ペライチでLPを作ろうとして、まず気になるのが「無料でどこまでできるのか」だと思います。
ここに落とし穴があります。2025年10月1日の改定で、フリープランでは公開できるページ数が0になりました。検索するとまだ「無料プランで1ページ公開できる」という情報が出てきますが、これは改定前のものです。
この記事では、ペライチの現在の料金と、LPを作るうえで足りるケース・足りなくなるケースを、LP制作会社の立場で整理します。作り方の手順は公式のヘルプが充実しているので、ここでは判断材料に絞ります。
この記事の結論(ペライチ × LP 早わかり)
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結論から書きます。ペライチでランディングページは作れます。ただし公開するには有料プランの契約が必要です。
フリープラン(月額0円)自体は今も存在します。しかし2025年10月1日の改定で、公開できるページ数が1ページから0ページになりました。
公式のお知らせには、こう書かれています。
ページ公開には別途いずれかの有料プランへのご契約が必要となります。(公開可能なページ数が1→0に)
出典:ペライチのサービス内容改定のお知らせ(2025年8月18日)
登録日にかかわらず、すべてのアカウントに適用されます。友人紹介などで無料で獲得していた公開枠も廃止されました。
誤解しやすいのですが、ペライチが有料になったわけではありません。アカウントの登録もページの作成も、テンプレートを触ってみることも無料でできます。
有料になったのは公開の部分だけです。使い勝手を試してから判断したい場合は、無料のまま作り込んでみて、納得できたら有料プランに切り替える進め方ができます。
初めて利用する場合は「お試しビジネスプラン」を1ヶ月間無料で使えます。この期間は公開もできます。
公式に「自動で有料プランに切り替わることはございません」と明記されているため、試すだけならリスクは小さいといえます。ただし期間が終われば公開は止まります。
そもそもLPとは何か、通常のWebサイトと何が違うのかについては定義の記事にまとめています。
▼合わせて読みたい LPとは?ホームページとの違いと、LPが向いているケース・向かないケースを解説
有料プランは4つです。2026年8月11日時点の公式サイトで確認した金額を掲載します。
← 横にスクロールできます →
| プラン | 月額(税別) | 月額(税込) | 公開できるページ数 | 向いているケース |
|---|---|---|---|---|
| フリー | 0円 | 0円 | 0ページ | 作成と下書きのみ。公開はできない |
| ライト | 1,480円 | 1,628円 | 3ページ | LP1本を公開するならここ |
| レギュラー | 2,980円 | 3,278円 | 5ページ | LPを複数本使い分けたい |
| ビジネス | 3,980円 | 4,378円 | 20ページ | 予約・メルマガ機能も使いたい |
| プロフェッショナル | 6,980円 | 7,678円 | 20ページ | すべての機能を使いたい |
※2026年8月11日時点。ペライチ公式の料金・プラン一覧で確認。料金は改定される可能性があるため、契約前に公式サイトをご確認ください。
LPを1本公開したいだけなら、最安のライトプラン(月1,480円・税込1,628円)で足ります。3ページまで公開できるので、LPとサンクスページとプライバシーポリシーを置いても収まります。
年額払いにすると割引が適用されます。ただし効果が出るか分からない段階で年払いにするのは避けてください。まず月払いで数ヶ月試し、続けると決めてから切り替えるほうが安全です。
制作会社に依頼した場合の費用と比べると桁が違います。相場は別記事で整理しています。
▼合わせて読みたい LP制作費用の相場は?内訳と、安い会社を選ぶ前に確認すべきこと
\まず現状をお聞かせください/
【無料】ペライチで足りる段階か相談するペライチは、HTMLやCSSの知識がなくてもブラウザ上の操作だけでWebページを作成・公開できる国産のツールです。運営は株式会社ペライチで、ラクスルグループに属しています。
テンプレートを選び、文字と画像を差し替えるだけで形になります。名前のとおり1枚もののページを手早く作ることに特化しており、LPとの相性は良いツールです。
用意されているテンプレートはペライチ公式のテンプレート一覧で確認できます。業種別に分かれているので、自社に近いものがあるかを先に見ておくと判断が早くなります。
制作会社に依頼すると1〜2ヶ月かかります。ペライチなら、原稿と画像が手元にあれば数時間で公開できます。
キャンペーンの告知や、イベントの申込ページのように期限が決まっていて短期間しか使わないページとは特に相性がよいといえます。
