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美容クリニックの集客方法12選|美容外科・美容皮膚科で患者を増やすマーケティングと医療広告ガイドライン

更新日

美容クリニックの集客とは、施術を検討している人に自院を見つけてもらい、カウンセリング予約・来院・契約、そして再来院へと進んでもらうための取り組みです。

本記事では、美容外科・美容皮膚科で使える集客方法12選に加えて、施術ごとの検索の季節性、医療広告ガイドラインで注意する打ち手、予約から契約までの歩留まりの上げ方を解説します。

この記事の結論(美容クリニック 集客 早わかり)

  • 今すぐ始めるべき施策:施術ページとWeb予約の導線、Googleビジネスプロフィールの整備。どちらもほかの施策から来た人の受け皿になります。
  • 大手との正しい戦い方:価格や広告量で正面から戦わず、「院長が最も得意な施術×その仕上がりの理由」で選ばれる看板治療を作る。
  • 手法の使い分け:美容外科はSNS・SNS広告で医師への信頼を作り、美容皮膚科はMEO・LINEで通い続けてもらう。全部やらなくてよく、自院の売上の構造に合う施策に絞る。
  • 成功のカギ:施術ごとに検索が増える時期は違う。季節に合わせた準備と、予約→来院→契約の歩留まりの改善で成果が分かれる。
  • 迷ったら:何から手をつけるべきか判断する段階から、StockSunの無料相談で壁打ちするのが最短です。

StockSunのクリニック向けの支援内容は、クリニックの集客支援のページで施策の優先順位や料金プランとあわせて紹介しています。

川口健作

この記事の著者

川口健作

川口健作

行列のできるクリニック集客相談所

美容クリニックのWebマーケティングを得意としており、クリニックのクライアントは累計60社を超える。美容外科・皮膚科、AGA、歯科などジャンル問わずクリニックの支援を行っている。

2014年にWebマーケティング会社フルスピード入社。動画マーケティング事業部立ち上げや、PR・SNS・SEOの部署マネージャーを務める。営業職として社内MVPを獲得。4年間在籍し独立。

独立後はフリーランスとなり、フロントエンドエンジニア兼総合Webマーケターとして活動。現在はWebコンサルティング会社を創設し、法人としてStockSunに参画。

目次

美容クリニックの集客方法12選|まずは全体像と「どれから始めるか」を押さえる

美容クリニックの集客方法は、Webを使う施策が10個、看板や紹介などのオフライン施策が2個あります。ここでは、12の手法の特徴を一覧にしたうえで、状況別にどれから始めるべきかを整理します。

12の手法を、効果が出るまでの早さ・費用のかかり方・主に届く相手で比べました。

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区分集客方法効果が出るまで費用のかかり方主に届く相手
Web①ホームページ・Web予約ほかの施策と連動して効く制作時にかかるすべての検討者
Web②SEO(AI検索を含む)時間がかかる記事制作の人手・外注費施術や悩みを調べている人
Web③MEO(Googleビジネスプロフィール)比較的早い無料で始められる近くで探している人
Web④Instagram運用時間がかかる撮影・投稿の人手施術を比べている人
Web⑤SNS広告(Instagram・Meta広告)早い配信中は継続してかかるまだ探し始めていない人
Web⑥リスティング広告早いクリックごとにかかる今すぐ受けたい人
Web⑦YouTube・TikTok時間がかかる撮影・編集にかかる医師を比べている人
Web⑧ポータルサイト・口コミサイト早い掲載費・手数料複数院を比べている人
Web⑨LINE公式アカウント予約後に効く無料プランから始められる予約した人・来院した人
Web⑩アフィリエイト認知が広がってから効く成果に応じてかかる比較記事を読む人
オフライン⑪紹介・リピート時間がかかる院内の案内の手間が中心来院した人とその知人
オフライン⑫看板・交通広告・院内の掲示時間がかかる制作・掲出時にかかる駅や通勤経路で通る人

費用のかかり方は相対的な目安で、エリアや施術、外注するかどうかで大きく変わります。具体的な金額は、施策の範囲を決めてから見積もりを取って比べるのが確実です。

状況別|美容クリニックの集客はどれから始めるべきか

12の手法をすべて同時に始める必要はありません。自院がどの段階でつまずいているかによって、先に手をつけるべき施策は変わります。

よくある5つの状況ごとに、優先する施策と理由をまとめました。

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#こんな状況ならまず取り組む施策優先する理由
①開業前・開業直後で、まだ知られていないInstagram運用・SNS広告・MEO見つけてもらう場所と、そこへ人を送る広告を同時に用意する
②カウンセリング予約そのものが少ないリスティング広告・SNS広告・ポータルサイト施術を探している人の目に触れる回数を増やすのが先
③予約はあるが、来院や契約に進まないリマインド・カウンセリング・LINE集客を増やしても、途中で離れる人が増えるだけ
④初回で終わり、リピートが続かないLINE公式アカウント・次回予約・紹介美容皮膚科は通い続けてもらうことが売上の柱になる
⑤広告費が上がり続けて利益が残らない看板治療の発信・SEO・MEO広告に頼らない入口を育て、広告への依存を下げる

③の「予約はあるのに契約しない」状態は、集客施策を増やしても解決しません。具体的な改善方法はカウンセリング予約から来院・契約までの歩留まりを上げる方法で解説しています。

①の開業前の準備については、StockSunのYouTubeチャンネルでも、開院前に仕込むべきSNS戦略をテーマに取り上げています。

施術の選び方やキャンペーンの組み方を変えて成果を動かした事例は、StockSunが無料で配布している『美容クリニック成功事例9選』でもまとめています。

》【無料DL】『美容クリニック成功事例9選』をダウンロードする

\何から始めるべきかを一緒に整理/

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美容クリニックのWeb集客(集患)方法10選|美容外科・美容皮膚科のマーケティング施策

美容医療を検討する人の多くは、施術名や悩みで検索し、SNSで症例や医師の雰囲気を確かめてから予約します。ここでは、美容クリニックのWebマーケティングで使う10の手法を、美容医療ならではの使い方とあわせて解説します。

①ホームページ・Web予約:施術ページから予約まで迷わせない

ホームページとは、広告・SNS・MEOなど、ほかのすべての施策から検討者が最後にたどり着く受け皿です。デザインの良し悪しより、施術ページを読んだ人が迷わず予約できるかどうかが成果を左右します。

施術ごとのページには、最低限、次の4つを用意しておきましょう。

  • 治療内容・費用・期間と回数
    自由診療の施術を紹介するときに医療広告ガイドラインが求める、通常必要とされる治療内容と標準的な費用
  • 主なリスク・副作用
    利点と同じページに、極端に小さくない文字で掲載
  • 担当医の紹介
    経歴と得意な施術。美容外科では医師で選ぶ人が多いため特に重要
  • Web予約の導線
    空き枠が見える予約画面と、スマホの画面下部に固定した予約ボタン

