リフォーム集客とは、自宅の工事を検討している施主に自社を見つけてもらい、問い合わせ・現地調査・見積もりを経て契約へ進んでもらうための取り組みです。
本記事では、リフォーム集客の方法15選に加えて、工事ごとに検索が増える時期と、相見積もりで選ばれて成約につなげる方法を解説します。
この記事の結論(リフォーム 集客 早わかり)
StockSunのリフォーム会社向けの支援内容は、リフォームの集客支援のページで施策の優先順位や料金プランとあわせて紹介しています。
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目次
リフォームの集客方法は、Webを使う施策が8つ、チラシや見学会などのオフライン施策が7つあります。ここでは、15の手法の特徴を一覧にしたうえで、状況別にどれから始めるべきかを整理します。
15の手法を、効果が出るまでの早さ・費用・主に届く相手で比べました。
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| 区分 | 集客方法 | 効果が出るまで | 費用感 | 主に届く相手 |
|---|---|---|---|---|
| Web | ①ホームページ | ほかの施策と連動して効く | 制作時にかかる | 比較中の施主 |
| Web | ②SEO | 時間がかかる | 少額〜(主に人手) | 工事を調べ始めた施主 |
| Web | ③MEO(Googleビジネスプロフィール) | 比較的早い | 無料で始められる | 近くで業者を探す施主 |
| Web | ④Web広告 | 早い | 出稿中は継続してかかる | 今すぐ工事したい施主 |
| Web | ⑤SNS(Instagramほか) | 時間がかかる | 少額〜(主に人手) | まだ検討前の層 |
| Web | ⑥YouTube | 時間がかかる | 撮影・編集にかかる | じっくり比べたい施主 |
| Web | ⑦LINE公式アカウント | 問い合わせ後に効く | 無料プランから始められる | 検討中の施主・OB客 |
| Web | ⑧ポータル・一括見積もりサイト | 早い | 掲載料・成約手数料など | 相見積もりを取りたい施主 |
| オフライン | ①チラシ・ポスティング | 早い | 配布のたびにかかる | 商圏内の住まい |
| オフライン | ②見学会・相談会・セミナー | 早い | 会場・人件費が中心 | 具体的に検討中の施主 |
| オフライン | ③OB客からの紹介 | 時間がかかる | 特典の分だけ | OB客の知人・家族 |
| オフライン | ④ニュースレター・定期点検 | 時間がかかる | 印刷・郵送・人件費 | OB客 |
| オフライン | ⑤訪問営業・テレアポ | 早い | 人件費が中心 | 商圏内の住まい |
| オフライン | ⑥不動産会社・管理会社との提携 | 関係づくり次第 | 紹介料・人件費 | 提携先の顧客 |
| オフライン | ⑦看板・車両・地域活動 | 時間がかかる | 制作時にかかる | 近隣の住まい |
費用感は相対的な目安で、地域や会社の規模、外注するかどうかで変わります。具体的な金額は、施策の範囲を決めてから見積もりを取って比べるのが確実です。
15の手法をすべて同時に始める必要はありません。自社がどの段階でつまずいているかによって、先に手をつけるべき施策は変わります。
よくある5つの状況ごとに、優先する施策と理由をまとめました。
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| # | こんな状況なら | まず取り組む施策 | 優先する理由 |
|---|---|---|---|
| ① | 開業・独立して間もなく、地域でまだ知られていない | MEO・ホームページ(施工事例)・チラシ | 「地域名+リフォーム」で探す施主の受け皿になる |
| ② | 下請けやポータルサイトの案件が中心で、利益が残らない | ホームページ・SEO・OB客からの紹介 | 自社の名前で指名される入口を増やす |
| ③ | 問い合わせ自体が少ない | Web広告・MEOの口コミ・見学会 | 検討中の施主の目に触れる回数を先に増やす |
| ④ | 問い合わせはあるが、相見積もりで負ける | 見積もりの説明・追客・施工事例 | 集客を増やしても、負ける割合は変わらない |
