BtoBサイトを作ることになったものの、BtoC向けのサイトと何が違うのか、何ページ必要なのかが分からない。制作会社に相談する前の段階で止まってしまう、というご相談を多くいただきます。
BtoBサイトが成果を出すかどうかは、デザインの巧拙ではほとんど決まりません。読んだ担当者が、社内の会議で説明できる材料を持ち帰れるかどうかです。BtoBの購買では、サイトを見た人がその場で決裁することはまずないからです。
この記事では、BtoBサイト制作の進め方を7ステップで整理します。BtoCとの違い、最低限必要なページ構成、問い合わせにつなげる導線設計を扱ったうえで、リニューアルの判断基準とBtoBに強い制作会社7社まで踏み込みます。
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BtoCのつもりで作ると、まず成果が出ません。違いは大きく3つあります。
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| 観点 | BtoBサイト | BtoCサイト |
|---|---|---|
| 読む人と決める人 | 別人。担当者が調べ、上長や決裁者が決める | ほぼ同一人物 |
| 検討期間 | 数週間〜数ヶ月。何度も再訪する | その場〜数日 |
| 判断の基準 | 導入後に失敗しないか(リスク回避) | 欲しいかどうか(欲求) |
| 必要な情報 | 導入事例・料金の目安・サポート体制・実績 | 商品の魅力・価格・レビュー |
| ゴール | 問い合わせ/資料請求/相談予約 | 購入 |
| KPI | リード数・商談化率 | CVR・客単価 |
BtoBのサイトを見ているのは、多くの場合その場で決裁権を持たない担当者です。その人は情報を集めて社内に持ち帰り、上長や役員に説明します。つまりサイトの役割は「その場で売ること」ではなく「社内を説得する材料を渡すこと」になります。
自社のサイトを開いて、「このページを見た担当者は、明日の会議で何を話せるか」を考えてみてください。具体的に言えないなら、どれだけ見た目が良くても商談には進みません。
数週間から数ヶ月かけて比較されます。1回の訪問で決まらない前提なので、再訪したときに前回見た情報へすぐ戻れる構造が必要です。
だからこそ資料ダウンロードが効きます。まだ問い合わせる段階にない人の連絡先を先に取得できれば、検討が進んだタイミングで接触できます。問い合わせフォームだけを置くと、この層を丸ごと取りこぼします。
担当者が最も避けたいのは、社内で選んだ結果が失敗することです。そのため見るのは、魅力よりも安心材料になります。
似た規模・業種の導入事例があるか、サポート体制はどうか、実績はどれくらいか。ここが薄いサイトは、良さそうに見えても候補から外れます。
「何ページ必要か」は発注前に必ず出てくる疑問です。BtoBサイトの場合、最低限そろえるべきなのは次の6ページです。
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| # | ページ | 役割 | 優先度 |
|---|---|---|---|
| ① | トップ | 誰向けの何のサービスかを3秒で伝える | 必須 |
| ② | サービス/製品 | 課題→解決策→提供価値の順で説明する | 必須 |
| ③ | 導入事例 | 似た企業の成功例を見せる。BtoBで最も効く | 必須 |
| ④ | 料金/資料請求 | 金額か、金額の考え方を示す。出せないなら資料DLで代替 | 必須 |
| ⑤ | 会社概要 | 与信の材料。取引先は必ず見る | 必須 |
| ⑥ | 問い合わせ | 項目を絞る。フォームは短いほど届く | 必須 |
| ⑦ | よくある質問 | 商談前の疑問を潰し、営業の工数を減らす | 推奨 |
| ⑧ | お知らせ/ブログ | 更新の生存確認。検索流入の入口にもなる | 推奨 |
| ⑨ | 採用 | BtoBサイトは採用でも見られる | 任意 |
6ページのうち1つだけ力を入れるなら導入事例です。担当者が社内を説得するとき、いちばん使われるのが「同じような会社が使っている」という事実だからです。
掲載するときは、企業名・業種・規模・課題・施策・結果の6点をそろえます。とくに規模を書いておくと、読者が自社と重ねやすくなります。
ただし事例取材には時間がかかります。既存顧客に依頼し、話を聞き、先方の広報確認を通すまでで1ヶ月かかることも珍しくありません。制作スケジュールを引く段階で、この期間を織り込んでおきましょう。