費用やリスクの書き方は、医療広告ガイドラインの章で詳しく解説しています。

②SEO・AI検索対策:「エリア名+施術名」と悩みの検索で見つけてもらう

SEOとは、「渋谷 二重整形」「新宿 シミ取り」のような検索で、自院のホームページを上位に表示させるための施策です。広告と違って表示のたびに費用がかからず、上位を取れれば広告を止めても問い合わせが続きます。

狙いやすいのは、施術を比較・検討する段階の検索語です。

狙いやすい検索語の例

「二重整形 ダウンタイム」
「脂肪吸引 痛み」

医師が監修し、根拠となる公的情報を示した解説ページは、AIによる検索結果の要約でも参照されやすくなります。

一方、成果が出るまでに時間がかかるため、開業直後の集客には向きません。キーワードの選び方や記事の作り方は、美容外科向けのSEO対策の記事で詳しく解説しています。

▼合わせて読みたい
美容整形・美容外科のSEO対策で成功するポイントを全解説!事例も3つ紹介!

③MEO(Googleビジネスプロフィール):口コミは特典なしで集める

MEOとは、Googleマップや「地域名+美容皮膚科」の検索結果に出る地図枠で、自院を上位に表示させるための施策です。Googleビジネスプロフィールへの登録は無料で、通いやすさで選ばれる美容皮膚科では特に効果が出やすい施策といえます。

登録で押さえたいのは、次の2つです。

  • 基本情報を正確に入れる
    院名・住所・電話番号・診療時間・予約ページのURL
  • 院内の写真や診療のお知らせを定期的に更新する

注意したいのが口コミの集め方です。

Googleのポリシーでは、口コミの投稿と引き換えに割引や無料サービスを提供することが禁止されており、「口コミを書いたら次回の施術を割引」といった依頼は口コミ削除の原因になります(出典:Googleマップ ユーザーの投稿コンテンツに関するポリシー)。

正しい集め方は、次の2つです。

  • 特典を付けずにお願いする
    施術後の案内の中で「よろしければご感想をお寄せください」と伝える形
  • 投稿された口コミにはすべて返信する
    良い内容にも厳しい内容にも丁寧に対応

④Instagram運用:症例と医師の解説で「この先生なら」と思ってもらう

Instagramは、美容医療を検討する人が症例やクリニックの雰囲気を確かめる場所です。再生数を狙った娯楽的な投稿より、医師の技術やこだわりが伝わる投稿のほうが予約につながります。

StockSunが支援したLipo Clinic omotesandoでは、症例投稿に加えて「なぜこう仕上がるのか」を医師が解説するリール動画を投稿し、広告から来た人の納得感を高めました(事例はこちら)。

症例写真の撮り方も予約数を左右します。写真は加工せず、部屋・機材・照明の条件をそろえて撮影し、施術の効果だけが伝わる症例にしましょう(StockSun公式YouTube)。

なお、施術を紹介する投稿は医療広告に当たるため、費用やリスク・副作用もあわせて示す必要があります。プロフィールや返信を含めた示し方はガイドラインの章で解説しています。

⑤SNS広告(Instagram・Meta広告):美容外科の新規獲得の主力にする

SNS広告とは、InstagramやFacebookのフィード・ストーリーズに費用を払って表示させる広告です。配信したその日から表示されるため、開業直後や新しい施術を始めたときの新規獲得で使いやすい手法です。

広告の着地先は、LPだけでなくInstagramのアカウントにする方法もあります。広告で強みを伝え、アカウントの症例や解説動画で納得してもらってからカウンセリング予約へ進んでもらう流れです。

クリエイティブや配信設定の詳しい考え方は、⑥の末尾で紹介している広告の記事にまとめています。

⑥リスティング広告:今すぐ受けたい人に届ける

リスティング広告とは、GoogleやYahoo!で検索したときに検索結果の上部に表示される広告です。「地域名+施術名」で検索している、今すぐ施術を受けたい人に直接届けられます。

美容医療ならではの注意点は、広告文そのものに書ける内容が限られることです。医療広告ガイドラインでは、検索結果にスポンサーとして表示される広告は、限定解除(後述)の要件を満たさないものとされています(出典:厚生労働省「医療広告等ガイドライン」)。

そのため、広告文と着地先のページで役割を分けます。

場所載せる内容
広告文広告可能な事項の範囲
着地先の施術ページ詳しい治療内容や費用

入札や広告文の作り方など運用の詳細は、美容クリニックの広告運用の記事で解説しています。

▼合わせて読みたい
【完全版】美容クリニックの広告運用ガイド|正しい手法で集客を加速させる9つの項目

⑦YouTube・TikTok:医師の専門性と人柄を伝える

動画は、文章や写真では伝わりにくい医師の説明の分かりやすさや人柄を、そのまま見せられる手法です。手術を伴う施術ほど、来院前に医師の動画を見て比べる人が増えます。

StockSunが支援したニキビ専門クリニックのYouTubeでは、ショート動画で新しい視聴者を集め、通常の動画で問い合わせにつなげる設計を取りました(出典:ニキビ専門クリニックのYouTubeマーケティング)。

動画も医療広告に当たる場合は、治療内容・費用・リスクを動画内か概要欄で分かりやすく示す必要があります。

⑧ポータルサイト・口コミサイト:仕組み(ビジネスモデル)を理解して入口に使う

美容医療のポータルサイトとは、施術やエリアで複数のクリニックを比較・予約できるサイトです。すでに美容医療に関心のある人が集まっているため、開業直後でも予約が入りやすいのが特徴です。

使うときに押さえたい点は、次の3つです。

  • 料金の体系を契約前に確かめる
    掲載するクリニックが支払う掲載費や手数料で運営される仕組み。「何に対していくらかかるか」はサイトによって違う
  • 価格の安さだけで選ばれやすい
    周りのクリニックと並べて比較されるため
  • 口コミの転載は体験談の広告になる
    第三者の口コミサイトの体験談は、費用を負担して掲載を依頼していなければ広告に当たらない。一方、自院のホームページやSNSに転載すると、禁止されている体験談の広告になる

⑨LINE公式アカウント:予約前後のフォローとリピートの土台にする

LINE公式アカウントとは、登録した人にメッセージを配信できる事業者向けのアカウントです。予約の確認・前日のリマインド・施術後の案内・次回の来院時期のお知らせまで、1つの窓口で続けられます。

StockSunが支援したLeap美容クリニックでは、リマインドの方法を見直したことで来院率が上がりました(事例はこちら)。予約した人に来院してもらう仕組みは、集客を増やすより先に整える価値があります。

予約の入口は、施術によって分けるのがおすすめです(StockSun公式YouTube)。

  • シミ取りなど気軽に受けられる施術
    Instagramのプロフィールに予約リンクを置く
  • 検討に時間がかかる施術
    LINEを挟み、来院の1週間前・3日前・前日にメッセージを送る