| ⑤ | OB客は多いのに、リピートや紹介が出ない | ニュースレター・定期点検・LINE | すでに信頼のある家庭からの依頼が最も近い |
④の「問い合わせはあるのに契約が取れない」状態は、集客施策を増やしても解決しません。具体的な改善方法は問い合わせから成約までの歩留まりを上げる方法で解説しています。
施主が自社を知ってから契約するまでの流れは、次のように整理できます。段階ごとに施主が求める情報と、届けるチャネルが変わります。
上の図は、古民家のリフォームを得意とする会社を想定した一例です。比較検討の段階では、料金や施工事例の違いを確かめる施主が多いため、自社ならではのこだわりを伝える情報を用意しておくことが欠かせません。
\何から始めるべきかを一緒に整理/
【無料】リフォームの集客を相談するリフォームを考えた施主の多くは、まず「地域名+リフォーム」や工事の名前で検索し、複数の会社を見比べます。ここでは、リフォーム・リノベーションのWeb集客で使う8つの手法を、業種ならではの使い方とあわせて解説します。
ホームページとは、広告・SNS・MEOなど、ほかのすべての施策から施主が最後にたどり着く受け皿です。リフォームは決して安い買い物ではないため、施主は複数の会社のホームページを見比べてから問い合わせ先を決めます。
国土交通省の調査では、2024年度にリフォームを行った世帯(三大都市圏)のリフォーム資金の平均は170万円でした(出典:国土交通省「令和7年度住宅市場動向調査」/2026年7月17日公表)。
これだけの金額を預けるため、施主は事前に確かめたい情報を探しています。最低限、次の4つはトップページから1クリックで届く位置に置きましょう。
なかでも成果を左右するのが施工事例です。施主は「自分の家と同じ工事を任せられるか」を施工事例で判断します。写真を並べるだけでなく、施主の悩み・提案した内容・仕上がりの順に書くと、問い合わせのきっかけになります。
SEOとは、「〇〇市 リフォーム」「〇〇市 外壁塗装」などのキーワードで検索したときに、自社のホームページを上位に表示させるための施策です。広告と違って掲載費がかからず、上位に表示されれば問い合わせが入り続けます。
リフォーム会社がSEOで成果を出すための基本は、次の3つです。
一方、成果が出るまでには時間がかかります。キーワードの選び方やサイトの内部対策は、住宅会社向けのSEOの記事で詳しく解説しています。
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【2026年最新版】工務店向けSEO対策基礎講座!検索上位を狙える施策を徹底解説
MEOとは、Googleマップや「地域名+リフォーム」の検索結果に出る地図枠で、自社の情報を上位に表示させるための施策です。Googleビジネスプロフィールへの登録は無料で、開業して間もない会社がまず取り組みたい施策といえます。
登録で押さえたいのは、次の2つです。
注意したいのが口コミの集め方です。
Googleのポリシーでは、口コミの投稿と引き換えに割引や無料サービスなどのインセンティブを提供する行為が禁止されています。
口コミの依頼のNG例
「口コミを書いたら追加工事を1か所無料」といった依頼は、口コミが削除される原因になります(出典:Googleマップ ユーザーの投稿コンテンツに関するポリシー)。
正しい集め方は、次の2つです。
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MEOで上位表示を獲得する施策12選!順位の上げ方から重視される要素を解説
Web広告とは、検索結果やSNSに費用を払って自社の情報を表示させる施策です。出稿したその日から表示されるため、給湯器の故障や雨漏りのように急いで業者を探す施主を集めたい会社におすすめです。
リフォームの広告は、施主の検討の段階に合わせて使い分けます。
リフォームは検討期間が長くなりやすいため、リマーケティング広告で接点を保つ設計が欠かせません。また、広告をクリックした先のページが施主の探している工事と合っていないと、費用だけがかさみます。
StockSunが支援した給湯器・エコキュートの事例でも、広告の運用とあわせて着地ページを作り直しています(事例はこちら)。
