LPを作ろうと調べると、たいてい「制作会社に依頼しましょう」で話が終わります。ただ実際には、ツールが揃った今、自分で作れる範囲はかなり広がっています。
問題は、作れるかどうかではなく、成果の出るものを作れるかどうかです。ツールの使い方を覚えても、その前段の設計を飛ばすと売れないページができあがります。
この記事では、LPを自分で作るための10工程を順に解説します。各工程で使えるツール、無料で作る方法、そして「ここは外注したほうが早い」という判断の境目までまとめました。
この記事の結論(LPの作り方 早わかり)
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結論から言うと、条件しだいで自作は十分に現実的です。ただし全員に勧められるわけではありません。判断の基準を先に置きます。
「ランディングページ 作り方」を実務に落とし込むうえで要点になるLP設計の基本からデザイン、効果測定、改善施策までの品質基準を、StockSunでは『ランディングページ制作ガイドライン』として無料で配布しています。
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| 状況 | 自作 | 外注 |
|---|---|---|
| 広告費 | 月20万円以下から試す段階 | 月50万円以上を投下する |
| 社内の体制 | 原稿を書ける人がいる | 書ける人がいない |
| 公開時期 | 多少ずれても問題ない | 展示会や発売日が決まっている |
| 改善の頻度 | 週単位で試したい | 作って数ヶ月は動かさない |
| 商材の複雑さ | 説明が比較的シンプル | 専門性が高く整理が要る |
いちばん効くのは広告費との兼ね合いです。月50万円を投下するなら、LPの出来が数十万円単位の差になります。その規模なら制作費をかけたほうが回収できます。
逆に、まず商材が売れるかを試したい段階なら自作が向きます。反応を見てから本格的に作る、という順番のほうがムダが少ないためです。
なお「自作か外注か」の二択ではなく、構成だけ相談する、デザインだけ頼むといった分け方もできます。依頼先ごとの対応範囲と費用は専門記事にまとめています。
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LP制作の依頼先はどこがいい?フリーランス・制作会社・クラウドソーシングを実額比較
LPとは?ホームページとの違いと、LPが向いているケース・向かないケースを解説
自作が止まる原因のほとんどは、途中で材料が足りなくなることです。着手前に次の5つを揃えておくと、手が止まりません。
このうち2番目の顧客の声は、集めるのに時間がかかります。依頼のメールを出すのは、LPを作り始める前日ではなく1〜2週間前にしてください。
3番目の競合調査は、ギャラリーサイトで眺めるより、実際に広告を検索して着地したほうが実態に近いものが見られます。今まさに出稿されているLPが、その市場の現役の型だからです。
ここからが本題です。10工程を順番に見ていきます。この順番は入れ替えないでください。デザインから始めると、あとで必要な要素が入りきらなくなります。
やることこのLPで取ってほしい行動を1つだけ決める
できるもの目的を書いた1行と、達成基準の数字
つまずき資料請求と購入を両方置いてしまい、どちらも選ばれない
最初にやるのは、このページで何を達成したいかを決めることです。ここがぶれると、以降の判断がすべてぶれます。
目的の例としては、商品の購入、問い合わせ、資料請求、アプリのインストール、メルマガ登録などが挙げられます。
重要なのは1ページにつき目的は1つに絞ることです。資料請求と購入を同時に置くと、読者はどちらも選ばずに離脱します。両方欲しい場合は、LPを2本作ってください。
目的が決まったら、達成の基準も数字で置いておきます。「月に問い合わせ10件」のように書いておくと、公開後に成功か失敗かを判断できます。
もうひとつ決めておきたいのが、コンバージョンの「重さ」です。無料の資料請求と有料の申し込みでは、読者に求めるハードルがまったく違います。ハードルが高いほど、説得に必要な情報量も増えます。
