メールで
無料相談
LINEで
無料相談

















TOP

逆SEOとは?目的や手法、風評被害への対策方法について解説

SEO
更新日
逆SEOとは?目的や手法、風評被害への対策方法について解説
亀田温大

この記事の著者

亀田温大

亀田温大

SEOリライトのスペシャリスト

大学在学中からSEO対策を独学し、PPP株式会社(StockSun 現代表 岩野圭佑氏の会社)に参画。

その後、StockSun株式会社のSEO試食事業の責任者として立ち上げから携わり、1年半で年商1億規模まで成長。
事業の拡大と共に50名以上のSEOディレクター、ライター、インターンの育成を同時に行い、月間300本以上の記事制作/リライトをディレクション。
常時30件以上のクライアント対応の統括。1年で対応したクライアントは50件以上。

ゴミ記事を大量生産するSEOではなく、1本を磨き続け、狙ったKWで上位を獲得するまで育てるのが得意。

自分が制作した記事、リライト記事の成果を追うのが大好きなSEOオタク。

弊社ではSEOの“トライアル発注”をお受けしております。
記事の品質を見たうえで、有償発注の判断が可能です。
>>まずは無料で1本リライトしてみる

弊社のコンサルタントの無料提案を受けていただくだけでも最新のSEO動向や悩みの解決に繋がります。

「逆SEOってどのような施策なのだろう」

「どのような効果を狙って実施するのだろう」

「自社サイトが逆SEOを受けたらどうしたらいい?」

上記のような疑問を抱えていませんか?耳にしたことはあっても、どのような施策かは理解していない方も多いでしょう。

逆SEOは、風評被害サイトをランクダウンさせる施策です。悪質な情報が広まると起こりうる風評被害を抑制するために実施します。

この記事では、逆SEOの基礎知識と自社サイトが受けた際の対処法を徹底解説していきます。

自社の商品やサービスのイメージを守るためにも、最後まで読んでみてください。

逆SEOとは

逆SEOとは

逆SEOは、デマ情報を流したりと、迷惑行為に該当するサイトをランクダウンさせる施策です。故意に下落させるため、ネガティブSEOやリバースSEOとも呼ばれています。

当該サイトを下落させるために、自社サイトを最適化してランクアップを狙う方法です。企業や個人に向けた嫌がらせが目的の、悪質なサイトを下落させます。

当該サイトのドメインパワーが強いと、自社サイトの質をそれ以上に向上する必要があるため、逆SEOの難易度も高くなります。

逆SEOを行う目的とは

逆SEOは、根拠のない悪質な情報が広まると起こりうる風評被害の対策が目的です。悪質サイトのランキングを下げ、ユーザーに間違った情報が認知されるのを防ぎます。

自社全体や商品に対する誹謗中傷などをみたユーザーは不信感を抱くでしょう。

当該サイトは、自社や商品に対する誤解や偏見を生み出す可能性があるため、検索順位を下げて影響を軽減します。

逆SEOを実施する前に意識すること

いくら相手が悪質なサイトだからと、スパム的な手法を使うのはNGです。Googleガイドラインで定義されている行為は避けましょう。

自社サイトがペナルティを受け、大幅にランクダウンする恐れもあります。

逆SEOはリスクをともなう施策です。実施する前に当該サイトの運営者にコンテンツの削除依頼してみるのがおすすめです。

悪質なコンテンツの削除には応じてくれないケースが多いため、切り札で逆SEOを実施します。

ただ、自社サイトがペナルティを受けると元も子もないため、モラルに反する行為は避けましょう。

風評被害対策に効果的な逆SEOの6つの手法

風評被害対策に効果的な逆SEOの6つの手法

風評被害対策に効果的な逆SEOの手法は、下記の6つあります。

  • 自社サイトの検索順位を上げる
  • 自社サイトの上位表示を維持する
  • サテライトサイトを用意して上位表示させる
  • よい評判が記載されている別サイトの検索順位を上げる
  • サイトの運営会社に連絡して削除を依頼する
  • Googleにページの削除申請をする

