ネイルサロンの集客とは、デザインや場所でサロンを探している人に自店を選んでもらい、初回の予約から次の付け替えまで通い続けてもらうための取り組みです。
本記事では、ネイルサロンの集客方法13選に加えて、季節のデザイン需要に合わせた告知の時期、閲覧数を予約に変える見直し、リピーターを増やす方法を解説します。
この記事の結論(ネイルサロン 集客 早わかり)
ネイルと同じ予約型の美容サロンに向けたStockSunの支援は、エステの集客支援のページと美容室の集客支援のページで紹介しています。
目次
ネイルサロンの集客方法は、Webを使う施策が8つ、チラシや看板などのオフライン施策が5つあります。まずは13の手法を一覧で比べ、そのあと自店の状況に合わせた優先順位を整理します。
下の表では、新規客と再来客のどちらに効くか、費用がどうかかるか、効果が出るまでの早さを並べています。
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| 区分 | 集客方法 | 主に効く相手 | 費用のかかり方 | 効果が出るまで |
|---|---|---|---|---|
| Web | ①Googleビジネスプロフィール(MEO) | 近くで探す新規客 | 無料で始められる | 比較的早い |
| Web | ②Instagram | 新規客・再来客 | 無料で始められる(主に人手) | 時間がかかる |
| Web | ③ショート動画(TikTok・リール) | 新規客 | 撮影・編集の手間 | 時間がかかる |
| Web | ④ホームページ・ブログ | 新規客・再来客 | 制作時にかかる | ほかの施策と連動して効く |
| Web | ⑤予約ポータルサイト | 新規客 | 掲載プランによる | 早い |
| Web | ⑥ネイル専門の予約アプリ・デザイン投稿サイト | デザインで探す新規客 | サービスごとに違う | 比較的早い |
| Web | ⑦Web広告(Instagram・Meta広告) | 新規客 | 出稿中は継続してかかる | 早い |
| Web | ⑧LINE公式アカウント | 再来客 | 無料プランから始められる | 来店後に効く |
| オフライン | ①チラシ・ポスティング | 近隣の新規客 | 配布のたびにかかる | 早い |
| オフライン | ②看板・店頭サイネージ | 前を通る新規客 | 制作時にかかる | 時間がかかる |
| オフライン | ③紹介カード | 来店客の友人・家族 | 特典の分だけ | 時間がかかる |
| オフライン | ④サンキューレター・DM | 来店した人・しばらく来ていない人 | 印刷・郵送の分だけ | 来店後に効く |
| オフライン | ⑤近隣のお店とのコラボ・イベント出店 | 近隣の新規客 | 少額〜(主に人手) | 時間がかかる |
このうち、Googleビジネスプロフィール・Instagram・LINE公式アカウントは無料で始められ、予約サイト・広告・チラシなどは費用がかかります。
費用のかかり方は相対的な目安です。予約サイトや広告の料金はサービス・プランごとに変わるため、具体的な金額は各サービスの公式サイトで確認したうえで比べるのが確実です。
1人で施術するサロンも多いネイルでは、13の手法を同時に回すのは現実的ではありません。オープン直後なのか、閲覧数はあるのに予約が入らないのかで、手をつける順番は変わります。
ネイルサロンで多い7つの悩みごとに、最初に取り組む施策とその理由を整理しました。
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| # | こんな状況なら | まず取り組む施策 | 優先する理由 |
|---|---|---|---|
| ① | 開業前・オープン直後で、地域でまだ知られていない | Googleビジネスプロフィール・Instagram・予約ポータル | 「地域名+ネイルサロン」で探す人の候補に入る入口になる |
| ② | 自宅ネイルサロン・1人サロンで、手が回らない | Instagramのデザイン投稿・LINE・ネイル専門の予約アプリ | 少ない費用で、新規の入口と再来の仕組みを両方作れる |
| ③ | 新規客の予約そのものが少ない | 季節のデザイン投稿・Web広告・MEOの口コミ | 探している人の目に触れる回数を増やすのが先 |
| ④ | 閲覧数はあるのに、予約につながらない | 写真とメニュー構成の見直し・初回特典・口コミ | 見られているなら、選ばれる理由が足りていない |
| ⑤ | 予約ポータル経由の新規客ばかりで、利益が残らない | LINE公式アカウント・会計時の次回予約 | 2回目以降の予約を自店で取れるほど、掲載費に頼らずに済む |
| ⑥ | 新規客は来るのに、2回目・3回目の来店が続かない | 会計時の次回予約・来店後のお礼のLINE | 集客を増やしても、初回で離れる人が増えるだけ |
