【プロ実践】YouTube動画のサムネイルで結果を出すコツ7選
Read More
YouTubeにてサムネイルの重要性は発信するクリエイター・担当者はもちろん、見ているユーザーにもわかりやすい大事な要素の一つだと言えます。ユーザーが「この動画を見よう」と思うきっかけになり、どれだけ動画の撮影や編集を工夫しても、サムネイルの出来に影響されてあまり伸びないというケースは往往にしてあります。
今回は、実際にYouTubeで見たいと思われるサムネイルを紹介しながら、そもそもどうやって設定するのかから何を使えばいいかまでプロのコンサルタントが網羅的に解説していきます。
また、貴社のチャンネルに最適なYouTube戦略を知りたいときは、ぜひお気軽にご相談ください。
最短で収益をアップさせるための戦略や、目的から逆算したチャンネルの企画などをアドバイスさせていただきます。この機会にぜひ無料相談をご活用ください。
\特典:最短で収益化!?貴チャンネルとマッチするYouTubeの戦略をご提案/
YouTubeの無料相談目次
YouTubeのコンテンツが山ほどある中で、ユーザーに動画をクリックさせるための最初のステップは「サムネイル」です。
この小さな画像が、視聴者の興味を引きつけるための強力なツールとなりえます。しかし、このサムネイルがいかに重要であるかを理解する前に、まずはその起源と名称の由来について知っておくと良いでしょう。
「サムネイル」という言葉は、英語の”thumbnail”から来ています。この言葉は直訳すると「親指の爪」という意味になります。では、なぜ親指の爪が画像の小さなバージョンを指す名前として使われるのでしょうか?
歴史を振り返ると、サムネイルという言葉は、小さくて認識が難しいものを示すための言葉として使われていました。親指の爪の大きさは小さいため、これを例えとして、小さな画像や模型を指す際に使われるようになったのです。
現代において、デジタルメディアの世界では、サムネイルはウェブページや動画の内容を表す小さなプレビュー画像を指すようになりました。特にYouTubeにおいては、サムネイルは動画の内容を伝えるための第一印象となるため、非常に重要な要素として位置づけられています。
動画コンテンツはYouTubeに無数に存在します。その中で、視聴者がクリックするかしないかを決定する最初の要因の一つがサムネイルです。サムネイルは動画の第一印象となり、その質や魅力度は動画のクリック率や視聴率に大きく影響します。
では、サムネイルがどれほど重要で、何をもって「良い」サムネイルと言えるのか、その基準について深堀りしていきましょう。
クリック率(CTR: Click Through Rate)は、動画のサムネイルがどれだけ効果的に視聴者の興味を引きつけられるかを示す指標です。サムネイルが魅力的であればあるほど、視聴者はその動画をクリックする確率が高くなります。
逆に、サムネイルが平凡であったり、内容を正確に反映していない場合、視聴者はスクロールして次の動画へと移動してしまう可能性が高まります。
良いサムネイルは、動画の内容を短時間で伝え、視聴者の興味や好奇心を引き出すものです。以下は、良いサムネイルの特徴です:
画像がぼやけていたり、暗すぎると視聴者は内容を把握しにくくなります。
情報過多の画像は、視聴者を混乱させる可能性があります。
動画のテーマやメインの内容を一瞬で伝えられるようにすることが重要です。
YouTubeのCTRは動画のジャンルやターゲット層によって異なりますが、一般的には2%から10%が平均的な範囲とされています。しかし、これはあくまで目安であり、自分のチャンネルや動画のジャンルに応じて最適なCTRを見つけることが大切です。
例えば、一般的なエンターテインメント動画よりも、ニッチな専門分野の教育動画の方がCTRが高いことがあるかもしれません。このように、サムネイルのクリック率は多くの要因に影響されるため、定期的な分析と改善を行うことで、自分の動画に適したCTRを追求することが重要です。
YouTubeのサムネイルは、チャンネルや動画の印象を大きく左右します。そのため、規格に合ったサムネイルを作成することは非常に重要です。以下、YouTubeでのサムネイルの主要な規格について解説します。
YouTubeのサムネイルは、画質を保持しつつも様々なデバイスで最適に表示されるよう、特定の推奨サイズに従うことが求められます。
推奨サイズ: 1280 x 720 ピクセル(16:9)
(ポッドキャストの再生リストは、1280 × 1280 の1:1が推奨)
最小の幅は640ピクセルが必要とされています。
アスペクト比は16:9が最も一般的で、多くのデバイスや再生バーに最適です。