初めてLPを作る場合は、軽いコンバージョンから始めるのが無難です。いきなり購入を求めるより、無料相談や資料請求を入口にしたほうが数字が動きます。そこから商談につなげる設計にすれば、LP単体の成果も測りやすくなります。
目的を1行にして、作業中いつでも見える場所に貼っておくのもおすすめです。「30代の共働き世帯に、初回体験の予約をしてもらう」のように書いておくと、迷ったときの判断基準になります。
途中で「この情報も入れたい」と思ったときは、その1行に照らしてください。予約につながらない情報なら、入れない判断ができます。
やること読者がどこから来るのかを1つに絞る
できるもの主要な流入元と、そこから来る人の理解度の把握
つまずき複数の媒体に同じLPを使い回し、誰にも刺さらなくなる
読者がどこから来るかで、LPの入口は変わります。リスティング広告から来る人とSNS広告から来る人では、商材への理解度がまったく違うためです。
すでに運用中のサイトがあるなら、アクセス解析でリファラー(流入元)を確認してください。どの媒体からどれだけ来ているかが分かります。
これから新規に出す場合は、出稿予定の媒体を1つに絞ってから設計します。複数の媒体に同じLPを使い回すと、どの読者にも刺さらないページになりがちです。
検索広告から来る読者は、すでに悩みを言語化して検索しています。一方SNS広告は、なんとなく見ていたところに表示されるため、悩みの自覚すらない場合があります。前者には解決策から、後者には悩みの提示から入ります。
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| 流入元 | 読者の状態 | LPの入口 |
|---|---|---|
| 検索広告 | 悩みを自覚し、解決策を探している | 解決策と条件を先に出す |
| SNS広告 | 悩みの自覚が薄い。偶然見ている | 悩みの提示から共感を作る |
| メール・LINE | すでに接点がある。名前を知っている | 前回からの続きとして書く |
| 比較サイト | 複数社を並べて検討中 | 他社との違いを早く示す |
同じ商材でも、この4つで書くべき1行目は変わります。1本のLPですべての流入元をまかなおうとすると、どの読者にも中途半端になります。
予算に余裕があれば、流入元ごとにファーストビューだけ差し替えたLPを用意する方法もあります。全体を作り分けるより手間が小さく、効果は出やすい打ち手です。
やること理想の顧客像を1人分、具体的に書き出す
できるもの悩みと解決後の状態まで書いたペルソナシート1枚
つまずき想像で埋めてしまい、都合のよい人物像になる
ペルソナは理想の顧客像を1人分、具体的に書き出したものです。年齢や職業だけでなく、現在の悩みと、それが解決したあとにどうなりたいかまで書きます。
上の例のように、休日の過ごし方やよく使うSNSまで落とし込むと、使う言葉づかいや写真の選び方まで決まってきます。
ここで大事なのは、想像で埋めないことです。既存顧客への聞き取り、問い合わせフォームの自由記述、営業の商談メモが素材になります。社内で考えたペルソナは、どうしても都合のよい人物像になります。
顧客がいない立ち上げ期であれば、競合の口コミやレビューを読み込んでください。そこに書かれている不満が、そのまま悩みの素材になります。
ペルソナは1人に絞ってください。複数のターゲットを想定すると、書く言葉が最大公約数になって誰にも刺さらなくなります。本当に複数の層を狙うなら、LPを分けるのが正しい対応です。
設定できたら、社内の誰かに読んでもらってください。「こんな人いる?」という反応が返ってきたら、想像で作った可能性があります。実在する顧客を1人思い浮かべながら書くと、精度が上がります。
やること何をどの順で載せるかを書き出す
できるものブロックの並びと、各ブロックに必要な素材の一覧
つまずき頭の中でやったつもりにして、あとから順番を入れ替える
構成は、何をどの順で載せるかの設計です。ファーストビュー、興味関心、エビデンス、信頼、クロージングという流れが基本形になります。