⑩アフィリエイト:認知が広がってから補助的に使う

アフィリエイトとは、比較サイトやブログの運営者が自院を紹介し、予約などの成果が出たときに報酬を支払う成果報酬型の広告です。成果が出るまで費用がかかりにくい一方、知名度のあるクリニックが優先して紹介されやすい傾向があります。

注意したいのは、医療広告ガイドラインではアフィリエイターも広告規制の対象とされている点です。違反があれば、広告を依頼したクリニックも指導等の対象になり得ます。記事の表現は掲載前に確認しましょう。

StockSun認定パートナー 川口健作

StockSun認定パートナー 川口 健作

SNSも広告もSEOも同時に始めなければ勝てない、と考える院長は少なくありません。実際に売上を左右するのは、見つけてもらった後に施術ページから予約まで迷わず進める導線があるかどうかです。手法を増やす前に、入口から予約までの流れを1本に整えるのが先です。

\自院に合う手法を見極める/

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美容クリニックのオフライン集客2選(紹介・リピート/看板・交通広告)

美容クリニックの集客はWebが中心ですが、来院した人との関係づくりと、通勤や通学で目にする看板は今でも欠かせません。ここでは、2つのオフライン集客を解説します。

⑪紹介・リピート:院内の案内と次回予約で再来院を作る

リピートとは、一度来院した人が次の施術や別の施術で再び来院することです。美容皮膚科の施術には複数回の通院を前提にしたものが多く、新規の獲得と同じくらい売上を左右します。

基本は、施術当日に次回の目安を伝え、その場で次回予約を取ることです。院内の掲示や院内で配るパンフレットは、すでに受診している人向けの情報提供として、医療広告ガイドラインでも広告には当たらないとされています。

紹介の仕組みを作る場合も、割引や特典を院外の広告で強調するのは避けましょう。ガイドラインでは「キャンペーン実施中」のように費用を強調した広告は不適切な例として挙げられています。

⑫看板・交通広告・院内の掲示:駅や通勤経路で名前と診療内容を覚えてもらう

看板や駅の交通広告は、毎日同じ場所を通る人に院名と診療内容を覚えてもらう手法です。すぐに予約が増える施策ではありませんが、検索やSNSで院名を見かけたときに思い出してもらうきっかけになります。

看板も医療広告に当たるため、書けるのは診療科名・院名・診療時間など広告可能な事項に限られます。「地域No.1」のような比較の表現は使えません。

美容クリニックの集客は施術の季節で変わる|検索データで見る施術別の集客カレンダー

美容医療は、施術によって検索が増える時期がはっきり分かれます。ここでは、代表的な施術の検索数を月ごとに確認し、施術ごとにいつ何を準備すべきかを解説します。

StockSunがAhrefsで施術名の月間検索数を調べたところ、医療脱毛は6月、二重整形は冬から春、シミ取りは1月前後に山があり、施術ごとに検索が増える季節が違いました(Ahrefsの推定値・日本・2024年10月〜2026年9月/2026年10月17日取得)。

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検索語検索が多い時期(推定)検索が少ない時期(推定)集客を始める目安
医療脱毛4〜6月に増え6月が山
2025年6月:137,856回
2026年6月:139,219回
秋〜冬
2025年10月〜2026年2月:81,407〜92,137回
2〜3月
二重整形12〜3月
2024年12月:32,784回
2026年3月:25,431回
9〜10月
2025年10月:18,271回
10〜11月
シミ取り1〜5月
2025年1月:55,336回
2026年1月:53,839回
7〜10月
2026年7月:45,175回
11〜12月
脂肪吸引季節の差が小さい
2026年は5〜6月が山(6月:61,884回)
2025年11月:51,039回通年(初夏の前に強化)
美容皮膚科(参考)ほぼ横ばい(月27,940〜36,721回)通年

検索数の規模は施術ごとに大きく違うため、各検索語の24か月平均を100として、月ごとの増減を同じ目盛りで並べました。

医療脱毛・二重整形・シミ取り・美容皮膚科の月間検索数の推移(24か月平均=100の指数、Ahrefs推定値、2024年10月〜2026年9月)

医療脱毛は、2025年12月と2026年6月で検索数が約1.7倍違います。一方、「美容皮膚科」という院の種類での検索は1年を通してほぼ横ばいでした。季節の波は、院の種類ではなく施術ごとに生まれていると読み取れます。

医療脱毛(春〜初夏):夏の前に検索が最も増える

医療脱毛の検索は4月から増え始め、2025年・2026年とも6月が山でした(2024年12月にも一時的な山があります)。肌を出す季節に向けて検討する人が増えるためと考えられます。

検索が増え始める前の2〜3月には、脱毛の施術ページと料金・回数の説明を最新の内容に整え、広告の準備を終えておきましょう。検索が少ない秋から冬は、脱毛を終えた人に次の施術を案内する時期に充てられます。

二重整形など美容外科の施術(冬〜春):休みの時期に合わせて検討される

二重整形の検索は12月から3月にかけて多く、9〜10月が最も少ない時期でした。腫れなどが落ち着くまでの期間(ダウンタイム)を、年末年始や春休みなど休みを取りやすい時期に重ねたい人が多いためと考えられます。

美容外科は、検討から予約までに時間をかける人が多い分野です。山が来る前の10〜11月に、症例と医師の解説をInstagramやホームページにそろえておくと、比較の候補に入りやすくなります。

シミ取り(秋冬〜春)・脂肪吸引(通年):検索の山に合わせて準備する

シミ取りの検索は1月から5月に多く、7月から10月に少なくなりました。日差しの強い時期を避けて、秋冬から春に施術を考える人が多いと読み取れます。

脂肪吸引は季節の差が小さく、2年間で山の位置も一定しませんでした。2026年は5〜6月が山だったため、通年の発信を続けながら、初夏の前に広告を強めるのが目安です。

検索が落ち着く時期:次の山に向けた仕込みをする

施術の山と山の間は、新規の予約が少なくなる時期です。この時期は広告費を抑え、成果が出るまで時間のかかる施策に手を回すのが効率的です。

  • 施術ページとSEO記事の更新
    次に山が来る施術の解説と、費用・リスクの記載の見直し
  • 症例写真の撮りためと説明文の準備
    同じ角度・照明・背景で撮影し、治療内容・費用・リスクの説明を添える準備
  • 既存の患者へのフォロー
    LINEでの次回の目安の案内と、Googleの口コミへのお願い
StockSun認定パートナー 川口健作

StockSun認定パートナー 川口 健作

繁忙期に入ってから広告費を増やせば間に合う、と考えるクリニックは少なくありません。しかし検索データを見ると、施術を受けたい時期の数か月前から情報を集め始める人がいます。施術ごとの山を把握し、検索が増え始める前に施術ページと症例をそろえておくのが近道です。

