広告費をかけて人は来ているのに、問い合わせも申し込みも増えない。アクセス解析を見るとフォームまでは到達しているのに、そこから先で消えている。この状態に心当たりがあるなら、手を入れるべきはフォームです。
EFO(入力フォーム最適化)は、すでに来ている人の取りこぼしを減らす施策です。新しく人を集めるわけではないため地味に見えますが、母数が同じまま成約数が増えるので、費用対効果はどの集客施策よりも高くなります。
この記事では、EFOとは何かという定義から、フォームで離脱が起きる5つの原因、離脱を止める9つの施策、EFOツール6選の料金比較、導入手順4ステップまでを解説します。公開されている導入事例も、企業名と数値と出典が確認できたものだけを8件掲載しました。
なお、本記事に載せている数値はすべて出典を明記しています。出典を確認できなかった記述は掲載していません。
実際の費用や支援範囲は、CRO/LPOコンサルティングのサービスページで支援事例とあわせて掲載しています。
目次
EFOは Entry Form Optimization の略で、日本語では入力フォーム最適化と呼びます。問い合わせフォーム・資料請求フォーム・会員登録フォーム・購入手続き画面などを改善し、途中で離脱する人を減らす取り組みのことです。
目的はひとつで、フォームまでたどり着いた人を、最後まで送信させることです。広告やSEOが「フォームまで連れてくる」施策だとすれば、EFOは「連れてきた人を逃さない」施策にあたります。
EFOが効きやすいサイトの条件
似た略語が多く混同されがちなので、対象範囲で整理します。
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| 略語 | 日本語 | 対象範囲 | 目的 | 主に見る指標 |
|---|---|---|---|---|
| EFO | 入力フォーム最適化 | 入力フォームの中 | フォームの離脱を減らす | フォーム完了率・項目別の離脱率 |
| LPO | ランディングページ最適化 | 着地したページ全体 | ページからフォームへ進ませる | CVR・直帰率・スクロール率 |
| SEO | 検索エンジン最適化 | 検索結果からサイトへの流入 | 訪問者数を増やす | 表示回数・クリック率・順位 |
| CRO | コンバージョン率最適化 | サイト全体の導線 | 成約率そのものを上げる | CVR・獲得単価 |
この4つは競合しません。SEOと広告で人を集め、LPOでページを整え、EFOでフォームの取りこぼしを減らす。その総体がCROです。着手の順番としては、母数が確保できているならEFOが最も早く効きます。改修範囲がフォームだけに限られ、他ページへの影響が出ないためです。
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フォームまで来た人が離脱するのは、意欲がなくなったからではありません。多くの場合、入力の途中で「面倒だ」「不安だ」と感じる瞬間があったためです。その瞬間がどこで生まれるかを5つに分けます。
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| 離脱が起きるポイント | ユーザーが感じること | 対処する施策 | |
|---|---|---|---|
| ① | 入力項目が多い | 「まだこんなにあるのか」 | 項目の削減/進捗バーの表示 |
| ② | 何を入れればいいか分からない | 「この欄は何を書く欄なのか」 | 入力例の提示/必須の明示 |
| ③ | エラーで先へ進めない | 「何が間違っているのか分からない」 | リアルタイムのエラー表示 |
| ④ | 入力が手間 | 「住所を全部打つのが面倒」 | 郵便番号からの住所自動入力/ふりがな自動入力 |
| ⑤ | 個人情報を出すのが不安 | 「この会社に渡して大丈夫か」 | 利用目的の明示/SSL・プライバシーポリシーの提示 |
このうち①と④は、スマートフォンからの流入が多いサイトほど深刻になります。パソコンなら数十秒で終わる入力が、スマートフォンでは何倍も手間に感じられるためです。
実際、後述の導入事例でもパソコン向けフォームをそのままスマートフォンに流用していたことが原因だったケースがあります(東急カード株式会社/改善後にスマートフォンからの入会率が約6.9pt増)。
EFOに着手する前に、何を測るかを決めておく必要があります。改善したかどうかを判断できないまま施策を続けると、効果があったのかどうかが誰にも分からなくなるためです。