1つずつ詳しくみていきましょう。

自社サイトの検索順位を上げる

悪質サイトよりも検索上位を獲得すると、影響を軽減できます自社のコンテンツが上位表示されると、当該サイトの露出を減らせます。

公式発表と第三者の発信では信憑性の高さが異なるため、ユーザーは自社のコンテンツを開く可能性が高いです。

具体的には、当該サイトが表示されているキーワードを調査し、同じキーワードで上位獲得を狙えるコンテンツを作成します。検索クエリを把握し、ニーズを満たすコンテンツを作成するのがポイントです。

当該サイトが表示されるキーワードには「口コミ」や「評判」などが含まれているでしょう。

ユーザーは「実際に使った人の感想」が知りたいと読み取れるため、自社サイトで「お客様の声」を商品やサービスごとにできるだけ多く紹介しましょう。定期的に口コミを投稿すると、順位の安定にもつながります。

自社サイトの上位表示を維持する

自社サイトが上位獲得に成功したら、効果持続のためにランクングを維持しましょう。

検索結果は日々変動します。悪質サイトが上位に復活したり、アルゴリズムが変化したりと、自社サイトの下落もありえます。

そのため、すぐに自社サイトを改善できるようにしておくことが重要です。検索順位チェックツールを導入するなど、推移が確認できる体制を整えておきましょう。

万が一、下落した場合はリライトし、ユーザーの検索意図に沿ったコンテンツに改善しましょう。

リライトしても当該サイトより上位を獲得できない場合、各コンテンツの質を向上させてドメインパワーを上げる必要があります。Googleに評価されるよう改善し、コンテンツが上位を獲得しやすい状態を整えると、逆SEOの効果を維持できます。