美容外科と美容皮膚科で集客の勝ち筋は違う|単価・来院回数・商圏で考える

同じ美容クリニックでも、手術を中心とする美容外科と、レーザーや注入などを中心とする美容皮膚科では、患者の決め方も売上の作り方も違います。ここでは、2つの違いと、都市部と地方で変わる商圏の考え方を解説します。

美容外科と美容皮膚科の集客の違いを、5つの観点で比べました。

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観点美容外科(二重・鼻・脂肪吸引など)美容皮膚科(シミ・脱毛・肌治療など)
1回あたりの単価高い手術に比べて低い
来院の回数少ない(1回の決断が大きい)多い(複数回の通院が前提の施術が多い)
選ばれる決め手医師の技術・症例・人柄通いやすさ・料金の分かりやすさ・院の雰囲気
効きやすい施策Instagram運用・SNS広告・YouTubeMEO・SEO・LINE公式アカウント
重視する数字カウンセリング後の契約率・契約単価再来院率・次回予約の取得率

外科と皮膚科の両方の診療を行う院は、売上の柱がどちらにあるかで力の配分を決めます。外科と皮膚科で戦い方を分ける考え方は、StockSunのYouTubeチャンネルでも開業ドクター向けのテーマとして取り上げています。

StockSunの認定パートナーが支援した美容クリニックでは、開業から3か月ほどの売上の内訳は、美容皮膚科で再来院が3〜4割、美容外科で新規が8〜9割でした。美容外科は1回で悩みが解消する施術が多く、再来院があっても半年後や1年後になるためです。

美容外科の集客:医師への信頼を作り、1回の決断を後押しする

美容外科は「誰に手術してもらうか」で選ばれる分野です。症例と医師の解説を積み重ね、カウンセリングの前に「この先生に相談したい」と思ってもらえる状態を作ることが集客の中心になります。

そのため、Instagram運用で信頼を作り、SNS広告でその投稿を見てもらう人を増やす組み合わせが基本です。単価が高いぶん、予約数だけでなくカウンセリング後の契約率まで追いかけましょう。

美容皮膚科の集客:通いやすさとリピートで売上を積み上げる

美容皮膚科は、近さや通いやすさで選ばれやすく、複数回の通院で売上が積み上がる分野です。「地域名+美容皮膚科」で見つけてもらうMEOとSEO、通い続けてもらうためのLINEと次回予約が集客の柱になります。

保険診療の皮膚科が自費の施術を広げる場合も、同じ考え方が使えます。StockSunが支援したいわもと皮フ科クリニックでは、ホームページとSEO・MEOに絞った施策で、保険診療で来院した人を自費診療の案内につなげました(事例はこちら)。

都市部(新宿・渋谷など)と地方で変わる商圏の考え方

商圏とは、患者が無理なく通える範囲のことです。新宿・渋谷・表参道などの都市部は、同じ駅の周りに多くのクリニックが集まり、「新宿 美容皮膚科」のような検索でも広告とポータルサイトが並ぶ激戦区になります。

都市部では、施術の専門性や医師の個性で選ばれる理由を作らないと、広告費の比べ合いになりがちです。一方、地方では競合が少ないぶん、MEOと地域名を含むSEOで「地域で最初に思い出される院」になれる余地があります。

なお、骨や関節を診る「整形外科」は、美容外科とは別の診療科です。整形外科など一般のクリニックの集患は、病院・クリニックの集客・集患方法の記事で解説しています。

StockSun認定パートナー 川口健作

StockSun認定パートナー 川口 健作

美容外科も美容皮膚科も、同じ集客の型で伸ばせると考えられがちです。実際には、1回の手術で信頼を勝ち取る外科と通い続けてもらう皮膚科では、追うべき数字も効く媒体も違います。自院の売上がどちらの構造に近いかを決めてから、施策の優先順位を組むのが正しい順序です。

美容クリニックの集客と医療広告ガイドライン|第6版で確認したいNGな打ち手

美容クリニックの集客は、厚生労働省の医療広告ガイドラインに沿って行う必要があります。ここでは、2026年3月に改正された最新版をもとに、集客の現場でつまずきやすい打ち手と、その代わりにやることを解説します。

厚生労働省のページで確認できる最新の資料は、次の3つです(2026年10月17日確認)。

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資料最終改正・発行日
医療広告等ガイドライン(本体)2026年(令和8年)3月30日
医療広告等ガイドラインに関するQ&A2026年(令和8年)3月30日
医療広告規制におけるウェブサイト等の事例解説書(第6版)2026年(令和8年)3月30日

出典:厚生労働省「医療法における病院等の広告規制について」

広告に当たるかどうかは「誘引性」と「特定性」で決まる

医療広告とは、患者の受診を誘う意図があり(誘引性)、クリニック名や医師名が特定できる(特定性)表示のことです。ホームページ・SNS・動画・看板・広告など、媒体を問わずこの2つを満たせば規制の対象になります。

規制の対象はクリニックだけではありません。ガイドラインでは、広告代理店やアフィリエイターなども含め「何人も」広告規制の対象とされています(出典:厚生労働省「医療広告等ガイドライン」)。

集客でよく使われるが注意が必要な打ち手5つ

他の業種では当たり前の集客の打ち手が、美容医療では使えないことがあります。よくある打ち手と、ガイドライン上の扱い、代わりにやることを一覧にしました。

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よくある打ち手ガイドライン上の扱い代わりにやること
患者の感想・体験談の掲載(口コミサイトからの転載を含む)治療の内容や効果に関する体験談の広告は禁止医師が施術の内容・流れ・リスクを解説する
ビフォーアフター写真の掲載説明のない写真は禁止。治療内容・費用・主なリスク・副作用などの詳しい説明を付ければ掲載できる写真と同じ場所に説明を添える(リンク先や小さな文字にしない)
「期間限定50%オフ」などのキャンペーン・モニター割引の強調費用を強調した広告は品位を損ねるものとして不適切標準的な費用と回数を分かりやすく掲載する
「地域No.1」「日本一」などの表現他院と比べて優れているとする比較優良広告は禁止得意な施術と、その理由を事実で示す
「無料カウンセリングの方全員にプレゼント」医療と直接関係ない物品で誘う広告は不適切カウンセリングで分かること・所要時間を案内する

出典:厚生労働省「医療広告等ガイドライン」(令和8年3月30日最終改正)

ビフォーアフター写真と自由診療の情報は「限定解除」の要件で載せる

限定解除とは、患者が自ら求めて見に来るホームページなどで、一定の要件を満たした場合に、広告できる事項の範囲を広げて詳しい情報を載せられる仕組みです。自由診療の情報を載せるときは、次の4つをすべて満たす必要があります。