| ⑦ | 季節の山の合間で、予約枠が埋まらない | 既存客へのLINE配信・ケアやフットのメニュー | 新規の検索が落ちる時期は、既存客の来店を前倒しするほうが早い |
⑥の「2回目・3回目が続かない」状態は、集客施策を増やしても解決しません。具体的な改善方法はネイルサロンのリピーターを増やす方法で解説しています。
集客の費用対効果は、施策の料金の高さだけでは判断できません。基準にしたいのが、LTV(顧客生涯価値)です。
LTVとは、1人のお客様が通い続ける間に支払う売上の合計のこと。ネイルサロンなら「客単価×1年の来店回数×通う年数」で考えると分かりやすくなります。
掲載費が高く見える予約サイトでも、そこから来たお客様が付け替えのたびに通ってくれれば十分に回収できます。反対に、安く見える施策でも1回きりの来店で終われば、費用対効果は低くなります。
店舗の集客を来店と売上までつなげる設計図は、StockSunの無料資料『〔完全版〕失敗しないための店舗集客攻略マニュアル』にもまとめています。
店舗集客の最新の傾向は、StockSunのYouTubeチャンネルでも解説しています。
\何から始めるべきかを一緒に整理/
【無料】ネイルサロンの集客を相談するネイルサロンを探す人は、Googleマップ・Instagram・予約サイトを行き来しながら、デザインの写真と口コミを見比べて予約先を決めます。
この章では、ネイルサロンがWebで使える8つの手法を、デザインの見せ方を中心に解説します。
MEOとは、「駅名+ネイル」などで検索したときに出るGoogleマップの枠で、自店を上の方に表示させるための施策です。土台になるGoogleビジネスプロフィールは無料で登録でき、オープン前から準備できます。
営業時間と予約ページのURLを正しく入れたら、次は写真です。季節が変わるたびに新作デザインの写真を追加しておくと、地図上で近くのサロンと見比べている人に「今のデザイン」を見せられます。
注意したいのが口コミの集め方です。
Googleのポリシーでは、「口コミを書いたら次回割引」のような特典付きのお願いは禁止されており、該当する口コミは削除の対象になります(出典:Googleマップ ユーザーの投稿コンテンツに関するポリシー)。
口コミは特典なしで、仕上がった爪を見て喜んでもらえた瞬間にお願いするのが基本です。具体的なお願いの仕方は閲覧数を予約に変える4つの見直しで詳しく解説しています。
Instagramは、完成したネイルの写真や動画をそのまま見せられるため、ネイルサロンと特に相性の良いSNSです。
ネイルを探す人は、デザインの名前や季節のハッシュタグで検索し、気に入った写真から予約先を選ぶことも少なくありません。
投稿は「ニュアンス系」「ワンカラー」「オフィス向け」のように、デザインの系統ごとにハイライトへまとめておくと、プロフィールを訪れた人が自分の好みを探しやすくなります。
同じデザインでも、手の角度と明るさをそろえて撮ると一覧で見たときの印象が整います。
投稿には、デザインの名前・料金の目安・所要時間を添えるのがおすすめです。写真を見て「いくらで、どのくらいかかるのか」がすぐ分かる投稿ほど、予約までの迷いが減ります。
投稿を見て気に入った人がすぐ動けるよう、プロフィール欄には予約ページかLINEのリンクを置いておきましょう。
来店したお客様にSNSへの投稿をお願いするときは、ステルスマーケティング規制に注意が必要です。
特典と引き換えにするなど店が投稿内容に関わる場合、広告と分かる表示がないと景品表示法違反になるおそれがあります(出典:消費者庁「令和5年10月1日からステルスマーケティングは景品表示法違反となります。」)。
ショート動画とは、TikTok・Instagramのリール・YouTubeショートなどで配信する短い縦型動画です。フォロワーではない人のおすすめ欄にも流れるため、サロン名を知らない人にデザインを見てもらえます。
ネイルなら、筆でデザインを描く工程や、ストーンを置いて仕上げる瞬間など、手元の動きがそのまま素材になります。同じ動画をTikTok・リール・YouTubeショートに流用すれば、1本の撮影で接点を広げられます。
ショート動画を店舗の集客にどう使うかは、StockSun認定パートナーの高山太一が、宿泊施設・リラク系サロン(ヘッドスパ)・D2Cの事例で話しています。
取り上げているのはネイルサロンではなくリラク系サロンですが、予約で施術枠を埋める点はネイルと共通しています。
ホテルやサロンなどの店舗では、自店の投稿をバズらせること自体を目的にしても意味がありません。
一方、StockSunの認定パートナーが支援したリラク系サロンのうち、それまでブランドのイメージを固めていなかったお店では、トレンドのネタやASMRの要素を入れた動画で、TikTokが4.4万フォロワーまで伸びました。