海外製のツールは管理画面もヘルプも英語が基本です。ペライチは国産なので、ヘルプもサポートも日本語で完結します。
社内で運用を引き継ぐ前提なら、この差は想像以上に大きく効きます。担当者が変わったときに触れなくなるツールは、結局使われなくなります。
PC向けに作れば、スマートフォン向けの表示も自動で調整されます。アクセスの大半がスマートフォンである以上、ここを自前で組まなくてよいのは実務上の利点です。
ただし自動調整には限界があります。公開前に必ず実機で開いて確認してください。PCのプレビューでは気づかない崩れが見つかることがあります。
有料プランでは独自ドメインを設定できます。広告の出稿先として使う場合、提供元のサブドメインのままだと信頼性の面で不利になるため、これは重要な条件です。
デメリットを知りたい場合は、機能の一覧を見るより「何ができて、何ができないか」で切り分けるほうが早く判断できます。
← 横にスクロールできます →
| やりたいこと | ペライチで | 補足 |
|---|---|---|
| 1枚もののLPを作る | できる | テンプレートを選んで差し替えるだけ |
| 問い合わせフォームを置く | できる | 標準機能。項目の追加も可能 |
| 独自ドメインで公開する | できる | 有料プラン以上 |
| アクセス解析を見る | できる | 外部の解析ツールとの連携も可能 |
| デザインを細部まで作り込む | 制約がある | テンプレートの構造を超える表現は難しい |
| ABテストで出し分ける | できない | 複数ページを手動で作り、広告側で振り分ける必要がある |
| ヒートマップで離脱を見る | 別途必要 | 外部ツールを導入して連携させる |
| HTMLとして書き出す | できない | 解約するとページは公開されなくなる |
最も重要なのは最後の行です。ペライチで作ったLPは、ペライチを解約すると公開されなくなります。他のツールやサーバーへそのまま持ち出すことはできません。
これはペライチに限らず、この種のツール全般に共通する制約です。とはいえ、後で作り直す前提なら大きな問題にはなりません。原稿と画像さえ手元に残しておけば、移行の作業はそれほど重くならないためです。
ファーストビューの作り込みで差がつく点については、専用の記事で解説しています。
▼合わせて読みたい LPのファーストビューとは?3秒で離脱を防ぐ構成要素と改善手順【事例あり】
「ペライチ 評判」で検索して情報を集めている場合、2025年10月1日の改定より前に書かれた記事が多く残っている点に注意してください。
改定前はフリープランで1ページを公開できました。そのため「無料で使える」「0円でLPを公開できる」と書かれた記事が大量にあります。当時としては正しい情報でしたが、今は前提が変わっています。
この記事を書いている2026年8月時点でも、検索結果に表示されるAIの要約に「フリープラン:月額0円(公開ページ数1)」という改定前の記述が出ています。金額も現在の公式サイトの値と一致していません。
これは誰かが意図的に古い情報を出しているわけではなく、元になっている記事の更新が追いついていないために起きています。ツールの料金は変わるものだと考えて臨むほうが安全です。
判断の手順はシンプルです。評判は使い勝手の参考にとどめ、料金と機能は必ず公式サイトで確認してください。
本記事の料金も2026年8月11日時点のものです。契約前にはペライチ公式の料金・プラン一覧をご自身で開いて、金額と公開可能ページ数を確かめることをおすすめします。
あわせて、使い勝手の評価を読むときはその人が何をしようとしていたのかを見てください。1枚のページを手早く出したい人と、毎月ABテストを回したい人では、同じツールでも評価が正反対になります。
StockSun代表 岩野 圭佑
料金の情報は本当にすぐ古くなります。記事を信じて予算を組んだら実際は違った、というご相談は珍しくありません。私たちも記事を書くときは必ず公式サイトを開いて、確認した日付を残すようにしています。面倒でも、契約前のひと手間で防げる失敗です。
ここがこの記事の本題です。ペライチが良いか悪いかではなく、自社が今どの段階にいるかで判断してください。
3つの質問すべてに「いいえ」であれば、ペライチで足ります。1つでも「はい」があれば、遠くない時期に物足りなくなります。順番に見ていきます。
広告費が小さいうちは、LPの出来による差も金額としては小さく収まります。ところが月10万円を超えたあたりから、CVRが0.5%動くだけで金額の差が無視できなくなります。
月10万円の出稿でCVRが1%から1.5%に上がれば、獲得件数は1.5倍です。この差は、LPの作り込みにかける費用をすぐに上回ります。