SNSは、まだリフォーム会社を探していない層に、自社の仕事ぶりを知ってもらう手法です。リフォームは写真で違いが伝わりやすいため、施工前後を並べたビフォーアフターや、工事中の様子を短い動画にした投稿が向いています。
一方、お知らせや求人だけを投稿していても、フォロワーはほとんど増えません。SNSが伸びない会社は、次の2つから見直すのが基本です。
なお、施主の住まいの写真を投稿するときは、事前に掲載の許可を取り、住所や表札が分かる写り込みがないかを確認する必要があります。
YouTubeは、文章や写真では伝わりにくい工事の進め方や、担当者の人柄をそのまま見せられる手法です。リフォームは工事の内容や費用の内訳が分かりにくいため、動画で詳しく説明している会社は比較の段階で信頼されやすくなります。
StockSunが支援した店舗内装の会社では、YouTubeが他の媒体より多くの相談を生む集客の柱になりました(事例はこちら)。内装工事会社のYouTube運用の成功事例は、StockSunのYouTubeチャンネルでも取り上げています。
動画を見ただけでは問い合わせにつながりにくいため、概要欄や動画の最後で、ホームページの施工事例やLINE公式アカウントへの登録を案内しましょう。
LINE公式アカウントとは、登録したユーザーにメッセージを配信できる企業向けのアカウントです。見積もりを取ったもののすぐには決めない施主に、施工事例や見学会の案内を届け続けられます。
リフォームでは、写真を送ってもらうだけで概算を伝えられる工事も少なくありません。LINEで「気になる箇所の写真を送るだけで相談できる」入口を用意すると、電話やフォームでは問い合わせなかった施主との接点を作れます。
ポータルサイトとは、地域や工事内容で複数のリフォーム会社を比較できる集客サイトです。一括見積もりサイトは、施主の依頼を複数の会社に紹介する仕組みで、相見積もりを前提に問い合わせが届きます。
どちらも業者を探している施主が集まっているため、掲載したその月から問い合わせが入ることもあります。一方、周りの会社と並べて比較されるため、価格だけで選ばれる競争になることもあります。
ポータルサイトは「自社の名前で選ばれる入口が育つまでのつなぎ」と位置づけましょう。そのうえで、掲載料や手数料を差し引いた利益を毎月確認することをおすすめします。紹介文には得意な工事と施工事例を具体的に書き、自社のホームページでも同じ事例を見られるようにしておきます。
\自社に合う手法を見極める/
【無料】リフォームのWeb集客を相談するリフォームは施工に通える範囲の住まいが対象になるため、地域に直接届くオフライン施策は今でも有効です。ここでは、リフォーム会社で使う7つのオフライン集客を解説します。
チラシは、ネットで業者を探す前の施主や、普段あまりネットを使わない世代にも届けられる手法です。ただし、配った家庭のほとんどはその時点でリフォームを考えていないため、闇雲に配ると費用が無駄になります。
配り方の基本は、次の3つです。
見学会とは、工事中や完成直後の住まいを、施主の了承を得て公開するイベントです。仕上がりの質感や職人の仕事ぶりを実物で確かめられるため、写真だけでは決めきれない施主の背中を押せます。
相談会やセミナーは、「補助金を使った窓の断熱リフォーム」「親との同居に向けた水回りの改修」のようにテーマを絞ると集まりやすくなります。
告知はチラシだけでなく、ホームページ・SNS・LINEでも行い、予約制にして参加者の名前と連絡先を残すと、あとの追客に生かせます。
紹介は、工事を任せてくれたOB客から、その家族や知人を紹介してもらう手法です。紹介された施主は、知人から会社の対応を聞いたうえで問い合わせるため、契約までの話が進みやすいのが特徴です。
紹介を増やすには、紹介した側とされた側の両方に特典を用意する仕組みが一般的です。
なお、紹介への特典とGoogleの口コミへの特典は別物です。Googleの口コミと引き換えに特典を渡すことはポリシーで禁止されているため、混同しないよう注意が必要です。
住まいは年数がたつほど、別の箇所の修繕が必要になります。一度工事を任せてくれたOB客は、次のリフォームでも最初に相談してくれる可能性が高い相手です。
そのためには、OB客の顧客管理が欠かせません。工事の内容・時期・使った設備を記録しておき、設備の交換時期が近づいたら案内を送る、定期点検で訪問する、季節ごとにニュースレターを届けるといった接点を保つことで、次の工事の相談が入りやすくなります。
