検索エンジン最適化(SEO)は、ウェブサイトの検索順位を向上させ、集客力を高めるために欠かせない対策です。
しかし、費用対効果の高いサービスを見つけることは容易ではありません。
そこでこの記事では、コストパフォーマンスに優れ、実績もある5つのSEO対策会社をご紹介いたします。
さらに、相場と選び方、発注時のポイントについても詳しく解説していきますので、SEO発注時の企業選びで失敗しないためにも、ぜひご参考ください。
目次
SEO対策会社が行う基本的な施策は、次の2タイプです。
まずは内部SEOの2つの要素から、順に説明していきます。
内部SEOとは、コーポレートサイトやオウンドメディアなどウェブサイト内部の要素を最適化することによって、検索エンジンによる評価を向上させ、検索結果ページ(SERP)での表示順位を上げるための取り組みです。
GoogleはGooglebotというWebクローラーを巡回させ、検索結果に表示させるサイトの評価を独自に行っています。
GooglebotがWebサイト内部を巡回した際に「サイトに課題がある」と評価してしまうと、検索上位に表示されにくくなり、自社サイトがユーザーから発見されにくくなってしまいます。
そのためSEO対策会社は、ウェブサイト内部の要素を下記項目(一例)の改善を実施し、Googleに自社サイトが適切に評価してもらうように対策します。
Googleは、ユーザーの検索ニーズを満たすコンテンツ(記事)を検索結果に上位表示する旨を公表しています。
SEO対策会社は、サイトの各ページのコンテンツが検索ニーズを満たせていないと判断した場合、コンテンツのリライトや新規作成の提案を行います。
SEO対策会社は検索結果に上位表示する為に通常下記手順でコンテンツを作成します。
外部SEOとは、自社サイト以外の外部の要素を最適化し、検索エンジンによる評価を向上させ、検索結果ページ(SERP)での表示順位を上げるための取り組みです。
外部SEOは主に他社サイトから自社サイトへ向けた「被リンク」の数を増やすことです。
被リンクとは別のサイトが、自発的に記事の一文や画像を引用する、または参考記事とした場合に、URLを貼って紹介してくれたものが該当します。
被リンクは有用性の高いコンテンツを量産することで、自然と獲得していけるでしょう。
しかしながら、すべての被リンクがユーザーのことを第一に考えた高評価サイトから貼られたものとはかぎりません。
例えばGoogleからペナルティを受けているような低品質なサイトから、多くの被リンクを設置されてしまうと、自社サイトもペナルティを受け、検索順位が急落することもあり得ます。
そこで望まないサイトから貼られている被リンクについて、
作業も行うのです。
現在、自社サイトの検索順位が思わしくない場合、サイト内部・被リンクに何かしらの課題があると考えられます。
その場合にSEO対策会社に相談すれば、先方の担当者がサイトを調査・分析し、問題を洗い出したあと施策を行い、検索順位を上位に持って行ってくれるのです。
SEO対策会社が業務を受注する場合、料金形態には
の2種が用意されています。
月額固定型のメリットは、毎月定額での契約となり、発注時に決めた予算・業務の範囲で中長期的に安心して頼める点にあります。また成果が出ても定額のため、成果が出るほどコストパフォーマンスがよくなっていくのが特徴です。
反面、月額固定型のデメリットはたとえ発注時より検索順位が下がっても、支払い義務が発生してしまうことです。
一方で成果報酬型は、順位が上昇したときに報酬を支払えばよく、成果が出なければ契約内容に基づく支払いだけで済む(無償の場合もある)がメリットです。
デメリットとしては成果が出るほど費用が膨らむ点や、依頼できる業務が企業によって限られている点となります。
それでは料金プラン別の業務内容については、次項に譲ります。
月額固定型と成果報酬型におけるSEO対策の内容は、次の通りです。
月額固定型 | 成果報酬型 |
・キーワード調査・プランニング・提案
・キーワード選定 ・テクニカル対策 ・コンテンツ対策 ・外部対策 ・中長期的な効果測定と改善提案※ |
・キーワード調査・プランニング・提案
・キーワード選定 ・テクニカル対策 ・コンテンツ対策 ・外部対策 ・サイト設計 |
※継続依頼した場合
月額固定型は上表左の業務を包括して、月額10万円などで行ってくれます。
ただし最初の取り決めで定めた業務量や、対策キーワード数、サイト規模によって、料金は(毎月同じですが)変動します。
一方で成果報酬型は、各キーワードの順位など成果に対して設定された金額でSEO対策を行ってくれますが、イレギュラーな業務は、追加で契約しないかぎり、対応してもらえない場合が多くあります。
効果測定も「報酬を請求できるのか」をSEO対策会社が確認するために実施するもので、依頼側が引き続きSEO対策をお願いしていきたい場合は、別料金となる可能性もあります。
検索順位が上昇した際に報酬を支払うという方向で、SEO対策会社と契約を交わした場合の費用は、下表の通りです。
【施策別】SEO対策費用相場 | |
キーワード調査・プランニング・提案 | 5万~20万円 |
キーワード選定 | 1.5万~30万円 |
テクニカル対策 | 10万~100万円 |
コンテンツ対策 | 1記事あたり1万~5万円 |