再生数を追うより、サロンの雰囲気やデザインの世界観と合う見せ方を選ぶことが先です。
ホームページは、InstagramやGoogleマップでサロンを知った人が「本当にここでいいか」を確かめに来る場所です。デザインの幅・料金・場所の3つがすぐに分かるかどうかで、予約まで進むかが決まります。
初めてのネイルサロンを選ぶときに見られる情報は限られています。次の4つは、トップページからすぐ開ける場所に置いておくと安心です。
「地域名+ネイルサロン」で検索されたときにホームページを上位に表示させる施策がSEOです。キーワードの選び方やページの作り方は、ネイルサロンのホームページ制作の記事で詳しく解説しています。
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ネイルサロンのホームページで集客する作り方と必須コンテンツ7選
予約ポータルサイトとは、地域や条件で複数のサロンを比べて予約できるサイトです。ネイルサロンでは、ホットペッパービューティー・楽天ビューティ・minimo(ミニモ)などが使われています。
すでにネイルの予約先を探している人が使うため、新規客の入口としては即効性があります。ただし近隣のサロンと横並びで比べられるので、クーポン価格だけで選ばれると次の付け替えは別のサロンに移られがちです。
掲載料の形は、月額の掲載プランと予約ごとの手数料などサービスによって違います。料金と条件は必ず各サービスの公式サイトで確かめ、そのサイトから来たお客様が2回目も来ているかで続けるかを判断しましょう。
ポータルは掲載するだけでなく、サイト内の検索で上位に出る工夫をすると、広告に頼らず予約を集められます。StockSun認定パートナーの舘将志が支援したメンズ眉毛サロンでは、リスティング広告・Meta広告・比較サイトに分かれていた広告費を見直し、売上の1割ほどだった広告費を6〜7%ほどまで下げました。
オーナーは動画で、その後に出した名古屋と町田の店舗は、ホットペッパービューティーでエリアの検索結果の上位に表示される状態を作り、MEOとあわせて広告費をかけずに集客していると話しています(StockSun公式YouTube)。眉毛とネイルでメニューは違いますが、ポータルの中での見つけられ方を磨く考え方は、小さなネイルサロンにもそのまま使えます。
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ホットペッパーで集客できない? 改善方法を大公開
ネイルには、美容全般の予約サイトとは別に、デザインから探せる専門のサービスがあります。
たとえば、ネイルブックはネイルデザインとネイルサロンを検索できるサイトで、ネイリストが作品の写真を投稿して自分のデザインをアピールできます(出典:ネイルブック公式サイト)。
ネイリービューティー(Nailie Beauty)は、ネイリストなどの施術者個人とお客様をつなぐ予約アプリです(出典:Nailie Beauty公式サイト)。
サロンの知名度より、ネイリスト個人の作品で選ばれたい人に向いた仕組みといえます。
どちらも「このデザインにしたい」と思った人が、そのまま予約先を探す場所です。Instagramと同じ写真を使い、デザインの名前と料金をそろえて載せておくと、媒体をまたいでも同じサロンだと分かってもらえます。
ネイルサロンの広告で使いやすいのが、Instagram・Facebookに配信できるMeta広告です。
年齢・地域・興味関心で絞り込んで配信できるため、まだサロンを探していない人に「このネイルにしたい」と思ってもらうきっかけを作れます。
広告の成果は、写真と動画の質に大きく左右されます。季節の新作デザインや、仕上がりが一目で分かる手元の動画は、そのまま広告の素材になります。
出稿の時期は、季節のデザインを探す人が増える月に合わせるのが効果的です。月ごとの検索の動きは、ネイルの集客は季節で決まるで検索データとあわせて紹介しています。
LINE公式アカウントとは、友だち登録したお客様にメッセージを配信できる企業向けのアカウントです。ネイルサロンでは新規を集める道具というより、次の付け替えの時期に思い出してもらう連絡手段として使います。
料金プランには月額固定費0円のコミュニケーションプランがあり、無料メッセージは月200通までです(出典:LINEヤフー for Business「LINE公式アカウント 料金プラン」)。
施術の最後に友だち登録をお願いしておけば、付け替えの時期や空き枠、季節の新作を直接届けられます。ポータル経由の初回客も、登録してもらえれば2回目からは自店の予約に切り替えられます。
LINE運用の最新の傾向は、次の動画でも解説しています。
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LINE(ライン)公式アカウントの作り方を徹底解説!6つの活用方法もご紹介