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| 指標 | 計算式 | 確認する場所 | EFOで起きる変化 |
|---|---|---|---|
| フォーム到達数 | フォームページのセッション数 | GA4(ページ別のセッション) | EFOでは基本的に変わらない。母数として使う |
| フォーム完了率 | 送信完了数 ÷ フォーム到達数 × 100 | GA4(キーイベント設定が必要)/EFOツール | 最も直接的に動く指標 |
| 項目別の離脱率 | その項目で離脱した数 ÷ 到達数 × 100 | EFOツール(GA4では取れない) | どの項目を直すべきかが分かる |
重要なのは3つ目です。項目別の離脱率は、EFOツールを入れないと計測できません。GA4で分かるのは「フォームページに来た数」と「完了した数」までで、その間のどの項目で離脱したかは追えないためです。
逆にいえば、EFOツールを導入する最大の価値は、入力補助機能そのものよりも「どこで離脱しているかが見えるようになること」にあります。
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StockSun 深井 嵐丸
フォームの改善を依頼されたとき、最初に確認するのは項目別の離脱率が取れているかどうかです。ここが見えていない状態で施策を並べても、当たったかどうかの判断ができません。計測を整えるところから始めるほうが、結果的に早く進みます。
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【無料】LPとフォームの改善を相談するフォームの離脱を減らす施策を9つに整理しました。上から順に、効果が大きく着手しやすいものを並べています。
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| 施策 | 効きやすい原因 | ツールの要否 | 着手のしやすさ | |
|---|---|---|---|---|
| ① | 不要な入力項目を削減する | ①項目が多い | 不要 | 高(すぐできる) |
| ② | 必須項目と任意項目を明示する | ②何を入れるか分からない | 不要 | 高 |
| ③ | 入力例(プレースホルダー)を提示する | ②何を入れるか分からない | 不要 | 高 |
| ④ | エラーをリアルタイムで表示する | ③エラーで進めない | 推奨 | 中 |
| ⑤ | 入力補助機能を使う | ④入力が手間 | 必要 | 中 |
| ⑥ | フォーム以外のリンクを外す | ①項目が多い | 不要 | 高 |
| ⑦ | 送信ボタンを分かりやすくする | ①項目が多い | 不要 | 高 |
| ⑧ | スマートフォン向けに最適化する | ①④ | 推奨 | 中 |
| ⑨ | 安心感を与える情報を置く | ⑤不安 | 不要 | 高 |
9つのうち6つは、ツールを入れなくても実装できます。予算が確保できない場合でも、まず①②③⑥⑦⑨から着手してください。
最も効果が大きく、費用もかからない施策です。まずは既存フォームの全項目を書き出し、「この情報がないと次のアクションが取れないか」を1つずつ判断してください。
判断に迷ったら、営業やカスタマーサポートの担当者に「この項目、実際に使っていますか」と聞くのが早い方法です。使われていない項目が残っているケースは珍しくありません。
削減の効果については、株式会社WACULが2019年に発表した調査があります。SaaSを扱うBtoBサイトのフォーム21件を対象にした分析で、入力項目を1つ減らすごとに、フォームの通過率が約2ポイント向上する傾向が示されています(株式会社WACUL「B2Bサイトのフォームにおけるベストプラクティス研究」2019年6月発表)。
※2019年時点の調査です。対象はBtoBのSaaS領域に限られるため、他業種にそのまま当てはまるとは限りません。目安としてお読みください。
どうしても情報が必要な場合は、フォームでは最小限だけ取り、残りは商談や後日のヒアリングで聞く形に変えられないかを検討します。
項目数をどうしても減らせない場合は、入力・確認・完了のどの段階にいるかを示す進捗ステップを上部に置いてください。残りがあとどれくらいかが分かるだけで、途中離脱は減らせます。
必須と任意の区別がつかないフォームは、ユーザーに「全部埋めなければならない」と思わせます。結果として、任意項目で手が止まって離脱します。
