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LPOとは?EFO・SEOとの違い、対策のポイントを解説!【年間広告予算50%削減!StockSunの成功事例】

更新日
LPOとは?EFO・SEOとの違い、対策のポイントを解説!【年間広告予算50%削減!StockSunの成功事例】

著者

深井嵐丸

StockSun株式会社の深井です。

私は、StockSunの事業領域において、LP制作やLPO対策に特化したコンサルタントです。

「LPOという言葉を耳にしたことがあるものの、どういったものなのかがわからない」
「LPO対策で本当に効果が出るのか?と疑問を持っている」

LPから思ったような成果が見込めない状況のとき上記の悩みを抱えるWEB担当者は多いことでしょう。

LPOは、ランディングページをユーザーの目的に合わせて最適化するWebマーケティング手法の一つです。
LPを改善してコンバージョン(CV)を高めることで、集客したユーザーを逃さず収益につなげられます。

本記事では、「そもそもLPOとはなにか」そして「実際にどういう方法で対策し実行されるのか」という内容を中心に、初心者の方にもわかりやすく解説します。

また、コンサルタントの深井がLPO対策を手がけた成功事例もご紹介します。なぜ成功に至ったのか、その理由を分析して深堀りしていますので、効果的なLPO対策のコツを掴んでいただくことが可能です。

LPに課題を抱えている際は、お気軽にご相談ください。
貴社のLPを確認させていただき、経験に基づいた定性的な観点から独自の改善案をご提案いたします。

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目次

LPOとは

LPO(Landing page optimization)とは、ランディングページ最適化のことです。具体的にいうと、CV(もしくはCV率)最適化よりも広範なインターネットマーケティング手法の一つです。

LPの定義

LP(Landing Page)とは、ランディングページのことで、直訳すると「(訪問者が)初めに着地するページ」のことです。

広義では、Web広告、検索エンジンなどから流入してきたユーザーが最初に閲覧するWebページ全般を意味します。

狭義では、申し込みや問い合わせなどのアクションを誘導するために、商品・サービスの紹介を1ページ程度でまとめたWebページのことです。

本記事では、狭義の1ページにまとめたWebページを最適化させる手法を中心に解説しています。

また、LPはサイトを訪問したユーザーに次などの最終目的となる行動を促すために作成します。

・「購入」
・「お問い合わせ」
・「資料請求」

最終的な成果であるCVを意識して作成される点が特徴的です。

LPOの目的

LPOの最終的な目的は、訪問してくれたユーザーを逃さないようにしてCV(商品購入など)に導くことです。
そのために、検証と改善を繰り返し、商品やサービスの魅力をユーザーにより効果的に訴求することを目的として実施します。

LPOとSEO・EFOの違い

LPOと類似する言葉にSEOやEFOなどが挙げられますが、これらの言葉はそれぞれ異なる意味合いを持ちます。ここからは、LPOとSEO・EFOの違いを順番に解説します。

SEOとの違い

SEO(Search Engine Optimization)とは、検索エンジン最適化のことです。ユーザーが検索エンジンを使って検索した結果に自身のWEBサイトをより上位に表示させる目的で、サイトの中身や構造など最適な状態にする施策を意味します。

LPOとSEOは双方ともWebサイトに対しておこなう施策ではあるものの、目的や施す対策の内容が次の通り異なります。

SEO Webサイトの存在をユーザーにアピールし、Webサイトの訪問者を増やすことを目的とした施策
LPO Webサイトを訪問した人を逃さないよう、商品の購入や資料請求などのアクションに導くための施策

簡単にいうと、SEOによってWebサイトの訪問者数を増やし、LPOによってWebサイト訪問者を見込み客あるいは既存客に取り込むという関係性にあります。

EFOとの違い

EFO(Entry Form Optimization)とは、入力フォーム最適化を意味する言葉です。ランディングページ内に設置されている問い合わせフォームや購入申込フォームを使いやすくするための施策であり、CV率向上に大きく役立ちます。