個別見積もりが前提で金額を出せないケースは多くあります。その場合でも「何も書かない」は避けてください。検討から外れる理由になります。
BtoBサイト制作は7つのステップで進みます。着手から公開までは3〜6ヶ月が目安です。BtoCより長くなるのは、社内の確認プロセスと導入事例の取材が入るためです。
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| # | ステップ | やること | 期間の目安 | 発注側が用意するもの |
|---|---|---|---|---|
| ① | 目的とリード獲得目標を決める | 月に何件の問い合わせが必要かを数字で置く | 1〜2週間 | 事業目標・現状の商談数 |
| ② | サイトのタイプを決める | コーポレート/サービス/製品のどれかを決める | 1週間 | 売りたい商材の整理 |
| ③ | 依頼先を選ぶ | BtoBの実績がある会社を3社に絞る | 2〜3週間 | 予算の上限・社内の体制 |
| ④ | 情報設計とページ構成 | 必要なページと導線を確定する | 3〜4週間 | 既存サイトの課題・競合情報 |
| ⑤ | デザインと原稿 | 事例取材を並行して進める | 1〜2ヶ月 | 原稿・写真・事例取材の協力先 |
| ⑥ | 実装とフォーム・MA設定 | 計測とリード管理をつなぐ | 1〜2ヶ月 | MAツールの有無・営業の受け入れ体制 |
| ⑦ | 公開と運用 | 公開後の更新体制を決める | 1〜2週間 | 更新担当者 |
まとめると、①〜③の準備段階で1〜2ヶ月、④〜⑤の設計と制作で2〜3ヶ月、⑥〜⑦の実装と公開で1〜2ヶ月が目安です。期間が延びる原因は制作側ではなく、導入事例の取材と社内確認です。⑤の段階で事例が1本も取れていないと、公開してから追加する形になり、最も効くページが空のまま走り出すことになります。
\どこから手をつけるかだけでも整理できます/
【無料】BtoBサイト制作の進め方を相談する最初にやるのは、サイトで何件のリードが必要かを数字で置くことです。「かっこいいサイトにしたい」で止まると、以降の判断に基準がなくなります。
やること商談数から逆算して、必要なリード数を月次で決める
できるもの以降の判断をぶらさないための基準
つまずき見た目の希望だけが決まり、成果の定義が空白のまま進む
たとえば月3件の受注が必要で、商談からの受注率が30%、リードからの商談化率が20%なら、必要なリードは月50件です。この計算をしておくと、公開後に何が足りないかを切り分けられます。
BtoBではリード数だけでなく、商談化率まで見るのが重要です。リードが増えても営業が「話にならない問い合わせばかり」と言うなら、集める相手を間違えています。
BtoBのターゲットは「業種×規模×部署×役職」で決まります。同じ製造業でも、情報システム部長と製造部長では刺さる言葉がまったく違います。
ペルソナを細かく作り込む必要はありません。広告のセグメントや検索キーワードに落とし込める粒度で十分です。
BtoBサイトは大きく3タイプに分かれます。どれを作るかで、必要なページも訴求も変わります。
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| タイプ | 目的 | 主なコンテンツ | 向いている企業 |
|---|---|---|---|
| コーポレートサイト | 会社の信頼性を示す | 会社概要・実績・採用・IR | 取引先や求職者に見られる機会が多い |
| サービスサイト | 特定サービスの問い合わせを取る | 課題提起・機能・導入事例・料金 | 売りたいサービスが明確 |
| 製品サイト | 製品単体を訴求する | スペック・比較・カタログDL | 製品ごとに検討者が違う(製造業に多い) |
よくある失敗が、コーポレートサイトに集客の役割まで持たせようとすることです。会社の信頼性を示すページと、サービスを売るページは目的が違います。1つのサイトに両方を詰めると、どちらも中途半端になります。
売りたいサービスが決まっているなら、コーポレートサイトとは別にサービスサイトを立てるほうが成果は出やすくなります。
BtoBサイトは、BtoCの制作実績が豊富な会社に頼んでも成果が出ないことがあります。見るべきポイントは3つです。
やることBtoBの制作実績がある会社を3社に絞る
できるもの相見積もりを依頼する候補リスト