訪問営業やテレアポは、自社から施主に直接働きかける手法です。過去に施工した住まいの定期点検にあわせて訪問し、修繕が必要な箇所を提案する形なら、施主にとっても受け入れやすくなります。
一方、自宅を訪ねて契約を勧める行為は、特定商取引法の訪問販売の規制を受けます。守るべき主なルールは次の3つです。
リフォームの訪問営業には悪い印象を持つ人も多いため、強引な勧誘はせず、書面と説明を丁寧にそろえることが信頼につながります。
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建設業の営業代行で受注を伸ばす|メリット・費用相場・選び方を徹底解説
不動産会社や賃貸の管理会社と提携し、仕事を紹介してもらう方法もあります。紹介してもらえる仕事には、次のようなものがあります。
施主に直接集客しなくても、安定した仕事の入口になるのがメリットです。
StockSunの支援事例
StockSunでは、内装リフォームやリノベーションを手がける株式会社トゥーフロント様の、不動産管理会社向けの営業を支援しました。架電数から逆算した計画と販売戦略の見直しにより、1ヶ月で3件の訪問アポイントを獲得し、1ヶ月目で受注につなげています(出典:リフォームやクリーニング事業のアウトバウンド営業支援【株式会社トゥーフロント様】)。
ただし、紹介の仕事だけに頼ると利益率が下がりやすく、提携先の担当者が変わると依頼が止まることもあります。法人や元請けからの受注を増やす方法は建設業の集客の記事で、提携先になる不動産会社の集客は不動産集客の記事で解説しています。
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不動産集客の方法15選|売買・賃貸・投資で違う打ち手と繁忙期に反響を増やすコツ
工事現場の看板や、社名と得意な工事を書いた車両は、近所の住まいに自社を知ってもらうきっかけになります。とくに現場の看板は、工事の様子を見ている近隣の施主に「この会社に頼むとこう仕上がる」と伝えられる場所です。
地域のお祭りへの協賛や、住まいの無料相談会への参加も、名前を覚えてもらう機会になります。看板や車両にもQRコードを載せ、ホームページの施工事例へつなげておくと効果を測りやすくなります。
StockSun認定パートナー 植本 涼太郎
チラシや紹介はもう古いと考えて、Webだけに切り替えてしまう会社もあります。しかし地域で長く選ばれている会社ほど、OB客との接点を切らさない仕組みを持っています。新規の集客を広げる前に、過去のお客様に思い出してもらう連絡から整えるのが近道です。
リフォームは、塾の季節講習のように業界全体で決まった繁忙期があるわけではありません。ここでは、工事の種類ごとに施主が探し始める時期を実際の検索データで確認し、いつ何をすべきかを解説します。
StockSunがAhrefsで工事に関わる検索語の月間検索数を調べたところ、給湯器と内窓は冬、雨漏りは梅雨から台風の時期と、工事ごとに検索が増える月がはっきり分かれていました(Ahrefsの推定値・日本・2024年10月〜2026年9月/2026年10月19日取得)。
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| 検索語 | 検索が多い時期 | 山の月(推定検索数) | 少ない月(推定検索数) | 告知を始める目安 |
|---|---|---|---|---|
| 給湯器 | 10月〜2月 | 2025年2月:78,898回 2026年1月:79,890回 | 2025年7月:41,498回 | 9月〜10月 |
| 内窓 | 10月〜2月 | 2025年1月:10,631回 2026年1月:11,497回 | 2025年7月:5,394回 | 9月〜10月 |
| リフォーム 補助金 | 1月〜6月 | 2025年2月:7,616回 2026年2月:8,128回 | 2024年12月:4,890回 2025年12月:5,223回 | 12月〜1月 |
| 雨漏り 修理 | 5月〜10月 | 2025年9月:4,376回 2026年9月:4,530回 | 2024年12月:2,657回 | 4月〜5月 |
| 外壁塗装 | 年間を通して多く、6〜7月にやや増える | 2025年7月:26,301回 2026年6月:25,638回 | 2025年12月:14,661回 | 通年(冬は控えめに) |
