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Webサイト制作の流れ7ステップ|費用相場と依頼先の選び方を発注者目線で解説【2026年最新】

HP
更新日

Webサイトの制作を任されたものの、何から手をつければいいのか分からない。制作会社から届いた見積書を見ても、金額が妥当なのか判断できない。そうしたご相談を日常的にいただきます。

原因のほとんどは、進め方を知らないことではありません。各工程で発注側が何を用意するのかが分かっていないまま、制作会社に投げてしまうことです。素材待ちで止まる、決裁者の一言でやり直しになる。こうした事故は、工程を理解していれば大半が防げます。

この記事では、Webサイト制作の流れを7ステップに分けて、各工程で自社が用意するものとつまずきやすい箇所を整理します。そのうえで費用相場を価格帯別・内訳別に示し、制作会社・フリーランス・自作の選び分けまで扱います。

この記事の結論(Webサイト制作の流れ 早わかり)

  • 全体の流れは7ステップ:目的の設定→依頼先選び→相見積もり→企画・要件定義→設計→制作と実装→公開と検収。期間は2〜6ヶ月が目安です。
  • 成果を左右するのは前半3ステップ:目的・依頼先・見積もりの3つが固まっていれば、後工程の判断はほぼ自動的に決まります。
  • 費用は「ページ数」ではなく「どこまで任せるか」で決まる:同じ10ページでも、原稿を自社で書くかどうかで倍以上変わります。
  • 公開後の運用費も先に見込む:サーバー・ドメイン・保守で月5,000円〜、更新代行を含めると月3万円〜が目安です。
  • 迷ったら:そもそもWebサイトを作るべき状況なのかという段階から、StockSunの無料相談でご一緒できます。

実際の料金と対応範囲は、ホームページ制作のサービスページで支援事例とあわせて掲載しています。

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山口雄貴

この記事の著者

山口雄貴

山口雄貴

【 顧客心理から逆算 】HP・LP制作のプロフェッショナル

大手Web制作会社にて中小〜上場企業のWebサイト制作のディレクションを経験後、サイト制作/改善のプロフェッショナルとして2019年からStockSunに参画。

その後、Web制作会社を創業。顧客心理や行動から逆算したロジカルなサイト設計を得意としており、支援開始から1週間でCVR170%向上、CPA59%ダウンを達成した事例もあり。

制作だけでなく、その他のマーケティング施策も対応可能ですので、まずはお気軽にご相談ください。

目次

Webサイト制作の流れ7ステップ【全体像】

Webサイト制作の流れ7ステップの全体像

Webサイト制作は、大きく7つのステップで進みます。着手から公開までにかかる期間は、コーポレートサイトで2〜4ヶ月、規模の大きいサイトやECサイトでは6ヶ月を超えることもあります。

まず全体像を押さえましょう。各ステップで発注側が何を用意するのかを先に把握しておくと、どこで自社の作業が発生するのかが見え、社内のスケジュールを組みやすくなります。

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#ステップやること期間の目安発注側が用意するもの
①目的とKGI/KPIを決める何のために作るのかを数字で置く1〜2週間事業目標・現状の数値
②依頼先を選ぶ制作会社・フリーランス・自作から選ぶ1〜2週間予算の上限・社内の体制
③相見積もりを取る同じ条件で3社程度に依頼する2〜3週間要望をまとめた資料(RFP)
④企画・要件定義必要なページと機能を確定する2〜4週間既存サイトの課題・競合情報
⑤設計サイトマップとワイヤーフレームを作る3〜4週間掲載したい情報の一覧
⑥制作と実装デザイン・原稿・コーディング1〜3ヶ月原稿・写真・ロゴなどの素材
⑦公開と検収動作確認をして公開する1〜2週間確認担当者と決裁者の時間

期間に幅があるのは、素材と社内確認のスピードで大きく変わるためです。制作会社の作業日数はどこもそれほど変わりません。納期が延びる案件を振り返ると、原因の大半は素材待ちか社内確認の往復にあります。

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ステップ①目的とKGI/KPIを決める

最初にやるのは、Webサイトで何を達成したいのかを数字で置くことです。ここが「かっこいいサイトにしたい」で止まっていると、以降のすべての判断に基準がなくなります。