つまずきデザインの綺麗さだけで選び、リード設計を任せられない相手に発注する
制作実績のページで、BtoB企業のサイトを手がけているかを見ます。「BtoBサイト制作」をサービスとして掲げているかどうかは、分かりやすい判断材料になります。
BtoCの実績ばかりの会社は、検討期間の長さや決裁者が別にいる前提を設計に落とし込めないことがあります。
フォームを置くだけでなく、資料ダウンロードの設計、MAツールとの連携、営業への引き渡しまで見られるかを確認します。ここができないと、リードが取れても商談につながりません。
見積もりの段階で「公開後3ヶ月で何をしますか」と聞いてみてください。具体的な答えが返ってこない場合、その会社は納品をゴールにしています。BtoBサイトは公開してからが本番なので、ここが空白だと成果まで届きません。
具体的にどの会社が候補になるかは、この記事の後半で7社を紹介します。より広く比較したい場合はホームページ制作会社おすすめ35選もあわせてご覧ください。
StockSun代表 岩野 圭佑
制作会社選びのご相談で必ずお伝えしているのが、BtoCの実績が多い会社にBtoBサイトを頼むと、検討期間の長さを設計に織り込めないことがあるという点です。見た目の綺麗さは判断材料になりません。実績ページでBtoB企業のサイトを手がけているか、資料ダウンロードの設計まで扱えるかを確認してください。
必要なページを洗い出し、どの順番で読ませるかを決めます。BtoBで特に重要なのは、検討段階が違う読者を同じサイトで受け止めることです。
やること検討段階ごとに入口と着地を決め、サイトマップに落とす
できるもの関係者が合意した構成の設計図
つまずき決裁者がこの段階で登場せず、デザイン完成後にひっくり返る
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| 読者の状態 | 入口 | 見せるもの | 着地 |
|---|---|---|---|
| 課題に気づいたばかり | 検索・記事 | 課題の整理・解決の選択肢 | 資料ダウンロード |
| 解決策を比較中 | サービスページ | 機能・導入事例・他社との違い | 資料ダウンロード/相談予約 |
| 社内で稟議を上げる段階 | 料金・事例 | 料金の考え方・導入企業の規模 | 問い合わせ |
問い合わせフォーム1つだけを置くと、上の2段階を丸ごと取りこぼします。検討初期の人はまだ問い合わせたくないので、資料ダウンロードという軽い接点を用意しておきます。
線と枠だけのワイヤーフレームなら、その場で描き直せます。デザインが仕上がってから最終確認で差し戻しになると、実装まで含めてやり直しです。
見せにくい相手ほど、早い段階で巻き込むほうが結果的に速く進みます。
デザインを当てながら、原稿と事例取材を並行して進めます。BtoBサイトで最も時間がかかるのがこの工程です。
やること原稿を用意し、導入事例の取材を並行して進める
できるもの公開できる状態のコンテンツ
つまずき事例取材の先方確認に時間がかかり、公開が遅れる
導入事例は、依頼から掲載まで1ヶ月以上かかることを前提に組んでください。既存顧客への依頼、取材、原稿確認、先方の広報チェック。この工程は制作会社の努力では縮みません。
公開に間に合わないなら、まず1本だけでも用意して公開し、残りは順次追加する形にします。事例ゼロで公開するより成果が出ます。
BtoBの読者は、比較検討のために複数のサイトを行き来しています。凝った動きより、情報の見つけやすさが評価されます。
具体的には、料金・導入事例・問い合わせの3つにいつでも到達できる状態を保つことです。グローバルナビと追従ボタンで確保します。
実装と同時に、リードを受け取る仕組みを整えます。ここを後回しにすると、公開後に「問い合わせが営業に届いていない」という事故が起きます。
やることフォーム・計測タグ・MA連携を設定し、通知の届き先まで確認する
できるものリードが営業に届く状態
つまずき送信テストをせずに公開し、問い合わせが誰にも届いていない
営業が「あったら助かる」と言うたびに項目は増えます。ただ項目を1つ増やすごとに、答えてくれる人の数は確実に減ります。
最初の接点で本当に必要な情報か、初回の商談で聞けば済むことかを分けてください。会社名・氏名・メールアドレス・問い合わせ内容の4つで足りることがほとんどです。
問い合わせフォームと同じ項目数にすると、軽い接点にならず意味がなくなります。資料ダウンロードは会社名・氏名・メールアドレスの3項目までに抑えます。