サテライトサイトを用意して上位表示させる

サテライトサイトは、メインとは別に立ち上げた自社サイトです。

自社の商品やサービスに関する別のサイトを用意し、検索上位を狙います。サテライトサイトが上位を獲得すると、相対的に悪質サイトを下落させられます。

サイト内には、以下の内容を掲載しましょう。

  • 自社商品やサービスの使用方法
  • Q&A
  • 実際のお客様の声と事例

上記を掲載すると、当該サイトと同じキーワードで、上位を獲得できる可能性が高いです。

ただし、類似サイトを量産するのはNGです。似通ったものを複数作ると、検索エンジンからミラーサイトと認識され、検索結果に表示されなくなります。

あくまでもユーザーに有益なサイトを作成しましょう。

よい評判が記載されている別サイトの検索順位を上げる

好印象の評判を投稿しているサイトに対してSEO対策を行い、順位を向上させる手法です。

まず「○○(商品名) 評判」や「○○(商品名) 口コミ」で検索して、該当サイトを探します。

その後、以下のなかから実行します。

  • 好印象評判を投稿する(口コミサイトなど)
  • 被リンク施策する
  • 直接サイト運営者に協力を仰ぎ、ページのコンテンツを充実させる

サイト運営者に強力を仰ぐ際は、自社や商品・サービスに関するコンテンツがあれば、提供して掲載してほしい旨を伝えてみましょう。

悪質サイトを下落させるだけでなく、よい評判を増やせるため、自社のイメージアップにもつながります。

サイトの運営会社に連絡して削除を依頼する

サイト運営者と直接やり取りして、削除を依頼する手法です。サイトに記載されている連絡先を利用して、運営者に連絡します。

削除依頼する際には、理由を明確に伝えるのが重要です。事実と異なる内容やプライバシーの侵害にあたる記載がある場合、丁寧かつ論理的に説明しましょう。

ただし削除依頼に応じるかは運営者次第のため、対応してもらえない可能性が高い点には注意が必要です。

Googleにページの削除申請をする

Googleに依頼すると、該当サイトを検索結果から削除してもらえる可能性があります。

申請手順は以下の8ステップです。

1.報告対象コンテンツが表示されているGoogleサービスを選択する

報告対象コンテンツが表示されているGoogleサービス

2.「Google 検索」をクリックする

「Google 検索」

3.「はい」または「いいえ」を選択※どちらを選択してもOK

「はい」または「いいえ」

4.報告理由を選択する

    報告理由を選択

    5.報告理由を選択する

    報告理由を選択

    6.「リクエストを作成」をクリックする

    「リクエストを作成」をクリック

    7.必要事項を入力する

    必要事項を入力

    8.「送信」をクリックする

    「送信」をクリック

    参考:Google 上のコンテンツを報告

    ※こちらから飛べます。

    対象サイトがGoogleポリシーに反する場合は、措置が取られます。確実に削除されるわけではない点には注意しましょう。

    やってはいけない逆SEOの手法

    やってはいけない逆SEOの手法

    避けたほうがよい逆SEOを4つ解説します。

    • コピーサイトを大量に作成する
    • 低品質なサイトから被リンクを大量に送る
    • ハッキングをする
    • DMCA申請を悪用する

    1つずつ詳しくみていきましょう。

    コピーサイトを大量に作成する

    該当サイトのコピーを多数作成します。

    流れは以下のとおりです。

    1. Googleからコピーコンテンツと認識される
    2. スパム認定されて結果順位が大幅に下落する

    多くの場合、コピーコンテンツサイトが処罰を受けますが、稀にオリジナルコンテンツサイトが対象になる場合もあります。

    コピーコンテンツサイトを大量に作成し、オリジナルコンテンツサイトが処罰を受けるように陥れる方法です。

    しかし、許可なく複製するのは著作権侵害にあたります。自社サイトがペナルティを受けたり訴えられたりすると、ユーザーの信用を失いかねません。

    この手法は、倫理的に問題があるだけでなく、企業イメージを大きく損なうことにもつながるため行わないようにしましょう。

    参考:無断複製されたコンテンツ丨Google 検索セントラル

    低品質なサイトから被リンクを大量に送る

    質の高いサイトからの被リンクは検索エンジンの評価を高めるため、SEO対策に効果的です。

    Googleは被リンクについて、下記のように発表しています。

    特許を取得した PageRank のアルゴリズムでは、ページ間のリンクを「投票」と解釈し、どのサイトが他のページから最もよい情報源として投票されているかを分析します。

    引用:4.ウェブ上の民主主義は機能する。丨Googleが掲げる10の事実

    しかし質の低いサイトから被リンクを受けると、評価が下がります。

    Googleのアルゴリズムを利用し、該当サイトの検索順位を下落させる手法です。

    具体的な流れは以下のとおりです。

    1. ペナルティを受けているまたは低評価なサイトを量産する
    2. 風評被害サイトの被リンクを貼る
    3. 対象にペナルティを与える
    4. 検索順位が大幅に下落する

    ただし、低品質なサイトから被リンクを大量に送るのは、スパム行為に該当します。自社サイトが処罰されるリスクがあるためやめておきましょう。

    ハッキングをする

    該当サイトをハッキングしたり、ウイルスに感染させたりすると、問題が改善されるまで検索結果に表示されなくなります。

    しかし不正アクセスは法律に抵触するため、リスクが大きいです。

    第三条 何人も、不正アクセス行為をしてはならない。

    (中略)

    (罰則)

    第十一条 第三条の規定に違反した者は、三年以下の懲役又は百万円以下の罰金に処する。

    引用元:不正アクセス禁止等に関する法律丨総務省

    刑事事件に発展する恐れもあるため、ハッキングは絶対にしてはいけません。

    DMCA申請を悪用する

    該当サイトが著作権を侵害していると虚偽の申告をして、検索結果から削除する方法です。

    DMCA(デジタルミレニアム著作権)とは、アメリカで定められている、インターネット上のコンテンツの著作権に関する法律です。コンテンツが許可なく利用されたり複製されたりと、著作権侵害の被害にあった際に申請可能です。