2年分のデータで、山と谷の形はほぼ同じでした。施主が探し始めてから広告やチラシを準備しても、比較する会社の候補はすでに決まり始めています。
給湯器と内窓の検索は、どちらも10月から増え始め、1〜2月に山を迎えます。給湯器は寒い時期の不具合をきっかけに交換先を探す施主が、内窓は寒さや結露をきっかけに断熱を考える施主が動く時期です。
9月から10月には、交換の流れと費用の目安をまとめたページを公開し、リスティング広告とチラシの準備を進めましょう。給湯器は急ぎの依頼が多いため、電話がつながる時間と最短の対応日をページの上部に書いておくことが大切です。
「雨漏り 修理」の検索は5月から増え、梅雨の7月と台風の多い9月に山があります。雨漏りの修理をきっかけに、屋根や外壁の点検・塗装の相談につながることも少なくありません。
一方、「外壁塗装」は年間を通して検索が多く、2025年12月だけが大きく落ち込んでいました。外壁塗装は、地域ごとの広告やホームページの作り方まで含めて専門の集客設計が必要な分野です。詳しくは外壁塗装の集客の記事で解説しています。
▼あわせて読みたい
外壁塗装の集客方法9選|SEO・広告・SNSの実践戦略
「リフォーム 補助金」の検索は、年明けから増えて2月に山を迎え、6月ごろまで高い状態が続きます。年度の切り替わりにあわせて国や自治体の補助制度を調べる施主が多い時期です。
2026年は、国の「住宅省エネ2026キャンペーン」が実施されています。集客の前に押さえておきたいのは、次の2点です。
そのため、補助金の対象工事と申請を代行できることをホームページやチラシに明記すると、比較の段階で選ばれる理由になります。
ただし、各事業は申請額が予算の上限に達した時点で受付を終了するため、「必ず使える」と約束せず、最新の受付状況を公式サイトで確認したうえで案内しましょう。
給湯器と内窓は7〜8月、補助金と雨漏りは12月に検索が最も少なくなります。新しい問い合わせが減る時期は、広告費を抑え、成果が出るまで時間のかかる施策に手を回すのが効率的です。
StockSun認定パートナー 植本 涼太郎
リフォームの集客は、一年中同じ広告を出し続ければよいと思われがちです。実際には給湯器や窓は冬、雨漏りは梅雨から台風の時期というように、工事ごとに探される月が違います。得意な工事が検索され始める月から逆算して、告知を始めるのが正しい順序になります。
\得意な工事が探される月から逆算/
【無料】繁忙期に向けた集客を相談するリフォームの集客は、問い合わせが入った時点で終わりではありません。ここでは、問い合わせから契約までの途中で施主が離れてしまう理由と、その対策を3つの段階に分けて解説します。
リフォームは複数の会社から見積もりを取って比べる施主が多く、集客の数を増やしても、比較の段階で選ばれなければ受注にはつながりません。どこで施主が離れているかによって、打つべき手は変わります。
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| 段階 | 離れてしまう主な理由 | 対策 |
|---|---|---|
| ①ホームページを見る→問い合わせ | しつこく営業されそう・何から聞けばよいか分からない | 連絡方法の明記・写真で相談できる入口 |
| ②問い合わせ→現地調査・見積もり | 返信が遅い・見積もりの中身が分かりにくい | 当日中の連絡・内訳と工程を示した見積もり |
| ③見積もり提出→契約 | 他社と比べたい・家族で決めきれない | 比較の観点を伝える・日を決めた追客 |
リフォームを考えている施主の中には、問い合わせたら何度も電話や訪問を受けるのではないかと不安を感じ、相談をためらう人がいます。
不動産の売買・仲介でも、同じ不安が問い合わせの見えないハードルになっています(参考:StockSun公式YouTube)。
対策としておすすめなのが、ページの最初の画面から各問い合わせボタンまで、次のような一文を明記することです。
明記する文言の例
「こちらから無駄なお電話はいたしません」
「まずはメールかLINEでご連絡します」
StockSunの認定パートナーが担当した不動産会社の事例では、この明記を徹底して問い合わせ率がおよそ1.5倍に上がりました。
リフォームに当てはめると、問い合わせフォームの近くに次のように書く形になります。
リフォームでの文言の例