\自店に合う手法を見極める/
【無料】ネイルサロンのWeb集客を相談するネイルサロンは、通いやすい距離に住む人や働く人がお客様の中心になります。紙や店頭で地域の人に届く方法も、ネイルでは今も有効です。この章では5つのオフライン集客を解説します。
チラシは、SNSでネイルを探さない層にもサロンの存在を知らせられる方法です。配る範囲は、付け替えのたびに通っても負担にならない距離に絞りましょう。
文字の情報より、完成したネイルの写真が第一印象を決めます。デザインの写真を大きく載せ、予約ページやLINEに移れるQRコードを入れておくと、どのチラシから予約が入ったかを測りやすくなります。
看板は、通勤や買い物で前を通る人に自店の存在を覚えてもらう方法です。店名だけでは、どんなネイルが得意なサロンなのかが伝わりません。
「持ちの良いワンカラー」「深爪の補正が得意」のように、誰にどんな施術をするサロンなのかを一言で示すのがポイントです。季節の新作デザインの写真を店頭に掲示すると、立ち寄るきっかけになります。
紹介カードとは、お客様から友人や家族へ渡してもらうサロンの案内カードです。ネイルは手元が人の目に触れるため、「そのネイルどこでやったの?」と聞かれた場面がそのまま紹介のきっかけになります。
会計時に、紹介する人とされる人の両方が使える特典付きのカードを数枚渡しておく形が使いやすいでしょう。
ただし、紹介への特典とGoogleの口コミへの特典は扱いが違います。口コミと引き換えの特典はポリシー違反になるため、同じカードに書かないようにします。
サンキューレターとは、来店のお礼を伝える手書きのカードやはがきのことです。施術したデザインやお客様との会話に一言触れると、機械的な案内との違いが伝わります。
しばらく来店のないお客様には、季節の新作デザインを載せたDMを送る方法もあります。LINEに登録していないお客様との接点として、LINEと使い分けるのが基本です。
近くの美容室・まつげサロン・アパレル店などと、ショップカードを置き合う方法もあります。身だしなみにお金をかける客層は重なりやすく、自店のSNSが届いていない人にサロンを知ってもらえます。
地域のマルシェやイベントで、ネイルチップの販売やハンドケアの体験ブースを出すのも一つの手です。ブースにLINEのQRコードを置いておけば、後日の予約の案内まで届けられます。
ネイルは季節ごとにデザインを替えるお客様が多く、需要の山が1年に何度も来るのが特徴です。この章では、季節のデザインがいつ探されているかを検索データで確かめ、投稿と告知を始める時期を整理します。
StockSunがAhrefsで季節のネイルに関わる検索語を調べたところ、春・夏・秋・冬のデザインはどれも、ピークの1〜3か月前から検索が増え始めていました。
数値はAhrefsによる日本の月間検索数の推定値で、期間は2024年10月〜2026年9月です(2026年10月19日取得)。
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| 検索語 | 増え始める月 | ピークの月 | ピーク月の検索数(推定) | 告知を始める目安 |
|---|---|---|---|---|
| 春ネイル | 1月(2026年1月:1,513回) | 3月 | 2025年3月:24,545回 2026年3月:12,269回 | 12月〜1月 |
| 夏ネイル | 4月(2026年4月:2,169回) | 7月 | 2025年7月:22,845回 2026年7月:22,103回 | 3月〜4月 |
| フットネイル | 4月(2026年4月:11,505回) | 7月 | 2025年7月:37,540回 2026年7月:30,879回 | 3月〜4月 |
| 秋ネイル | 8月(2025年8月:7,371回) | 9月〜10月 | 2025年9月:23,072回 2025年10月:22,636回 | 7月 |
| 冬ネイル | 10月(2025年10月:4,440回) | 12月 | 2024年12月:24,190回 2025年12月:20,973回 | 9月〜10月 |
| 成人式 ネイル | 11月〜12月(2025年12月:2,820回) | 1月 | 2025年1月:4,051回 2026年1月:3,683回 | 10月〜11月 |
春夏秋冬の4つの検索語をグラフにすると、山の位置が2年続けてほぼ同じ月に来ていると分かります。
4つの山は、ほぼ3か月おきに入れ替わっています。1つの季節の山が終わる頃には、次の季節のデザインを探す人が増え始めているため、投稿と告知は常に「次の季節」を先回りして準備しておくことが大切です。
「ネイルサロン」そのものの検索数は季節の波が小さく、最も多い2025年7月(21,379回)と最も少ない2025年11月(15,304回)の差は約1.4倍でした(Ahrefs推定値)。