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| # | 確認項目 | 確認方法 |
|---|---|---|
| ① | 問い合わせフォームの送信 | PCとスマートフォンの両方から送信し、通知メールが受信箱に届くか |
| ② | 資料ダウンロード | ファイルが正しくダウンロードでき、リードが記録されるか |
| ③ | 計測タグ | Googleアナリティクスとサーチコンソールが動いているか |
| ④ | MA連携 | 取得したリードがMAツールに入るか。営業への通知が届くか |
| ⑤ | スマートフォン表示 | 実機で開く。PCの縮小表示では気づけない崩れがある |
リードが届かないサイトは、どれだけ読まれても売上はゼロです。制作会社に任せきりにせず、自分の環境から送信して確認してください。
公開して終わりにしないために、更新の担当と頻度を決めてから公開します。
やること更新担当・更新頻度・見る数値を決めてから公開する
できるもの改善を回せる状態
つまずき担当が決まらず、公開時点が成果のピークになる
担当者が1人に依存していると、その人が異動した瞬間に更新が止まります。BtoBサイトは「お知らせが2年前で止まっている」状態が信頼を大きく損ないます。
社内で回せないなら、運用を外部に出す選択肢もあります。範囲と費用の考え方は別記事にまとめています。
▼合わせて読みたい
ホームページ運用代行の費用相場と、任せる範囲の決め方
BtoBサイトで最も差がつくのが導線設計です。CTAを問い合わせ1本に絞ると、検討初期の見込み客をすべて取りこぼします。
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| CTA | 対象 | 項目数の目安 | 置く場所 |
|---|---|---|---|
| 資料ダウンロード | 検討初期〜比較中 | 3項目(会社名・氏名・メール) | 全ページの追従・記事の末尾 |
| 問い合わせ/相談予約 | 稟議段階 | 4〜5項目 | サービス・料金・事例ページの末尾 |
| ※3種類以上 | - | - | 迷わせるだけで成果が下がる |
「無料デモ」「見積もり依頼」「メルマガ登録」などを並べたくなりますが、増やすほど1つあたりの反応は下がります。まず資料ダウンロード1本から始めて、反応を見ながら足すほうが確実です。
資料はそのまま社内会議に出せる形にしておきます。担当者が自分で作り直す必要があると、そこで検討が止まります。
「大手企業の事例ばかりで、うちの規模では参考にならない」と離脱されるケースは多くあります。従業員数や拠点数を添えるだけで、読者が自分事として読めるようになります。
LPを別途作って広告の受け皿にする場合の構成は、専門記事で扱っています。
▼合わせて読みたい
BtoB企業がLPで成果を上げるポイント|実在10件の構成を分解
StockSun代表 岩野 圭佑
リード獲得のご相談で最初に見るのがCTAの数です。3種類以上並んでいるサイトは、ほぼ例外なく1つあたりの反応が落ちています。まず資料ダウンロード1本に絞り、反応を見ながら足すのが順序として確実です。550社以上のご支援でも、この順番を守った企業のほうが早く成果に届いています。
\いまのサイトで何を取りこぼしているか診断します/
【無料】リード獲得の導線を見てもらう新規制作ではなくリニューアルの場合、そもそも作り直すべきかの判断が先に必要です。次の4つのうち2つ以上当てはまるなら、リニューアルを検討する段階です。
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| 基準 | 当てはまる状態 | 当てはまらないなら |
|---|---|---|
| ① 成果が測れない | 計測タグが入っておらず、リード数が分からない | まず計測を入れる。作り直しは不要 |
| ② スマートフォンで崩れる | 実機で見ると読めない・押せない | 部分改修で直せることが多い |
| ③ 自社で更新できない | 更新のたびに制作会社への依頼と費用が発生する | CMS導入だけで解決する場合がある |
| ④ 検討段階に対応していない | CTAが問い合わせ1本しかない | 資料DLの追加だけで改善する |
「見た目が古いから」だけを理由に作り直すのは、費用対効果が合わないことが多いです。デザインを新しくしてもリードが増えなかった、というご相談は珍しくありません。