ここを飛ばしてデザインに入ると、あとから要素を足すことになってレイアウトが崩れます。紙とペンで構わないので、必ず順番を書き出してから先に進んでください。
基本の並びは、ファーストビューで対象を絞り、悩みに共感し、解決策を示し、根拠で裏づけ、お客様の声で信頼を作り、最後に行動を求める、という流れです。この骨格は業種を問わず使えます。
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| ブロック | そこで伝えること | 用意する素材 |
|---|---|---|
| ファーストビュー | 誰向けか・何が得られるか・次の行動 | キャッチコピー・メイン画像・ボタン |
| 悩みの提示 | 読者が抱えている状態の代弁 | 顧客の発言・チェックリスト |
| 解決策 | その悩みをどう解消するか | サービス内容・図解 |
| 根拠 | なぜそれで解決できるのか | 仕組みの説明・データ・資格 |
| 信頼 | 他の人も選んでいる事実 | お客様の声・導入実績・メディア掲載 |
| クロージング | 今申し込む理由と手順 | FAQ・申込の流れ・フォーム |
この表の右列が、ステップ⑤で集める素材の一覧にもなります。構成を先に書き出しておくと、何が足りないかが自動的に見えてきます。
自作でありがちなのが、この工程を「頭の中でやったつもり」にしてしまうことです。書き出さないまま作り始めると、途中で順番を入れ替えたくなって手戻りが発生します。
構成の型や要素の並び順、作図の方法は専門記事で詳しく扱っています。自作する場合はここを読み込んでおくと、以降の工程が速くなります。
▼合わせて読みたい
LP構成の型と要素の並び順|実物のLPを分解して解説
LP(ランディングページ)のワイヤーフレームとは?ポイントや作り方を解説
やること構成の各ブロックに入れる素材を集める
できるもの写真・図解・お客様の声・実績の根拠資料
つまずき写真がない、声をもらっていない、数字の出所が分からない
構成が決まったら、そこに入れる素材を集めます。商品写真、利用シーンの写真、図解、お客様の声、実績データなどです。
自作でいちばん時間を取られるのがこの工程です。写真がない、声をもらっていない、数字が社内に散らばっている。この3つで止まるケースが多くあります。
先に素材の棚卸しをしておくと、あとで慌てずに済みます。足りないものは撮影や依頼が必要になるため、スケジュールに組み込んでください。
お客様の声を集める場合は、掲載の許諾を必ず取ります。あわせて顔写真や実名の可否も確認しておくと、あとから差し戻しが起きません。
写真は自社で撮ったものがあれば、それを優先してください。無料素材のイメージ写真は、どの会社のLPでも見かけるため印象に残りません。スマートフォンで撮った実物の写真のほうが、伝わることがあります。
フリー素材を使う場合は、商用利用の可否と、加工の可否を必ず確認してください。広告に使えない素材を使ってしまうと、出稿の段階で差し替えることになります。
実績の数字を載せる場合は、その根拠となる資料の所在もメモしておきます。あとから「この数字どこから出た?」となると、掲載できなくなります。
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【無料】素材の集め方から相談するやること各ブロックに文章を入れる。時間はキャッチコピーにかける
できるものキャッチコピーと本文の原稿一式
つまずき主語が自社になり、機能の説明だけで終わる
構成の各ブロックに文章を入れていきます。最も時間をかけるべきはキャッチコピーです。
キャッチコピーを考えるときの型は4つあります。
ライティング全般で気をつけたいのは、主語を自社ではなく読者にすることです。「弊社は◯◯を提供しています」ではなく「あなたは◯◯できます」と書くだけで、読まれ方が変わります。
また、健康・美容・金融の商材は表現規制があります。効果を断定できない領域では、書いたあとに媒体の審査基準を確認してください。
ボディの文章では、機能ではなくベネフィットを書きます。「AI搭載」ではなく「入力の手間が半分になる」。読者は機能そのものではなく、それによって自分がどうなるかを知りたがっています。
