Instagramの運用代行会社10社を比較【同業者が教える正しい選び方】
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「インスタ広告は1日500円でどのくらい効果があるの?」
「インスタ広告をなるべく低価格で出稿したい。」
インスタ広告は、リスティング広告などその他のWEB広告と比較すると低予算で出稿できることが特徴です。個人のアカウントやサービス・商品を宣伝したい方はもちろん、広告費用をなるべく抑えたいマーケティング担当者の方など様々な使い方があります。
しかし、低予算から出稿できるというメリットはありつつも、設定するKPIやジャンル、ターゲット層の絞り方によっては、成果を得るためにある程度の予算が必要な場合もあります。
本記事では、なるべく低予算でインスタ広告を出稿したい方に向けて、料金形態だけでなく1日500円で出稿した場合の効果について解説します。また、弊社Stock Sunオリジナルの費用対効果を最大化させる施策についてもご紹介しますので、是非参考にしてみてください。
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インスタ広告は1日1ドルから出稿でき、1日の予算と期間を設定した上でターゲット層にリーチする仕組みです。予算に合わせて広告が出稿されるため、トータル予算を超えることはありません。料金・費用相場についてはジャンルや目的にもよってリーチできる数が変動するため一概には言えませんが、ここでは平均的な費用相場を紹介します。
インスタ広告において、CPMは500円~3,000円が相場となっています。
CPMは、広告が1,000回表示された場合の平均費用を指します。計算方法としては、「広告費用÷表示回数×1,000」で算出でき、広告費用を5,000円使って10,000回表示されたとすると、CPMは500円となります。インスタ広告ではCPMが500円~3000円なので、1回表示させるために0.5円~1円程度費用が発生することになります。
インスタ広告におけるCPCは、40円~100円が相場となっています。
CPCは、広告が1回クリックされた場合の平均費用です。インスタに限らずディスプレイ広告のクリック率は0.8%前後と言われており、1000回表示された場合は8回前後クリックされるという計算になります。クリック率は、ターゲットの絞り方や広告の内容にもよってクリック率が変わるため一概には言えませんが、目安として覚えておくと良いでしょう。
インスタ広告では、CPVが4円~7円が相場となります。
CPVは、動画広告が1回かつ10秒以上再生された場合の平均費用です。動画をある程度の時間視聴しなければ課金されないため、興味を持ったユーザーに絞って広告費を充てることができます。
インスタ広告でのCPIは、100~250円が相場となります。
CPIは、アプリが1回インストールされた場合の平均費用です。その他の課金方式と比べると割高となりますが、インストールされることで初めて課金されるため、広告の無駄打ちが無いというメリットがあります。
また、おすすめのInstagram運用代行会社について知りたい方は、以下記事をあわせてご確認ください。
インスタでは、様々な種類の広告を出稿できます。また、広告を表示させる場所も選択できるため、組み合わせ方を工夫してターゲット層に合わせた効率的な配信が可能です。ここでは、主なインスタ広告の種類や配信面を紹介します。
インスタで出稿可能な広告の種類を紹介します。宣伝したい商品やサービスに合わせた広告が作成可能です。
画像広告は、静止画とテキストが表示される一般的な広告です。フィード上で通常の投稿のようにナチュラルに表示されるため、違和感なくターゲット層に宣伝できます。また、広告下部のCTAボタンを設置できるため、クリックの誘導も可能です。
動画広告は、動画とテキストが表示できる広告です。フィード、ストーリー、発見タブに配信できるため、ターゲット層に合わせた配信面で表示させることが可能です。画像広告より多くの情報を伝えることができるため、宣伝したい商品に合わせて選択すると良いでしょう。
カルーセル広告は、複数の動画や画像を最大10枚まで表示させられる広告です。複数の商品を紹介したり、ストーリー性を持たせたりする広告に向いています。フィード、発見タブ、ストーリーズにて配信が可能なため、ターゲット層や広告の目的に応じて配信すると良いでしょう。
コレクション広告は、カタログやECサイトのような使い方ができる広告です。メインとなる画像や動画と、その下に表示させる複数のサブ画像から構成されており、クリックすると商品詳細ページや購入画面へと遷移させることができます。複数商品を紹介したい場合に最適の広告です。配信面について、フィードやストーリーズに配信できます。
インスタ上で広告を表示させることができる配信面は4つです。広告の種類によって選択できない配信面もあります。配信面について、手動で設定することもできますが、自動で配置することも可能です。まずは自動で配信していくのが良いでしょう。