これに従うことで、PCやスマートフォン、タブレットなどさまざまなデバイスでの視聴体験を最適化することができます。
動画のサムネイルのデータサイズもYouTubeには制限が設けられています。
サムネイルのファイルサイズは2MB未満である必要があります。
(ポッドキャストは10MB未満)
これを超えると、YouTubeへのアップロードができないため、画像編集ソフトやオンラインツールを利用して、適切なサイズに調整することが重要です。
YouTubeで対応しているサムネイルのファイル形式には制限があります。
対応ファイル形式: JPG、GIF、PNG
特に.JPGや.PNGは高い圧縮率と画質を両立できる形式として人気があります。透過処理を行いたい場合は、.PNG形式を選択すると良いでしょう。
せっかく設定したサムネイルが反映されず、無効になることがあります。
YouTubeヘルプには
「YouTube は、特定の検索結果において、視聴者にとって不適切であると思われるカスタム サムネイルを無効にすることがあります。
すべてのカスタム サムネイル画像は、YouTube のコミュニティ ガイドラインに準拠している必要があります。」
とあり、具体的に違反を受けやすいのは
・性的に挑発的
・ヘイトスピーチ
・暴力
・有害で危険なコンテンツ
といったものです。
どうしても煽る要素やネガティブ訴求をする方が、サムネイルはクリックされやすい傾向にあります。ただあまりに過激なものはサムネイルとして認められなかったり、チャンネルが警告を受ける可能性があるため、控えるようにしましょう。
続いて、作成したサムネイルを動画に設定する方法について、
1:新規投稿時に設定する
2:すでに投稿した動画に設定する
この2パターンにて解説していきます。
まず投稿されるチャンネルにログインした状態でのホーム画面がこのような形かと思われます。
右上の3つならんだアイコンの内、
一番左にあるビデオマークをクリックすると
・動画をアップロード
・ライブ配信を開始
の選択ができるようになるので、「動画をアップロード」をクリックします。
すると「 YouTube Studio」という、チャンネル管理画面に遷移するためそこで動画をアップロードします。
別ウィンドウにてフォルダを開き、動画をドラッグ&ドロップで青いボタンあたりに落とせば、アップロードが始まります。
YouTube Studioにて、左にあるサイドメニューの「コンテンツ」を押すと、このような画面になるかと思います。
(今回は未投稿の動画等を隠すため、最初から動画が絞られた状態になっています)
サムネイルを変更したい動画のタイトル下にカーソルを移動すると、このように4つのアイコンが並んだ状態に変わるので、ペンのマークをした「詳細」をクリックします。
するとタイトル・概要欄などを編集できる画面に移るため、下にスクロールして「サムネイル」と書かれた箇所を探します。
上から順にタイトル・概要欄の次にくるので、少しスクロールすれば見られるでしょう。
一番左にある画像が現在のサムネイルです。
そこにカーソルを合わせると、右上に「その他のメニュー」という名前で3つの点が縦にならんだボタンが出てきます。そちらをクリックしてください。
すると「変更」「ダウンロード」の二つの選択肢が出てきます。
ここで「変更」をクリックすると、動画アップロード時と同じくPCのフォルダから画像を選べるので、そこで変更したいサムネイルを変更しましょう。
これでサムネイルの変更は完了です。
YouTubeのサムネイルは、動画の「表紙」とも言われ、視聴者の初めての接点となる要素です。効果的なサムネイルを作成することで、再生数やチャンネル登録者の増加を期待できます。しかし、サムネイル作成には独自のノウハウが必要となります。
ここでは、そのノウハウの中でも特に重要なポイントを詳しく解説します。サムネイルのデザイン、色合い、配置など、細かな要素についてのアドバイスを提供し、視聴者のクリックを引き出すためのコツを伝授します。
一枚の画像に情報を詰め込みすぎると、視聴者は混乱し、動画の内容が伝わりにくくなってしまいます。サムネイルは動画の主題やキーメッセージを効果的に伝える手段であるため、要点を絞ってシンプルに設計することが大切です。
不要な要素は省き、視覴的に際立たせるべき情報のみを強調することで、一目で動画の内容が伝わるサムネイルを作成することができます。
視覚的魅力は、視聴者がサムネイルをクリックする大きな動機となります。鮮やかな色、明るい照明、統一された色調は、サムネイルを目立たせるための重要な要素です。