やること事業目標から逆算して、サイトに求める成果を数値で決める

できるもの以降の判断をぶらさないための基準

つまずき見た目の希望だけが先に決まり、成果の定義が空白のまま進む

KGIとKPIを分けて考える

KGIは最終目標、KPIはそこに至る中間指標です。たとえばKGI=月10件の問い合わせと置いたら、KPIは月間セッション5,000/問い合わせページへの遷移率4%/フォーム完了率50%のように分解します。

この分解をしておくと、公開後に数字が出なかったときに、どこが原因かを切り分けられます。アクセスが足りないのか、読まれているのに問い合わせに至らないのかで、打つ手はまったく変わります。

サイトの種類は目的から決まる

目的が決まると、作るべきサイトの種類も自動的に決まります。

  • コーポレートサイト
    会社の信頼性を示すのが目的。採用や取引先の与信で見られる
  • サービスサイト
    特定のサービスを説明して問い合わせにつなげる
  • オウンドメディア
    検索から継続的に集客する。記事の制作費が別途かかる
  • ECサイト
    商品を販売する。決済・在庫・配送の設計が必要
  • 採用サイト
    応募者を集める。求人媒体との役割分担を先に決める

1ページで完結させて広告の受け皿にしたい場合は、WebサイトではなくLP(ランディングページ)のほうが向きます。判断に迷う場合は、それぞれの違いを整理した記事があります。

▼合わせて読みたい
LPとは?ホームページとの違いと、LPが向いているケース・向かないケースを解説

ステップ②依頼先を選ぶ(制作会社/フリーランス/自作)

Webサイト制作の依頼先3タイプの比較(制作会社・フリーランス・自作)

依頼先は大きく3つです。費用だけで比べると判断を誤ります。見るべきは、自社に足りない工程をどこまで埋めてくれるかです。

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依頼先費用の目安任せられる範囲向いている企業注意点
制作会社50万〜300万円戦略設計から実装・公開後の運用まで社内に専任担当がいない/成果まで求める担当者の力量差が出る。実績の中身を確認する
フリーランス10万〜80万円デザイン・実装が中心。上流は人による構成と原稿を自社で用意できる1人のため対応範囲と稼働に限界がある
自作(ツール)月0〜3万円テンプレートの範囲で自分たちで作る小規模・スピード優先・予算が限られる構成とコピーは自社に残る

判断の軸は「構成と原稿を社内で書けるか」の一点です。書ける会社であればフリーランスや自作で十分に成立します。書けないまま安い選択肢を選ぶと、出てきたものを評価できず、結局作り直しになります。

制作会社を選ぶときに見る3点

  • 自社の業種を支援した実績があるか
    業界知識があるぶん、すり合わせの往復が減る
  • 作りたい種類のサイトが得意か
    コーポレート・EC・オウンドメディアで必要な力がまったく違う
  • 公開後の改善まで契約に含まれるか
    納品がゴールの会社だと、公開後に打ち手がなくなる

3つ目は特に見落とされます。見積もりを取る段階で「公開後3ヶ月で何をしますか」と聞いてみると、その会社が納品をゴールにしているかどうかがすぐに分かります。

やること制作会社・フリーランス・自作のどれで進めるかを決め、候補を3社に絞る

できるもの相見積もりを依頼する候補リスト

つまずき価格だけで絞り、上流工程を任せられない相手を選ぶ

具体的にどの会社が候補になるかは、目的別にまとめた比較記事があります。予算を抑えたい場合の選択肢も別途整理しています。

▼合わせて読みたい
ホームページ制作会社おすすめ35選|目的別の選び方と費用相場
格安ホームページ制作会社17選|月2,500円〜の費用比較と選び方

StockSun 山口雄貴

StockSun 山口 雄貴

依頼先のご相談で最初に伺うのは、社内で構成と原稿を書ける人がいるかどうかです。ここが埋まっていれば、フリーランスや自作でも十分に成立します。逆に空白のまま安い選択肢を選ぶと、出てきたものを判断できません。

