEO業者もいます。

悪質なSEO業者は、「ブラックハットSEO」という検索エンジンが望まない方法のSEOを実践して、短期的にだけ検索順位を上げる場合があります。

例えば、海外のサイトからリンクを貼って、一時的に検索順位を上げることはありますが、検索エンジン側が望まない方法(ブラックハットSEO)であるため、Webサイトがペナルティーを受ける恐れがあります。

また、業者側に悪気がなくてもSEOの知識が古いと成果が出にくかったり、ペナルティーを受けたりすることがあります。

ペナルティーを受けると、全ての検索順位が40位〜50位も下がることになります。

悪質なSEO業者を避けるためには、いくつかのSEO業者に相談したり、具体的な施策の内容を確認したりするといいでしょう。

また、過去クライアントの実績をただ聞くのではなく、実際に検索して過去のクライアントのサイトが上位表示しているか確認するのが有効です。

注意が必要なSEO業者の特徴は、以下のとおりです。

  • 「必ず1位が取れる」と言う
  • 具体的な施策内容を提示しない
  • 被リンクの購入を進めてくる
  • SEOのデメリットを説明しない
  • 明示できる実績がない

上記のようなSEO業者は避けたほうがいいでしょう。

検索エンジンが望む形で検索順位を上げる「ホワイトハックSEO」をおこなえるようにしましょう。ホワイトハックSEOは成果が出るまでに時間がかかるものの、ペナルティーを受けるリスクが少ないのでおすすめです。

なお、SEO業者に依頼する際は、サービス内容や報酬を確認しておくと、あとでトラブルになることを防止できます。

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SEOの費用感は?

SEOにかかる費用はサイトの規模や施策によって変わります。

例えば、「毎月5記事だけ更新するサイト」と「毎月100記事更新するサイト」では、費用感が異なります。前者の場合は、月数万円~10万円程度、後者の場合は100万円以上かかることもあります。

総合的にSEOをサポートしてくれるSEOコンサルタントに依頼をする場合は、月50万円~100万円程度が相場でしょう。

内部SEOや外部SEOだけなら30万円、記事作成だけなら1記事数万円と領域を絞ることで、費用を抑えることも可能です。

ただし、最初は何が必要か分からない状態かと思うので、総合的にSEOをサポートしてくれるSEOコンサルタントに依頼することをおすすめします。

社内でおこなう場合は、「社員の人件費+外注費(サイトの改修費や記事の製作費)」が必要になります。

いずれにしてもSEOを始める場合は、「いくらぐらいお金をかけられて、いくら欲しいのか」という目標を立てることが有効です。

SEOの費用感は、作業量や利用するサービスによって異なるため、エクセルやスプレッドシートで何にどのくらいお金がかかったのかを記録しておくことが重要です。

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SEOは社内でおこなうべき?外部の力を借りるべき?

「SEOは自分や社内だけでおこなったほうがいい?専門家に相談したほうがいい?」と疑問に思う人もいるでしょう。

2010年代のSEOはノウハウさえあれば、個人でも上位表示をさせることが可能でした。しかし、検索エンジンのアルゴリズムの精度がどんどん向上し、大手企業もSEOに積極的に取り組むようになっています。

小手先のSEOが通用しなくなったため、SEOの知見がない素人がWebサイトを運用しても、上位表示をするのはかなり難しい状態だと言えます。

社内にSEOで成果を出した人間がいる、または採用が可能という場合を除いて、SEOは外部のコンサルタントにアドバイスをもらったほうが成功率は高くなるでしょう。

特に、現在のSEOは専門的な知識が膨大であるため、社内でおこなうとすると結果的に人件費が高くなる恐れがあります。

将来的に社内だけでおこなうにしても、実績のあるプロのアドバイスを受けたほうが成果が出やすく、費用を抑えやすいでしょう。

ただし、SEOコンサルタントは半年や1年の付き合いになることもあるため、「話がわかりやすいか」「実績があるか」などを判断したほうがよいでしょう。

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まとめ:SEOを実践してみましょう!

SEOで検索順位を上げれば、以下のメリットを得られます。

  • 広告費を削減できる
  • 見込み客にアプローチをしやすい
  • 自社のブランディングにつながる
  • 自社のファンができる
  • 地域に特化して集客ができる

しかし、以下のようなデメリットもあります。

  • 成果が出るまでに時間がかかる
  • 人的なリソースをかける必要がある
  • SEOがわかる人の知見が必要
  • 検索エンジンのアップデートの影響を受ける

特に注意したいのは、SEOで効果が出るまでに時間がかかる点です。そのため、早めにSEOを実践することをおすすめします。

また、この記事でお伝えした方法以外にも、SEOにはさまざまな施策が存在しています。

  • コアウェブバイタル(Core Web Vitals)の改善(ページ表示のスピードを改善する)
  • レスポンシブ対応(どんな端末でもキレイに表示させる)
  • 構造化データマークアップ(よりクローラーが読み取り安くする)

一昔前のように、狙っているキーワードを大量に詰め込めばいい・リンクをたくさん貼ればいいという時代は終わりました。そのため、自分だけでおこなうのは難易度が高いです。

ユーザーと検索エンジンの両方から評価されるWebサイトを運営していく必要があります。

「SEOに興味はあるけど、社内に分かる人間がいない」という方は、一度このサイトまでお問い合わせください。

経験豊富なSEOコンサルタントが対応いたします。

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