簡単にまとめると、LPOとEFOには、次の違いがあります。

EFO ランディングページの中でも特に入力フォームに特化して最適化を図る
LPO ランディングページ全体の最適化を図る

LPO対策を実施すべき理由

ここまでの説明で概要を把握したところで、本章ではLPO対策を実施すべき理由として主に考えられている4つの内容を順番に解説します。

高精度かつコストを抑えながら費用対効果を検証できる

LPO対策を導入することで、従来のアナログなマーケティングと比べて高精度かつコストを押さえながら費用対効果を検証できます。

例えば、テレビ・雑誌・電話・訪問営業などのマーケティング手段では、以下のような問題が発生するおそれがあります。

・広告が誰に届いているのかわかりにくい
・見込み客の反応が定量的に検証しづらい
・広告掲載先別に効果を分析しづらい

しかし、LPO対策では以下のような特徴があり、効率的かつ精度の高い検証ができます。

・ユーザー属性や流入経路を把握できる
・広告表示回数・クリック率・CV率などの定量的なデータを入手・分析できる
・広告出稿先や媒体別に費用対効果を計測できる

売上UP・CV数増加などの直接的な目標達成に適している

LPOは売上UP、CV数増加などの直接的な目標達成を目指すシチュエーションに適している施策です。

そもそもLPはCVを得ることに特化した広告のため、最適化することでダイレクトな成果が期待できるためです。

WebマーケティングにおいてLPの施策が重視される理由は主に以下のとおりです。

・縦長レイアウトで上から下に読んでもらえ、訴求順序をコントロールしやすい
・自由なレイアウトとデザインでインパクトのあるページを制作できる
・紹介したい商品やサービス以外の余計な情報を表示しなくて済む

上記の理由から、LPは見込み客が熟考するのを防ぎ、CVにつなげる特性があります。

現在はインターネット上で買い物をする人が増えた一方で、情報を吟味したうえで購入する動きが拡大しています。
そのため、一度訪れてくれたユーザーを離脱させずそのまま購入までつなげるためにLPO対策が必要不可欠です。

ユーザーの離脱率減少も見込める

LPOを実施することにより、ユーザーの離脱率減少も見込めます。

ユーザーの離脱がLPのどの段階で多いのかを調査し、検証・改善を重ねていくことで、ユーザーがストレスなく購入まで促されるLPができあがるためです。

せっかく広告やSEOなどからLPに流入しても成果につながらなければ意味がありません。そのためこうした点を改善するうえでLPOは有用な施策です。

顧客満足度向上にも貢献する

LPO対策は、結果として顧客満足度の向上にも貢献します。なぜなら、LPOでは次の要素の改善をおこなうためです。

・商材購入にあたり、必要な情報を必要な順序で提供する
・ユーザーが欲しい情報や理想の未来が叶えられることを端的に訴求する
・購入にあたりユーザーにとってハードルとなっている事柄を解消する(入力フォームの自動化など)

ユーザーにとって閲覧・操作がしやすくなり、さらに理想の未来を描きやすくなることから、顧客満足度の向上にもつながります。

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LPO対策のやり方・流れ

本章では、LPO対策を実際におこなう際のやり方・流れを4つのステップに分けて解説します。

ステップ1:目的とKPIのチェック

LPO対策を講じる際は、目的・KPIを定めます。目的としては具体的に以下のような内容をチェックしましょう。

・LPを作った理由(誰にどんな行動をして欲しいのか)
・LPO対策の目的(例:商品の売り上げUP、問い合わせ増加、会員数の増加など)

上記に加えて、KPI(中間目標)も設定しましょう。LPOはユーザーに何らかのアクションを起こしてもらうことを期待するため、以下の指標でKPIを定めることが一般的です。

・CV数、率
・クリック数、率
・ユーザー登録者数、率

例えば、「CV率を1%増やす」「ユーザー登録者数を20%増やす」というように、効果測定をするために計測できる指標をKPIに設定しましょう。

ステップ2:課題の整理

続いて、現状の課題・問題点を整理します。ここではアクセス解析から現状を把握し、訪問者の意図や実際の行動履歴を知りましょう。

例えば、以下のような点を参考に、アクセスログを分析します。

・流入の多い広告はどれか?CV率の高い広告はどれか?
・LPからCVまでのページ閲覧履歴
・クリック率の高いCTAボタンはどれか?
・ページのどの辺りまで見られているか?離脱の多い部分はどこか?
・検索キーワードはどれか?想起されている複合キーワードはなにか?