    ただしDMCAを悪用すると、下記のように法的に裁かれる恐れがあります。

    • 偽計業務妨害
    • 威力営業妨害

    刑事罰だけでなく、民事上の責任を問われ多額の損害賠償金を支払うことになる場合もあるため、DMCAを悪用するのはやめましょう。

    逆SEOを受けた際の対処法

    逆SEOを受けた際の対処法

    ここまでは逆SEOを行う場合に関して解説しましたが、自社サイトが受ける可能性もあります。

    逆SEOを受けた際は、以下3つの方法で対処しましょう。

    • ドメインパワーを向上させる
    • 被リンク元を確認しリンク否認ツールを活用する
    • 弁護士に相談する

    1つずつ詳しくみていきましょう。

    ドメインパワーを向上させる

    自社サイトのドメインパワーを向上させると、被害を抑えられます。

    ドメインパワーはサイトの権威性や信頼性の高さを表すため、向上させるとGoogleから評価されます。

    ドメインパワーを向上させる方法は、主に以下の4つです。

    • 高品質なコンテンツ
    • 被リンクの獲得
    • サイトの速度改善
    • ソーシャルメディアの活動など

    ドメインパワーの向上は時間と努力を要するため、長期的な視点で取り組みましょう。

    ドメインパワーが高いと、逆SEOの影響で順位が下落しても、再度回復させやすくなります。

    被リンク元を確認しリンク否認ツールを活用する

    検索順位が大幅に下落した際は、低品質なサイトから被リンクを受けていないか確認しましょう。

    スパムサイトから被リンクを受けている場合、不正なリンクを否認できます。

    被リンクの対処法は、以下の2つです。

    • Google サーチコンソールで手動削除
    • リンク否認ツールで否認ファイルを作成

    被リンクを削除する際に、質の高い被リンクまで否認しないよう注意しましょう。

    弁護士に相談する

    逆SEOにより名誉毀損などの法的トラブルが起きた際は、弁護士に相談するのがおすすめです。法的な問題に関して専門知識が豊富なため、迅速に解決できます。

    不正コンテンツの削除など法的な手続きも適切に行えるため、無駄な手間を省けます。

    時間と費用はかかりますが、逆SEOに効果的に対処可能です。

    逆SEOに関するよくある質問

    逆SEOに関するよくある質問

    逆SEOに関するよくある質問に答えていきます。

    逆SEO対策は自分でもできる?

    逆SEOを会社や業者に依頼する場合の費用はいくら?

    逆SEO対策は自分でもできる?

    可能です。

    自分で行える逆SEO対策は下記の6つあります。

    • 自社サイトの検索順位を向上・維持する
    • サテライトサイトサイト(メインとは別のサイト)を用意して上位表示させる
    • よい評判が記載されている別サイトの検索順位を上げる
    • サイトの運営会社に連絡して削除を依頼する
    • Googleにページの削除申請をする
    • 弁護士へ相談する

    まずは上記を実践してみましょう。

    逆SEOを会社や業者に依頼する場合の費用はいくら?

    逆SEOを依頼する場合の費用は、施策内容によって異なります。

    相場は下記です。

    施策相場料金
    ブログ施策5万円〜
    SNS施策3万円〜
    被リンク施策3万円〜
    既存サイトの修正10万円〜

    上記の料金相場を把握したうえで、下記を考慮して自社に合った業者を選択しましょう。

    • 初期費用
    • ランニングコスト
    • 自社に必要なサービス
    • 最適なサービス形態

    まとめ

    逆SEOのまとめ

    最後にもう一度今回の内容についておさらいしましょう。

    • 逆SEOは風評被害サイトの順位を下落させる施策
    • ネガティブSEOやリバースSEOとも呼ばれている
    • 逆SEOを行う目的は風評被害の対策
    • 逆SEOを実施する際は、スパム的な手法を使わずに正当な方法で対処する
    • 自社サイトが逆SEOを受けた際は、ドメインパワーを向上させたりスパムサイトからの被リンクを否認する
    • 法的な問題が起きた場合は弁護士に相談する

    逆SEOは該当サイトの検索順位を下落させ、悪質な情報の拡散を防ぐための施策です。

    いくら相手が悪質なコンテンツを掲載していても、スパム的な手法を使ってはいけません。自社サイトが処罰を受けたり訴えられたりするなど、よい効果は期待できません。

    自社サイトが逆SEOを受けた際は、該当サイトより自社サイトがGoogleに評価されるように改善しましょう。

    適切な逆SEOを実施し、自社や商品・サービスのイメージを守りましょう!

    おすすめ記事

    お仕事のご依頼・ご相談

    各Web領域に精通したコンサルタントに無料でご相談可能です。デジマ支援は「日本一競争が激しいStockSun」にお任せください。

    会社資料のダウンロード

    まずは社内で検討したい方、情報取集段階の方はご自由にダウンロードください。非常識な営業等はございませんのでご安心ください。