上の4つはいずれも「成果が出ない構造的な理由」です。ここに当てはまらないなら、部分改修のほうが安く早く成果に届きます。
BtoBサイトの費用は、ページ数ではなく「どこまで任せるか」で決まります。とくに導入事例の取材を含むかどうかで大きく変わります。
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| 規模 | 費用の目安 | 含まれる範囲 |
|---|---|---|
| 小規模(5〜10ページ) | 50万〜150万円 | テンプレートベース〜オリジナルデザイン。原稿は自社 |
| 中規模(10〜30ページ) | 150万〜500万円 | 戦略設計・情報設計・原稿作成を含む |
| 大規模(30ページ以上) | 500万〜1,500万円 | 調査・戦略立案から。多言語やCMS開発を含む |
| サービスサイト単体 | 100万〜300万円 | 訴求設計とコピーライティングを含む |
| 導入事例の制作 | 1本5万〜20万円 | 取材・撮影・原稿作成。別途かかることが多い |
金額に幅があるのは、戦略設計と原稿をどちらが持つかで変わるためです。構成と原稿を自社で用意できるなら下限に近づきます。
見積もりを比べるときは、この4つが含まれているかを揃えてから並べ直してください。総額だけを見ると、後から積み上がって逆転します。BtoBに限らない費用の内訳はホームページ制作の費用相場と早見表で扱っています。
BtoBサイト制作の実績や、リード獲得の仕組みを持つ7社を紹介します。掲載内容は2026年9月時点で各社の公式サイトに記載されている情報にもとづきます。
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| 会社名 | 費用感 | BtoBでの強み | こんな企業向け |
|---|---|---|---|
| StockSun株式会社 | 要見積もり | 制作から広告・SEOまで同じ体制で見る | 成果まで一気通貫で任せたい |
| 株式会社ベイジ | 700万〜1,500万円 | BtoB特化。制作前に1〜2ヶ月の戦略設計 | 戦略から作り込みたい |
| 株式会社タービン・インタラクティブ | 要問い合わせ | HubSpot導入支援。MA設計まで対応 | MAを含めて仕組みを作りたい |
| 株式会社アドミューズ | LP 50万円〜/小規模150万円〜 | IT・製造業に特化したBtoB専業 | 製造業・IT商材を扱っている |
| 株式会社ニュートラルワークス | 要問い合わせ | デジタルマーケ全般。BtoB制作もサービス化 | 集客施策もまとめて相談したい |
| 株式会社GIG | 要問い合わせ | リード獲得向けCMS「LeadGrid」を自社開発 | 更新しやすいCMSが欲しい |
| 株式会社ベーシック | 要問い合わせ | BtoBマーケツール「ferret One」を提供 | ツールごと導入したい |
※各社の公式サイトに税込・税別の記載がないため、金額はいずれも税表記の記載なしです。契約前に必ずご確認ください。
StockSunの強みは、サイト制作を集客と切り離さず、同じ体制で公開後まで見続ける点。制作会社と広告代理店を分けて発注すると、成果が出なかったときに原因を切り分けられなくなります。
KPIを「見た目」ではなく問い合わせ数と売上に置き、100倍の審査倍率を通過したコンサルタントが業種と施策に合わせて案件ごとにチームを組みます。BtoBサイトで最も時間のかかる導入事例の取材や、リード獲得の導線設計まで含めて相談できます。
そもそもサイトを作るべき段階なのかという整理から入れるため、制作ありきで進めたくない企業におすすめです。
| 費用感 | 要見積もり(案件ごとに個別設計) |
| 対応範囲 | 戦略設計・情報設計・原稿作成・デザイン・実装・広告運用・SEO・公開後の改善 |
| 実績 | 550社以上の支援実績 |
| 設立日 | 2017年7月28日 |
| 住所 | 東京都新宿区西新宿3丁目8番3号 新都心丸善ビル7階 |
| 公式HP | https://stock-sun.com/ |
ベイジの強みは、BtoBに特化していることを公式に明言している点。「BtoB企業のウェブサイトのことなら、BtoBに強いウェブ制作会社ベイジにご相談ください」と掲げ、サービスメニューもBtoBサイト制作・BtoBサイト改善コンサル・BtoBブランディング支援で構成されています。