「春ネイル」は1月から増え始め、2月に大きく伸びて3月に山を迎えます。卒業式・入学式や新生活に合わせて、上品な桜色やパステルのデザインを探す人が増える時期です。
1月のうちに春の新作デザインを撮影し、Instagram・Googleビジネスプロフィール・予約サイトの写真を差し替えておきましょう。
冬のデザインで来店したお客様に、次回の春のデザインを会計時に見せておくのも効果的です。
「夏ネイル」は4月から増え始めて7月に山を迎え、9月には急に落ち着きます。
サンダルを履く季節に合わせて「フットネイル」も4月から増え、2025年7月は37,540回とこの表の中で最も多い検索数でした(Ahrefs推定値)。
夏前は、ハンドとフットをセットにしたメニューを打ち出す好機です。4月までに夏とフットのデザインを投稿し、5月から広告や予約サイトの特集に合わせて予約枠を見せておきましょう。
「秋ネイル」は8月から急に増え、9月と10月に山を迎えます。夏ネイルの山が終わる前に次の需要が立ち上がるため、夏の繁忙期の最中に秋のデザインを用意しておく必要があります。
7月のうちにくすみカラーやブラウン系の秋の作例を撮りため、8月に入ったら投稿を夏から秋へ切り替えるのが目安です。
「冬ネイル」は10月から増え始め、11月に大きく伸びて12月に山を迎えます。「成人式 ネイル」は11〜12月に増えて1月に山が来るため、振袖に合わせたデザインは秋のうちに受付を始めるのが理想です。
年末は通常の付け替えの予約も重なりやすい時期です。既存のお客様にLINEで早めに空き枠を案内しておくと、新規の予約枠と両立させやすくなります。
「ブライダルネイル」は季節の波が小さく、毎月2,300〜4,600回ほど検索されていました(2024年10月〜2026年9月・Ahrefs推定値)。
結婚式の日取りに合わせて探す人が1年中いるため、専用のページやハイライトを常に用意しておくと受け皿になります。
季節の検索が入れ替わる合間は、新規客の獲得に予算をかけるより、既存客の来店を前倒しするほうが効率的です。この時期にやっておきたいことは次の3つです。
StockSun代表 岩野 圭佑
季節のデザインは、その季節が来てから投稿すれば十分だと思われがちです。しかし検索データを見ると、春夏秋冬のどの山も1〜3か月前から立ち上がり、ほぼ3か月おきに入れ替わっています。今の季節の予約をこなしながら次の季節の作例を準備しておくことが、ネイルの季節集客の出発点です。
\需要の山に間に合う告知スケジュールを作る/
【無料】季節ごとの集客計画を相談する予約サイトやInstagramの閲覧数はあるのに予約が増えない場合、集客の手法を増やす前に、見られている画面の中身を見直すのが先です。ここでは、閲覧数を予約に変えるための4つの見直しを解説します。
店舗はマーケティングの全体ができていないことが多く、SNSだけを80点や100点にしても、ほかが0点や20点ではあまり意味がありません。
StockSunの認定パートナーが支援したリラク系サロンでも、SNSだけでなくGoogleビジネスプロフィール・ホットペッパー・店内のオペレーションまで、まずすべて60点にそろえるところから始めました。
ネイルサロンを比べる人が最初に見るのは、デザインの写真です。
同じサロンでは、ホットペッパーのすべての項目に写真を入れたうえで、写真が暗いだけで来店したい気持ちがわかないこともあるため、撮影し直した写真に差し替えています。
ネイルの写真は、自然光か白い照明の下で、手の角度と背景をそろえて撮るのが基本です。予約サイト・Googleビジネスプロフィール・Instagramで同じ写真を使えば、どこから見ても同じ世界観が伝わります。
ネイルは同じ「ジェルネイル」でも、アートの量やパーツで料金が変わります。初めての人は最終的にいくらになるのかが分からず、予約をためらうことがあります。
デザインを選ぶだけで料金が決まる定額デザインを用意し、写真と料金をセットで並べておきましょう。オフの有無や所要時間もメニューに書いておくと、来店後の「思っていた料金と違う」を防げます。
新規客向けの初回特典を大きく値引きすると、初回は予約が入っても、通常料金に戻った2回目で離れる人が増えます。割引の大きさで選んだお客様ほど、次はもっと安いサロンへ移りやすいことも覚えておきましょう。
初回特典は、自店の得意なデザインや持ちの良さを試してもらうメニューにするのが基本です。たとえば、得意な定額デザインにハンドケアを付けた初回メニューにすれば、価格ではなく仕上がりで選んでもらえます。
口コミは、写真と並んで予約先を決める大きな判断材料です。来店した方にお願いするだけでも意外と書いてくれる人は多く、単価が2万円以下の商材なら、お願いするだけで投稿してもらえることが多くあります。
お願いは、消費者庁のガイドラインに反しない形で、特典を付けずに行うのが前提です。Instagramのハイライトにお客様の口コミをまとめ、口コミのあるお店だと伝わるようにする方法もあります。