「見積もり後の営業電話はしません」
「写真を送るだけで概算をお伝えします」
高い買い物を前に構えている施主ほど、最初の一歩を軽くする工夫が効きます。
問い合わせへの返信が遅いと、施主はその間に別の会社へ相談を進めます。問い合わせを受けたら当日中に連絡し、現地調査の日程をその場で決めましょう。
見積もりでは、次の3つをそろえて出しましょう。
ここまでそろっていると、施主は家族に相談しやすくなります。
見積もりを出したあとに連絡が途切れると、施主はほかの会社の提案だけを見て決めてしまいます。一方、毎日のように電話をかけると、しつこい会社という印象が残ります。
そこで、見積もり提出の場で「〇日にメールで補足の資料をお送りし、〇日にお電話で疑問点を伺います」と、次の連絡日を施主と決めておくのがおすすめです。連絡のしかたは、施主の検討の度合いに合わせて変えるのが効果的です。
相見積もりで負けが続く場合は、集客より先に、見積もりの出し方と提出後の連絡のしかたを見直しましょう。
\どの段階で離れているかを診断/
【無料】問い合わせから成約までの改善を相談する地域のリフォーム会社が、知名度と広告費のある大手やポータルサイトと同じやり方で戦っても、価格の競争に巻き込まれやすいのが実情です。ここでは、規模の小さい会社が選ばれる理由を作るための4つのポイントを解説します。
商圏とは、職人が無理なく通い、工事後の点検や急な不具合にもすぐ駆けつけられる範囲のことです。商圏が決まると、チラシを配る地域、広告を出すエリア、ホームページに書く地域名がすべて決まります。
あわせて、「水回り」「外装」「古民家の改修」など、自社が最も得意とする工事を決めましょう。何でもできる会社より、自分の家と同じ工事を数多く手がけている会社のほうが、施主には頼みやすく映ります。
「丁寧な施工」「安心の対応」は、どの会社も使う言葉です。施主が比べているのは、自分の悩みに近い工事をどう解決してくれたかという具体的な中身です。
得意な工事の施工事例を、施主の悩み・提案・仕上がり・施主の声の順でまとめ、ホームページ・SNS・チラシで同じ事例を使い回しましょう。安さだけを強みにすると、より安い会社が出てきたときに選ばれる理由がなくなります。
リフォームは工事が終わってからの付き合いも長くなるため、施主は工事後の保証や点検の体制も比べています。保証の範囲と期間、定期点検の有無を、ホームページと見積もりの両方に明記しておくと安心材料になります。
保有している資格や、加盟している業界団体があれば、それも信頼の材料になります。団体のサイトに会員として掲載されれば、施主が会社を確かめる手段も増えます。
集客の効果は、記録しなければ分かりません。案件ごとに、次の2つをあわせて記録するのがポイントです。
問い合わせの電話やフォームで「何を見て知ったか」を聞くだけでも、チラシ・ホームページ・紹介のどれが売上につながっているかが見えてきます。
問い合わせの数だけでなく、契約の金額と利益まで追えば、反応のない施策をやめて効いている施策に予算を寄せる判断ができます。
StockSun認定パートナー 植本 涼太郎
何でも対応できると打ち出せば問い合わせは増える、と考えるリフォーム会社は多いです。ところが施主が比べているのは、自分の家と同じ工事をどれだけ任されてきたかという点です。得意な工事と通える範囲を絞り、施工事例で示すところから始めるのが最短の道です。
施策を打っているのに問い合わせや契約が増えない場合、原因は手法の選び方以外にあることも少なくありません。ここでは、リフォーム会社が集客できない代表的な原因を4つ解説します。
データで見る|住宅リフォーム市場
矢野経済研究所の推計によると、2025年の住宅リフォーム市場規模は7兆5,119億円で、前年比2.5%増でした(出典:矢野経済研究所「住宅リフォーム市場に関する調査を実施(2026年)」/2026年7月16日発表)。
同じ発表では、2026年は7.7兆円規模まで拡大する見通しとされています。
市場が伸びた理由としては、資材費や人件費の上昇と、窓の断熱改修などの補助事業を契機とした工事内容の拡充により、1件あたりの工事単価が上がったと分析されています。
市場が伸びていても、自社に来る問い合わせが自然に増えるわけではないため、選ばれる理由を作る取り組みが欠かせません。