  • 患者が自ら求めて入手する情報であること
    ホームページなどが該当。検索連動広告やバナー広告は該当しない
  • 問い合わせ先の明示
    電話番号やメールアドレスなど、内容を照会できる連絡先
  • 通常必要とされる治療内容・費用の掲載
    標準的な費用・治療期間・回数。費用が決まらない場合は最低から最高までの範囲
  • 主なリスク・副作用の掲載
    利点だけを強調せず、分かりやすく併記

国内で承認されていない医薬品や機器を自由診療で使う場合は、未承認であることや入手経路なども記載が必要です(出典:厚生労働省「医療広告等ガイドライン」)。

SNS・動画は返信や概要欄まで含めて「一覧性」をもたせる

2026年3月の事例解説書第6版では、SNS・動画の広告事例が拡充されました。SNSでは、プロフィール・投稿・返信のほか、文字数制限のために自分の投稿に返信してつなげる情報やハッシュタグも医療広告に相当するとされています。

投稿が返信や概要欄に分かれる場合も、治療内容・費用・リスクなどを一体的かつ一覧性をもって示すことが求められます(出典:厚生労働省「医療広告規制におけるウェブサイト等の事例解説書(第6版)」)。

インフルエンサーへの依頼はステルスマーケティング規制にも注意する

2023年10月1日から、広告であることを隠した表示(ステルスマーケティング)は景品表示法違反となりました。インフルエンサーなどの第三者に依頼した投稿も事業者の広告に含まれ、規制の対象は依頼した事業者側です(出典:消費者庁「ステルスマーケティング規制」)。

医療広告ガイドラインでも、費用を負担して掲載を依頼した口コミや投稿は広告として扱われる場合があるとされています。

インフルエンサーの施術体験の投稿を依頼する場合、広告である旨の表示がなければステマ規制に、体験談としての訴求は医療広告ガイドラインに触れるおそれがあります。

違反したときの扱い:行政指導から是正命令・罰則へ

違反が見つかった場合、通常はまず都道府県などから行政指導で広告の中止や是正を求められます。指導に従わない場合や違反を繰り返す場合は、中止命令・是正命令の対象になります。

ガイドラインでは、虚偽広告や命令に従わなかった場合の罰則として「6月以下の懲役又は30万円以下の罰金」が記載されています。悪質な場合は、管理者の変更命令や開設許可の取り消しなどの行政処分につながるおそれもあります。

矯正・インプラント・ホワイトニングなど、歯科の自費診療で多いNG表現は、歯医者の集客の記事で解説しています。

▼合わせて読みたい
歯医者の集客方法12選|歯科医院が新患を増やすWeb集客・集患と医療広告ガイドライン

StockSun認定パートナー 川口健作

StockSun認定パートナー 川口 健作

ガイドラインを守ると、他院より訴求が弱くなると心配する声を聞きます。実際には、費用やリスクまで正直に載せた施術ページのほうが、カウンセリングでの不安が減り契約につながりやすくなります。規制を制約ではなく、信頼を伝える型として使うのが長く集客できる道です。

カウンセリング予約から来院・契約までの歩留まりを上げる方法

美容クリニックの集客は、予約が入った時点で終わりではありません。ここでは、予約から契約、そして再来院までの途中で患者が離れてしまう理由と、その対策を4つの段階に分けて解説します。

段階ごとに、離れてしまう主な理由と対策をまとめました。

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段階離れてしまう主な理由対策
①閲覧→カウンセリング予約まだ決めきれない・予約の手間が面倒Web予約とLINEの2つの入口を並べる
②予約→来院予約を忘れる・当日に不安が大きくなる前日と当日のリマインド・予約直後の連絡
③来院→契約広告で見た内容と提案が違う・費用に納得できない広告の訴求とカウンセリングの内容を揃える
④契約→再来院次に来る時期が分からない・ほかの院を試したくなる次回予約とLINEでの案内

①予約を増やす:Web予約とLINEの2つの入口を用意する

すぐに予約したい人と、まだ情報を集めたい人では、必要な入口が違います。施術ページには、空き枠が見えるWeb予約と、LINEで相談や案内を受け取る入口の両方を並べましょう。

LINEに登録してもらえば、すぐには予約しない人とも接点を残せます。施術の流れやダウンタイムの過ごし方など、検討中の不安に答える情報を届けていきます。

②来院してもらう:リマインドと予約直後の連絡を見直す

予約は入ったのに当日来ない人は、どのクリニックにもいます。予約システムとLINEを連携させ、前日と当日に自動でリマインドを送るのが基本です。

StockSunが支援したLeap美容クリニックでも、予約後の来院率を高めるCRM施策を重視し、リマインドの方法を見直したことで来院率が向上しました(出典:美容クリニックの集客支援【Leap美容クリニック】)。

③契約してもらう:広告の訴求とカウンセリングを揃える

広告で手軽な施術を打ち出して集めたのに、カウンセリングで高額な施術ばかりを勧めると、患者は不信感を持ち契約に至りません。広告で伝えた施術・費用・対象と、カウンセリングの説明を揃えることが契約率を上げる近道です。

そのために、どの媒体から来た患者がどの施術で契約したかを記録し、マーケティング担当とカウンセラーで毎月共有しましょう。来院率・契約率・契約単価を媒体別に見ると、広告の予算を寄せるべき媒体が分かります。

④再来院してもらう:施術当日に次回予約を取る

複数回の通院が前提の施術は、初回の契約だけでは売上が完結しません。施術当日に次回の目安を伝えてその場で予約を取り、来院が空いた人にはLINEで次の時期を案内します。

再来院が続く患者は、施術の満足度が高い人でもあります。施術後の不安に丁寧に答える体制が、紹介やGoogleの口コミにもつながります。

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美容クリニックが大手と差別化して集客するポイント4つ

院数と広告予算のある大手クリニックと同じやり方で戦っても、小規模なクリニックは不利になりがちです。ここでは、規模の小さいクリニックが選ばれる理由を作るための4つのポイントを解説します。

①院長が最も得意な施術を「看板治療」にする

看板治療とは、自院が最も自信を持って提供でき、集客の核に据える施術のことです。「何でもできます」という訴求は、ほかのクリニックとの違いが伝わりません。

StockSunが支援した加藤クリニック麻布では、院長の強みである「カスタマイズ注入治療」に焦点を当て、施術の独自性やこだわりを伝える発信に切り替えました。

その結果、支援開始から3ヶ月でカスタマイズ治療メニューの売上が約6倍になり、クリニック全体の売上も1.2倍に伸びています(出典:美容クリニックの集客、リブランディング支援【加藤クリニック麻布】)。

②集客のきっかけになる施術とリピートにつながる施術を分けて設計する

美容クリニックの集客では、広告で集めやすい施術と、利益や継続的な来院につながる施術を分けて考えます。集客のきっかけになる施術は「フック施術」と呼ばれ、来院後に本命の施術や継続的な通院へつなげる入口になります。