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ステップ③相見積もりを取る

候補が絞れたら見積もりを依頼します。ここが本記事でもっとも差がつく工程です。条件を揃えずに出すと、金額の違いが何によるものか分からなくなります。

やること同じ条件をまとめた資料を作り、3社程度に同時に依頼する

できるもの横並びで比較できる見積書

つまずき各社に口頭で伝え、前提がバラバラの見積もりが並ぶ

見積もり依頼の前にまとめておく6項目

簡単な資料(RFP)で構いません。次の6つを1枚にまとめて、全社に同じものを渡します。

  • サイトの目的とKGI/KPI
    ステップ①で決めた数字をそのまま書く
  • 必要なページ数と種類
    トップ・会社概要・サービス・問い合わせなど、想定される構成
  • 原稿と写真は誰が用意するか
    ここが金額を最も大きく動かす項目
  • 必要な機能
    問い合わせフォーム・ブログ機能・多言語・会員機能など
  • 公開希望日
    逆算できるよう、理由も添えると精度が上がる
  • 予算の上限
    伝えないほうが安くなることはない。範囲で示す

とくに3つ目です。原稿と写真を誰が用意するかで、同じページ数でも見積もりは2倍近く変わります。ここを曖昧にしたまま金額だけ比べても、比較になりません。

見積書のどこを比べるか

金額の総額ではなく、次の4点を揃えてから並べ直します。

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確認項目見るポイントここが違うと
作業範囲構成案・原稿・撮影が含まれるか総額が数十万円単位で変わる
修正回数デザイン・実装それぞれの上限超過分が追加費用になる
納品物デザインデータ・ソースコードの所有権乗り換え時に一から作り直しになる
公開後の対応保守の範囲と月額、改善提案の有無公開後に別契約が必要になる

4つ目の納品物は契約前に必ず書面で確認してください。月額制のサービスでは、ドメインとソースコードの所有権が制作会社側にあることが珍しくありません。

StockSun 山口雄貴

StockSun 山口 雄貴

相見積もりを見せていただくと、金額の差の理由はほぼ作業範囲に集約されています。安い見積もりは、決める工程がまるごと発注側に残っているだけのことが多いです。総額を比べる前に、範囲を揃えて並べ直すのが先になります。

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ステップ④企画・要件定義

発注先が決まったら、何を作るのかを文書で確定させます。ここで決めきれていないと、制作中の追加要望で費用と期間が膨らみます。

やることターゲット・訴求・必要なページと機能を要件定義書に落とす

できるもの双方が合意した要件定義書

つまずき制作が始まってから機能追加の要望が出て、見積もりが変わる

ターゲットは「広告でセグメントできる粒度」で決める

ペルソナを細かく作り込むこと自体が目的化しがちですが、実務で効くのは精緻さではありません。広告の管理画面や検索キーワードに落とし込める粒度かどうかです。

年収や休日の過ごし方まで作り込んだ資料が、運用フェーズで一度も参照されないケースを何度も見てきました。「どの検索キーワードで来た人に、どのページを読ませるか」まで書けていれば十分です。

競合調査は3種類に分けて行う

  • 直接競合
    同じ商材を同じ価格帯で売っている企業。訴求が最も参考になる
  • 間接競合
    課題の解決手段が違う企業。ユーザーの選択肢としては並ぶ
  • 検索競合
    同じキーワードで上位にいるページ。自社が勝つべき相手

3つ目を見落とすと、検索から来る読者の期待とズレたサイトになります。狙うキーワードで実際に検索して、上位10件がどんなページかを確認してください。

ステップ⑤設計(サイトマップ・ワイヤーフレーム)