元請けからの下請けや、ポータルサイト経由の案件は、仕事が安定する一方で利益率が下がりやすい集客です。紹介元の方針や手数料の条件が変われば、案件の数も利益も自社では調整できません。
ホームページ・MEO・OB客からの紹介のように、施主が自社の名前で問い合わせてくれる入口を少しずつ育てていくことが、利益の残る集客への近道です。
よくある失敗が、ホームページやSNSのアカウントを開設したところで止まってしまうケースです。施工事例が何年も更新されていないホームページは、施主から見ると今も営業しているのかさえ分かりません。
作ったあとは、工事を終えるたびに施工事例を追加し、検索や広告からの流入と問い合わせの数を毎月確認する習慣が欠かせません。
せっかく問い合わせが入っても、返信が遅れたり、見積もりのあとに強引な営業をかけたりすると、施主は離れていきます。相見積もりが当たり前の業種では、対応の速さと丁寧さそのものが比較の材料になります。
この場合、集客を増やしても契約は増えません。先に問い合わせから成約までの歩留まりを見直しましょう。
ここでは、StockSunの認定パートナーが住宅設備と内装工事の会社で集客を支援した事例を2つ紹介します。どちらもStockSunの実績ページに掲載している事例です。
給湯器やガス機器の販売・取り換えを行う会社で、給湯器・エコキュートの集客を支援した事例です。リスティング広告で集客しながら、広告から来たユーザーの問い合わせ率(CVR)をさらに高めることがテーマでした。
担当した認定パートナーの井上貴裕は、リスティング広告の運用に加えて、CVRの向上に向けてLP(広告の着地ページ)を全面的に作り直しました。
その結果、1件あたりの獲得単価(CPA)を10,000円から7,000円まで下げ、CVは1,200件から1,800件まで増加しました(出典:給湯器、エコキュート集客のリスティング広告運用・CVR向上に向けたLPフルリニューアル製作)。
千葉県を拠点に店舗内装を手がける株式会社エムトラスト様は、紹介だけで毎月の受注がある一方、紹介に頼って売上を自らコントロールできないことに限界を感じていました。
担当した認定パートナーの鳥屋直弘は、約1年半にわたってYouTubeの運用とブランディングの設計を支援しました。
「スケルトンと居抜きの違い」のように顧客が検索するテーマで認知を広げ、ゲスト企画を経て、飲食店の開業を完全に解説する長尺の動画を看板コンテンツにしています。
その結果、YouTube経由の相談は9か月で53件、成約率は38%となりました。
同じ期間のSEO(約30件)・リスティング広告(約30件)・Instagram(約20件)を上回り、最も反響を生んだ媒体になっています(出典:YouTubeで資産性ある集客基盤を構築。店舗内装業界で最も反響を生んだ媒体に)。
StockSunでは、工務店・ハウスメーカーなど住宅業界のマーケティング支援に対応する認定パートナーを指名して相談できます。ここでは、本記事で触れた施策ごとに相談先となる4名を紹介します。
堀碩信の強みは、SEO・Web広告・MEOを組み合わせて、商圏が絞られたビジネスの売上を伸ばす支援です。引越し・不用品回収・外壁塗装などの集客実績があります。
モットーは、問い合わせではなく売上の向上にコミットすること。外壁塗装や屋根工事のように、地域名で探される工事の集客を立て直したい会社におすすめです(堀碩信のプロフィール)。
井上貴裕の強みは、リスティング広告をはじめとした運用型広告と、LPのCVRを高める改善を一体で進められる点です。サイバーエージェントで最年少の営業局長を務めた経験があります。
給湯器・エコキュートの事例で、広告の運用とLPの作り直しを一体で進めた担当者。給湯器の交換や雨漏りの修理など、急ぎの依頼を広告で集めたい会社におすすめです(井上貴裕のプロフィール)。
鳥屋直弘の強みは、企業YouTubeの立ち上げから撮影・編集・数値分析までを一貫して担える体制です。120社以上の企業YouTubeアカウントの立ち上げと運用を担当し、建設や不動産を含む累計26業種の運用経験があります。
店舗内装の事例では、YouTubeを最も反響の多い媒体に育てた担当者。紹介頼みの集客から抜け出し、自社の名前で相談を集めたい会社におすすめです(鳥屋直弘のプロフィール)。
荒川修平の強みは、住宅不動産業界に特化した経営コンサルティングです。チームとしての支援先は160社を超え、大手ハウスメーカーや地場工務店の出身者と連携して支援しています。