特にYouTubeの画面上で、他の動画との差別化を図るためには、彩度や照明の調整が効果的です。PhotoshopやGIMPなどの画像編集ツールを活用して、色味や明るさを適切に調整することで、サムネイルの魅力を最大限に引き出すことができます。
YouTubeのサムネイル右下には動画の再生時間が表示されます。このエリアに重要な情報や画像を配置すると、時間表示によって隠れてしまい、視聴者に伝わりにくくなります。サムネイルをデザインする際は、この部分を避けるように心掛けることが大切です。
一般的に、サムネイルの主要な要素は中央や左上に配置すると、再生時間表示の影響を受けずに効果的に情報を伝えることができます。
サムネイルとタイトルは動画の内容を伝えるための最も重要な要素です。これらが重複してしまうと、新しい情報を伝えるチャンスを逃してしまいます。
例えば、タイトルである特定の情報を伝えている場合、サムネイルではその他の魅力的な要点やシーンを取り上げるといった工夫が求められます。これにより、視聴者にとって新しい発見があり、クリックの動機付けとなるでしょう。
視聴者の興味を引くための誇張表現は有効ですが、動画の内容と大きく異なる「サムネイル詐欺」は避けるべきです。信頼を築くためにも、サムネイルは動画の内容を正確に反映したものを選ぶことが大切です。
誇張してしまうと、短期的にはクリック率が上がるかもしれませんが、長期的には視聴者の信頼を失い、再生数やチャンネル登録者の減少につながる恐れがあります。
サムネイルを作るコツは、以下記事でも解説しているため合わせてご確認ください。
ここでは、実際に投稿されている動画の中で良いクリック率を誇り、良いサムネイルとして挙げられるものを3つご紹介します。
おすすめの市販ダイエットサプリメントTOP5【医療ダイエット/痩せる/ランキング】
登録者6,000人ほどのチャンネルで、再生回数3万回を記録している動画となります。
「コンビニで買える」という手軽さと「医師のおすすめ」という権威性、「5選」と多すぎず少なすぎない提示数、これらが噛み合ったサムネイルであることが多く再生された一因とも言えるでしょう。
こちらのチャンネルでは視聴者の半分以上が女性のため、ピンク系統の色を使っていることもチャンネルとしての工夫の一つです。
【外銀】バークレイズが恐ろしいほど激務だった|vol.655
2024年9月時点で145万再生を記録している動画です。
サムネイルだけをみると具体的な内容はわかりませんが強烈なインパクトがあり、タイトルと照らし合わせることで動画本編の予想ができるかと思います。
原色に近いテロップで目に留まりやすく、明らかに異常な環境だと分かる文言が視聴者の興味をひきました。
残念ながらそろそろWebマーケターは滅びます
toB向けに運用している弊社チャンネルにて、公開後安定して高いクリック率を持つ動画の1本です。
こちらは文字や装飾をつけず、『ただの写真』のサムネイルとなります。
チャンネル名にも「WEBコンサルティング」とあるような会社にも関わらず、自分の業種が決して残り長くないという逆張りのタイトル。
その上でサムネイルに「警告!」などの文言はあえて書かないことによって、誇張表現ではないことを思わせたことで、高いクリック率を維持しているかと思われます。
\特典:最短で収益化!?貴チャンネルとマッチするYouTubeの戦略をご提案/
YouTubeの無料相談サムネイルは、視聴者の最初の印象を左右する非常に重要な要素です。効果的なサムネイルを作成するためには、具体的な手順や考え方を理解することが不可欠です。
ここでは、サムネイルの作成における一連の流れを詳細に解説します。これを基に、あなたのYouTubeチャンネルに合った、クリックを誘発するサムネイルを作成しましょう。
まずは、ターゲットオーディエンスを明確に定義することが重要です。動画の対象となる視聴者層の興味やニーズを考慮し、それに合わせたサムネイルのデザインを考えることで、適切なアピールが可能になります。
例えば、若い女性をターゲットとする場合、トレンドを取り入れたポップなデザインが有効です。このステップでは、動画の目的やメッセージも再確認し、それを如何にサムネイルに反映させるかを考えましょう。
次に、サムネイルを見た時の視聴者の感情や印象を設定します。例えば、ハウツー動画であれば「わかりやすい」「プロフェッショナル」といった印象、エンターテインメント動画であれば「楽しい」「ユーモラス」といった印象を目指すことができます。
これらの印象を具体化し、それをデザインの中に反映させることで、視聴者にとって魅力的なサムネイルを作成することができます。