要件が固まったら、情報の置き場所を決めます。デザインを当てる前の工程で、ここに時間をかけるほど後の手戻りが減ります。

やることサイトマップで全体構造を、ワイヤーフレームで各ページの配置を決める

できるもの関係者が合意した構成の設計図

つまずき決裁者がこの段階で登場せず、デザイン完成後にひっくり返る

サイトマップで階層を整理する

必要なページを洗い出し、カテゴリに分けて階層に落とします。3階層を超えると、ユーザーも検索エンジンも目的のページにたどり着きにくくなります。

Webサイトのサイトマップの階層構造の例

この段階で「本当に必要か」を1ページずつ確認しましょう。担当者の思い入れで作られたページは、公開後ほとんど見られないまま残ります。

ワイヤーフレームは色を入れずに作る

線と枠だけで配置を決めます。あえて素っ気なく作るのは、レイアウトの議論が「この色は好きじゃない」という好みの話にすり替わるのを防ぐためです。

作図ツールで迷う時間があるなら、まず紙に描いてしまうのが早いです。初稿の目的は、この流れでいいかを関係者と合意することであって、きれいに描くことではありません。

作図の具体的な手順はワイヤーフレームの作り方を解説した記事で扱っています。

ステップ⑥制作と実装

設計が固まったら、デザイン・原稿・コーディングを進めます。発注側の作業がもっとも集中するのがこの工程です。

やること素材を渡し、上がってきたデザインと原稿を確認する

できるもの公開できる状態のサイト

つまずき素材が揃わず制作が止まる。確認の窓口が複数いて指示が割れる

発注側が用意する素材

  • 原稿
    サービス説明・会社情報・実績。制作会社に任せる場合は別途費用が発生する
  • 写真
    社内・商品・スタッフ。撮影を依頼する場合は10万〜30万円が目安
  • ロゴ・図版
    ベクターデータがあると流用しやすい
  • 掲載許可
    顧客の事例やロゴを載せる場合、先方の広報確認に1ヶ月かかることもある

納期が延びる原因の大半は、この素材待ちです。制作会社の作業日数を詰めるより、発注前に手元の素材を並べてみるほうが、現実的な公開日が見えてきます。

確認の窓口は1人に絞る

修正回数が3回までという契約でも、社内で3人が別々に意見を出せば1回の確認で3往復します。回数を増やしてもらうより、社内の窓口を1人に決めるほうが結果的に早く終わります。

あわせて、レビューの観点を1枚の紙にまとめて着手前に配っておくと、確認のたびに論点がぶれることがなくなります。

ステップ⑦公開と検収

実装が終わったら、公開前に動作を確認します。ここを飛ばして公開し、数週間後に問題が発覚するケースが少なくありません。

やることフォーム・計測・表示崩れ・SSLを自分の手で確認する

できるもの公開して問題のない状態

つまずき送信テストをせずに公開し、問い合わせが届いていなかった

公開前に確認する7項目

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#確認項目確認方法
①問い合わせフォームの送信PCとスマートフォンの両方から実際に送信し、通知メールが受信箱に届くか
②計測タグGoogleアナリティクスとサーチコンソールが動いているか
③スマートフォン表示実機で開く。PCの縮小表示では気づけない崩れがある
④表示速度PageSpeed Insightsで確認。画像の圧縮漏れが最も多い
⑤SSLhttpsで表示され、警告が出ないか
⑥リンク切れ内部リンクと外部リンクが正しく開くか
⑦納品データデザインデータとソースコードを受け取ったか

とくに①と②です。申し込みが届かないサイトは、どれだけ読まれても売上はゼロになります。制作会社に任せきりにせず、自分の手で送信して確認してください。

StockSun 山口雄貴

StockSun 山口 雄貴

公開前の確認で毎回お伝えしているのが、フォームの送信テストです。数週間後に1件も届いていなかったと気づくケースを何度も見てきました。制作側の確認とは別に、発注側が自分の環境から送ってみるところまでが検収になります。

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Webサイト制作の費用相場【価格帯別・内訳つき】

Webサイト制作費用の工程別の内訳

費用はページ数では決まりません。どこまでを制作会社に任せるかで決まります。同じ10ページのサイトでも、原稿を自社で書くかどうかで金額は2倍近く変わります。

サイトの種類・規模別の相場

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サイトの種類規模費用の目安含まれる範囲
コーポレートサイト1〜5ページ20万〜50万円テンプレートベースのデザインと実装
コーポレートサイト10ページ前後50万〜200万円オリジナルデザイン・構成設計込み
サービスサイト5〜10ページ50万〜150万円訴求設計とコピーライティングを含む
オウンドメディア構築のみ30万〜80万円記事の制作費は別途
採用サイト5〜10ページ50万〜150万円社員インタビューの取材費は別途
ECサイト商品数による100万円〜決済・在庫・配送の設計を含む
LP(1ページ)1ページ10万〜50万円広告の受け皿として作る場合

価格帯の下限はテンプレート活用、上限は戦略設計から撮影まで含む場合です。自社がどちらに近いかは、次の内訳で判断できます。

費用の内訳と、見積書で確認するポイント

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工程総額に占める割合確認するポイント
ディレクション10〜20%打ち合わせが何回含まれるか
企画・競合調査10〜20%調査結果が資料として納品されるか
構成・ライティング15〜25%原稿を誰が書くか。修正回数の上限
デザイン25〜35%デザイン案の提出数と修正回数
コーディング・実装15〜25%スマートフォン対応が含まれるか
写真・図版5〜15%撮影の有無。素材を自社で用意すれば削れる