必須マークを付けるだけでなく、任意項目には「任意」と明示するのが有効です。「必須」だけを付けると、印のない項目が任意なのか見落としなのか判断できません。
「ご住所」とだけ書かれた欄では、番地まで書くのか、建物名は必要なのかが分かりません。入力例を薄いグレーで表示しておくと、この迷いがなくなります。
注意点として、プレースホルダーをラベルの代わりに使わないでください。入力を始めると消えるため、途中で「この欄は何だったか」が分からなくなります。ラベルは項目の外に置き、プレースホルダーは入力例として併用する形が正しい使い方です。
送信ボタンを押して初めてエラーが出るフォームは、ユーザーを最も強く離脱させます。画面が戻り、どこが間違っているのか探すことになるためです。
入力欄を離れた時点でその場にエラーを表示し、何をどう直せばいいかを具体的に書く。「入力形式が正しくありません」ではなく「メールアドレスに@が含まれていません」と書くだけで、修正にかかる時間が変わります。
逆に、正しく入力できた項目にチェックマークを出す方法も有効です。進んでいる感覚が生まれ、最後まで入力する動機になります。
入力そのものの手間を減らす機能です。この施策だけはEFOツールの導入が必要になります。
特に住所の自動入力は、スマートフォンでの入力負荷を大きく下げます。住所欄は文字数が多く、フリック入力では負担が集中する場所だからです。
入力中の欄を色や枠で強調するフォーカス表示も、同じく入力補助にあたります。いまどこを入力しているのかが一目で分かり、入力ミスが減ります。
入力の途中で他ページへのリンクを踏むと、多くの場合そのまま戻ってきません。フォームページからは、グローバルナビゲーション・サイドバー・関連記事リンク・バナーをすべて外すのが基本です。
必要なリンク(プライバシーポリシーなど)は別タブで開く設定にして、入力中のページを閉じさせないようにします。
ボタンが目立たない、何が起きるか分からない、押せるように見えない。この3つが起きていないかを確認してください。
パソコン向けのフォームをそのままスマートフォンで表示していると、文字が小さく、欄が押しづらく、入力に時間がかかります。
なお、フォームを1画面1質問のステップ形式に変える方法もあります。項目数が多いフォームでは有効な選択肢で、後述のEFOcatsのようにこの方式に特化したツールもあります。
個人情報を入力する場面では、「この会社に渡して大丈夫か」という判断が発生します。ここで手が止まる人は一定数います。
特に効くのは営業電話の有無を明示することです。BtoBの資料請求では、しつこく電話が来ることを警戒して離脱する人が実際にいます。
StockSun 深井 嵐丸
9つのうち、費用をかけずにできるものが6つあります。ツールの検討から入る方が多いのですが、まず項目を削って必須表示を整えるだけでも数字は動きます。ツールが必要になるのは、入力補助と項目別の離脱計測を入れる段階からです。
\いまのフォームの診断だけでも承ります/
【無料】フォームの改善点を相談する施策を並べただけでは成果になりません。計測して、直して、確かめる流れを4ステップで示します。
STEP1現状のフォーム完了率を計測する
STEP2どこで離脱しているかを特定する
STEP3施策を1つずつ実施する
STEP4A/Bテストで効果を確かめる
GA4で、フォームページの到達数と送信完了の数を取れる状態にします。送信完了ページへの到達をキーイベントとして設定するのが最も簡単な方法です。
最低でも2週間ぶんのデータを溜めてから改善に入ってください。改善前の数字がないと、効果があったかどうかを判断できません。
項目別の離脱率が分かれば、直すべき項目が決まります。この計測はGA4では取れないため、EFOツールを使うか、フォームの各項目にイベントを仕込む実装が必要です。
ツールを入れられない場合は、自社の社員に実際にスマートフォンで入力してもらい、手が止まった場所をメモしてもらうだけでも当たりはつきます。
複数の施策を同時に入れると、どれが効いたのか分からなくなります。離脱の多い項目から順に、1つずつ手を入れてください。
実施前に「フォーム完了率を◯%まで上げる」と目標を決めておくと、続けるか次へ進むかの判断ができます。
改善前と改善後を比較するだけでは、季節要因や広告の出稿状況の影響を切り分けられません。同じ期間に2パターンを出し分けるA/Bテストが確実です。