逆に言えば、まだ出稿していない段階や少額で試している段階なら、ペライチで十分です。順序を間違えないでください。
ペライチにはABテストの機能がありません。2パターンを比べたい場合、ページを2本作って広告側で振り分けることになります。
できないわけではありませんが、テストのたびに手作業が発生し、結果の集計も自分で行う必要があります。月に何度も回す運用には向きません。
ここは機能の問題ではなく、体制の問題です。ペライチは操作が簡単なので、直すこと自体は誰でもできます。
問題は「どこを直すべきか」を決める工程です。ヒートマップとアクセス解析を見て、離脱している箇所を特定し、仮説を立てて検証する。この一連の流れを回し続けられる担当者が社内にいるかどうかで、結果は大きく変わります。
改善の進め方そのものはLPOと呼ばれます。手順は専用の記事で解説しています。
▼合わせて読みたい LPOとは?LP・SEO・EFO・CROとの違いと、CVRを上げる改善の進め方
\次に何をすべきかを整理します/
【無料】判定チャートの結果を相談する操作の手順は公式のヘルプが充実しているので、ここでは成果に効く要点だけを挙げます。
LP制作の全体の流れを先に把握しておくと、ペライチで自分がどの工程をやっているのかが分かります。
▼合わせて読みたい LP制作の流れ8ステップ|各工程で発注側が準備するものとつまずきポイント
ペライチ以外にもLPを作れるツールは多くあります。位置づけを3行でまとめると次のとおりです。
無料プランの有無や独自ドメインの可否を含めて15ツールを比較した記事があります。他の選択肢も見たうえで決めたい場合は、そちらを参照してください。
▼合わせて読みたい LP作成ツールおすすめ15選【2026年最新】無料プランの落とし穴と目的別の選び方
公開したのに問い合わせが来ない。このときすぐにツールや制作会社を変える必要はありません。
StockSunが支援した事例を2件紹介します。どちらもツールを変えたのではなく、フォームとオファーを直しただけです。この2つはペライチでも自分で直せます。
【課題】
問い合わせフォームで途中離脱が多く、最後まで入力してもらえていなかった。
【仮説】
内容への不満ではなく、入力項目が多すぎて面倒さから離脱しているのではないか。
【改善前】
必要な項目をすべて並べたフォーム。入力の負担が大きい。
【改善後】
項目数を絞り込み、視覚的に分かりやすいデザインへ変更。送信後に感謝メッセージを表示して、次の行動へ進みやすくした。
【結果】
フォームのCVRが50%以上改善
【課題】
商品の魅力や利点がうまく伝わらず、オファーが訪問者に響いていなかった。
【仮説】
商品そのものではなく、オファーの出し方と見せ方に問題があるのではないか。
【改善前】
商品の利点が伝わらないオファー文。CTAボタンも目立たない配置だった。
【改善後】
ターゲットに合わせたオファー文へ書き換え、キャンペーンを追加。あわせてCTAボタンの色と位置を最適化した。
【結果】
クリック率が向上し、CVRが30%以上改善
※StockSun調べ。支援先ごとに商材・流入経路・母数が異なるため、同じ施策で同じ数値が出ることを保証するものではありません。
2件に共通しているのは、直した箇所が「ページの見た目」ではなく「行動を止めていた部分」だったことです。デザインを作り変える前に、どこで人が減っているかを見てください。
StockSunの支援実績は実績紹介ページで公開しています。売れるLPの構成については以下の記事で解説しています。
▼合わせて読みたい 売れるLP(ランディングページ)の構成とは?必要な要素や作り方を徹底解説
StockSun代表 岩野 圭佑
「ペライチだから成果が出ないのでは」というご相談をいただくことがあります。ただ実際に拝見すると、ツールではなくフォームや訴求で止まっているケースがほとんどです。作り直す前に、まずどこで人が減っているかを一緒に見せてください。それだけで済むこともあります。
ペライチで作ったLPを自己点検する物差しとして、StockSunでは品質基準を48項目のチェックリストとして明文化し、無料で配布しています。
ツールで作った場合でも、確認すべき項目は変わりません。公開前に一度通してみると、抜けている箇所が具体的に分かります。
チェックリスト本体はランディングページ制作ガイドラインから無料でダウンロードできます。
\初期費用50%OFF・月額5万円〜/
【無料】伴走LPの詳細を見る先に触れたとおり、ペライチで作ったページはHTMLとして書き出せません。ただし移行そのものは難しくありません。やることは次の3つです。
この3つが手元にあれば、別のツールでも制作会社でも作り直せます。資産として残るのはページそのものではなく、原稿と素材とデータです。