届いた口コミには、厳しい内容も含めて返信を書いておくのがおすすめです。返信の文面から、これから来る人はサロンの対応の丁寧さを読み取ります。
StockSun代表 岩野 圭佑
予約が増えないと、まず新しい集客手法や広告を探すサロンが多いです。ところが閲覧数がある場合、足りないのは見てもらう回数ではなく、写真・料金・口コミといった選ばれる材料のほうです。手法を足す前に、今見られている画面を60点にそろえるほうが早く予約につながります。
ジェルネイルは、爪が伸びたら付け替えやオフが必要になる施術です。そのため、ネイルサロンは同じお客様に定期的に通ってもらいやすく、2回目・3回目と続けて来てもらえるかどうかで売上が大きく変わります。
下の表では、初回の来店から常連になるまでの3つの段階ごとに、お客様が離れる理由と打ち手をまとめました。
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| 段階 | 離れてしまう主な理由 | 対策 |
|---|---|---|
| ①初回→2回目 | 次の予約を決めないまま帰り、付け替えの時期に別のサロンを探す | 会計時の次回予約・デザインの提案 |
| ②2回目→3回目 | 仕上がりに不満はないが、なんとなく別のサロンを試す | 来店後のお礼と付け替え時期のLINE |
| ③3回目以降→定着 | いつも同じデザインで新鮮さがない・予約が取りにくい | 季節のデザイン提案・カルテ・担当ネイリストの指名 |
ネイルサロンのリピートで最も効果的なのが、会計時に次回の予約を取ってもらうことです。帰った後に予約を取ろうとすると、付け替えの時期に空き枠を探す手間がかかり、その間に別のサロンが目に入ります。
爪の伸び方や今回のデザインから付け替えの目安を伝え、「次はこの季節のデザインはいかがですか」とサンプルを見せながら提案すると押し売りに聞こえません。
予約の変更がLINEやWebでできると伝えておくと、先の予約にも応じてもらいやすくなります。
次回予約を取らなかったお客様には、来店後のLINEが再来のきっかけになります。
前出のリラク系サロンでも、LINEに凝った条件分岐の配信は入れず、来店した方へのお礼のメッセージとステップ配信を設定しただけでした。
来店の翌日にお礼とホームケアの案内を送り、付け替えの時期が近づいたら空き枠と新作デザインを案内する、という2段階から始めましょう。
全員に同じ案内を一斉に送るより、前回の来店日から時期が近いお客様に絞るほうがブロックされにくくなります。
3回目以降のお客様が離れる理由は、不満よりも「いつも同じで新鮮さがない」であることも少なくありません。季節ごとに入れ替わる検索の山に合わせて、次のデザインを先回りして提案するのが効果的です。
カルテには、施術したデザイン・使った色・爪の状態・会話で出た予定を残します。結婚式や旅行の予定まで覚えている担当ネイリストがいれば、ほかのサロンを試す理由が減ります。
ネイルサロンの売上は「お客様の数×来店回数×客単価」で決まります。来店回数を増やす次回予約と合わせて、1回あたりの客単価を上げる工夫も欠かせません。
夏前のハンドとフットのセット、自爪を整えるケアメニュー、季節のパーツの追加など、お客様にとって理由のある組み合わせを提案するのが基本です。
値上げより先に、組み合わせで客単価を上げるほうが、お客様の満足を保ちやすくなります。
StockSun代表 岩野 圭佑
予約が埋まらないと、新しいお客様を呼ぶ方法から探し始めるサロンは多いものです。しかしネイルは付け替えが前提の施術なので、会計時に次の予約が決まっているかどうかが、そのまま来店回数の差になります。広告費を増やす前に、初回から3回目までに何人残っているかを数えるほうが近道です。
\どの段階で離れているかを診断/
【無料】リピーターを増やす仕組みを相談する自宅ネイルサロンや1人で営む個人サロンが、知名度と広告費のある大型サロンと同じやり方で戦うのは得策ではありません。この章では、小さなサロンだからこそ選ばれる理由を作るための5つのポイントを解説します。
「誰に来てほしいか」が決まらないと、どの集客手法を選んでも中途半端になってしまいます。ターゲットが決まれば、使うSNS・投稿するデザイン・サロンの見せ方が連動して決まります。
たとえば、会社員を狙うなら「オフィスでも浮かないシンプルネイル」、子育て中の人を狙うなら「短時間で仕上がる・持ちの良いワンカラー」というように、同じネイルでも打ち出し方が変わります。
新規のお客様が知りたいのは「どんなデザインが得意か」「料金はいくらか」「どう予約するか」といった基本情報です。一方、リピーターが喜ぶのは、次の季節の新作デザインや空き枠のお知らせです。
InstagramやTikTokは新規客との出会いの場、LINEは来店したお客様との継続的な関係の場、と役割を分けると発信の内容がぶれにくくなります。