EFOツールの多くはA/Bテスト機能を持っています。後述の導入事例でも、EFO導入の有無で2パターンを出し分けて検証した例があります(株式会社廣済堂/導入パターンのCVRが2.9pt高い)。
EFOツールは月額1万円台から利用できますが、予算の確保に時間がかかる場合もあります。先に無料でできる範囲を片付けておくと、ツールを入れたときの効果も測りやすくなります。
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| 施策 | ツールなしで可能か | 必要な作業 |
|---|---|---|
| ①不要な項目の削減 | 可能 | フォーム設定の変更のみ |
| ②必須・任意の明示 | 可能 | ラベルの文言変更 |
| ③入力例の提示 | 可能 | プレースホルダーの設定 |
| ④リアルタイムのエラー表示 | 一部可能 | フォームツールの機能次第。無い場合は実装が必要 |
| ⑤入力補助(住所自動入力など) | 困難 | EFOツールが必要 |
| ⑥フォーム以外のリンクを外す | 可能 | テンプレートの調整 |
| ⑦送信ボタンの改善 | 可能 | 文言と色の変更 |
| ⑧スマートフォン最適化 | 一部可能 | 入力欄の型指定は可能。ステップ型への変換はツールが必要 |
| ⑨安心感を与える情報 | 可能 | テキストの追加 |
| 項目別の離脱率の計測 | 困難 | EFOツールが必要 |
結論として、無料でできるのは「フォームを整える」ところまでで、「どこで離脱しているかを知る」「入力の手間そのものを減らす」にはツールが要ります。まず無料の範囲を実施し、それでも完了率が改善しない場合にツールを検討するのが現実的な順番です。
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EFOツールを使うと、住所の自動入力などの入力補助に加えて、どの項目で離脱しているかが分かるようになります。この計測こそがツールを入れる最大の理由です。
公式サイトで料金を確認できた6つを比較しました。なお6ツールのうち3つ(GORILLA EFO・EFO CUBE・エフトラEFO)は同じ株式会社エフ・コードが提供しているため、提供会社としては4社になります。
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| ツール | 提供会社 | 初期費用 | 月額 | 税表記 | 無料トライアル |
|---|---|---|---|---|---|
| GORILLA EFO | 株式会社エフ・コード | 30,000円 | 9,800円 (1アカウント・5フォームまで) 6フォーム目以降は2フォーム追加ごとに5,000円/月 | 公式に税表記なし(要確認) | 記載なし |
| Gyro-n EFO | 株式会社ユニヴァ・ジャイロン | 0円〜 (2フォームまで無料/3フォーム目以降 10,000円/フォーム) | 15,000円〜/月 (月間UU数で変動) ステップ式の「EFOネクスト」は初期50,000円〜+月額20,000円〜 | 税別(公式に明記) | あり/1か月 (PC・スマートフォン各1フォーム・自動課金なし) |
| EFOcats | 株式会社エフカフェ | プランA 300,000円 プランB 400,000円 | プランA 30,000円/月(スマートフォンサイト最適化・1ドメイン) プランB 50,000円/月(スマートフォン+PCサイト最適化・1ドメイン) | 税別(公式に明記) | 記載なし |
| EFO CUBE | 株式会社エフ・コード | 0円 (サポート費用も0円) | 50,000円/月 (1ドメイン・5フォーム) 6フォーム目以降 10,000円/フォーム 月間セッション3,001以上は従量課金あり | 公式に税表記なし(要確認) | 記載なし (カラーミーショップ版のみ30日間の無料お試しあり) |
| エフトラEFO | 株式会社エフ・コード | 公式に記載なし (オプションで初期設定代行 33,000円〜/フォーム、設定変更代行 11,000円〜/フォーム) | 55,000円〜/月 (入力支援プラン・5フォームまで) | 税込(公式に明記) | 記載なし |
| フォームアシスト | 株式会社ショーケース | 要問い合わせ | 要問い合わせ | - | あり/30日間 |
※2026年9月時点で各社の公式サイトに掲載されている料金です。税込・税別の表記は公式の記載どおりに転記しています。記載のないものは各社へお問い合わせください。