見積もりを下げたい場合、最初に見るのは写真と原稿です。自社で用意するだけで2〜3割下がることは珍しくありません。逆に構成やライティングを削って安くするのは順番が逆で、成果が出ないサイトになります。

依頼先による費用の違い

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依頼先10ページ程度の目安安い理由/高い理由
制作会社(総合)100万〜300万円戦略設計から公開後の改善まで含む
制作会社(小規模)50万〜120万円工程を絞り、テンプレートを活用する
フリーランス20万〜80万円1人で完結するため中間コストがない
クラウドソーシング10万〜50万円探す・見極める手間を発注側が負う
自作(ツール)月0〜3万円作る作業だけが無料。決める作業は自社に残る

補助金を使える場合もあります。中小企業庁の小規模事業者持続化補助金は、Webサイト関連費が補助対象に含まれます(補助上限や対象経費の割合は公募回によって変わるため、申請前に公式の公募要領を確認してください)。

StockSun 山口雄貴

StockSun 山口 雄貴

費用のご相談で最初に確認するのは、そのサイトで何件の問い合わせが必要かという点です。月に3件で元が取れる事業なら、200万円のサイトはけっして高くありません。予算から考えるのではなく、回収の見込みから逆算するのが正しい順序です。

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公開後にかかる運用・保守費用

Webサイト公開後にかかる運用・保守費用の内訳

見落とされがちなのが公開後の費用です。制作費に予算を使い切ってしまうと、公開後に何も直せない状態で止まります。制作費を見積もる段階で、運用費も同時に見込んでおきましょう。

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項目費用の目安内容
サーバー月1,000〜5,000円法人向けの共用サーバーが一般的
ドメイン年1,000〜5,000円.jp は .com より高い
SSL証明書無料〜年5万円無料のLet’s Encryptで足りるケースが多い
保守(最低限)月5,000〜3万円CMSの更新・バックアップ・障害対応
更新代行月3万〜10万円原稿の差し替え・お知らせの追加など
改善・分析月10万〜30万円アクセス解析にもとづく改善提案を含む

最低限の保守だけなら月5,000円台から可能です。ただし、更新のたびに都度見積もりになる契約だと、小さな修正でも1回1万円といった費用が積み上がります。月に何回更新する想定かを先に伝えて、含めてもらうほうが安く収まります。

解約時にサイトが自社に残るかを確認する

月額制のサービスで最も多いトラブルが、解約したらサイトのデータが手元に残らなかったというケースです。ドメインとソースコードの所有権が制作会社側にあると、乗り換えのたびに一から作り直しになります。

契約前に「解約時にドメインとデータはどうなるか」を書面で確認してください。ここは価格に関係なく、必ず押さえる項目です。

運用そのものを外注する選択肢もあります。範囲と費用の考え方は別記事にまとめています。

▼合わせて読みたい
ホームページ運用代行の費用相場と、任せる範囲の決め方

StockSun 山口雄貴

StockSun 山口 雄貴

運用費のご相談で毎回お伝えしているのが、制作費を使い切らないことです。サイトは公開した時点では仮説にすぎず、実際の反応を見ながら直していく前提で設計するものになります。制作費と同じくらいの改善枠を残しておくと、公開後に手が打てます。

Webサイト制作にかかる期間の目安

着手から公開までの期間は、サイトの種類と規模で変わります。目安は次のとおりです。

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サイトの種類規模期間の目安期間を左右する要素
コーポレートサイト1〜5ページ1〜2ヶ月原稿の準備が最大の変数
コーポレートサイト10ページ前後2〜4ヶ月撮影を含む場合はさらに2〜4週間
サービスサイト5〜10ページ2〜3ヶ月訴求の合意形成に時間がかかる
オウンドメディア構築のみ1〜2ヶ月記事の制作は別スケジュール
ECサイト商品数による4〜6ヶ月決済・配送の要件確定が長い
大規模サイト50ページ以上6ヶ月〜関係部署が多いほど確認に時間がかかる

制作会社の作業日数はどこもそれほど変わりません。期間が延びるのは、素材待ちか社内確認の往復です。逆に言えば、発注側の準備次第で1〜2週間は普通に縮められます。

公開日から逆算するときの注意点

  • 撮影の日程は縮まない
    制作日数を詰めても、撮影の調整だけは短縮できない
  • 社内確認の日数を工程に入れる
    1回の確認に1週間かかる前提で組む
  • 決裁者の予定を先に押さえる
    設計段階のレビューに同席してもらう
  • 公開日に理由を持たせる
    展示会や決算期など理由があると、削ってよい工程を判断できる