フック施術は、安さだけで選ぶと利益が残りません。原価が低く利益率の高い施術を選び、カウンセリングで患者の悩みに合う施術を提案できる流れを作ることが大切です。

たとえば、たるみの悩みなら、費用を抑えた機械の施術を入口に集客し、本命の糸リフトを提案する流れが作れます。StockSunの認定パートナーが支援した美容クリニックでは、広告の訴求の仕方で差は出るものの、入口の施術から3〜4割が糸リフトに進むケースもありました(StockSun公式YouTube)。

③院長の技術と考え方を軸に発信し、院としての信頼も積み上げる

美容医療は医師への信頼で選ばれるため、院長や担当医が症例の考え方や施術のこだわりを語る発信は大きな強みになります。Instagram・YouTube・ホームページで同じテーマを語り続けると、患者が院の情報に触れる回数も増えます。

一方で、特定の医師だけに頼った集客は、その医師が離れたときに患者も離れるリスクがあります。医師個人の発信と並行して、院としての方針や設備、スタッフの対応も伝えておきましょう。

④媒体別の数字を記録し、広告費は売上とのバランスで決める

集客の効果は、記録しなければ分かりません。媒体ごとの予約数・来院数・契約数・契約単価を毎月記録し、どの媒体が売上につながっているかを確認しましょう。

広告費は、予約が増えたかどうかではなく、売上に対してどれだけかけているかで判断します。売上との比率で上限を決めておけば、広告費が膨らんで利益が残らない状態を防げます。

StockSun認定パートナー 川口健作

StockSun認定パートナー 川口 健作

大手と同じ施術を同じ見せ方で打ち出し、価格で勝負しようとする小規模院は少なくありません。実際に選ばれるのは、院長が最も得意な施術を軸に、なぜその仕上がりになるのかを語れるクリニックです。看板治療を1つ決め、すべての媒体で同じ話をし続けるのが近道です。

\大手と戦わない集客の組み立て方/

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美容クリニックの集客がうまくいかない原因4つ

施策を打っているのに患者が増えない場合、原因は手法の選び方以外にあることも少なくありません。ここでは、美容クリニックの集客がうまくいかない代表的な原因を4つ解説します。

①競合が多く、施術と価格だけで比べられている

都市部の駅の周りには、同じ施術を扱うクリニックが多く集まります。施術名と価格しか伝えていないと、患者はポータルサイトや広告で価格だけを比べ、より安い院を選びます。

価格以外で選ばれる理由を作る方法は、美容外科と美容皮膚科の章と差別化のポイントで解説したとおりです。

②医療広告ガイドラインを知らずに、使えない訴求に頼っている

他の業種で効果のある「お客様の声」や「キャンペーン価格」を前面に出すと、医療広告ガイドラインに触れるおそれがあります。修正のたびに広告やページを作り直すことになり、集客が安定しません。

最初からガイドラインに沿った施術ページと投稿の型を作っておけば、媒体を増やしても同じ型で展開できます。

③集客手段を分散しすぎて、どれも中途半端になっている

SEOもInstagramもTikTokもYouTubeもと同時に走らせると、どれも改善の手が回らなくなります。特に開業直後は、人手も予算も限られています。

まずは自院の状況に合う少数の施策に絞り、媒体別の数字を見ながら改善を回しましょう。絞り方は歩留まりの章の表と、冒頭の状況別の表が目安になります。

開業後の3か月は、次の3つに絞りましょう(StockSun公式YouTube)。

  • Instagram運用
  • Instagram広告
  • ポータルサイト

SEOやYouTubeのように成果が出るまで時間のかかる施策は、利益が出てから始める順番がおすすめです。

④訴求が固まる前に、LPの制作に費用をかけすぎている

開業直後は、実際に集客を始めてみると「想定と違う層が来る」「打ち出す施術を変えたい」ということがよく起こります。作り込んだLPは修正に時間と費用がかかるため、変化についていけません。

訴求が固まるまでは、施術ページやInstagramのアカウントを着地先にして反応を見ながら直し、データがそろってからLPに投資する順番がおすすめです。

開業後の3か月はLPを作らず、広告からInstagramのアカウントへ案内する運用から始めるのも有効です。どの層に刺さるかは集客してみて分かることが多く、LPを見た人も半分ほどはInstagramを確認してから予約するためです。

自院の状態を確認できるよう、5つのチェック項目をまとめました。

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#チェック項目確認する内容
①集客手段を絞れているか人手と予算に合う数の施策に集中しているか
②媒体別の数字を把握しているか予約数・来院率・契約率・契約単価を媒体ごとに記録し、カウンセラーと共有しているか
③広告の訴求とカウンセリングが一致しているか広告で打ち出した施術・費用・対象と、カウンセリングの提案がずれていないか
④施術ページと投稿がガイドラインに沿っているか体験談の掲載や費用の強調がなく、費用・リスクが一覧性をもって示されているか
⑤予約の導線をスマホで試したか実際にスマホで施術ページから予約完了まで操作して確かめたか

StockSunが支援した美容クリニック・美容皮膚科の集客成功事例4選

ここでは、StockSunの認定パートナーが美容クリニックと皮膚科の集客を支援した事例を4つ紹介します。いずれもStockSunの実績ページに掲載している事例です。

広告費をかけずに月間新患数が約240名から650名へ(いわもと皮フ科クリニック様)

神奈川県藤沢市で25年続く皮膚科が、院長の代替わりを機に自費診療を広げ、Webからの新規来院を仕組みにしたいとご相談いただいた事例です。それまでホームページには力を入れていませんでした。

支援では、SNSやWeb広告を主軸にせず、ホームページのリニューアルとSEO・MEOに資源を集中させました。保険診療で訪れた人の目に自費診療の選択肢も自然に留まる構成と、地域名での検索に強いMEOを整えています。

その結果、月間新患数は約240名(2024年8月)から650名(2026年8月時点)に増え、ほぼ0%だった自費診療の比率も約20%に上がりました(出典:Webサイトリニューアルによる集患最大化の成功事例【いわもと皮フ科クリニック様】)。

開院2ヶ月で黒字化、広告の予約獲得単価3,000円(ソワン美容皮膚科クリニック表参道院様)

2ヶ月後に表参道で開院する美容皮膚科から、集客プランやメニューの設計、SNS・広告の運用についてご相談いただいた事例です。

担当した認定パートナーの岩館大地は、医師の特徴・立地・ターゲットに合わせたブランディングの方向性をすり合わせ、メニュー決め・予約媒体の設定・広告運用・インフルエンサーを活用した認知拡大までを支援しました。

広告では、その後の売上につなげやすく利益率の高い施術をフック施術として選んでいます。

その結果、広告での予約獲得単価は3,000円、費用対効果は450%となり、開院から2ヶ月での黒字化を達成しました(出典:美容クリニックの集客・開業支援【ソワン美容皮膚科クリニック表参道院】)。