新しいLPを公開する前に、今のLPの数値を記録しておいてください。アクセス数・問い合わせ件数・CVRの3つで十分です。
これがないと、作り直した後に良くなったのか悪くなったのかを判断できません。比較する基準を残さないまま切り替えるのが、最ももったいない進め方です。
また、ドメインを変える場合は広告の設定も合わせて変更が必要です。計測タグの入れ替え漏れで、公開直後のデータが取れなくなることがあります。
StockSun代表 岩野 圭佑
移行のご相談で必ず伺うのが、今の数字です。前のLPの成績を控えていない状態で作り直すと、良し悪しの判断ができなくなります。アクセス数と問い合わせ件数だけでも、スクリーンショットで残しておいてください。後から取り戻せない情報です。
\今の数字を見ながら判断できます/
【無料】移行すべきかどうか相談する先ほどの3つの条件に当てはまってきたら、切り替えを検討する時期です。ただしいきなり全部を外注する必要はありません。
段階を踏むなら次の順序です。
いきなり第4段階へ飛ぶと、費用対効果が読めないまま契約することになります。広告費に対して改善の余地がどれくらいあるのかを先に確認してください。
なお、ペライチ自身もLP制作の代行サービスを提供しています。ツールを使い続けたまま制作だけ任せる選択肢もあるということです。「ツールか制作会社か」という二択ではありません。
依頼先を比較検討する場合は、目的別に整理した記事を参考にしてください。
▼合わせて読みたい LP制作会社おすすめ35選【2026年最新】目的別カオスマップ・費用相場・失敗しない選び方
国産のホームページ作成ツール「ペライチ」で作ったランディングページのことです。HTMLの知識がなくても、テンプレートを選んで文字と画像を差し替えるだけで作成できます。運営は株式会社ペライチで、ラクスルグループに属しています。
作成と下書きまでは無料でできますが、公開はできません。2025年10月1日の改定でフリープランの公開可能ページ数が1から0になったためです。公開するには有料プランの契約が必要で、最安はライトプランの月1,480円(税込1,628円)です。
フリープラン自体はなくなっていません。ただし2025年10月1日から公開できるページ数が0になったため、実質的に無料では公開できない状態です。登録日にかかわらず全アカウントに適用され、友人紹介などで無料で得ていた公開枠も廃止されました。
有料プランは4つで、ライトが月1,480円(税込1,628円)、レギュラーが月2,980円(税込3,278円)、ビジネスが月3,980円(税込4,378円)、プロフェッショナルが月6,980円(税込7,678円)です。LPを1本公開するだけならライトで足ります。2026年8月11日時点の金額です。
ABテストの機能がないこと、デザインがテンプレートの構造に制約されること、そしてHTMLとして書き出せないため解約するとページが公開されなくなることの3点です。広告費をかけて改善を回す段階になると物足りなくなります。
出せます。有料プランで独自ドメインを設定でき、計測タグも入れられます。ただし広告費が月10万円を超えてくると、CVRの差が金額として無視できなくなるため、改善しやすい環境への移行を検討する時期になります。
まだ需要があるか分からない段階ならペライチです。広告費をかけて獲得する段階なら制作会社を検討してください。なおペライチ自身もLP制作の代行を提供しているため、ツールを使い続けたまま制作だけ任せる選択肢もあります。
ペライチでLPは作れます。ただし2025年10月1日の改定で、フリープランでは公開できなくなりました。公開するなら最安のライトプランで月1,480円(税込1,628円)です。
足りなくなる条件は3つです。広告費を月10万円以上かけるとき、ABテストを回したいとき、毎月直し続けたいとき。1つでも当てはまるなら、遠くない時期に物足りなくなります。
逆に言えば、まだ需要を確かめている段階なら月1,480円で試せるのは大きな利点です。数十万円をかけて作ったLPが誰にも刺さらなかった、という事態を避けられます。
成果が出ないときも、すぐ作り直す必要はありません。事例で見たとおり、フォームと訴求を直すだけで変わることがあります。StockSunでは、ペライチで足りる段階かどうかの判断からご相談を受けています。まずは現状をお聞かせください。
\作り直す前に現状を診断します/
【無料】自社のLPを見てもらう




StockSun代表 岩野 圭佑
ペライチを否定するつもりはまったくありません。むしろ、まだ需要があるか分からない商材で数十万円のLPを作るほうが問題です。月1,480円で反応を確かめられるなら、そこから始めるのが合理的です。判断すべきなのは、いつまでそこに留まるかのほうです。