書き終えたら、声に出して読んでみてください。息が続かない文は長すぎます。1文は40〜60字を目安に、それを超えるなら区切ります。
最後に、その分野を知らない人に読んでもらいます。専門用語が残っていないか、前提を知らないと意味が通らない箇所がないかを確認できます。社内の人だと前提を共有しているため、この検証にはなりません。
やることテンプレートを選び、そこへ情報を流し込む
できるもの公開できる状態の画面デザイン
つまずき凝りすぎて何日も使い、公開が遅れる
自作の場合、デザインはテンプレートを使うのが現実的です。ゼロから組むより、整った型に自分の情報を流し込むほうが失敗しません。
テンプレートを使う場合でも、押さえるべき点は変わりません。色は3色までに絞り、アクセントカラーはCTAボタンだけに使う。余白は詰めない。この2つだけでも仕上がりが変わります。
テンプレート選びのコツは、自社の情報量に近いものを選ぶことです。写真が多い前提のテンプレートに文字を詰め込むと崩れますし、逆もまた同じです。先に構成を書いておけば、必要なブロック数が分かるので選定が速くなります。
フォントは見出し用と本文用の2種類に留めます。文字サイズも4段階程度に固定すると、それだけで整った印象になります。素人っぽく見える原因の多くは、書体と文字サイズの散らかりです。
デザインに時間をかけすぎないことも大切です。自作の場合、ここは目に見えて進むため、つい何日も使ってしまいます。初稿はテンプレートのままでよく、公開して数字を見てから直すほうが確実です。
どうしても気になる場合は、ファーストビューだけ手をかけてください。読者の大半はそこしか見ずに判断するため、投じた時間の見返りが最も大きい場所です。
配色や視線誘導の考え方は、デザイン専門の記事にまとめています。テンプレートを選ぶ前に読んでおくと、選定の基準ができます。
▼合わせて読みたい
LPデザインのコツ12選|配色・余白・視線誘導の決め方と参考サイト11選
LPのファーストビューとは?3秒で離脱を防ぐ構成要素と改善手順【事例あり】
やることツールで形にし、確認してから公開する
できるもの公開されたLPと、動作している計測タグ
つまずきフォームのテスト送信を忘れ、問い合わせを取りこぼす
ノーコードツールを使えば、この工程はドラッグ操作で完結します。コーディングの知識は不要です。
公開前に確認すべきなのは次の5点です。スマートフォンでの表示崩れ、フォームの送信テスト、リンク切れ、表示速度、そして計測タグの設置。
とくに計測タグを忘れると、公開後に何が起きているか分からなくなります。アクセス解析と広告のコンバージョンタグは、公開前に入れてテスト送信まで済ませてください。
フォームのテストは、必ず実際に送信して確認します。自社に通知が届くか、送信者に自動返信が届くか、迷惑メールに入っていないか。この3点まで見てください。
公開後に問い合わせがゼロだったLPを調べたら、フォームが送信できない状態だった、という事故は実際に起きます。作った本人が一度も送信していないケースがほとんどです。
あわせて、独自ドメインで公開できているかも確認します。ツールのサブドメインのままだと、広告の審査に通らない媒体があります。
やること訪問数・CV数・CVR・離脱位置の4つを見る
できるものどこで離脱しているかの特定
つまずきコンバージョンが数件の段階で結論を出す
公開したら数字を見ます。最低限見るのは、訪問数・コンバージョン数・コンバージョン率・離脱位置の4つです。
離脱位置はヒートマップツールで分かります。どこまで読まれて、どこで閉じられているかが見えると、直すべき場所が特定できます。
判断に必要なデータ量の目安として、コンバージョンが数件しかない段階で結論を出さないでください。偶然の変動を実力と勘違いすることになります。
見るべきは絶対値ではなく推移です。業種によってコンバージョン率の水準はまったく違うため、他社の平均値と比べてもあまり意味がありません。自社の前月と比べてください。
あわせて広告側の数字も並べて見ます。クリック単価が上がっているだけなのか、LPの問題なのかは、両方を見ないと切り分けられません。
やること影響の大きい箇所から、1回1箇所ずつ直す
できるもの変更内容と日付の記録、数値の推移