自社で作るか、外注するかの判断基準

すべてを外注する必要はありません。次の3つの質問に答えると、どちらが合理的かが見えてきます。

3つの質問で判断できる

  • 今後1年でサイトを何本作るか
    3本以上なら内製の学習コストを回収できる。1〜2本なら外注が有利
  • 誰に何を訴求するかが決まっているか
    決まっていないなら、ツールを導入しても手が止まる
  • 担当者の時間を他に使う価値があるか
    営業や商品開発に充てたほうが利益が大きいなら、80〜160時間を制作に使う判断は合理的とはいえない

自作が向いているケース

ノーコードツールが充実したことで、実装の負担はかなり下がりました。テンプレートを選んで要素を並べ替えるだけで、見た目の整ったサイトは作れます。

自作の最大の価値は公開後に自分で直せることです。広告の数値を見て翌日に文言を差し替える、といった動き方は外注では実現しにくくなります。

外注が向いているケース

構成の型を知らないまま作ると、改善以前のところでつまずきます。1本目は外注して型を受け取り、2本目以降を内製に切り替えるのが現実的な進め方です。

また、公開後に成果が出ないときの切り分けは経験がものを言います。アクセスが足りないのか、読まれているのに問い合わせに至らないのか。ここを判断できる相手がいるかどうかで、公開後の伸びが変わります。

Webサイトを制作する4つのメリット

Webサイトは「あって当たり前」になった一方で、何が得られるのかを整理しないまま作ると成果につながりません。期待できる効果は次の4つです。

  • 問い合わせや顧客獲得につながる
    検索や広告から来た人を、24時間受け付けるフォームに接続できる
  • 顧客データが蓄積され、改善に使える
    どのページが読まれ、どこで離脱したかが数値で分かる
  • 問い合わせ対応の工数が減る
    よくある質問や料金を先に載せることで、電話とメールの往復が減る
  • 採用や与信の材料になる
    取引先や応募者は、規模より「何をしている会社か」を見ている

総務省の情報通信白書によると、企業のインターネット利用は広く定着しており、Webサイトは取引先や求職者が最初に見る接点になっています(出典:総務省「情報通信白書」)。

StockSunのWebサイト制作支援

StockSunは550社以上のご支援実績があります。Webサイト制作では、KPIを「見た目」ではなく問い合わせ数と売上に置きます。外注先としてではなく、事業の当事者として設計から公開後の改善まで伴走するのが基本方針です。

①「作る会社」ではなく「事業を伸ばす体制」として入る

サイトを納品して終わりにしません。経営の目線で、次に何をすべきかを一緒に考え抜くのが役割だと考えています。

制作会社に発注すると「言われたものは作るが、それが正しいかは言ってくれない」という状態になりがちです。目的に対してそのページが必要なのか、順番は合っているのかまで踏み込みます。

②テンプレートを使わず、勝ち筋を1社ずつ設計する

テンプレートでの制作は提供していません。過去のテスト結果をもとにした「売れる構成」を土台に、3C分析(顧客・競合・自社)から商材ごとの勝ち筋を見極めて一社ごとに設計します。

型を持ったうえで自社用に外すため、限られた予算でも成果につながる形に寄せられます。ゼロから考えるより速く、テンプレートより当たります。

③100倍の審査倍率を通過した精鋭が担当する

構成を描くだけで終わらせず、フルオーダーメイドで制作します。担当するのは100倍の審査倍率を通過したコンサルタントで、業種と施策に合ったメンバーで案件ごとにチームを組みます。

固定の制作部隊に案件を当てはめるのではなく、商材に近い支援実績を持つ人が入る形です。「提案だけで終わる」ことがないよう、実行まで担当します。

④公開後はヒートマップ分析と改善レポートで伴走する

サイトは公開した時点では仮説にすぎません。ヒートマップでどこが読まれ、どこで離脱しているかを分析し、改善レポートとして次の打ち手をお渡しします。

制作と広告運用を別々の会社に発注していると、成果が出なかったときに原因を切り分けられません。Web広告・SEO・SNSまで各領域の担当が在籍しているため、サイトの問題なのか集客の問題なのかを同じ体制で判断できます。