そのうえで、ページ内のどの点に問題があるのかを明らかにしましょう。具体的なLPO対策に入る前に、まずは現状をきちんと把握することが大切です。

Google Analyticsは優れたツールですが、詳しい解析をおこなうにはノウハウやスキルが必要です。そのため、より視覚的に現状の問題点を把握しやすいLPOツールやヒートマップなどを利用するのも一つの選択肢です。

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ステップ3:改善施策の実行・テスト

次に、現状の課題を改善するための仮説を設定し、その仮説に基づいて具体的な対策内容を決めて実行しましょう。

例えば、「リスティング広告を出稿していて、特定の流入経路(KW)のCVRが悪い」というケースを想定したときの改善施策の例は次の通りです。

考えられる課題 流入経路元となる広告の訴求や検索キーワードの意図とLPのコンテンツに整合性が取れていない可能性がある
改善施策の案 流入経路ごとにテキストを変更した複数のLPを用意し、それぞれ適切なLPを配置する

改善施策を実行した後は、その効果を検証するためにテストをおこないます。代表的なテストの手法としては、「A/Bテスト」が挙げられます。

A/Bテストとは、バナーや広告文、Webサイトなどを最適化するために実施するテストの一つです。特定の要素を変更したAパターン・Bパターンを作成したうえでランダムにユーザーに表示し、それぞれの成果を比較することで、より高い成果を得られるパターンを見つけられます。

A/Bテストでは、例えば以下のような観点で検証をおこないます。

・ファーストビュー(Webサイトを表示した際に最初にスクロールせずに見える範囲のこと)に使用するメインの画像は商品画像がよいのか人物画像がよいのか?
・LPにグローバルナビ(Webサイトの全ページに共通して表示するメニュー)はあったほうがよいのか?
・LP内に問い合わせボタン数をいくつ設置するか?どこに設置するか?
・インフルエンサーの画像クリエイティブと商品画像のクリエイティブのうち効果が高いのはどちらか?

なお、一度に複数のテストを実施してしまうと、結局何が結果を左右する要因となったのかがわかりにくくなります。

そのため、時期をずらしてテストを実施したり、パターンの出しわけおよびその結果の計測を自動化できるLPOツールを使用したりして、成果につながった改善施策を明確にする工夫が求められます。

ABテストのコツは次の記事でも解説しています。あわせてご確認いただけましたら幸いです。

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スマホ用のLPを改善するコツは以下記事にて解説しています。

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ステップ4:施策の結果にもとづくPDCAの継続

テストの結果を集計し、どの施策に効果があったのかを見極めます。その後はよい施策を残し、再びステップ2の課題の整理から同じフローを繰り返していく流れです。

このように、LPOで成果を得るためには、常に効果計測をしながらPDCAを繰り返すことが大切です。

LPO対策を成功させるポイント3選【StockSunのコンサルタントによる独自戦略】

続いて、StockSunが実践しているLPO対策を成功させるコツを3つのポイントで紹介します。具体的なやり方を詳しく説明していますので、明日からでもすぐに実践していただくことが可能です。

なお、本章で解説するポイントの詳細は以下の動画で解説していますので、理解を深めたい方はあわせてご確認ください。

ユーザーベネフィットを明確に提示する

LPでは、ユーザーベネフィット(ユーザーから見た商品やサービスの利点のこと)を明確に提示することが大切です。

例えば、シャンプーを商材とする場合、それを使用した後にどういった「なりたい姿」になれるのかを、ユーザーに対して視覚的にわかりやすく提示することがベストです。

そのためには、ファーストビューに使う画像として「髪にツヤのある女性の人物画像」を選択することが望ましいと考えられます。

これにより、ユーザーベネフィットとして、シャンプーの使用により髪にツヤ・ハリ・コシが出るというイメージを提示でき、CVにつながりやすくなります。

ユーザーごとに的確にベネフィットを伝えるために、複数パターンのLPを用意しておき、ユーザーのニーズと属性に合わせて最適なLPを表示させる施策もあります。

この施策を行動ターゲティングLPOといいます。詳細について以下記事にて解説しているため、あわせてご確認ください。

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シンプルなストーリー性を軸にLP制作をおこなう

基本的なポイントとして、LP制作では導線を少なくシンプルにすることが大切です。

また、LPはストーリー性を持たせて作ることがほとんどです。なぜなら、何らかの悩みを解決したいというユーザーのニーズを拾いつつ、商品・サービスの利用という解決策・アクションへと誘導することがCVにつながりやすいためです。

そのため、LPを制作する際は、ストーリーを際立たせるために、その他の導線など(例:グローバルナビ)はなるべく省くことを推奨します。

クリック率とCV率の兼ね合いでLPを改善する

LPの改善を測る際は、ボタンのクリック率とCV率の双方から施策を検討することが大切です。

例えば、LP内に問い合わせボタンを多めに配置すれば、クリック率の向上にはつながるかもしれません。しかし、ユーザーが他のページに飛ぶことでLPのストーリーを最後まで読んでもらえなくなることから、CV率の向上につながらないおそれがあります。