カウンセリング予約数が約2倍、売上が約1.5倍に(Lipo Clinic omotesando様)

脂肪豊胸・脂肪吸引で高い技術を持ちながら、その魅力をSNSや広告で伝えきれず、集客に伸び悩んでいた美容外科の事例です。

岩館は、Meta広告を軸にした新規集客の導線を作りました。広告では強みの脂肪豊胸に絞って技術と医師のこだわりを伝え、着地先のInstagramでは医師が仕上がりの理由を解説するリール動画で納得感を高めています。

その結果、カウンセリング予約数は従来の約2倍に増え、クリニック全体の売上も約1.5倍に成長しました(出典:美容クリニックの集客支援【Lipo Clinic omotesando】)。この取り組みは、StockSunのYouTubeチャンネルでも紹介しています。

開業半年で伸び悩んでいた売上が前月比2倍以上に(Leap美容クリニック様)

開業から半年たっても売上が思うように伸びず、売上を2倍以上にするためのコンサルティングとマーケティングをご依頼いただいた事例です。

岩館は、周辺のクリニックを調べたうえで集客する施術を決め、広告運用を中心に支援しました。院長に依頼したい患者の特徴を検討して来院率や契約率が高まる訴求で集客し、予約後の来院率を高めるCRM施策にも力を入れています。

その結果、売上は前月比で2倍以上となり開業以来の最高を記録し、予約件数も月で1.5倍に増えました。広告の獲得効率は運用開始から1ヶ月で1.6倍に改善しています(出典:美容クリニックの集客支援【Leap美容クリニック】)。

美容クリニックの集客を相談できるStockSunの認定パートナー

StockSunでは、美容クリニックの集客支援に対応する認定パートナーを指名して相談できます。ここでは、本記事で触れた施策ごとに相談先となる4名を紹介します。

川口健作:Web集客全体とSEO・MEOで集患を伸ばしたいクリニック向け

川口健作の強みは、美容クリニックのWebマーケティングです。美容外科・皮膚科・AGA・歯科などジャンルを問わずクリニックを支援し、クリニックのクライアントは累計60社を超えます。

得意とするのは、開業クリニックを軌道に乗せる支援と、自費診療の集客。広告費を抑えながらホームページとSEO・MEOで集患の土台を作りたいクリニックにおすすめです(川口健作のプロフィール)。

岩館大地:開業支援と広告・SNSで美容クリニックを伸ばしたい院向け

岩館大地の強みは、美容クリニックでのマーケティング統括経験者で構成されたチームによる、美容業界に特化した支援です。戦略策定・広告運用・症例撮影のレクチャー・YouTubeやTikTokの制作運用・LINE運用まで対応しています。

本記事で紹介したソワン美容皮膚科・Lipo Clinic・Leap美容クリニック・加藤クリニック麻布の事例を担当。開業前の準備から広告・SNSでの新規獲得まで任せたい美容クリニックにおすすめです(岩館大地のプロフィール)。

柴田章矢:YouTube・ショート動画で医師の信頼を伝えたいクリニック向け

柴田章矢の強みは、動画SEOを軸にしたYouTube・Instagram・TikTokの運用支援です。医療・歯科・美容クリニックなど、信頼の構築が成約を左右する分野を中心に支援しています。

プロフィールに掲載している実績には、美容クリニックの月間来院数を12件から40件以上に増やした例があります。動画で医師の専門性を伝え、来院や予約につなげたいクリニックにおすすめです(柴田章矢のプロフィール)。

安部直樹:アフィリエイトで予約を増やしたい美容クリニック向け

安部直樹の強みは、美容医療・エステ・ジムを中心としたリード型案件のアフィリエイトです。実績には、3店舗の医療痩身クリニックで月間600CVを獲得した例があります。

院の認知が広がり、比較サイト経由の予約を集客の柱の1つに加えたい美容クリニックにおすすめです(安部直樹のプロフィール)。

クリニック向けの支援内容と料金プランは、クリニックの集客支援のページからも確認できます。

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美容クリニックの集客支援におすすめの会社5選

集客を外部に任せたい美容クリニック向けに、美容医療の支援に対応する会社を5社紹介します。料金や実績は各社の公式サイトで確認できた範囲で記載しています。

StockSun株式会社

StockSunの強みは、倍率約100倍の審査を通過した認定パートナーを、課題に合わせて指名できることです。広告運用・SEO・SNS・MEO・LP改善を個別の施策で終わらせず、来院までの導線として一体で設計します。

担当するのは、美容クリニックやクリニックの支援経験を持つ認定パートナー。医療広告ガイドラインに沿った施術ページや投稿の設計も含めて相談できます。

「集客施策がバラバラで成果につながらない」「何から手をつければいいかわからない」という美容クリニックに特におすすめです。

項目内容
対応領域Web広告・SEO・SNS・MEO・LP改善・集患戦略設計
最低料金要相談(案件ごとに見積もり)
強み担当者を指名できる・美容クリニックの支援事例を実績ページで公開・医療広告ガイドライン対応
住所東京都新宿区西新宿3丁目8番3号 新都心丸善ビル7階
公式HPhttps://stock-sun.com/

株式会社Grill

株式会社Grill

株式会社Grillは、美容クリニックの集客全般を一手に担うマーケティング会社です。Web広告・SEO・SNS・MEO・LP改善を個別の施策で終わらせず、来院までの導線として組み合わせて集患を設計します。

施策がバラバラで成果につながらないという悩みは、美容クリニック集客でよく起こる課題です。Grillは全体設計から入るため、各施策を一貫した戦略のもとで連動させられます。

美容医療は表現規制が厳しく、訴求の自由度が限られます。Grillは薬機法・医療広告ガイドラインに準拠したうえで集客施策を設計できるため、規制リスクを抑えながら集患を伸ばせます。美容クリニックをはじめEC・不動産・SaaS・人材まで幅広い支援実績があり、競合が多い市場での差別化にも対応します。

料金は、AI・自動化ツールの活用で業界相場よりかなり低コストです。広告運用は手数料10%〜・最低出稿10万円〜、SEO・SNS・HP制作系は月額数万円〜から始められます。高速PDCAで成果を素早く改善するため、限られた予算でも集患の費用対効果を高められます。

項目内容
対応領域Web広告・SEO・SNS・MEO・LP改善・薬機法準拠クリエイティブ制作
最低料金広告運用手数料10%〜・出稿10万円〜
強み薬機法・医療広告ガイドライン準拠・業界半額水準の手数料・高速PDCA・来院導線の一体設計
住所東京都渋谷区東3丁目22-14 グランファースト恵比寿5階
公式HPhttps://grill.co.jp/

