「canonicalタグとは?設定方法が知りたい!」
「canonicalタグを設置する場合に注意点はある?」
このようにお悩みではありませんか?
canonicalタグとは、URLの正規化をするためのHTMLタグです。
この記事では、canonicalタグの設定方法や注意点などを解説しています。
設定しない方が良いケースについても紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。
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目次
canonicalタグは、ウェブページのURLを正規化するためのHTMLタグです。正規化とは、同じコンテンツが複数のURLで公開されることを避けるために、優先するURLを指定することです。
例えば、同じコンテンツが2つ以上のURLで公開されている場合、検索エンジンはどちらのURLをインデックスすべきか迷ってしまいます。
そういった場合にcanonicalタグを使って正規のURLを指定することで、検索エンジンに優先するURLをクローラーに示せます。
参考:【2024年最新版】SEO対策に効果的な10個のHTMLタグの書き方!構文の例を用いて使い方まで徹底解説
はじめに、canonicalタグを設定することによるSEO効果を2つ紹介します。
それぞれの効果について解説します。
ウェブサイト内には、重複したコンテンツが存在することがあります。例えば、色が異なる商品ページなどは、商品情報はほぼ同じでもURLが異なるため、重複したコンテンツとして扱われてしまうことがあります。
canonicalタグを設定すると重複したコンテンツの中で、主要なページを指定できます。検索エンジンは、指定された主要なページを優先してインデックスし、他の重複したページを無視するようになります。
そのため、重複コンテンツの問題を解消できます。
ウェブサイト内のページ同士でリンクを張ることは、SEOにおいて重要です。しかし、同じコンテンツが複数のURLで表示される場合、リンクの評価が分散されてしまう可能性があります。
canonicalタグを設定することにより、同じコンテンツの異なるURLに対して、canonicalタグで指定した主要なURLにリンクの評価を集中させることが可能です。
リンクの評価が分散されずに集約されるため、ページ自体の評価向上に繋がります。
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URLの正規化とは、重複・類似しているページの中でどのページを検索エンジンに評価してもらいたいかを示す施策です。
最も重要なページを指定し、URLを統合することでページの評価を向上させます。
URLが正規化していないとクローラーの巡回が遅れたりURLの評価が分散したりしてしまうため、重要な施策です。
次に、canonicalタグの書き方を3つ紹介します。
それぞれの書き方について解説します。
canonicalタグをHTMLのhead内に記述する場合、以下のように記述しましょう。
<link rel=”canonical” href=”評価を集中させたいページのURLを記述”>
HTMLで記述する場合、URLは相対パスではなく絶対パスで記述しましょう。
相対パスで記述すると、URLが正しく正規化できない可能性があります。
canonicalタグは、以下のような形でHTTPヘッダーに記述することも可能です。
Link:<http;//評価を集中させたいページのURLを記述>; rel=”canonical”
WordPress上でcanonicalタグ設定をする場合、「All in One SEO Pack」というプラグインを使用しましょう。
プラグインをインストールして有効化した後、メニューバーにある「All in One SEO Pack」を選択し「Canonical URL」を選んでください。
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次に、canonicalタグを設定すべきケースを4つ紹介します。
それぞれのケースについて解説します。
PC版とスマホ版のページで異なるURLを使用している場合は、canonicalタグの設定が有効です。近年、モバイルフレンドリーなウェブサイトが求められるようになりつつあり、多くのウェブサイトではPC版とスマホ版の2つのバージョンを提供しています。
しかし、モバイルフレンドリーなウェブページにはPC版とは異なるコンテンツやレイアウトが必要なためURLが異なることが少なくありません。
PC版とスマホ版でURLが異なる場合にcanonicalタグを設定することで、コンテンツを関連付けられます。canonicalタグは、検索エンジンに対してどのURLが優先されるべきかを示すものです。そのため、重複コンテンツの問題を解決できます。
コンテンツシンジケーションとは、自社のウェブサイトのコンテンツを他のウェブサイトに提供することです。
コンテンツシンジケーションを行うことで、より多くのユーザーにアクセスしてもらえます。しかし、コンテンツシンジケーションを行う場合、同じコンテンツが複数のウェブサイトに表示される可能性があります。