動画の内容を端的に表す画像を選択します。実際の動画シーンから選ぶ方法や、独自の画像を用意する方法など、様々なアプローチが考えられます。
大切なのは、画像が視聴者の注意を引き、動画の内容を伝えること。鮮明でクリアな画像を選び、必要に応じて編集や補正を行うことで、より魅力的なサムネイルに仕上げることができます。
最後に、サムネイルに追加する文字の内容、フォント、配置を決定します。文字は動画のキーポイントを強調するのに役立ちますが、多すぎると読みにくくなるため注意が必要です。
適切なフォントを選び、背景とのコントラストを考慮しながら配置することで、文字が視聴者の目を引く効果的な要素となります。
そして最後、実際のスマホ画面のように引いた目線で小さくても確認できるかが大事となります。
YouTubeのサムネイル作成においては、様々なツールが利用されています。それぞれのツールには、特有の特徴や利点があります。
ここでは、主に利用されるツールをいくつかピックアップして、その特性やメリットを解説していきます。選ぶツールは、あなたのニーズや技術的なスキルに応じて選択すると良いでしょう。
多くのPCやスマホには、基本的な画像編集ツールがプリインストールされています。例えば、Windowsの「ペイント」やMacの「プレビュー」、スマホの「写真」アプリなどです。
これらのツールは高度な編集は難しいものの、シンプルなテキストの追加やトリミング、明度調整などの基本操作は容易に行えます。初心者や簡単な編集が目的の方には十分な機能を持つことが多いです。
グラフィックデザイン業界の金字塔とも言える「Adobe Photoshop」。このソフトウェアは、高度な画像編集が可能であり、プロのデザイナーからアマチュアまで幅広く利用されています。
レイヤーを使った編集や、エフェクトの追加、高度なレタッチ作業など、幅広い編集が行えるのが最大の魅力です。しかし、その多機能性ゆえに操作が複雑であり、初心者にはハードルが高いことも事実です。
近年のデザインツールとしての注目株、それが「Canva」です。このオンラインツールは、テンプレートを基に簡単にデザインが作成できるのが特徴。
特にサムネイル作成においても、YouTube用のテンプレートが豊富に用意されており、ドラッグ&ドロップの簡単操作でプロ並みのデザインを作成することができます。初心者や時間がない方、そしてプロのデザイナーであっても、迅速にクオリティの高いサムネイルを作成したい場合には、Canvaがおすすめです。
YouTubeでの成功を追い求めるならば、サムネイルだけでは不十分です。動画コンテンツの品質やチャンネルの運用、そしてタイトルの魅力など、多岐にわたる要素が影響を及ぼします。
ここでは、サムネイル以外で特に重要な要素をいくつか取り上げ、その重要性とポイントを解説していきます。
動画のタイトルは、視聴者の第一印象を決める重要な要素です。魅力的なタイトルは、クリック率を大きく左右する可能性があります。具体的には、以下のポイントが挙げられます。
タイトルは簡潔でありながら、内容を的確に伝えるものがベストです。
検索にヒットしやすくするために、関連するキーワードを適切に使用することが重要です。
感情的な要素: 視聴者の興味や好奇心を引き付けるために、感情的な言葉やフレーズを使用することが効果的です。
高品質なコンテンツは、リピート視聴や新しいフォロワーの獲得に不可欠です。以下の要点に注意してコンテンツを作成することが求められます。
他の動画と差別化された独自のコンテンツを提供することが必要です。
エンターテインメント性: 視聴者が退屈せずに最後まで見てもらえる内容や演出が重要です。
教育的な内容や有益な情報を提供することで、視聴者の信頼を獲得します。
継続的な成果を得るためには、チャンネルの運用も重要です。
視聴者が新しいコンテンツを期待してチャンネルを訪れるようになるため、定期的な投稿が求められます。
コメントやフィードバックに応じることで、視聴者との関係を深めることができます。
ロゴやチャンネルのデザイン、イメージカラーなどを統一することで、視聴者に印象付けることができます。
今回の記事では、YouTubeのサムネイルについてそもそもの重要性から作り方・アップロード方法までまとめました。
ただ、どのツールを使うべきか、そもそも自分のチャンネルではどのようなサムネイルが伸びるのか、ジャンルや方向性によりかなり変わってきます。
下記ボタンより無料相談を承らせていただきます。
強引な営業は致しません、ぜひお気軽にご質問・ご相談ください。
\特典:最短で収益化!?貴チャンネルとマッチするYouTubeの戦略をご提案/
YouTubeの無料相談ここまでご覧いただきありがとうございました。