外部対策 | 1万~15万円 |
サイト設計 | 10万~100万円以上 |
ここまで読み進め、施策内容と相場について理解を深めたところで、SEO対策を格安で代行してくれる優良業者5社を、ご紹介していきます。
はじめに弊社StockSunの定額制サービス「マキトリ」を紹介させてください。
月額報酬型 | |
初期費用 | 10万円 |
月額 | 5万円〜 |
最低契約期間 | 1ヶ月 |
マキトリは、StockSunが抱える2,000名以上のフリーランスの中から、上位20%のプロにWeb集客の実行支援を依頼できます。
費用は月額5万円から。
各分野の専門家が集っているため、SEO対策以外の集客にも対応。専属のディレクターが、貴社の課題をヒアリングしたうえで、最適な人材をピックアップします。
稼働時間内でお願いできる業務をカスタマイズでき、SEO対策も内部・外部と包括的に依頼可能となっています。
SEO対策のみならず、広告運用やHP作成、LP制作など包括的にWebマーケティング業務全般をお願いできる点が、これからご紹介する4社とは一線を画しています。
貴社の目標達成に向けて専用のチームを作り、Webマーケティングの数ある方法から、予算に応じた最適なプランをご提案させていただきます。
集客効果を最大化させたい方は、ぜひマキトリへご相談ください。
月額5万円〜!戦略設計から施策実行までまるっとサポート
マキトリの詳細を確認する「格安 SEO」で上位に出てくるTONOSAMAは、2012年創業で福井、東京、金沢に拠点があり、当初から定額でSEO対策を行ってきた会社です。
希望するSEO対策キーワードを2つ×2パターン出し、月額の広告予算を10万円単位で選択して、見積もりを依頼できます。
業種は様々ですが、サイトを見る限り、合わせて5000キーワード以上のSEO対策の実績があり、SEO対策のほかMEO対策、リスティング広告、HP作成、ECサイト、システム開発業務も展開しています。
現在は内部SEOを重要視した対策にシフトしていますが、良質な被リンクを獲得していく外部SEOと併せた手法を用いています。
ディーボは2005年の設立以来、拠点の札幌から『SEO Pack』『SEO Manager』『KEYWORD FINDER』などを展開。なおかつSEO対策に特化している会社です。
SEO Packは1万件以上のSEO対策の実績があり、
を月額7,980円で実施してくれますが、最低3カ月の契約が必要となっています。
またSEO Packではホームページ上で毎月、SEO対策で得た直近の実績を公開していますので、依頼するかどうかの検討材料にされるといいです。
WINQは、2019年に設立された東京の会社です。
士業、教育、健康の3分野や「地名+業種」で検索上位を狙うローカルSEOにも強く、ドメイン取得やサーバー保守業務も展開しています。
WINQの『圧倒的SEO』は、これまで100社以上が利用してきたSEO対策サービスで、基本月額20万円で依頼可能です。
WINQは3タイプすべての対策を行い、競争が激しいキーワードでも検索上位に押し上げてきた実績があります。
『パーフェクトSEO』を展開しているビットレンジは、2007年に創業したSEO対策に特化している、青森の会社です。
地域名など複合キーワードでの内部SEO、外部SEO、WEBコンサルティングを月額2,980円(税抜 ただし3キーワード以上での依頼が必須で、実質月額8,940円+税~)で提供しています。
内部SEO・外部SEOをバランスよく実施し、長期間、安定的に上位表示できるような施策を心がけているとのことです。
ここまで格安で優良なSEO対策を実施してくれる会社を5つ、ご紹介してきました。
次章でStockSun式、SEO対策会社を選ぶ際の3つの基準について、お伝えしていきます。
検索順位を上位に食い込ませPVを増加させるのはあくまでも通過点であり、その先にある売上をビジネスゴールと捉えSEO対策を考えている担当者を選ぶことが重要です。
担当者が検索順位の話しだけでなく、貴社サイトのビジネスのKPIを理解し、それに基づいて提案をしてもらえているか確認することが重要です。
ちなみにマキトリでは、そういった提案をしっかりとできるフリーランス上位20%の担当者が対応します。
SEO対策会社がホームページで公開している実績や成功事例は、外注を行う上で重要な判断材料であることに間違いありません。
そしてその実績の中に同業種、類似業種のものがあるということは、選定したキーワードでしっかりと上位表示できる可能性が高いため、安心して依頼できます。
どのような業界を支援してきたかだけではなく、どのような課題に対して成果を上げてきたかも選定するうえでの重要な要素ですので、確認しましょう。
マキトリを展開しているStockSunは、IT・医療・教育・金融・建設・HR・メーカーなど様々な業種の企業の支援を行ってきています。
医療分野では例えば、リスティング広告とMEO対策を実施し、広告予算30万円で売上600万円を達成させ、クリニックを初月から黒字にした実績があります。
SEO対策会社は、やろうと思えば短期間で大々的なSEO対策を施し高額報酬を請求することも可能です。
しかしそれでも自社の利益を顧みずに、依頼者の予算や得られる利益を考えた提案をしてくれるのが優良なSEO対策会社と言えます。