GORILLA EFOの強みは、6ツールのなかで最も低い価格設定。初期費用3万円・月額9,800円から導入でき、入力サポート機能も20種類そろっています。
注意点として、2022年8月にブルースクレイ・ジャパンから株式会社エフ・コードへ事業譲渡されています。旧URL(efo.bruceclay.jpn.com)は現在404で、比較メディアの多くが旧情報のまま掲載しているため、問い合わせの際は上記の公式URLを使ってください。
まず低予算でEFOツールを試したい企業に向いています。契約期間は6か月単位です。
| 提供会社 | 株式会社エフ・コード |
| 初期費用 | 30,000円 |
| 月額 | 9,800円 (1アカウント・5フォームまで) 6フォーム目以降は2フォーム追加ごとに5,000円/月 |
| 税表記 | 公式に税表記なし(要確認) |
| 無料トライアル | 記載なし |
| 主な機能 | 入力サポート20種(ガイドナビゲーション・自動フリガナ・住所自動入力・入力成功サイン・メールアドレスサジェスト・サブミットブロック・リアルタイムアラート)、チャットフォーム、ポップアップ、A/Bテスト、期間別/項目別/ブラウザ別レポート |
| 公式サイト | https://gorilla-efo.com/ |
Gyro-n EFOの強みは、1か月の無料トライアルで自社フォームを試せる点。自動課金がないため、試したうえで見送る判断がしやすい設計です。
料金は月間UU数で変動する従量型で、月額15,000円から。2フォームまでは初期費用がかからないため、まず1つのフォームで検証したい場合に入りやすくなっています。
提供会社は株式会社ユニヴァ・ジャイロンです。2020年4月にユニヴァ・ペイキャストから分社化して事業を承継しており、旧社名で記載している比較記事があるため注意してください。
| 提供会社 | 株式会社ユニヴァ・ジャイロン |
| 初期費用 | 0円〜 (2フォームまで無料/3フォーム目以降 10,000円/フォーム) |
| 月額 | 15,000円〜/月 (月間UU数で変動) ステップ式の「EFOネクスト」は初期50,000円〜+月額20,000円〜 |
| 税表記 | 税別(公式に明記) |
| 無料トライアル | あり/1か月 (PC・スマートフォン各1フォーム・自動課金なし) |
| 主な機能 | 入力支援21機能、A/Bテスト、ログ解析レポート、MA連携(HubSpot・Pardotなど)、ステップ式フォームへの変換、企業情報の自動補完 |
| 公式サイト | https://www.gyro-n.com/efo/ |
EFOcatsの強みは、既存フォームを1画面1質問のステップ型UIに丸ごと変換するという設計思想。入力補助を足すのではなく、フォームの見せ方そのものを変えるアプローチです。
項目数が多く縦に長いフォームで効果が出やすく、後述の導入事例では13項目の会員登録フォームで入力完了率が約200%改善しています(株式会社ガモウ関西)。
初期費用が30万円からと高めなので、項目を削減しても完了率が改善しなかった場合の次の一手として検討するのが現実的です。
| 提供会社 | 株式会社エフカフェ |
| 初期費用 | プランA 300,000円 プランB 400,000円 |
| 月額 | プランA 30,000円/月(スマートフォンサイト最適化・1ドメイン) プランB 50,000円/月(スマートフォン+PCサイト最適化・1ドメイン) |
| 税表記 | 税別(公式に明記) |
| 無料トライアル | 記載なし |
| 主な機能 | ワンタグで既存フォームを1画面1質問のステップ型に変換、リアルタイムアラート、住所自動入力、ふりがな自動入力、プログレスバー、離脱ブロック、期間別/項目別/デバイス別レポート |
| 公式サイト | https://www.fcafe.com/services/efocats |
EFO CUBEの強みは、初期費用もサポート費用も0円という料金設計。導入時の設定支援やフォーム改善案の作成まで月額に含まれています。
1ドメイン・5フォームまで月額50,000円という定額制で、複数のフォームをまとめて改善したい場合に単価が下がります。
最低契約期間は6か月です。「入力フォーム最適化 ec-cube」で検索されることが多いツールですが、ECサイト構築システムのEC-CUBEとは別のサービスなので混同しないでください。
| 提供会社 | 株式会社エフ・コード |
| 初期費用 | 0円 (サポート費用も0円) |
