現在では4千万人以上が利用しているYouTubeですが、いわゆるYouTuberと言われる人たちには大きく分けて2種類います。人々に娯楽を与える『エンタメ系YouTuber』と人々に情報を与える『ビジネス系YouTuber』です。
弊社の「年収チャンネル」や「アルバイトチャンネル」、弊社が一部携わらせていただいている「内定チャンネル」をはじめとし、最近ではビジネス系YouTuberの需要とチャンネル数も増加の傾向にあります。
このコラムでは、ビジネス系YouTuberならびにYouTubeの企業アカウントの伸ばし方について説明させていただきます。
このコラムは以下の動画を元に書かれています。よろしければ以下の動画も一緒にご参照ください。
目次
ファンを作るためには、視聴者が興味を持つようなコンテンツを作り続ける必要があります。企業のPRばっかりやっても誰も動画を再生してくれません。テレビの場合、CMの多いテレビ番組にイライラを感じてもチャンネルはテレビを消すことは少なかったですが、YouTubeでは少しでも心地よくないと視聴者が感じた瞬間にブラウザバックされてしまいます。「見せてやる」ではなく「見てもらう」を心がけましょう。
テレビ番組には、ニュースやバラエティ、ドラマやスポーツなど多くのカテゴリーが存在しますが、これらを大別すると『娯楽』もしくは『情報』です。企業アカウントもしくはビジネス系のYouTubeを運営するときは、いかに視聴者に「タメになった」と思わせることが重要です。
テレビ番組では、CM明けに面白い部分や重要な部分を挟むことで、広告をなるべく多くの視聴者にリーチできるように設計されていますが、YouTubeではこの戦略は使えません。動画冒頭の15秒で視聴者の興味をいかに掴むことができるかが重要です。動画の最初の方に重要な情報を出して、補足していくやり方がビジネス系YouTuberには向いています。
1つの動画の動画時間は大体10分、長くても15分ほどです。動画の時間が長くなればなるほど、コアなファンでなければ動画は見られません。テンポを速くすればするほど、1つの動画に入れることができる情報量は増加するので、カットを多用して店舗をよくすることを意識しましょう。
視聴者が、数多の動画の中から自分の動画を選んでもらうには、どのような動画を作らないといけないのか。どのような視聴者が見ると想定して動画を作らなければならないのか、これらは常に考える必要があります。また同時に、継続して見てもらうにはどのような動画を作らなければならないのか、についても考えなければなりません。
継続的に見る動画=チャンネル登録をするYouTubeアカウントですから、自分たちの動画を見ている人が他にどのようなチャンネルをチャンネル登録をしているかも考える必要があります。1本の動画だけが面白くてもチャンネル登録はされません。演者の考え方や発言に共感できる視聴者がチャンネル登録につながるのだと考えてください。
Twitterでエゴサーチしたり、動画のコメント欄を見て、チャンネルの方向性にズレはないか、視聴者が見たいものとズレていないか、評判はどうか、など確かめることはたくさんあるので、コメントを逐一チェックするようにしましょう。
チャンネル設立の背景にはどのような思想があるのか、どのようなビジョンを持っているのかを明確にし、それにそぐわないような動画をなるべく出さないようにしましょう。こんな動画を撮ってみたい、を繰り返していてもチャンネル登録者は増えることはありません。動画のポリシーを作りましょう。企業理念みたいなものです。
Youtubeのホームウィンドウは広告枠のようなものです。1つの広告枠にどれだけ多くの情報を詰めることができるかが勝負です。サムネイルの内容とタイトルの内容が被っていたらもったいないです。なるべく被らせないように工夫をしましょう。
タイトル文の長さにも気をつけないといけません。関連動画紹介のページでは、動画のタイトルは一部しか表示されないことが往往にしてあります。重要な情報をどれだけタイトルの前の部分に持ってくることができるかが、視聴者数ならびにチャンネル登録者数の伸びに関わってきます。
以上になります。最後になりますが、YouTubeの運営に困っている方がいらっしゃれば、以下のリンクのお問い合わせフォームより植本さん宛にご連絡をいただければと思います。また、HPやECサイト、オウンドメディアの制作、各種SNSの運用などのご相談も承ります。