つまずき一度に複数箇所を変えて、何が効いたか分からなくなる
測定したデータをもとに、LPを直していきます。自作の最大の利点がここにあります。外注だと1回の修正に費用と時間がかかりますが、自分で作っていれば思いついた翌日に試せます。
手をつける順番は、影響の大きいところからです。ファーストビュー、CTAボタンの位置と文言、フォームの項目数。この3つで大半の改善余地が埋まります。
一度に複数箇所を変えると、何が効いたのか分からなくなります。1回につき1箇所に絞ってください。
改善の間隔は、データが溜まる速さに合わせます。訪問数が少ないうちに毎日変えても、変化なのか偶然なのか判断できません。2週間ごとに1箇所ずつ、が現実的なペースです。
変更した内容と日付は必ず記録しておいてください。3回も直すと、何をいつ変えたか分からなくなります。表計算ソフトに1行ずつ書き足すだけで十分です。
直す順番は、上から下へが基本です。ファーストビューで大半が離脱している状態でフォームを直しても、そこまで到達する人がいません。離脱の多い箇所から順に潰すのが最短ルートです。
改善が頭打ちになったら、LPではなく広告側を疑ってください。ターゲット設定がずれていると、どれだけLPを磨いても成約しない読者を集め続けることになります。
▼合わせて読みたい
LP改善方法のチェックポイント10選!LPOで成功するための手順や役立つツールもご紹介!
StockSun 深井 嵐丸
10工程のうち、初めて作る方がいちばん軽視するのが②の流入元です。作ることに集中するあまり、誰がどこから来るのかを決めないまま進んでしまいます。同じ商材でも、検索広告から来る人とSNS広告から来る人では、書くべき1行目が違います。ここを決めるだけで、以降の判断がずいぶん楽になります。
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【無料】自作でどこまでできるか相談する自作するなら、工程ごとに道具を揃えておくと詰まりません。特別なソフトを買う必要はなく、多くは無料で始められます。
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| 工程 | 使う道具の種類 | 無料で始められるか |
|---|---|---|
| ②流入元の分析 | アクセス解析ツール | 可能。既存サイトがあれば導入するだけ |
| ③ペルソナ設定 | 表計算ソフト・ドキュメント | 可能 |
| ④構成 | 紙・図解ツール | 可能。手描きでも十分 |
| ⑤素材集め | 画像編集・フリー素材サイト | 可能。ただし商用利用の条件を確認する |
| ⑦デザイン・⑧実装 | ノーコードのLP作成ツール | 無料プランありのツールが複数ある |
| ⑨効果測定 | アクセス解析・ヒートマップ | 解析は無料。ヒートマップは無料枠あり |
LP作成ツールの無料プランには、たいてい次のような制限が付きます。事前に確認しておいてください。
広告を出す前提のLPであれば、無料プランで作って様子を見るより、最初から有料プランにしたほうが結果的に安く収まります。広告費のほうが桁違いに大きいためです。
ツールごとの機能差や料金は、比較専門の記事にまとめています。選定はそちらを参照してください。
無料と有料のどちらから始めるかは、次の基準で決められます。
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| 状況 | 無料プラン | 有料プラン |
|---|---|---|
| 広告を出すか | 出さない(SNSや名刺から誘導) | 出す(審査でドメインが見られる) |
| 作る本数 | 1本だけ試す | 複数パターンを比べたい |
| 問い合わせ数 | 月数件を想定 | 数十件以上を想定 |
| 運用期間 | 短期のキャンペーン | 継続的に運用する |
機能の多さで選ばないでください。自作で本当に必要なのは次の3点だけです。
逆に、テンプレートの数やアニメーションの豊富さは優先度が低い項目です。凝った動きを付けても、成果にはほとんど影響しません。