| 月額 | 50,000円/月 (1ドメイン・5フォーム) 6フォーム目以降 10,000円/フォーム 月間セッション3,001以上は従量課金あり |
| 税表記 | 公式に税表記なし(要確認) |
| 無料トライアル | 記載なし (カラーミーショップ版のみ30日間の無料お試しあり) |
| 主な機能 | 入力補助(必須項目の強調・エラー表示)、項目別のエラー率/離脱率の解析、導入支援、フォーム改善案の作成支援 |
| 公式サイト | https://www.efo-cube.info/ |
エフトラEFOの強みは、6ツールで唯一、料金を税込で明記している分かりやすさ。月額55,000円(税込)からで、5フォームまで利用できます。
設定を自社で行えない場合に備えて、初期設定代行が33,000円からオプションで用意されています。社内にフォームを触れる人がいない場合の受け皿がある点は実務的です。
最低契約期間は6か月からです。
| 提供会社 | 株式会社エフ・コード |
| 初期費用 | 公式に記載なし (オプションで初期設定代行 33,000円〜/フォーム、設定変更代行 11,000円〜/フォーム) |
| 月額 | 55,000円〜/月 (入力支援プラン・5フォームまで) |
| 税表記 | 税込(公式に明記) |
| 無料トライアル | 記載なし |
| 主な機能 | ガイドナビゲーション、サブミットブロック、かな・住所の自動入力、リアルタイムアラート、離脱ブロック、項目別/期間別レポート、簡易A/Bテスト |
| 公式サイト | https://f-tra.com/ja/efo/ |
フォームアシストの強みは、公開されている導入事例の数と質。カインズ・アサヒビール・キューサイ・東急カードなど、実名と具体的な数値がそろった事例が公式サイトに並んでいます。
一方で料金は公式サイトに掲載されておらず、個別見積もりのみです。料金ページ自体が存在せず、「最適な料金プランをご提案いたします」という記載にとどまります。ただし30日間の無料トライアルが用意されているため、金額を聞く前に試せます。
ツール提供だけでなく分析・コンサルティングまで含む形のため、自社に運用できる人がいない場合の候補になります。
| 提供会社 | 株式会社ショーケース |
| 初期費用 | 要問い合わせ |
| 月額 | 要問い合わせ |
| 税表記 | - |
| 無料トライアル | あり/30日間 |
| 主な機能 | 40種類以上のアシスト機能、A/Bテスト、分析・コンサルティング、デザイン変更対応、タグ設置(最短5営業日) |
| 公式サイト | https://efo.showcase-tv.com/ |
なお、入力補助よりも「フォームを短くすること」のほうが効果が大きいケースは珍しくありません。先に項目を削り、それでも完了率が上がらない場合にツールを検討する順番をおすすめします。
StockSun 深井 嵐丸
ツールを入れれば数字が上がるという期待でご相談をいただくことがあります。ただ実際に効いているのは入力補助よりも、どの項目で止まっているかが見えるようになった点です。見えたうえで項目を削る判断ができるので、計測のために入れるという理解が近いと思います。
\自社に必要な機能の範囲から整理します/
【無料】EFOツールの選び方を相談するEFOツールの提供各社が公式サイトで公開している導入事例のうち、企業名・実施した施策・結果の数値がそろっているものを8件選びました。匿名の事例と、数値が「大幅に改善」などの表現にとどまるものは除いています。
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| 企業名 | 業種 | 実施した施策 | 結果 | 使用ツール/出典 |
|---|---|---|---|---|
| 株式会社カインズ | 小売(ホームセンターEC) | タグ1行の設置で入力フォームの離脱ポイントを可視化し、担当者の分析にもとづく改善提案を実施 | 導入1週間で約10%のCVR向上、前月比で最大34.1ptのCVR改善 | フォームアシスト 公式導入事例 |
| アサヒビール株式会社 | 飲料メーカー | 5〜6年変更していなかった会員規約フォームのレイアウトを改善(文字量・ボタン位置・画面遷移を変更) | サイト登録率が4か月で13.3ptアップ | フォームアシスト 公式導入事例 |
| キューサイ株式会社 | 健康食品・スキンケア通販 | 基幹システムを改修せず、タグ設置のみで導入 | CV率が導入前比で約10pt上昇 | フォームアシスト 公式導入事例 |
