Lステップの注目すべき機能の1つに「予約管理」システムがあります。
Lステップの予約システムは構築の自由度がかなり高く、飲食からセミナーまで、あらゆる業種で運用可能です。
そこでこの記事では、毎月40社以上のLINE構築を担当し、過去に300件以上の構築実績のある中上が、Lステップでの予約システムの特徴から設定方法まで徹底解説します。
ぜひ最後まで読み、Lステップの予約システムを使いこなせるようになってください。
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Lステップの予約機能は、LINE公式アカウントのものとは機能面で大きく異なります。
LINE公式アカウントの予約システムは、外部予約サービスと提携することで使用可能です。しかし、提携先のほぼすべてが飲食店予約サイトなので、利用できる業種も飲食に限られます。
一方、Lステップは、業種に関係なく予約システムを構築できるほか、以下のようなメリットも持ちます。
Lステップで使える予約機能は、以下の2種類です。
この記事では、それぞれの設定方法を個別で解説するので、ぜひ参考にしてみてください。また、以下の「LINE構築運用ガイドライン」を併せて読むと、より理解が深まります。
Lステップで利用できる予約システムは、以下の2種類です。
イベント予約はセミナーやオフ会など、特定日の予約に特化したシステムです。1つのイベントで最大150人までの予約受付が行えます。
運営側の都合に応じて、以下のような情報を自由に設定可能です。
管理画面の操作も直感的で、イベント作成も30分とかかりません。セミナーや研修を行う際は、積極的に使うべき機能です。
カレンダー予約は、カレンダー形式で予約を取る機能です。美容室や大手グルメポータルの自動予約機能をイメージすると、分かりやすいでしょう。
カレンダー予約機能では、以下のような設定が可能です。
営業時間やシフト管理、担当者ごとの予約枠設定など、多種多様に設定できます。
予約完了時の自動メッセージ送信やリマインダー機能など、予約のキャンセル率を下げるさまざまな施策を実行できるのも、大きな魅力です。
イベント予約の設定方法を、以下の3ステップで解説します。
STEP1. イベント概要を入力
STEP2. 予約枠を設定
STEP3. 予約画面を設定
「予約管理」から「イベント予約」を選択し「+新しいイベント」をクリックします。
イベント登録画面が出たら、まずイベント概要を入力してください。
イベント概要で入力する情報は、以下の6つです。
すべて入力できたら、次に進みます。
予約枠の設定では、イベントの以下の情報について入力しましょう。
ひと通り入力が終わったら、次にアクションを設定します。基本的には、すべてのアクションにタグや動作を設定するのがおすすめです。
複数のプランを用意する場合、プラン設定も行います。以下の情報を入力し、必要な分のプランを作成してください。
プラン直下の「予約リマインダ」は、必ず設定しましょう。ユーザーのイベント来場忘れを防げます。
ここまで終わったら「次へ」をクリックし、予約画面設定に移ります。
最後に、予約画面の設定をしましょう。
「日程選択のデフォルト表示」では、リスト表示とカレンダー表示を切り替えられます。プレビューを確認しつつ、好みの設定にしてください。
「予約枠の表示設定」は、基本的に上2つにチェックを入れ、下2つはイベント内容に応じてON/OFFを切り替えましょう。
「友だちが一度に予約できる予約数」は、イベントに応じて変更してください。
「情報取得項目」は、ユーザーが入力する情報です。こちらも、イベント内容に応じて変更しましょう。
最後に「利用規約文章」を設定します。利用規約が必要ないイベントであれば、そのままで大丈夫です。
すべて入力が終わったら「登録」をクリックすれば、イベント予約を設定は完了です。
カレンダー予約の設定方法を、以下の5ステップで解説します。
番外編として、シフト設定の方法と2つ目のカレンダーの作成方法も解説するので、ぜひ参考にしてください。
初回はサイドメニューの「予約管理」から「カレンダー予約」を選び「利用を開始する」をクリックしましょう。
カレンダー名を入力したら、画面上部のタブから「予約設定」を選んでください。予約の設定画面に移行できます。
まず、予約画面を設定します。サイドメニューから「予約画面」を選択してください。
カレンダー表示では、カレンダーの表示形式と予約時間の単位を設定できます。
基本的には「カレンダーの表示形式」はデフォルトで「予約時間の単位」は、業種に応じて設定しましょう。
管理者情報は、基本的にはデフォルトでOKです。同意事項が設定されてる場合のみ「同意事項」にチェックを入れましょう。
サンクスページURLは、予約完了後やキャンセル後のページを用意している際は、URLを入力してください。
予約情報取得項目は、予約時にユーザーが入力する必要がある情報を追加できます。予約時に住所やアンケートが必要な際は、こちらから追加しましょう。
ここまで入力できれば、次に進んでください。
次に、予約受付時間を設定します。店舗の開店時間に対応した時間と曜日を設定しましょう。
「受付期間」では、以下の項目を設定します。業種や開店時間に応じて、適切に設定しいましょう。受付開始日時と締切日時は、美容院などであれば、そのままで大丈夫です。
同時予約受付可能数は、店舗の担当者数やコースにより大きく異なります。以下のような基準を設けて設定しましょう。
承認は、基本的にはデフォルトで大丈夫です。手動承認に変更したい場合は、設定してください。
すべて設定が終わったら「設定を保存する」をクリックしてください。