⑤そもそも作るべきかという段階から相談できる

ご相談のなかには、サイトを作らずに広告のターゲティングを変えるだけで解決したケースもありました。制作ありきで進めないことが、結果的にもっとも費用対効果を高めます。

Web制作の支援事例

「見た目」ではなく「CVR・売上」で語れる事例を公開しています。たとえばLP制作コンサルティングでは、株式会社WeegentのLP型TOPページと投稿機能を組み合わせたコーポレートサイト制作などを掲載しています。

ご支援先からは「『作って終わり』ではなく『CVR・売上』で会話してくれるので、経営として投資判断がしやすい」「提案で終わらず、制作・改善まで巻き取って実行してくれる」といった声をいただいています。業種・課題別の実績は実績紹介ページでご確認いただけます。

※成果は事業環境により異なり、記載の内容は過去事例に基づく一例です。

StockSun 山口雄貴

StockSun 山口 雄貴

「Webサイトを作りたい」というご相談で、私が最初に伺うのは流入元です。ここが曖昧なまま進めると、誰にも刺さらない当たり障りのないサイトができあがります。逆に流入元さえ決まっていれば、構成もデザインもほぼ自動的に方向が定まります。

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Webサイト制作の流れに関するよくある質問

Webサイト制作の期間はどのくらいですか?

コーポレートサイトで2〜4ヶ月、ECサイトや大規模サイトでは4〜6ヶ月が目安です。1〜5ページの小規模なサイトなら1〜2ヶ月で公開できます。期間を左右するのは制作会社の作業日数ではなく、素材の準備と社内確認のスピードです。

Webサイト制作の費用はいくらかかりますか?

コーポレートサイトで20万〜200万円、ECサイトは100万円以上が目安です。金額はページ数ではなく、原稿や写真を誰が用意するかで大きく変わります。自社で素材を用意できれば2〜3割下がります。

ホームページの維持費は毎月いくらですか?

サーバー・ドメイン・最低限の保守で月5,000円〜3万円程度です。原稿の差し替えなど更新代行を含めると月3万〜10万円、アクセス解析にもとづく改善提案まで含めると月10万円以上が目安になります。

自分でWebサイトを作れますか?

ノーコードツールを使えば、実装だけなら自作できます。ただし誰に何をどの順番で伝えるかという構成とコピーは自社に残ります。ここが成果を最も左右する部分で、ツールは埋めてくれません。

制作会社とフリーランスはどちらがいいですか?

構成と原稿を社内で書けるならフリーランスで十分に成立します。書けない場合は、上流から任せられる制作会社のほうが結果的に安く済みます。判断の軸は費用ではなく、自社に足りない工程がどこかです。

相見積もりは何社に取るべきですか?

3社程度が適切です。それ以上は比較の手間が増えるわりに判断材料が変わりません。重要なのは社数より、全社に同じ条件を渡すことです。前提がバラバラだと金額の差が何によるものか分からなくなります。

Webサイトを作れば問い合わせは増えますか?

公開しただけでは増えません。検索や広告から人を連れてくる設計が必要です。作る前に、月に何人をどこから集めるつもりかを決めておくと、そもそもサイトが必要かどうかも判断できます。

補助金は使えますか?

小規模事業者持続化補助金など、Webサイト関連費を補助対象に含む制度があります。補助上限や対象経費の割合は公募回ごとに変わるため、申請前に中小企業庁の公募要領で最新の条件を確認してください。

まとめ|Webサイト制作は流れより「誰が何を用意するか」で決まる

Webサイト制作は7ステップで進み、期間は2〜6ヶ月が目安です。ただし工程を知っているだけでは足りません。各ステップで自社が何を用意するのかを把握し、素材と社内の確認体制を先に整えておくことが手戻りを防ぎます。

費用はページ数ではなく、どこまでを任せるかで決まります。見積もりを比べるときは総額ではなく、作業範囲・修正回数・納品物・公開後の対応の4点を揃えてから並べ直しましょう。あわせて、公開後の運用費を残しておくことも忘れないようにしてください。

自社の場合いくらが適正なのか、そもそもWebサイトを作るべき状況なのか。判断に迷う段階からご相談いただけます。StockSunでは制作を前提とせず、課題に対して最短の打ち手をご提案しています。

費用を相談してから依頼するまでの流れは、ホームページ制作のサービスページで支援実績とあわせて掲載しています。

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