特徴は制作前の時間の使い方です。1〜2ヶ月をかけてビジネス要件の調査や分析を行ってから設計に入ります。200以上のBtoB企業のサイトを手がけた実績があります(公式HP記載)。
費用はFAQで700〜1,500万円程度、運用サポートが月額10万円〜と示されています。戦略設計から作り込みたい企業におすすめです。
| 費用感 | 700万〜1,500万円程度/運用サポート月額10万円〜(公式サイトに税表記の記載なし) |
| 対応範囲 | 戦略設計・デザイン・フロントエンド/サーバーサイド実装・CMS開発・運用サポート |
| 実績 | 200以上のBtoB企業のウェブサイト(公式HP記載) |
| 所在地 | 東京都目黒区中目黒 |
| 公式HP | https://baigie.me/ |
タービン・インタラクティブの強みは、HubSpotの導入活用支援まで手がけている点。公式サイトには「国内で6社のみHubspot Platinumパートナー」と記載されています(公式HP記載)。
1999年の設立以来、BtoB企業のWebサイト制作・運用を中心に手がけており、事業内容にマーケティングオートメーションの設計・実装・運用支援が含まれます。サイトを作るだけでなく、取得したリードを商談につなげる仕組みまで一体で相談できます。
MAツールの導入を含めて仕組みを作りたい企業におすすめです。
| 費用感 | 要問い合わせ |
| 対応範囲 | BtoBマーケティング支援・Webサイト制作/運用代行・法人営業支援・ブランド構築・HubSpot導入活用支援 |
| 実績 | 1999年設立。豊田自動織機・アイシン・商船三井などの支援実績を掲出 |
| 所在地 | 東京都品川区(名古屋にも本社) |
| 公式HP | https://www.turbine.co.jp/ |
アドミューズの強みは、IT企業と製造業に領域を絞ったBtoB専業であること。「BtoBサイト制作・IT企業・製造業に特化したWEB制作会社」と掲げ、BtoB専業で15年近くの制作実績があります。
公式サイトで制作費用の目安を公開している数少ない1社です。ランディングページが50万円程度〜、小規模サイト構築が150万円〜、中規模が300万円〜、大規模が680万円〜。ホワイトペーパー制作やMAツールの導入・運用支援も扱っています。
リピート率は95%以上と公表されています(2025年度の売上比)。製造業やIT商材を扱っていて、業界を理解した相手に頼みたい企業におすすめです。
| 費用感 | LP 50万円程度〜/小規模150万円〜/中規模300万円〜/大規模680万円〜(公式サイトに税表記の記載なし) |
| 対応範囲 | BtoBサイト戦略策定・制作・情報設計/原稿作成・SEO・ホワイトペーパー制作・導入事例制作・MA導入運用支援 |
| 実績 | BtoB専業で15年近くの制作実績。リピート率95%以上(2025年度の売上比) |
| 所在地 | 東京都千代田区神田司町 |
| 公式HP | https://www.ad-muse.com/ |
ニュートラルワークスの強みは、デジタルマーケティング全般を扱いながらBtoBサイト制作をサービスとして持っている点。専用のサービスページを設けています。
創業以来3,000社以上のマーケティング支援・クリエイティブ支援の実績があります(公式HP記載/全事業の累計)。HubSpot導入支援やMA導入支援も別サービスとして提供しており、制作と集客施策をまとめて相談できます。
サイト制作だけでなく、広告やSEOも含めて相談したい企業におすすめです。
| 費用感 | 要問い合わせ(制作内容によって変動) |
| 対応範囲 | 戦略設計・ディレクション・デザイン・実装・CMS構築・運用保守/HubSpot導入支援・MA導入支援 |
| 実績 | 創業以来3,000社以上の支援実績(公式HP記載/全事業の累計) |
| 所在地 | 神奈川県藤沢市 |
| 公式HP | https://n-works.link/ |
GIGの強みは、リード獲得向けCMS「LeadGrid」を自社開発している点。LeadGridは新規顧客獲得につながるCMS・マーケティング機能に特化しており、リード獲得とMA/SFA連携に対応しています。
ペルソナ設計からコンセプト設計、ディレクトリ設計、コンテンツ制作、取材までを手がけ、公開後の運用やアクセス解析の設定まで対応範囲に含まれます。LeadGridには1,500社以上の支援実績があります(公式HP記載)。