もうひとつ、乗り換えのしやすさも見ておいてください。作ったLPを他のツールへ移せるかどうかは、事業が伸びたときに効いてきます。独自ドメインで運用できるツールを選んでおくと、移行時の影響を小さくできます。
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【無料】ツール選びから相談する▼合わせて読みたい
LP作成ツールおすすめ15選を徹底比較【2026年最新】無料プランの落とし穴も解説
LP作成にAIはどこまで使えるか?作れる部分・作れない部分と、対応ツール4選
10工程の骨格は共通ですが、力の入れどころは商材で変わります。自社に近いものを見てください。
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| 商材タイプ | 時間をかける工程 | コンバージョンの置き方 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| BtoC商品(通販) | ⑤素材集め・⑥ライティング | そのまま購入 | 写真の質が売上に直結する |
| BtoCサービス(店舗) | ③ペルソナ・⑤素材集め | 体験・初回予約 | アクセス情報と予約導線を目立たせる |
| BtoB | ①目的・④構成 | 資料請求・問い合わせ | 社内で回覧される前提で書く |
| 採用 | ③ペルソナ・⑥ライティング | エントリー・説明会予約 | 待遇より働く人の言葉を厚くする |
通販商材のLPは、文章より写真が先に見られます。商品単体の写真だけでなく、使っている場面、サイズ感が分かる比較、開封したときの状態まであると効きます。
自作でここを妥協すると、他の工程をどれだけ丁寧にやっても取り返せません。撮影だけ外注する、という判断も現実的です。
サロンやスクールのように形のないサービスは、申し込む前に中身が分かりません。読者の不安は「自分に合うか」に集中します。
そのため当日の流れ、持ち物、所要時間、料金の総額まで書きます。「行ってみないと分からない」部分を先に潰すほど、予約は入ります。
BtoBのLPを読んでいるのは現場の担当者で、その人が決めるわけではありません。社内で説明するための材料を探しています。
だから導入実績や課題の整理を早めに置き、資料をダウンロードできる形でクロージングします。持ち帰れるものがないと、その場で検討が止まります。
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BtoB企業がLPで成果を上げるポイント6選!メリットや事例もご紹介
実際に自作を試した方から相談を受ける内容は、だいたい次の5つに集約されます。
最も多いのがこれです。ツールは触れるのに、何を書けばいいか分からず1ヶ月止まる、というケースが起きます。
対策は、白紙から書こうとしないことです。営業が商談で話している内容を、そのまま文字起こしするところから始めてください。すでに人に説明できているなら、材料は社内にあります。
自社の商材は伝えたいことが多いため、つい全部入れてしまいます。結果、どこを読めばいいか分からないページになります。
1つの画面に入れるメッセージは1つと決めてください。書き終えたあと、各セクションで何を伝えたいのかを1行で言えるか確認すると、削るべき箇所が見えてきます。
見た目を整える作業は目に見えて進むため、時間を使いやすい工程です。ただし成果への影響でいえば、前半の設計のほうがはるかに大きくなります。
初稿はテンプレートのままで構いません。公開して数字を見てから、直す場所を決めるほうが効率的です。
PCで作業するため、PC表示だけ見て完成としてしまう事故が起きます。実際の流入はスマートフォンが過半を占めることが多く、そちらが崩れていると意味がありません。
公開前に必ず実機で開き、上から下までスクロールしてください。横並びに配置した要素が縦に積まれて、意図が崩れていないかを見ます。
作り終えた達成感で、そこから動かなくなるパターンです。LPは公開してからが本番なので、ここで止まると投じた時間が回収できません。
対策として、公開日と同時に「2週間後に数字を見る日」をカレンダーに入れておいてください。予定に入っていないと、日常業務に流されます。