売り上げを向上させるためには、クリック率とCV率の双方を向上できる施策を選択することが大切です。

LPO対策の成功事例6選【すぐマネできる!LPOに特化したコンサルタントによる年間広告予算50%削減事例】

本章では、実際にStockSunが手掛けたLPO対策の成功事例を6つ紹介します。こちらで紹介する事例は、以下2つの動画からもご確認いただけます。

CTAボタンの色を変更してクリック率が3%向上した事例

1つ目に、CTAボタンの色を変更してクリック率が3%向上した事例を紹介します。

この事例では、LPのトンマナに合わせて同系色のボタンを設置していたところ、あえてトンマナを無視した目立つ色のボタンに変更しました。

結果として、その施策を講じただけでクリック率が3.1%向上しています。

簡単な施策ではあるものの、トンマナや市場動向などの前提を踏まえて意識的な施策を講じたことで成功につながりました。

ファーストビューのテキストを変更し離脱率15%改善!CVR0.5%UP!の事例

2つ目に、シャンプーのLPにて、ファーストビューのテキストを変更したことで離脱率が15%改善し、CVRが0.5%UPした事例を紹介します。

成功要因は、次の2つにあると分析しています。

・リスティング広告の流入KWからわかるユーザーのニーズに訴求したテキストを追加
・商品の特性と整合性のとれるテキストに変更

具体的には、ファーストビューのテキストを「新登場」から「サロン帰りのうる艶髪」に変更しています。

「髪ゴワゴワ」「髪きしむ」などから流入したユーザーに対し、シャンプーを使うことで問題を解決できると訴求したテキストにしています。

さらに、艶に効く成分が多く含まれていた商品だったため、商品との整合性が取れるようなテキストとしました。

その結果、離脱率が15%も改善しただけでなく、CV率も0.5%UPに成功しています。LPでは、商品・サービスを使用してどのような利益があるのか、ユーザーにわかりやすく示すことが大切です。

LPに挿入していた口コミを変更しCVRが1.2%UPした事例

3つ目に、LPに挿入していた口コミを変更したことで、CVRが1.2%UPした事例を紹介します。

口コミはユーザーが意思決定する際に非常に重要な要素ですが、その中には商材に関する感謝の言葉を述べるようなレビューも多く見られます。しかし、ユーザーは口コミを見て、「商材を使うことでどうなるのかを簡潔に知りたい」と考えています。

そこで、この事例では、使用することでどのような結果を得られるのかすぐにわかる定量的な数値を入れた口コミに変更しました。

その結果、CRVを1%以上向上させることに成功しています。

上記の施策を進める際は、StockSunのコンサルタントが、経験に基づきLPを読み込んだうえで、「読みやすいか」「しっかり訴求できているか」をチェックしています。

そのうえで、「この口コミならば数値を取り入れると視認性が向上するのでは」「口コミ配下にCTAを設置するとCV率が高くなるのでは」など一定の仮説を立てます。

その後、ヒートマップやGoogleアナリティクスを用いて、ユーザーの行動を分析し、仮説が正しければ施策を実行という流れにて進めました。

LPについて無料相談をいただきましたら、経験に基づいた定性的な観点から改善案をご提案させていただきます。

実際の支援はご提案内容などにご納得いただいたうえで実施しておりますので、ぜひこの機会に無料でLPの課題を解決していただけたら幸いです。

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フォームの入力アシスト(EFO対策)を実施しCVRが0.7%UPした事例

4つ目に紹介するのは、フォームの入力アシスト(EFO対策)を取り入れたことで、CVRが0.7%UPした事例です。

この事例では、住所入力フォームで離脱が多かったことから、「単純に面倒くささから離脱されている」と仮説を立てました。

そこで、住所入力時に郵便番号を入力することで以降の住所が自動入力されるようなアシストを導入しています。その結果、CVRが0.7%改善しました。

また、上記と類似する事例として、電子マネー決済を導入しただけで離脱率を減少させることにも成功しています。

この事例では、Amazonアカウントに登録された住所情報とお支払い情報を使って商品やサービスの支払いができるサービス「Amazon Pay 」を導入することで、住所入力フォームからの離脱率を1/4まで減少させています。

離脱ポップアップを導入し利益率が150%UPした事例

5つ目に紹介するのは、離脱ポップアップを導入したことで利益率が150%UPした事例です。

離脱ポップアップとは、訪問者がウェブサイトを離脱しようとすると画面上に「お忘れではありませんか」といった表示がされるポップアップのことで、コンテンツや特典などのオファーを提示してウェブサイトに引き止める効果があります。