ストーリーズ広告は、フルスクリーンで表示されるためインパクトのある宣伝が可能です。インスタグラム利用者の70%がストーリーズを利用しているという調査結果もあり、積極的に活用すべき配信面といえます。
配信できる広告は、画像広告、動画広告、カルーセル広告、コレクション広告すべて配信できます。
フィードはタイムラインのようにフォローした人の投稿が閲覧できる場所です。インスタグラムのアプリを開いて最初に表示される画面でもあるため、目につきやすく効果的に宣伝できるエリアです。
配信できる広告は、画像広告、動画広告、カルーセル広告、コレクション広告すべて配信できます。
発見タブは、アプリ内の虫眼鏡マークをクリックすると表示される画面で、フォローしていないユーザーの投稿も見ることができます。自分に興味関心のある投稿が並ぶ仕組みとなっているため、魅力的なアイキャッチを用いた広告を作成することで広告のクリック率をアップさせられるでしょう。
配信できる広告は、画像広告、動画広告です。
リールはショート動画をフルスクリーンで視聴することができます。ユーザーは、Tik Tokのようにスワイプしながら視聴するため、最初の数秒で興味を惹きつける内容にすると効果的です。
配信できる広告は動画広告のみとなります。
インスタ広告は、2つの出稿方法があります。簡易的に配信する場合はスマホから出稿ができますが、詳細な条件などを設定する場合はPCから出稿するのがおすすめです。
スマホから出稿する場合は、インスタグラムのアプリ上で作業を行います。過去に投稿した内容を広告として出稿することしかできないため、注意しましょう。
スマホで広告を出稿する場合は、インスタグラムのアカウントをプロアカウントに切り替える必要があります。
アプリ上で、ハンバーガーメニューを押し、「設定」→「設定」→「プロアカウントに切り替える」と言う流れで切り替えが完了します。
プロアカウントに切り替えたら、プロフィール画面上に「プロフェッショナルダッシュボード」と言うボタンが出現するため、クリックします。その後、「広告ツール」をクリックし、過去の投稿を選択します。投稿内容が決まったら「作成する」を選択しましょう。
目標を選択する画面に移るため、下記の3つの中から選択します。
・プロフィールへのアクセスを増やす
・ウェブサイトへのアクセスを増やす
・問い合わせを増やす
選択が終われば、ターゲットの設定を行います。
自動・手動が選べるため、どちらかを選択します。手動の場合は地域や興味関心、年齢性別を選択できます。
予算と期間を選択します。それぞれ選択すると、推定リーチ数が表示されます。
クリック数の表示はありませんが、ディスプレイ広告の平均クリック率が0.8%と言われているため、その数値を参考にクリック率を想定しましょう。
広告の内容を確認し、問題無ければ出稿しましょう。配信面などは自動的に最適化されるため、手動で選択したい場合はPCからの出稿をおすすめします。
PCから出稿する場合は、Facebook上で出稿することになります。Facebookのアカウントが必須となりますので登録されていない場合はアカウント登録を済ませておきましょう。
最初に、Facebookアカウントとインスタグラムの連携を行います。連携する際は、スマホからの操作が簡単なので、そちらの方法を紹介します。
まずスマホでインスタグラムを開き、「プロフィールの編集」→「ページ」をタップし、連携するFacebookのページを選択して完了です。
広告マネージャーは、Facebookやインスタグラムの広告を出稿・管理できるツールです。PCでFacebookのページを開き、左側のメニューから「広告マネージャー」を選択すると広告マネージャーのページへ遷移します。
広告マネージャー画面を開き、左上にある緑色の「作成する」ボタンをクリックします。クリック後、広告を出稿する目的を選択する画面が表示されるため、目的を選択して「次へ」をクリックします。
目的は、2024年9月現在で以下の6つから選択が可能です。
・認知度
・トラフィック
・エンゲージメント
・リード
・アプリの宣伝
・売上
目的によって、適切な広告の種類や費用の課金方法が決定されるため、重要な設定となります。
目的の設定が終われば、広告セット名とゴール設定を行います。広告セット名は広告の名前を入力しますが、表に出る内容ではありませんので管理しやすい名前を設定しましょう。
ゴールの詳細については、チェックボックスが表示されるため任意のものを選択します。さきほど選択した広告の目的によって変わりますが、トラフィック目的の場合はウェブサイトやアプリなど広告のリンク先を決めることができます。
次に、配信する予算やターゲット、期間を設定します。
予算については、1日予算と通算予算のどちらでも選択可能です。最低価格は1ドルとなっており、2024年9月現在で149円前後となります。
ターゲットや期間については、選択式ですので表示にならって設定を行ってください。