公開後に自社で更新しやすいCMSを求めている企業におすすめです。
| 費用感 | 要問い合わせ |
| 対応範囲 | ペルソナ/コンセプト設計・コンテンツ制作・UIデザイン・実装・CMS開発・運用/解析設定 |
| 実績 | LeadGridで1,500社以上の支援実績(公式HP記載) |
| 所在地 | 東京都中央区日本橋浜町 |
| 公式HP | https://giginc.co.jp/ |
ベーシックは制作会社ではなく、BtoBマーケティング向けツール「ferret One」の提供元。サイト制作からリード獲得、ナーチャリング、営業連携までを1つの管理画面で完結させる設計です。
見たまま編集ができるCMS機能を備えており、公開後にマーケター自身でサイトを改善できます。BtoBマーケティングの戦略設計やSEOコンサル、Webサイト/LP制作、記事制作代行、ホワイトペーパー制作代行も提供しています。導入実績は2,000社以上(公式HP記載)。
制作を発注するというより、ツールごと導入して自社で運用したい企業におすすめです。
| 費用感 | 要問い合わせ(料金表は資料ダウンロード制)/ferret MAは月額8万円(公式サイトに税表記の記載なし) |
| 対応範囲 | CMS・MA・BtoBマーケ戦略設計・SEOコンサル・サイト/LP制作・記事制作代行・ホワイトペーパー制作代行 |
| 実績 | ferret Oneの導入実績2,000社以上(公式HP記載) |
| 所在地 | 東京都千代田区一番町 |
| 公式HP | https://basicinc.jp/ |
ここで紹介したのはBtoBに強みを持つ7社です。制作会社をより広く比較したい場合は、目的別に35社をまとめた記事があります。
▼合わせて読みたい
ホームページ制作会社おすすめ35選|目的別の選び方と費用相場
\どの会社が合うかの見立てからご一緒します/
【無料】自社に合う依頼先を相談するStockSunが手がけたBtoBサイトの事例を3件紹介します。どのような課題に対して何を行い、どう変わったのかを掲載しています。
補助金や助成金の申請支援を専門とするコンサルティング会社です。専門性と信頼感を訴求し、税理士など提携先との連携を強化したいという課題がありました。
| 課題 | 専門性や信頼感を訴求し、税理士など提携先との連携を強化したい |
| 施策 | ロゴ・デザイン開発、使いやすい問い合わせフォーム、強みを伝えるサイト構造設計 |
| 成果 | PDCAを回しながら継続的な改善を実現。提携先からの紹介が増加 |
専門性の高い事業領域だからこそ、誰に何を伝えるかを見据えた構造設計が成果につながりました。提携先とのやり取りを促すフォームの設計にも注力しています。
EC事業者向けのコンサルティングサービスを展開する会社です。SEOを軸にした集客強化と、見込み客獲得の仕組み構築が課題でした。
| 課題 | SEOを軸にした集客強化、見込み客獲得の仕組み構築 |
| 施策 | 適切なキーワードを盛り込んだコンテンツ制作、ユーザー心理を考慮したページ設計 |
| 成果 | 初めての来訪者でもスムーズに会社の強みを理解できる導線を実現 |
購買行動の初期段階にある見込み客をターゲットに、検索から入ってきた読者が自然に理解を深められる構成へ再設計しました。
技術系サービスを展開する企業の事例です。専門性の高い内容を、検討者が理解できる言葉に翻訳する設計を行いました。
そのほかの支援事例は実績紹介ページで公開しています。業種・課題別に、どの施策で何が変わったかを掲載しています。
※成果は事業環境により異なり、記載の内容は過去事例に基づく一例です。
StockSunは550社以上のご支援実績があります。BtoBサイトでは、KPIを「見た目」ではなく問い合わせ数と商談化率に置き、外注先ではなく事業の当事者として設計から公開後の改善まで伴走します。
最初に決めるのは、月に何件のリードが必要かという数字です。ここが決まっていないと、サイトができても良し悪しを判断できません。商談数から逆算して、資料ダウンロードと問い合わせの役割分担まで設計します。
テンプレートでの制作は提供していません。過去のテスト結果を土台に、3C分析(顧客・競合・自社)から商材ごとの勝ち筋を見極めて一社ごとに設計します。BtoBは業種によって決裁のプロセスが違うため、型をそのまま当てはめても成果が出ません。
制作会社と広告代理店を分けて発注していると、成果が出なかったときに原因を切り分けられません。Web広告・SEO・SNSまで各領域の担当が在籍しているため、サイトの問題なのか集客の問題なのかを同じ体制で判断できます。