あわせて、その日に見る項目も決めておきます。訪問数、コンバージョン数、離脱位置の3つだけで構いません。項目が多いと開くのが億劫になります。
数字が出ないときは、原因を上から順に切り分けます。まず訪問数が足りているか。次にファーストビューで離脱していないか。最後にフォームで止まっていないか。
訪問数が1日数人しかない状態でLPを直しても、変化は見えません。その場合の問題はLPではなく集客側にあります。広告の設定や予算を先に見直してください。
訪問はあるのにコンバージョンがゼロなら、まずフォームの動作を疑います。次にファーストビューと広告文のずれ。この2つで原因の大半は説明がつきます。
StockSun 深井 嵐丸
5つのうち、私がいちばんもったいないと感じるのは③です。デザインに1ヶ月かけて、公開後は何も直さない。これでは順番が逆です。初稿はテンプレートのままでいいので早く出して、数字を見ながら直したほうが確実に成果に近づきます。自作の価値は、その速さにあります。
作り終えたら、公開ボタンを押す前にこの10項目を確認してください。1つでも抜けていると、公開後に困ります。
このうち2番目と3番目は、飛ばされがちなのに影響が最も大きい項目です。フォームが壊れていたLPに広告費を投じていた、という事故は珍しくありません。
6番目の価格表記も見落としやすい箇所です。テンプレートの初期値が残っていたり、以前のキャンペーンの文言が消えていなかったりします。
自作で始めても、どこかで手に負えなくなる場面があります。判断の目安を挙げておきます。
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| 起きていること | 切り替えの判断 | 任せる範囲 |
|---|---|---|
| 広告費が月50万円を超えた | 切り替える | 設計から一式 |
| 改善しても数字が動かない | 相談する | 構成の見直しのみ |
| 原稿を書ける人が辞めた | 切り替える | ライティングのみ |
| 実装で1週間以上詰まっている | 切り替える | 実装のみ |
| 作業時間が本業を圧迫している | 切り替える | 状況による |
全部を任せる必要はありません。構成だけ見てもらう、実装だけ頼むといった部分的な依頼も現実的な選択肢です。自作で得た理解があるぶん、依頼の精度も上がります。
StockSun 深井 嵐丸
自作を経験してから相談に来られる方は、話が早いです。どこで詰まったかを具体的に説明できるので、こちらも要点だけ手を入れられます。一度自分で作ってみることは、外注する場合でもムダになりません。依頼書の精度が上がり、見積もりの比較もできるようになります。
StockSunが提供する「伴走LP」では、過去5,000件のテスト結果をもとに設計段階から支援します。公開後もヒートマップから課題を抽出し、CVR改善レポートを毎月お渡しする形です。
\どこから任せるかだけでも相談できます/
【無料】伴走LPの内容を見る制作会社を比較して選びたい段階であれば、目的別にまとめた一覧と費用相場の記事が参考になります。
▼合わせて読みたい
LP制作会社おすすめ35選【2026年最新】目的別カオスマップ・費用相場・失敗しない選び方
LP制作の費用相場は3万〜200万円|8社の料金を実額検証【2026年最新】
LP制作の流れ8ステップ|各工程で発注側が準備するものとつまずきポイント
目的を1つに決め、流入元とペルソナを固め、構成を書き出してから、ノーコードツールで実装するのが最短です。コーディングの知識は不要です。時間がかかるのはツール操作ではなく、目的とペルソナを決める前半の工程になります。
無料プランのあるツールは複数あります。ただし独自ドメインが使えない、ツール側の広告が表示される、公開ページ数やフォーム送信数に上限があるといった制限が付くのが一般的です。広告を出す前提なら、最初から有料プランを検討したほうが結果的に安く収まります。
自作ならツール代のみで、無料から月数千円程度です。外注する場合は、デザインのみで5万〜10万円、実装まで含めて10万〜30万円、制作会社に戦略から任せると20万〜150万円が目安になります。金額の差は対応範囲の差です。