コンテンツシンジケーションを行う場合にも、canonicalタグを設定して元のコンテンツのURLを指定することが有効です。
一部のウェブサイトでは、サイトの仕様上、自動で重複ページが生成されることがあります。特に、フィルタリングやソートのために同じコンテンツを異なるURLで表示する必要がある場合に多い仕様です。
重複ページが検索エンジンにインデックスされてしまうと、ページへの評価が分散されSEO評価がなかなか向上しないことがあります。
そのため、サイトの仕様上自動で重複ページが生成される場合でもcanonicalタグを設定して元のコンテンツのURLを指定することが有効です。
ECサイトなどでは、同じ商品の異なるバリエーションが複数存在することがあります。例えば、色やサイズが異なる商品がそれぞれ個別のページとして表示される場合が挙げられます。
しかし、類似したページは重複コンテンツと見なされることがあります。類似したページが複数ある場合でも、canonicalタグを設定して元のコンテンツのURLを指定することが有効です。
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次に、canonicalタグを設置する際の注意点を5つ紹介します。
それぞれの注意点について解説します。
canonicalタグには正規のURLを指定する必要があります。
間違ったURLを指定すると、検索エンジンが正規バージョンのページを正しく認識できなくなる可能性があるため、正確なURLを指定することを忘れないようにしましょう。
canonicalタグは必要な場所に正確に設置する必要があります。
通常、head要素内の最初のタグとして設置するのが一般的です。
タグの位置を誤ると正規バージョンのページが正しく認識されない可能性があるため、注意が必要です。
canonicalタグは、コンテンツが重複している場合に正規バージョンのページを指定するためのものです。
そのため、noindex属性が付与されているページに対してはcanonicalタグを設置しないようにしましょう。
ウェブサイトのXMLサイトマップには正規バージョンのURLのみを含めるようにしましょう。
非正規のURLを含めてしまうと、正規バージョンのページが正しく認識されない可能性があります。
特に、XMLサイトマップの作成や更新時には注意が必要です。
もしウェブサイトにレスポンシブ未対応のモバイルURLが存在する場合、canonicalタグと併せてalternateタグを使用することをおすすめします。
alternateタグにはモバイルURLを指定し、canonicalタグにはデスクトップバージョンのURLを指定します。
2つのタグを併用することで、検索エンジンがより正しくコンテンツを認識できるようになります。
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canonicalタグを設置しない方がいいケースとは、「301リダイレクト」の方が望ましい場合です。canonicalタグは検索エンジンに向けたものであり、ユーザーには重複したコンテンツが表示されるままです。
そのため、ユーザーにとっても適切なリダイレクトを使用して、統一されたURLに誘導しましょう。
301リダイレクトを使用することで、検索エンジンだけでなくユーザーも正しいURLにアクセスできます。301リダイレクトを適切に使うことで、サイトの構造をクリーンに保ちSEOとユーザーエクスペリエンスの両方を向上させる助けになります。
最後に、canonicalタグが設置されているかどうかを確認する2つの方法を紹介します。
それぞれの方法について解説します。
canonicalタグは、HTMLのheadセクション内に設定されるタグです。ウェブページが重複コンそのため、canonicalタグは、HTMLソースコードから確認できます。
HTMLソースコードを表示する方法はウェブブラウザによって異なるものの、一般的な方法としては、ウェブページ上で右クリックし、「ページのソースを表示」または「検証」を選択します。
表示されたHTMLソースコード内をスクロールして、タグ内にある”link rel=”canonical” href=”URL””のような要素を探します。
canonicalタグが存在すれば、正しく設定されていることが分かります。
Google search consoleでcanonicalタグが設定されているかどうかを確認するためには、以下の手順を実行します。
「canonicalタグがない」が表示されない場合、canonicalタグが正しく設定されています。
以上の方法で、canonicalタグが設定されているかどうかを確認できます。
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この記事では、canonicalタグの設定方法や注意点、設定しない方が良いケースなどを解説しました。
canonicalタグは適切に設置することでSEOの内部対策に繋がり、サイトの評価を向上させます。
SEOは内部・外部の対策を並行して進めることでより効果が期待できるので、まだ設定が住んでいない方はcanonicalタグを設置することをおすすめします。
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