サイトは公開した時点では仮説にすぎません。どこが読まれ、どこで離脱しているかを分析し、改善レポートとして次の打ち手をお渡しします。
ご相談のなかには、サイトを作らずに営業資料と問い合わせ導線を整えるだけで解決したケースもありました。制作ありきで進めないことが、結果的にもっとも費用対効果を高めます。
StockSun代表 岩野 圭佑
BtoBサイトのご相談で最初に伺うのは、月に何件のリードが必要かという数字です。ここが決まっていないサイトは、公開しても良し悪しを判断できません。550社以上のご支援でも、商談数から逆算できている企業ほど公開後の伸びが速い傾向があります。まずは現状の商談数からお聞かせください。
\作るべきかどうかから整理できます/
【無料】BtoBサイト制作の相談をする小規模(5〜10ページ)で50万〜150万円、中規模(10〜30ページ)で150万〜500万円が目安です。金額はページ数ではなく、戦略設計と原稿をどちらが持つかで大きく変わります。導入事例の取材は1本5万〜20万円が別途かかることが多く、見積もりに含まれているかを確認してください。
3〜6ヶ月が目安です。BtoCより長くなるのは、社内の確認プロセスと導入事例の取材が入るためです。とくに事例は既存顧客への依頼から先方の広報確認まで1ヶ月以上かかることがあり、この期間は制作会社の努力では縮みません。
読む人と決める人が別である点が最大の違いです。担当者が情報を集めて社内に持ち帰るため、サイトの役割は「その場で売ること」ではなく「社内を説得する材料を渡すこと」になります。検討期間も数週間から数ヶ月と長く、判断の軸も「欲しいか」ではなく「失敗しないか」です。
トップ・サービス/製品・導入事例・料金/資料請求・会社概要・問い合わせの6ページです。このうち最も効くのは導入事例で、担当者が社内を説得するときに使われます。企業名・業種・規模・課題・施策・結果の6点をそろえて掲載してください。
足りません。BtoBの検討期間は長く、まだ問い合わせる段階にない読者が多くいます。資料ダウンロードという軽い接点を用意しておくと、検討初期の見込み客の連絡先を取得でき、検討が進んだタイミングで接触できます。ただしCTAは2種類までにとどめてください。増やすほど1つあたりの反応が下がります。
①成果が測れない②スマートフォンで崩れる③自社で更新できない④CTAが問い合わせ1本しかない、のうち2つ以上当てはまるならリニューアルを検討する段階です。「見た目が古いから」だけを理由に作り直すのは費用対効果が合わないことが多く、部分改修で解決する場合もあります。
①実績ページでBtoB企業のサイトを手がけているか②資料ダウンロードやMA連携などリード獲得の仕組みまで扱えるか③公開後の改善が契約に含まれるか、の3点です。見積もりの段階で「公開後3ヶ月で何をしますか」と聞くと、納品をゴールにしている会社かどうかが分かります。
製品ごとに検討者が違うため、製品サイト型の構成が向くケースが多くあります。技術的な仕様と、導入して何が変わるかの両方を載せることが必要です。仕様だけでは検討者が社内で説明できず、効果だけでは技術者の信頼を得られません。
BtoBサイトは7ステップで進み、期間は3〜6ヶ月が目安です。BtoCとの最大の違いは、読む人と決める人が別であること。担当者が社内の会議で説明できる材料を渡せているかで成果が決まります。
最低限必要なのはトップ・サービス・導入事例・料金/資料請求・会社概要・問い合わせの6ページ。なかでも導入事例が最も効きます。CTAは問い合わせ1本に絞らず、資料ダウンロードを併設して検討初期の見込み客を取りこぼさないようにしましょう。
自社の場合いくらが適正なのか、そもそもサイトを作るべき段階なのか。判断に迷うところからご相談いただけます。StockSunでは制作を前提とせず、課題に対して最短の打ち手をご提案しています。
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StockSun代表 岩野 圭佑
BtoBのサイトで最初に確認したいのは、このページを見た担当者が明日の会議で何を話せるかです。ここが具体的に言えないサイトは、どれだけ見た目が良くても商談に進みません。550社以上のご支援でも、成果が出ているサイトは例外なく「持ち帰れる材料」を持っています。まずは導入事例と料金の見せ方から確認してみてください。