| 東急カード株式会社 | 金融(クレジットカード) | PC向けフォームを流用していたスマートフォン申込フォームを改善。別ウィンドウ表示と項目選択の分かりにくさを解消し、毎月の数値をもとに調整を継続 | スマートフォンからの入会率が約6.9pt増。カスタマーセンターへの問い合わせも大幅に減少 | フォームアシスト 公式導入事例 |
| 株式会社ユーティル | Webメディア(Web幹事) | 入力項目3つのフォームに「残り●項目」の進捗表示を実装し、必須項目が未入力のときは送信ボタンを非表示に | フォーム入力完了率が20%ほど改善 | フォームアシスト 公式導入事例 |
| 株式会社廣済堂 | 求人メディア(Workin) | 導入あり/なしの2パターンでA/Bテストを実施し、毎月のレポーティングと改善提案を継続 | 導入パターンのCVRが未導入パターンより2.9pt高い | フォームアシスト 公式導入事例 |
| 株式会社ハウツー | ブライダル(HOW TO MARRY) | 来店予約フォーム15項目のうち14項目を必須に設定。メールアドレスに正規表現のエラー検知とサジェストを実装し、ページ全体に離脱ブロックを設置。EFOの有無で2週間のA/Bテストを実施 | 途中離脱率が20.83%→16.67%(-4.16pt)、確定率5.93%→7.98%、CVR7.5%→9.4%、CV数1.25倍 | Gyro-n EFO(2022年) 公式導入事例 |
| 株式会社ガモウ関西 | 美容専門商社(自社EC) | 13項目の縦長だった会員登録フォームを、ワンタグの実装で1画面1質問型のUIに変更 | 入力完了率がA/Bテスト時点で173%改善、最終的に約200%改善 | EFOcats 公式導入事例 |
※各社の公式サイトに掲載されている内容です(2026年9月時点)。ハウツー社の事例のみ公開年が明記されており2022年、その他は公開年の記載がありません。
いずれも共通しているのは、フォームだけに手を入れて成果を出している点です。サイト全体をリニューアルするより、はるかに小さい投資で数字が動いています。
StockSun 深井 嵐丸
公開されている事例を見ると、改修範囲はどれもフォームの中に閉じています。サイト全体を作り直した結果ではないので、自社でも同じ範囲から着手できるという読み方ができます。特にスマートフォン向けの見直しは、多くの事例で効いています。
\どこで離脱しているかを一緒に確認します/
【無料】自社のフォームを診断してもらうEFOはフォームの中だけを扱う施策のため、単体では改善できる範囲に上限があります。フォームまで来る人が少なければ、完了率を上げても成約数はさほど増えません。
そこで、LPOでフォームへの到達数を増やし、EFOで到達した人を逃さないという組み合わせになります。掛け算の関係なので、両方に手が入っているサイトほど成果が大きくなります。
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| LPO | EFO | |
|---|---|---|
| 対象 | ページ全体(キャッチコピー・構成・訴求) | 入力フォームの中 |
| 増やすもの | フォームへの到達数 | フォームの完了率 |
| 効果が出るまで | 1〜3か月(作り直しを伴うことが多い) | 2週間〜1か月 |
| 改修の影響範囲 | ページ全体。他施策と干渉しやすい | フォームのみ。切り分けやすい |
| 着手の判断 | フォームへの到達が少ないとき | 到達はあるが完了しないとき |
GA4でフォームページのセッション数と送信完了数を見れば、どちらから着手すべきかが決まります。到達数が十分にあって完了率が低いならEFO、そもそも到達が少ないならLPOです。
社内にフォームを触れる人がいない、あるいは計測から改善までを回す時間が取れない場合は、外部に任せる選択肢があります。
StockSunが提供する「最強LP」は、月額5万円からランディングページの制作と改善を継続的に依頼できる定額制サービスです。作って終わりではなく、公開後の改善までを含む点が特徴になります。
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| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 月額 | 一括払い:月額5万円〜 1年間の分割払い:月額6.5万円が5万円に |