この離脱ポップアップを導入したことで、月30件程度の問い合わせが45〜50件にまで伸張し、利益率が150%UPしました。

LPは変更せず商材のターゲットをずらし売上につなげた事例

最後に紹介するのは、LPデザインはあえて変更せずに、ターゲットをずらして広告出稿したことで売上につなげた事例2つです。

1つ目の事例では、女性向けアイプチのLPをジェンダーレス男子向けのKWにて広告出稿した結果、売上UPに成功しました。

2つ目の事例では、20代向けの美容液のLPを50〜60代女性向けのKWにて広告出稿しました。その結果、CPAを1/2まで減少させることに成功しています。

ジェンダーレス男子は「女性に近づきたい」というニーズがある男性です。「女性向けの商品を購入したい」と考えているため、女性向けLPから変更しない施策が成功しました。

50〜60代の女性も深層心理の中に、「若くて1番綺麗だったときの自分」がいるものです。そこで、若者をターゲットとしたLPからあえて変更せずに訴求したことでCPAを1/2まで減少させることに成功しています。

このように、ターゲットをずらすことで、これまでにその商品・サービスを購入していなかったユーザーに購入してもらえるため、CPAを抑えるうえで非常に効果的です。

LPのCVRを向上させる方法は、以下の記事でも解説しています。

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LPO対策で悩んでいる人からよくある質問

最後に、LPO対策に課題を感じる企業様からのよくある質問と回答をまとめました。

LPO対策を進める際の注意点は何ですか?

LPO対策の実施にあたって効果検証をおこなう際、並行して複数のテストを実施しないようにしましょう。

なぜなら、複数の異なる要素があるテストを比べても、結果どこが良くてどこが悪かったのかが判別できないためです。必ず一つずつ検証しましょう。

また、LPO対策は効果が出るまでには時間がかかる点にも注意が必要です。継続的な検証・改善が求められるため、どうしても効果が出るまでには時間がかかります。この点を踏まえて、長期的な視点でおこなうことが大切です。

LPOを依頼する代行業者選びに迷っている際は、以下記事も参考になさってください。

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LPOにかかる費用相場は以下にて解説しています。

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無料で使用できるLPO対策ツールはありますか?

LPOの効果測定にあたっては、無料のツールから試しに活用してみることをおすすめします。

例えば、Googleは「Googleオプティマイズ」を提供しています。A/B テストを実施したり、Googleアナリティクスと連携したりすることも可能です。

無料でも豊富な機能を使用できるため、本格的なLPOをおこなう際は導入をおすすめします。

マイクロソフトは「Microsoft Clarity」を提供しています。ユーザーがLP上でどのような行動をしているか分析できるツールです。

ページのPV数やクリック数のほか、レコーディング機能によって「ユーザーのスクロール」や「カーソルの動き」なども確認できます。

非常に見やすいヒートマップも確認でき、ユーザーがどの部分に関心を持っていて、どの部分で離脱しているかが一目瞭然でわかるでしょう。

LPO実施の前にしておくべき準備事項は?

LPO対策では、価値ある改善策のみを実施することを念頭に置いておきましょう。

さまざまな改善施策を実施することは大切ですが、一定の期間で効果測定を行い、施策に効果があったのか検証していかなくてはなりません。また効果がなかった場合にはさらなる改善策を打ち出す必要もあります。

そのため1つの改善策を実施するだけでも一定の期間や工数がかかるものです。施策に優先順位をつけて価値ある改善策から優先して実施していきましょう。

また、LPO実施の前に対策を講じる手順を把握しておくことも大切です。本記事で紹介した、以下4つのステップでやるべきことをイメージしたうえで着手しましょう。

・目的とKPIのチェック
・課題の整理
・改善施策の実行・テスト
・施策の結果にもとづくPDCAの継続

まとめ

LPOとは、ランディングページ最適化のことです。高精度かつコストを抑えながら費用対効果を検証できたり、売上UP・CV数増加などの直接的な目標達成に適していたりする理由から、LPO対策の重要性は非常に高いです。

LPO対策を成功させるには、以下のポイントを実践することが大切です。

・ユーザーベネフィットを明確に提示する
・シンプルなストーリー性を軸にLP制作をおこなう
・クリック率とCV率の兼ね合いでLPを改善する

そのうえで、紹介した事例を参考にしながら、継続的な改善をおこなうことで、目標達成につなげましょう。

「LPO対策の手順はわかったものの、複雑でうまくできるかわからない…」
「自社に適したLPO対策の方法が知りたい…」
「自社のLPはどこを改善すべきかを知りたい…」

その場合は、無料相談をご活用ください。

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