できます。本記事の10工程を上から順に進めれば、初めてでも公開まで到達できます。つまずきやすいのは原稿を書く工程なので、営業が商談で話している内容を文字起こしするところから始めてください。
自作の場合、素材が揃っていて本業と並行するなら2〜4週間が目安です。素材の準備や社内確認で止まることが多いため、余裕を見てください。外注する場合はテンプレート利用で1〜2週間、オリジナルで1〜2ヶ月かかります。
LPは1つの行動をさせるための1ページ完結型で、ナビゲーションを置かずに上から下への一本道で構成します。ホームページは複数ページを回遊させ、情報を探しやすくすることが目的です。評価する指標もCVRと回遊率で異なります。
コンバージョン率を見ます。ただし商材や流入元で基準が変わるため、他社と比べるより自社の推移を追ってください。判断にはある程度のデータ量が必要なので、コンバージョンが数件の段階で結論を出さないことが重要です。
まず離脱位置を確認してください。ファーストビューで離脱しているなら訴求と流入元のずれ、途中で離脱しているなら情報の不足や順番、フォームで離脱しているなら項目数が原因です。原因の切り分けができれば、直すべき場所は絞れます。
決まった正解はなく、商材の検討期間で変わります。数千円のBtoC商材ならスマートフォンで10スクロール前後、検討期間の長いBtoB商材ならその2倍以上になることもあります。短くまとめること自体を目的にしないでください。
検索広告から始めるのが分かりやすいです。悩みを自覚している人が来るため、LPの評価がしやすくなります。SNS広告は潜在層に届く一方、LPの良し悪し以外の要素も絡むので、1本目の検証には向きません。
実装についてはノーコードツールで解決できるため、プログラミングの知識は不要です。必要なのはむしろ、自社の商材と顧客を言語化する力になります。営業の経験がある方のほうが、デザイン経験者より良いLPを書けることも珍しくありません。
広告を出すなら必要です。ホームページは複数ページを回遊させる作りのため、広告の着地先にすると読者が迷って離脱します。1つの行動に絞ったLPを別に用意したほうが、同じ広告費でも成果が変わります。
LPを自分で作る手順は10工程です。目的を決め、流入元を分析し、ペルソナを固め、構成を書き、素材を集め、文章を書き、デザインを当て、実装して公開し、数字を測り、改善する。この順番は入れ替えないでください。
ツールが揃った今、実装そのものは難しくありません。詰まるとすれば前半の設計と原稿です。とくに流入元を決めないまま作り始めると、誰に向けた1行目なのかが定まらず、以降の判断がすべてぶれます。
そして自作の最大の価値は、公開後に自分で直せることです。デザインに時間をかけて初稿を磨くより、テンプレートのまま早く出して数字を見るほうが成果に近づきます。公開日と同時に、2週間後に数字を確認する日を決めておいてください。
商材によって力の入れどころも変わります。通販なら写真、店舗サービスなら不安の解消、BtoBなら社内で回覧される前提の書き方。骨格は同じでも、厚くする場所を間違えると成果は出ません。
公開前には10項目のチェックを通してください。とくにフォームの送信テストと計測タグの確認は、飛ばすと取り返しがつきません。フォームが壊れたまま広告費を投じていた、という事故は実際に起きています。
広告費が月50万円を超えた、改善しても数字が動かない、作業が本業を圧迫している。このいずれかに当てはまったら、外注への切り替えを検討する頃合いです。全部を任せる必要はなく、構成だけ、実装だけという頼み方もできます。どこから任せるべきかの整理からご相談ください。
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StockSun 深井 嵐丸
5つのうち、揃っていない会社が多いのは「顧客の声」と「数字の根拠」です。どちらも社内にはあるのに、形になっていないだけというケースがほとんどでした。LPを作る作業の半分は、すでに社内にある情報を集めて並べ直すことです。ゼロから生み出すものだと構えると、着手が遅れます。