株式会社グラッドキューブ

株式会社グラッドキューブ

株式会社グラッドキューブは、東証グロース市場上場・従業員130名のデジタルマーケティング会社。リスティング広告・SNS広告・動画広告の運用に加え、AI搭載の自社ツール「SiTest」でLPの改善まで一気通貫でCPA最適化を図ります。

さらに自社ツール「LLMOA」を使い、生成AIで施術やクリニックを調べる患者に向けたAIO・LLMO対策にも対応。Google Premier Partner・Meta認定広告代理店など主要媒体の認定を取得し、Agency Excellence Awardsでは最優秀賞を6度受賞しています。

「LP改善やAI検索対策まで含めて一社にまとめて任せたい」という美容クリニックに特におすすめです。

項目内容
対応領域リスティング広告・SNS広告・動画広告・LP改善・ヒートマップ解析・LPO・AIO対策
最低料金広告費の20%(広告費月50万円以上で初期費用0円)
強み自社ツールSiTest・LLMOA/Google Premier Partner・LINEヤフー「Select」・Meta認定代理店
住所東京都港区赤坂4丁目8-15 赤坂KOSENビル8F(東京支社)
公式HPhttps://www.glad-cube.com/

株式会社ADrim

株式会社ADrim

ADrimは、デジタルマーケティング事業とマーケティングソリューション事業を軸に、戦略策定からデータ解析・広告運用まで専門家チームが一体となって支援する会社です。運用型広告とアフィリエイト広告(成果報酬型)を組み合わせることで、集患リスクを抑えながらCPAを最適化できる点が特徴です。

大手脱毛クリニックでの獲得率200%UP実績など美容医療領域への支援経験が豊富で、大型予算から小規模なテストマーケティングまで柔軟に対応します。

「成果報酬型も組み合わせてリスクを抑えたい」「広告審査でつまずきたくない」という美容クリニックに特におすすめです。

項目内容
対応領域リスティング広告・SNS広告・アフィリエイト広告・LP制作・データ解析
最低料金要相談
強み運用型×アフィリエイト広告の横断設計・大手脱毛クリニック獲得率200%UP実績
住所東京都千代田区神田錦町2-2-1 WeWork KANDA SQUARE内11F
公式HPhttps://adrim.co.jp/

株式会社CyberACE

株式会社CyberACE

CyberACEは、株式会社サイバーエージェント100%子会社として、インターネット広告国内トップシェアグループのノウハウとAI技術を美容クリニック集客に直接活用できるインターネット広告代理店です。

グループ独自開発の「極予測AIシリーズ」により、クリエイティブの効果をAIが事前に予測・最適化するため、無駄な広告費を抑えながら高いCPA効率を実現します。

Instagram縦型動画広告でのCPA87%への改善・新規顧客272%への増加など、クリエイティブ×AIの組み合わせによる成果実績が豊富です。デジタルマーケティング・クリエイティブ制作・データ計測基盤の構築まで一気通貫で対応できるため、複数の外注先に分散していた集患施策をまとめて任せたいクリニックに向いています。

「科学的な根拠のある広告運用で集患コストを下げたい」「AIを活用した最先端のクリエイティブ設計に興味がある」という美容クリニックに特におすすめです。

項目内容
対応領域インターネット広告全般・クリエイティブ制作・データ計測・AI活用広告運用
最低料金要相談
強み極予測AIシリーズによる事前効果予測・CPA87%への改善実績
住所東京都渋谷区渋谷2丁目24番12号 渋谷スクランブルスクエア20階
公式HPhttps://cyberace.co.jp/

美容クリニック・美容外科の集客に関するよくある質問

最後に、美容クリニックの集客についてよくある質問に回答します。

美容クリニックの集客は、何から始めればいいですか?

開業前や開業直後なら、施術ページとWeb予約の導線、Googleビジネスプロフィールの整備から始めましょう。どちらもSNSや広告から来た人の受け皿になります。

すでに予約がある院は、予約・来院・契約・再来院のどこで患者が離れているかを先に確認し、離れている段階の対策から手をつけるのが効率的です。

広告とSEO、どちらから取り組むべきですか?

早く予約を集めたい開業直後は広告、広告への依存を下げたい段階ではSEOが中心になります。どちらか一方ではなく、広告で予約を集めながらSEOで広告に頼らない入口を育てる組み合わせが基本です。

広告の運用方法は美容クリニックの広告運用ガイドで詳しく解説しています。

美容クリニックの集客に強い時期はいつですか?

施術によって異なります。Ahrefsの検索データでは、医療脱毛は6月、二重整形は12月から3月、シミ取りは1月前後に検索の山がありました。

そのため、施術ページや広告の準備は、検索が増え始める月より前に終えておくのがおすすめです。施術ごとの目安は季節の章で解説しています。

ビフォーアフター写真はホームページやSNSに載せられますか?

写真だけを載せることはできません。治療内容・費用・主なリスク・副作用などの詳しい説明を写真と同じ場所に付ければ、掲載が認められます。

説明をリンク先のページに分けたり、極端に小さな文字にしたりする形はガイドラインで認められていません。SNSでは投稿や返信まで含めて、一覧性をもって示す必要があります。

インフルエンサーに施術の紹介を依頼してもいいですか?

依頼すること自体は可能ですが、広告であることを明示しない投稿はステルスマーケティングとして景品表示法違反になります。依頼した投稿の内容は、医療広告ガイドラインの対象にもなり得ます。

施術の効果を語る体験談としての投稿は避け、施術の内容・費用・リスクを正しく伝える形で依頼しましょう。

Googleの口コミを増やすにはどうすればいいですか?

施術後の案内の中で、特典を付けずに感想の投稿をお願いするのが正しいやり方です。口コミと引き換えに割引などを提供することは、Googleのポリシーで禁止されています。

投稿された口コミには丁寧に返信しましょう。ただし、口コミの内容を自院のホームページやSNSに転載すると、禁止されている体験談の広告になるため注意が必要です。

小規模なクリニックでも大手に負けずに集客できますか?

広告量や価格で正面から競うのは難しいものの、院長が最も得意な施術を看板治療にし、専門性で選ばれる状態を作ることは可能です。

地域名での検索に強いMEOやSEO、医師の考え方が伝わる発信は、地域のクリニックだからこそ積み上げられる強みです。

まとめ|美容クリニックの集客は「施術×季節×歩留まり」で組み立てよう

美容クリニックの集客は、12の手法をすべて試すことではありません。自院の売上が美容外科型か美容皮膚科型かを見極め、施術ごとに検索が増える時期に合わせて、予約から契約・再来院まで迷わせずに届けることが基本です。

体験談や費用の強調に頼らず、医療広告ガイドラインに沿って費用とリスクまで伝えることが、長く選ばれる信頼につながります。

何から手をつけるべきか迷う場合は、美容クリニックの支援に対応するStockSunの認定パートナーに、無料相談で現状を見てもらうところから始めてみてください。

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