予算、ターゲット、期間を設定する際、推定のリーチ数とリンクのクリック数が表示されます。広告の内容などにより変動しますが、目安値として参考にしてみてください。
広告配信面について、自動・手動を選択できます。手動の場合は配信面を自分で選択します。自動の場合は、広告の効果を最大化させるように配信面を選定するため、最初は自動配置を選択することをおすすめします。
配信面の設定が終われば、広告の種類(動画や画像、カルーセルなど)を選択し、広告の内容についての設定を行います。広告プレビューを確認しながら、見出しやCTA、テキストなど広告の種類に応じた設定をしてください。
広告の作成が完了したら、内容の最終確認を行った上で配信しましょう。配信途中でも予算や期間が自由に変更できるため、運用しつつ結果を確認しながら最適化しましょう。
インスタ広告を1日500円で出稿した場合の推定される広告効果を紹介します。
ただし、宣伝したい商品やサービス、ターゲット層、広告の質など様々な要素によって大きく異なります。実際に運用を開始しなければ確定的なことがわからないため、あくまで平均的な効果として参考にしてみてください。
インプレッション数 | 500回~1,000回 |
クリック数 | 5回~12回 |
動画視聴数 | 70回~125回 |
インストール数 | 2回~5回 |
500円で1日運用した場合の推定されるインプレッション数、クリック数、動画視聴数、インストール数を表にしました。
商品購入やサービス契約、リード獲得など、最終ゴールを踏まえた上で予算の検討を行いましょう。
インスタ広告は、1日最低1ドルから出稿が可能ですが、低価格で広告の効果を得るためには工夫が必要です。ここでは、Stock Sun式の費用対効果を最大化させる施策を紹介します。
特典:業種戦略に基づいたStockSun式パッケージ戦術をご提案
無料カウンセリングインスタ広告は、1日最低1ドルから出稿が可能ですが、低価格で広告の効果を得るためには工夫が必要です。ここでは、Stock Sun式の費用対効果を最大化させる施策を紹介します。
ユーザー解像度を上げる上で、様々な手法が存在しますがターゲット層を明確にする上で
・悩みの単語
・悩みの感情
・悩みに触れた感情
・悩みの原因
・悩みの解決策
・失敗談
・年齢/性別
・職業
を最低でも明らかにしておく必要があります。
その上で、興味関心などデモグラ設定を行う形が一般的な流れとなりますが、
ブロード配信(興味関心等、デモグラを切らない)が推奨です。
特にこれからインスタ広告をはじめる方にとっては、なるべく対象顧客に近い属性へ広告配信を行いたいことは言わずもがなでありますが、インスタ広告の配信精度を活かすためにはブロード配信が有効といえます。
テスト検証においては、運用という変数とクリエイティブという変数に分けて考えることが重要となります。
運用という変数においては、ターゲティングとデータの活用という要素が存在しておりターゲティングとは年齢、性別、地域、言語、興味関心といった配信対象となりうる集団形成を司るものを指します。データの活用とはコンバージョンデータをはじめとして、ページ来訪者、フォーム遷移者といった広告経由で獲得していく情報と、広告経由外となる顧客データ
(電話番号やメールアドレス)を組み合わせて配信に活かしていくことを指しております。
ターゲティングの設定においては、絞り込みすぎた場合に対象となりうるユーザー群への配信が損失するリスクがあるため初動においては広くとり、データの活用においては可能な限り顧客データを用いた配信を心がけていただくことが配信初動の成果の良し悪しを決めうる要因ともなります。
インスタ広告は、低価格から出稿ができるため、フォロワーを増やしたい個人の方から低価格で広告を出稿したいマーケティング担当者の方まで、幅広く活用できます。ただし、1日500円で出稿する場合、推定インプレッション数は500~1,000回、推定クリック数は5回~12回となっており数を打つことはできません。さらに、クリック後のお問合せが最終ゴールという場合はさらに数が減り、500円で成果が無いと言う可能性も考えられます。
低価格で出稿を行う場合、本記事で紹介した費用対効果を最大化させる施策を参考にしていただき、最大限効果を発揮できるようにしましょう。その後、効果の計測を行った上で効果が無い場合は予算を上げる必要があります。
弊社では、インスタ広告について多くの運用実績がございます。インスタ広告についてお困り事がございましたら、ぜひお気軽にご相談ください。
また、StockSun株式会社ではインスタ広告出稿時に曖昧になりやすいターゲット設定における基本調査項目をFMTとしてご提供しております。
特に運用面においては他社との差を出しにくい市況感を踏まえ、ターゲット解像度を上げた上で、どのようなコミュニケーションをCRで表現するかが重要になっていますので、ぜひこの機会にお問い合わせください。
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