個人サロンほど、大型サロンに負けないよう料金を下げて勝負しようとしがちです。料金を下げすぎると、忙しくなっても利益が残らず、続けるほど苦しくなります。
得意なデザイン、施術中の会話や過ごし方、細かな気遣いなど、「このサロンでしか体験できないこと」を言葉にしましょう。強みが一言で言えると、写真・看板・予約サイトの紹介文まで同じ軸でそろえられます。
自宅ネイルサロンを初めて予約する人は、どんな場所でどんな人が施術するのかが分からず不安を感じやすいものです。
施術スペースの写真、ネイリストの顔写真と経歴、衛生面で気をつけていることを、ホームページやInstagramで先に見せておくと、初めての人も予約しやすくなります。
住所を広く公開したくない場合は、予約が確定したお客様に詳しい道順を案内する方法もあります。そのうえで、最寄り駅や目印、駐車場の有無だけは事前に分かるようにしておくと、予約前の不安が減ります。
Googleビジネスプロフィールは住所の扱いにルールがあります。
Googleのガイドラインでは、お客様の元へ出向く非店舗型のビジネスは住所を非表示にすると定めています(出典:Google に掲載するビジネス情報のガイドライン)。
出張ネイルとして登録する場合は、住所を表示せずにサービス提供地域を設定します。
集客施策は、やったら終わりではありません。
初回のカウンセリングで「何を見て予約したか」を聞き、Instagram・予約サイト・紹介などの経路ごとに、初回客の数と次の付け替えに来た人の数を毎月メモしておきましょう。
初回客は多いのに2回目が少ない経路があれば、その経路の初回特典か、来店後の連絡の仕方に原因がある可能性があります。美容室ならではの集客の考え方は、美容室の集客方法の記事で解説しています。
StockSun代表 岩野 圭佑
自宅サロンや1人サロンは、技術さえ良ければ口コミで自然に広がると考えられがちです。しかし初めての人が予約をためらう理由は、技術より「どんな場所で、どんな人が施術するのか分からない」という不安です。得意なデザインと安心材料を先に見せてから集客を広げるのが確実な近道です。
施策を打っているのに予約が増えない場合、原因は手法の選び方以外にあることも少なくありません。ここでは、ネイルサロンに客が来ないときに多い3つの壁と、その対策を解説します。
ネイルサロンは、自宅サロンや1人サロンとしても始めやすい業種です。エリアによっては徒歩圏内に複数のサロンがあり、予約サイトでも同じ画面で並べて比べられます。
この状況で選ばれるには、「近いから」ではなく「このデザインをしてほしいから」と思ってもらう理由が欠かせません。得意なデザインを一言で決め、写真と紹介文で一貫して伝えることが出発点です。
ネイルサロンは付け替えのたびに来店が見込める業種ですが、初回のあと2回目につながらないお客様も少なくありません。離れる理由は技術への不満より、「次に来るきっかけ」がないことである場合が多いものです。
この場合、新規集客を増やしても売上は安定しません。先に会計時の次回予約と来店後のLINEを見直しましょう。
予約サイトやInstagramの閲覧数があるのに予約が少ない場合は、見つけてもらえてはいても選ばれていない状態です。
写真が暗い、料金が分かりにくい、口コミが少ないなど、比べられたときに見劣りする点があると予約は入りません。
この場合に見直す順番は、閲覧数を予約に変える4つの見直しで解説しています。
ネイルサロンの集客は、Googleマップ・Instagram・LINEのどこから手をつけるかで相談先が変わります。StockSunで指名して相談できる認定パートナーから、本記事の施策に対応する4名を紹介します。
舘将志の強みは、新規開業から、オンラインとオフラインを組み合わせた集客まで一貫して支援できる点です。自社でもパーソナルジムを7店舗経営し、MEOのSaaSツールも開発・提供しています。
1,000名を超えるマイクロインフルエンサーが所属するLINEコミュニティも自社で運営。オープン前後や、インフルエンサーで新規客の入口を作りたいネイルサロンにおすすめです(舘将志のプロフィール)。
富田竜介の強みは、投稿の見栄えやフォロワー数ではなく、売上から逆算してSNSを設計できる点です。支援してきたSNSアカウントは累計300にのぼり、Instagramで店舗の売上を伸ばした実績も持っています。
「フォロワーを増やす」こと自体を目的にした運用はしない、という方針。デザイン写真の投稿を続けているのに予約が増えないネイルサロンにおすすめです(富田竜介のプロフィール)。
中上雄翔の強みは、来店はあるのに売上が伸びないお店を、LINEの導線と配信内容の見直しで立て直せる点です。LINEマーケティングの支援は150件を超え、実店舗のLTV向上も得意領域としています。