支援の範囲は、集客に加えて営業・商品開発・原価削減まで。集客だけでなく、成約率や利益の残し方まで含めて立て直したい会社におすすめです(荒川修平のプロフィール)。
認定パートナーの支援内容と料金プランは、リフォームの集客支援のページからも確認できます。
\住宅業界の支援実績がある認定パートナーが対応/
【無料】リフォームの集客をプロに相談する最後に、リフォームの集客についてよくある質問に回答します。
地域でまだ知られていない段階なら、Googleビジネスプロフィールの登録と、施工事例を載せたホームページの整備から始めましょう。どちらも、チラシや広告から来た施主が会社を確かめるときの受け皿になります。
すでに問い合わせがある会社は、問い合わせ・現地調査・見積もり・契約のどこで止まっているかを先に確認し、止まっている段階の対策から手をつけるのが効率的です。
自社の名前で選ばれる入口が育つまでの集客として、使う価値はあります。業者を探している施主が集まっているため、掲載してすぐに問い合わせが入ることもあります。
ただし、相見積もりが前提のため価格の競争になりやすく、手数料も差し引かれます。掲載と並行して、ホームページ・MEO・OB客からの紹介を育て、ポータルへの依存度を少しずつ下げていくのがおすすめです。
工事の種類によって違います。Ahrefsの検索データでは、給湯器と内窓は10月〜2月、雨漏りの修理は5月〜10月、リフォームの補助金は1月〜6月に検索が多くなっていました。
得意な工事の検索が増え始める月までに、ページや広告の準備を終えておきましょう。工事ごとのスケジュールは時期の章で解説しています。
付けてはいけません。Googleのポリシーでは、口コミの投稿と引き換えに割引や無料サービスなどのインセンティブを提供する行為が禁止されており、該当する口コミは削除の対象になります。
特典を付けずに、引き渡しや定期点検のあとに感想の投稿をお願いするのが正しいやり方です。OB客に知人を紹介してもらうときの特典は、Googleの口コミとは別の取り組みです。
ホームページ・広告・SNSなどを個別に外注するより、まず自社の課題がどの段階にあるかを診断し、施策の優先順位から一緒に決められる依頼先を選ぶのがおすすめです。
StockSunでは、住宅業界の支援に対応する認定パートナーを指名して相談できます。依頼先を比べるときは、問い合わせの数だけでなく、現地調査や成約まで追いかけて報告してくれるかが判断のポイントです。
注文住宅や新築を中心とする工務店の集客方法は、次の記事で解説しています。モデルハウスや完成見学会を使った集客など、新築ならではの施策をまとめているため、あわせて確認してみてください。
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工務店の集客方法8選
リフォーム集客は、15の手法をすべて試すことではなく、通える範囲の施主に、得意な工事が探される時期に、施工事例と丁寧な見積もりで選ばれることが基本です。まずは自社が問い合わせ・現地調査・見積もり・契約のどこで止まっているかを確認しましょう。
給湯器や窓は冬、雨漏りは梅雨と台風の前と、工事ごとに告知の時期を逆算することも欠かせません。ポータルや下請けに頼りきらず、自社の名前で選ばれる入口を育てることが、利益の残る集客への近道です。
何から手をつけるべきか迷う場合は、住宅業界の支援に対応するStockSunの認定パートナーに、無料相談で現状を見てもらうところから始めてみてください。
\貴社に合う集客方法をご提案/
【無料】リフォームの集客を相談するリフォーム会社の集客方法については次の記事でも解説しているので、あわせてご参考にしてください。
参考:【最新版】リフォーム会社がWeb集客で成功するための完全ガイド:具体的な方法とステップを解説!
参考:【リフォーム業】SNS集客を成功させる秘訣とは?各SNSの特徴もご紹介!
参考:【中小建設会社向け】「地域名+リフォーム」で検索上位に!自社サイトで集客するためのSEO超入門 I 株式会社dob



StockSun認定パートナー 植本 涼太郎
リフォームのWeb集客は、SNSも広告もすべて始めないと勝てないと考える会社が少なくありません。実際に問い合わせを左右するのは、施工事例と費用の目安を見て相談したくなる受け皿があるかどうかです。手法を増やす前に、ホームページと口コミを整えるのが先です。