飲食店でテーブル席に予約枠を設ける際や、コース料理を提供する際に必要な設定です。
予約枠設定では、まず「+予約枠を追加する」をクリックし、以下の内容について定めてください。
次に、コース設定を行います。「+コースを追加する」をクリックし、以下の内容を入力してください。
飲食店であれば「予約枠とコースの紐づけ」設定を、必要に応じて行うと便利です。
すべて完了したら、次に進みましょう。
最後に、必要に応じて予約時のアクションやリマインダを設定してください。
予約アクションは、サイドメニューから「アクション」を選択したのちに各種アクションを設定可能です。
リマインダ設定はサイドメニューの「リマインダ/フォロー」から行えます。「時刻で指定」と「ゴール日時までの残り時間で指定」の2種類が使えるので、必要に応じて使い分けてください。
これで、カレンダー予約の基本的な設定はすべて完了です。
シフト設定を行う際は、先に従業員を「予約枠」に設定する必要があります。
予約枠に設定したら、画面上部の「シフト」タブを選び、続いて右上の「新規シフト」をクリックしてください。
新規シフト追加画面が出たら、以下の情報を入力します。
すべて入力できたら「シフトを登録」をクリックすれば完了です。
Lステップのプロプラン以上に加入している場合、2つ以上のカレンダーを使い分けられます。
2つ目のカレンダーを作る際は、カレンダー予約の画面から「+新しいカレンダー」をクリックしましょう。
作った複数のカレンダーは「カレンダー予約」の画面から別々にアクセス可能です。
Lステップで予約システムを構築するメリットは、大きく分けて以下の5つです。
1. 24時間いつでも予約受付できる
2. 業種に関係なく予約システムが使える
3. シフトと予約を一括で管理できる
4. リマインド配信で来店忘れを防げる
5. 追加のコストがかからない
Lステップの予約システムなら、電話番号を使わずともLINE上で24時間365日予約を受付可能です。
自動承認機能をONにすれば承認作業も必要なく、勝手に予約を管理してくれます。予約の取りこぼしを防げるため、売上アップの機会を逃しません。
ユーザーにとっても、LINE上ですべて完結するのは簡単で楽です。新しい予約アプリやサイトを使う必要がないので、追加の手間による離脱を抑えられます。
LINE公式アカウントの予約機能では、利用はほとんど飲食店に限定されます。
一方、Lステップであれば、業種に関係なく予約システムの構築が可能です。
とくに美容院やエステサロンにとって、シフト管理から担当者の設定までLステップ1つで完結する点は重宝するでしょう。
カレンダー予約では、予約一覧を管理できるのみならず、シフト表の作成も可能です。
Lステップ上でシフトを作成すれば、シフトと予約を同時確認でき、時間の大幅短縮になります。加えて、シフトと予約枠を連動させれば、承認にも時間がかかりません。
シフトミスによる損失を限りなくゼロにできる点は大きな魅力。Lステップを入れているのであれば、シフト表もLステップ上で作成するのがおすすめです。
店舗運営で意外に多いのが、予約した顧客がそのことを忘れてキャンセルになるケースです。一つひとつは小さな損失でも、積もれば大きな額になるため、無視できません。
そこで有効なのが、リマインド配信です。事前設定しておけば、リマインド配信を自動で行ってくれるため、来店忘れを最小限に防げます。
効果的なのが、LINEのプッシュ通知を活用した予約リマインドです。従来のメール通知と比較すると圧倒的に高い既読率を誇り、顧客の予約忘れを効果的に防止できます。
スタッフによる手動での確認連絡も不要となるので、業務効率の改善にも一役買うでしょう。
Lステップの予約システムは、全プランで利用可能です。Lステップさえ店舗に導入すれば、追加コストはいっさいかかりません。
予約システムの構築も、この記事の手順に沿って行えば、誰でも簡単に行えます。
人的コストの大幅な削減も可能なうえ、電話対応の回数も減るので、従業員のストレス軽減も期待できます。
予約システムの効果を最大化するために、以下の3つコツを抑えておきましょう。
1. リマインド配信の最適化
2. フォローアクションの設定
3. Googleカレンダーと連携
以下のようにリマインド配信を最適化すれば、予約忘れやキャンセル率低下に貢献できます。
基本的に、予約システムはリマインド配信の設定や最適化は必須と覚えておいてください。
来店前だけでなく来店後のフォローにアクションを設定すれば、リピート率向上を期待できます。
具体的には、以下のようなフォローアクションを設定しましょう。
注意点として、フォローアクションは来店したユーザーのみに実行されます。来店後ステータスへの切り替えは、手動で行う必要があります。
顧客のGoogleカレンダーだけでなく、店舗のカレンダーとも連携すると便利です。
予約状況を店舗のGoogleカレンダーで従業員に共有すれば、全員で確認できます。従業員のシフトミスを防ぐ良い施策となるでしょう。
予約を忘れるのは、顧客だけではありません。店舗側のヒューマンエラーを極力排除するのも、Lステップの効果を最大化するためのポイントです。
Lステップの予約システムは、業種問わず活用できる便利な機能です。
シフト管理との連携や自動リマインド配信など、運用効率向上に貢献する機能が標準搭載されているうえ、追加コストなしで利用できる点が大きな魅力です。
まだ利用したことがない方は、ぜひこの記事を参考に予約システムを導入してみてください。売上アップと業務効率化を両立する強力な味方になります。
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