見た目の凝ったLINEより、全体の設計と配信するメッセージを重視するのが特徴。新規客は来ているのに2回目・3回目が続かないネイルサロンにおすすめです(中上雄翔のプロフィール)。
高山太一の強みは、SNSを売り込むのではなく、そもそもSNSがそのお店に合う施策かどうかから判断できる点です。20歳でSNS運用代行会社を立ち上げ、InstagramとTikTokの運用を手がけてきました。
社外CMOとして10数社のマーケティング戦略づくりにも携わった経歴の持ち主。本記事で紹介した「まずすべて60点にそろえる」考え方で、集客全体を見直したいネイルサロンにおすすめです(高山太一のプロフィール)。
予約型の美容サロンに向けた支援の進め方と料金は、エステの集客支援・美容室の集客支援の各ページにまとめています。
\店舗集客・Instagram・LINEの認定パートナーが対応/
【無料】ネイルサロンの集客をプロに相談する最後に、ネイルサロンの集客についてよくある質問に回答します。
物件が決まった段階でInstagramのアカウントを作り、練習で仕上げたデザインの写真をためておきましょう。Googleビジネスプロフィールも、開業日に地図へ載せられるよう早めに登録の手続きを進めておくと安心です。
開業直後は予約サイトやチラシで最初のお客様を迎え、その全員に次回予約とLINE登録をお願いする流れを初日から回すのが効率的です。
あります。固定費をかけずに始められる、Instagramのデザイン投稿・ネイル専門の予約アプリ・LINE公式アカウントの組み合わせが向いています。
1人で施術する場合は受けられる人数に限りがあるため、新規客を大量に集めるより、会計時の次回予約で長く通ってもらうことを優先しましょう。
自宅サロンは、施術スペースの写真とネイリストの紹介で安心材料を先に見せることも大切です。
メリットは、ネイルサロンを探している人が集まっているため、新規客の入口になりやすいことです。口コミをためる場所としても使えます。
デメリットは、近くのサロンと同じ画面で比べられ、クーポンの安さで選ばれやすいことです。
掲載をやめると新規の入口が減るため、来店したお客様をLINEや自店の予約に移し、2回目以降は自社の接点で予約を受けられるようにしておくことが大切です。
毎日投稿すること自体より、続けられる頻度で質をそろえることのほうが大切です。無理に毎日投稿して写真が暗くなったり、デザインの説明が抜けたりすると、かえって予約につながりにくくなります。
投稿の頻度よりも、季節の山の前に新作デザインがそろっているか、プロフィールから予約まで迷わず進めるかを優先して見直しましょう。
Googleビジネスプロフィールは無料で登録でき、Instagramも無料で始められます。LINE公式アカウントにも、月額固定費0円のコミュニケーションプランがあります。
予約サイトや予約アプリは、掲載料・手数料・使える機能がサービスとプランによって違います。「無料」と書かれていても条件付きの場合があるため、公式サイトで料金と条件を確かめてから登録するのが確実です。
作品で選ばれたい個人サロンやネイリストには、新規客の入口として役立ちます。ネイル専門の予約アプリやデザイン投稿サイトは、「このデザインにしたい」と思った人が予約先を探す場所だからです。
掲載条件や料金はサービスごとに違うため、公式サイトで確かめてから使うのが確実です。アプリから来たお客様にも次回予約とLINE登録をお願いしておけば、2回目以降は自店で予約を受けられます。
まずはMEO(Googleビジネスプロフィールの整備)から始めるのがおすすめです。無料で始められるうえ、「地域名+ネイルサロン」で探す来店意欲の高い人に直接届くためです。
MEOを整えた後に、ホームページのSEOを加えると、Googleマップと検索結果の両方から見つけてもらいやすくなります。SEOの進め方はネイルサロンのホームページ制作の記事で解説しています。
ネイルサロンの集客は、13の手法をすべて試すことではなく、デザインで見つけてもらう入口を作り、季節の山の前に告知し、来店したお客様に次の付け替えでも来てもらうことが基本です。
まずは自店が「見つけてもらう」「選んでもらう」「また来てもらう」のどこでつまずいているかを確認し、そこに合う施策から始めましょう。
どこから見直すべきか判断がつかない場合は、店舗集客に強いStockSunの認定パートナーに、無料相談で今の予約の流れを見てもらうのが早道です。
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StockSun代表 岩野 圭佑
InstagramもTikTokも予約サイトも、全部やらないと新規客は増えないと考えるサロンは少なくありません。しかし予約を左右するのは手法の数ではなく、デザインを気に入った人が迷わず予約まで進めるかどうかです。手法を増やす前に、写真から予約までの流れを整えるほうが成果につながります。