| 初期費用 | 20,000円 → 10,000円(初期費用50%OFF) |
| 特典 | 5万円相当のヒートマップを無料設置 |
| 初回相談 | 無料 |
※2026年9月時点の公式サイト(最強LP)に掲載されている内容です。キャンペーン内容は変更される場合があります。
フォームだけを直したいのか、ページごと作り直すべきなのかの判断からご相談いただけます。初回相談は無料です。
\初期費用50%OFF・月額5万円〜/
【無料】最強LPの詳細を見るEFOは Entry Form Optimization の略で、日本語では入力フォーム最適化と呼びます。問い合わせフォームや会員登録フォームを改善し、入力の途中で離脱する人を減らす取り組みのことです。新しく人を集める施策ではなく、すでにフォームまで来ている人の取りこぼしを減らす施策にあたります。
EFOツールが備えている入力支援と分析の機能を指します。郵便番号からの住所自動入力、氏名からのふりがな自動入力、入力欄を離れた時点でのリアルタイムなエラー表示、必須項目の強調、そして項目別の離脱率レポートなどが代表的です。このうち項目別の離脱率はGA4では計測できず、ツールが必要になります。
まず現状のフォーム完了率を2週間ぶん計測し、どこで離脱しているかを特定してから着手します。施策としては、不要な入力項目の削減、必須と任意の明示、入力例の提示、リアルタイムのエラー表示、フォーム以外のリンクの削除が費用をかけずにできます。複数を同時に入れると効果の判断がつかなくなるため、1つずつ実施してください。
各EFOツールの提供会社が公式サイトで導入事例を公開しています。本記事では企業名・施策・数値がそろった8件を掲載しました。たとえば東急カード株式会社は、PC向けフォームを流用していたスマートフォン申込フォームを改善し、スマートフォンからの入会率が約6.9pt増加しています(フォームアシスト公式導入事例)。
公式サイトで料金を公開しているツールでは、月額9,800円から55,000円程度が中心です。初期費用は0円のものと、3万円〜40万円かかるものに分かれます。料金を非公開にしている会社もあり、その場合は見積もりが必要です。多くのツールが「◯フォームまで」「月間セッション◯まで」で料金を区切っているため、自社のフォーム数を数えてから問い合わせてください。
9つの施策のうち6つはツールなしで実装できます。入力項目の削減、必須・任意の明示、入力例の提示、フォーム以外のリンクの削除、送信ボタンの改善、安心感を与える情報の追加です。一方で、住所の自動入力などの入力補助と、項目別の離脱率の計測にはツールが要ります。
フォームへの到達数が足りているならEFOが先です。改修範囲がフォームの中に閉じるため、他ページへの影響が出ず、効果も読みやすくなります。そもそもフォームまで到達する人が少ない場合は、LPO(ページ全体の改善)が先になります。GA4でフォームページのセッション数を確認して判断してください。
業種や商材によって必要な情報が違うため、一律の正解はありません。判断基準は「この情報がないと次のアクションが取れないか」です。営業やカスタマーサポートの担当者に、実際に使っている項目かを確認するのが早い方法です。なお株式会社WACULが2019年に発表したBtoBサイトの調査では、入力項目を1つ減らすごとに通過率が約2ポイント向上する傾向が示されています。
EFOは、すでにフォームまで来ている人の取りこぼしを減らす施策です。母数が同じまま成約数が増えるため、集客施策よりも費用対効果が高くなります。
9つの施策のうち6つはツールなしで実装できます。まず2週間ぶんの数字を取り、不要な項目を削るところから着手してください。項目別の離脱率まで見たい段階でツールを検討する順番が現実的です。
StockSunでは、フォームだけを直すべきか、ページごと見直すべきかの判断からご相談を受けています。現状の数字をご共有いただければ、着手すべき順番をお伝えします。
見積もりから依頼までの進め方は、CRO/LPOコンサルティングのサービスページで支援体制とあわせて掲載しています。
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StockSun 深井 嵐丸
LPの改善というと、まずファーストビューの作り直しを検討される方が多い印象です。ただ数字を見ると、フォームの到達数は足りていて送信だけが少ないというケースが相当あります。改修範囲が狭く効果が読みやすいので、順番としてはフォームが先だと考えています。