例えば最初に「短期間・低コストでテスト的にSEO対策を試みて、そこからさらにキーワードをプラスオンしていきましょう」などと依頼者の立場に立って提案できる人を選ぶことが肝要です。
マキトリでは、依頼者側の細かいニーズを読み取り、集客・売上の最大化につなげるため、専任のディレクターを割り当てています。
上記のような観点からSEO対策をお願いしたいと思える会社を2~3に絞り込み、相談をしていくのですが、次章で発注時の基本と注意点についてお伝えします。
これまでWeb上で行ってきた施策やWebサイト上の数値データを保有していれば、できる限り提供するようにしましょう。
HPやSNS、広告について一定期間、蓄積してきたはずの数値があるにも関わらず、自社のデータを出さずにSEO対策をお願いすると、いたずらに時間とコストだけを発生させてしまう可能性があります。
なぜなら業者は「データがなければ、1年間かけてキーワード選定に関する数値をじっくりと集めていきましょう」といった提案をすることとなり、実際はデータがあるにも関わらず1~2年、数値を集めるだけとなってしまうからです。
データのありかや見方が分からなければ、SEO対策会社にID・パスワードを渡し、過去の自社商品・サービスに関するサイト、SNS、広告、LPに関するデータを分析してもらうのも有効な方法です。
すべての数値データを提示し調査・分析してもらえば、攻めるべき戦略が見え「まずは2カ月かけて、このキーワードで取り組んでみて、次の手を考えましょう」というような具体的な提案が期待できます。
これで時間もコストもかなり節約できたうえに、早い段階からSEO対策による一定の効果を得られる可能性が高くなります。
依頼後どうしてもSEO対策会社に任せっきりにしてしまいがちですが、それはNGです。
なぜなら相手はSEO対策のプロではあるものの、自社商品・サービスに詳しいわけではないからです。
そこは自社担当者を決めて、SEO対策会社の担当者と密に連携させ、自社商品・サービスのよさや訴求したい点をSEO対策会社に伝えて、適切なキーワードの選定や提案をしてもらう必要があります。
誠実でない会社・担当者の特徴としては、
などがありますが、ビジネスで様々な担当者と関わっていると、電話やメールで問い合わせた際の相手の出方で、誠意のある方かどうか直感的に分かるでしょう。
実際に対面で打ち合わせをして誠意のある方だと判断したあとは業務内容、料金についての確認作業に入っていいと考えるのですが、
なども、契約書にサインする前にしっかりと確認する必要があります。
依頼するSEO対策会社を決める際、ホームページ上に掲載のあるノウハウや実績を判断材料とする企業も少なくないでしょう。
しかしホームページ上に公開している実績を、そのまま鵜吞みにして先に依頼すると、後悔してしまう場合があります。
ここは、業務内容に照らし合わせた見積もりがどんなに良心的だったとしても、担当者から過去の似たような業種の事例を聞き出し、深堀りしていただきたいです。
回答がどこかフワっとしていて、キーワード・期間・費用についても具体的ではなかったり、内容も薄いと感じた場合、公開・提示された実績に関しても疑ってかかったほうが良いということになります。
ここまでご紹介した発注時のポイントや注意点を意識してSEO会社に発注するようにしましょう。もし、発注先に悩まれてしまった方にはマキトリをおすすめします!
2,000名のフリーランスが所属しているマキトリは、テクニカルSEO、コンテンツSEO、外部SEOといったSEO対策に秀でた上位20%以内の優秀なフリーランスを担当に付けます。
マキトリの料金プランは先でお伝えしたとおりですが、下図を見ていただければわかるようにSEO対策だけではなく、Webマーケティング全般の施策を対応可能です。
マキトリではフリーランスが個人で動くことはなく、専属のマーケティングチームを結成して対応します。
また、質の高いディレクターが、貴社とフリーランスの間に入ります。
ディレクターを設けることで、上記のようなメリットが得られるのです。
さらに、すでにStockSunで結果を残している優秀なフリーランスに格安で依頼できるため「SEO対策を依頼したら、新人の担当者をつけられた」というようなミスが起こりません。
高クオリティかつスピーディーに貴社の要望に沿った業務遂行が可能です。
SEO対策会社が代行してくれる基本的な施策は内部SEO、外部SEOの2タイプで、月額固定型、成果報酬型があります。
各料金体系のメリット・デメリットは下表のとおりです。
月額固定型 | 成果報酬型 | |
メリット | 定額で中長期的に頼める | 順位が上がったときのみ支払い |
デメリット | 順位が下がっても支払い義務 | 依頼できる業務が限られる |
またSEO対策会社に依頼する場合は、
会社を選ぶといいです。
そして発注することを決めたら、SEOに必要な自社のデータをすべて提供し、自社商品・サービスの強みなどを先方に伝えていく担当者を決めます。
また正式に依頼するのは、誠実で実績が豊富な会社・担当者かを見極めてからにしましょう。
マキトリに依頼すると、依頼者の立場に立ったSEO対策を定額で、チームで実施します。
そのような方にはマキトリがおすすめです!