Instagramのリール動画は、最大90秒間の短い動画を作成・共有できる機能です。2020年8月に登場して以来、マーケティングや個人の発信に不可欠なものとなりました。
フォロワー以外にも表示されやすいため、新規のフォロワーを増やすには有効な方法です。
しかし、ただ動画を撮って投稿するだけでは効果は限定的です。効果的なリール動画には適切な作り方とコツがあります。
本記事では、初心者でも簡単に始められるリール動画の作成方法から、動画を作成するコツまでを詳しく解説します。
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リール動画はインスタのアプリだけで作成することもできます。下記の手順について順番に見ていきましょう。
リール動画の作成を始めるには、まず投稿画面にアクセスします。
この撮影画面では、画面右側にさまざまな機能アイコンが表示されています。左下には「ギャラリー」アイコンがあり、これをタップすると既に撮影済みの動画や写真を選択することも可能です。
ただし、インスタアプリとカメラ・マイク・ストレージの連携ができないと操作ができないため、アクセスを許可しましょう。
撮影前に以下の設定をすると、より魅力的なリール動画を作成できます。
▼音楽の選択
▼エフェクトの選択
▼そのほかの便利な機能
機能名 | 内容 |
Green Screen | 背景を変更できる |
タイマー | 撮影開始までのカウントダウンを設定できる |
スピード | 動画の再生速度を1倍速〜5倍速まで変更できる |
レイアウト | 画面を分割して撮影できる |
デュアル | 前面と背面カメラを同時に使用できる |
設定が完了したら、画面中央の大きな録画ボタンを押して撮影を開始します。ボタンを離すと撮影が停止し、何度かに分けて撮影することも可能です。
撮影が完了したら「動画を編集」をタップして、編集作業に移ります。以下のような機能を使って、見やすい動画を作ります。
編集機能を活用することで、プロのような仕上がりにすることが可能です。
スマホだけだと、リール動画が作りにくいと思っている方もいるかもしれません。パソコンであれば、より動画編集がしやすくなります。
ここでは、PCを使ったリール動画の作成方法を3ステップでご紹介します。
大画面と高性能な編集ソフトを活用することで、印象に残るリール動画を効率よく作成しましょう。
動画の長さ(最大90秒)とフォーマット(9:16)に注意して、作成することが大切です。ビデオ編集は、Adobe Premiere ProやFinal Cut Pro、Meta Business Suiteなど使いやすいソフトを使用しましょう。
これらのプロ向けソフトは豊富な機能を備えており、テキストアニメーションや色調補正などの高度な編集ができます。
より手軽に利用できるソフトとしては、PC版のCapCutやCanvaなどがあり、直感的なUI/UXで使いやすいです。これらのアプリでは、テンプレートやエフェクトが豊富に用意されており、専門知識がなくても魅力的な動画を作成できます。
PC上で編集が完了したら、その動画をスマホに転送する必要があります。現時点では、PCのブラウザから直接Instagramのリールに投稿できません。デスクトップブラウザからは通常のフィード投稿のみできます。
動画をスマホに転送するには、クラウドストレージサービスやUSBケーブルを使うと便利です。GoogleドライブやDropboxなどにデータをアップしていれば、外出先でもスマホに動画をダウンロードできます。
ただし、容量が大きいため、インターネット回線のWiFiに接続することをおすすめします。
スマホに動画を転送したら、いよいよInstagramアプリからリールとして投稿します。リール投稿の手順は、基本的に通常のリール作成と同じです。
Instagramアプリを開き、画面下部の「+」アイコンをタップします。表示されるメニューから「リール」を選択し、画面左下の「ギャラリー」アイコンをタップして、転送した動画を選択します。
あとは、先ほど説明した編集ステップを必要に応じて実施し、投稿したら完了です。PC編集済みの動画なら、アプリ内での追加編集は最小限で済みます。
リール動画をより魅力的に仕上げるには、専用の編集アプリを活用するのが効果的です。
Instagram内の編集機能だけでは実現できない高度な編集効果や、デザイン性の高い要素を追加できるのが大きなメリットです。
ここでは、使いやすさと機能性のバランスに優れた3つのアプリをご紹介します。
アプリ名 | 特徴 |
InShot(インショット) | 直感的操作と豊富な編集機能 |
VLLO(ブロ) | 無料で透かしなし、初心者向け |
Canva(キャンバ) | 豊富なテンプレートとデザイン性 |
どのアプリも無料で十分に活用できます。
InShotは、直感的な操作性と豊富な編集機能を兼ね備えた動画編集アプリです。テキスト追加やBGM挿入、トリミング、速度調整など基本的な編集機能が充実しています。
フィルターや音楽も追加できるため、初心者でも簡単に、おしゃれな仕上がりになります。
基本機能は無料で使えますが、無料版ではロゴ挿入や広告といった制限があります。気になる場合は、有料版は月450円(税込)〜使えるので、アップグレードを検討しましょう。
VLLO(ブロ)は、無料機能が豊富で、誰でも簡単に本格的な動画編集ができるアプリです。直感的に操作できるインターフェースなので、動画編集の初心者に向いています。
多くの無料アプリとは異なり、無料プランであっても透かしが入らないのは大きなメリットと言えます。SNSにアップロードする動画の編集に、とても便利なツールです。
ただし、スタンプや音楽などの一部機能は有料オプションです。
Canvaはデザインテンプレートが豊富なことで知られるアプリで、動画編集機能も充実しています。初心者でも使いやすいテンプレートが多数用意されており、素材を差し替えるだけで見栄えの良い動画が完成します。
豊富な無料素材(写真、イラスト、音楽など)がアプリ内で提供されているため、外部からの素材調達が少なくて済むのも魅力です。PCとスマホの両方で編集でき、デバイス間でのプロジェクト共有もしやすくなっています。
無料版でも十分な機能がありますが、より多くのテンプレートやプレミアム素材を使いたい場合はCanva Pro(月1,180円〜)を契約しましょう。
リール動画を効果的に活用するには、下記の戦略的アプローチが必要です。
より多くの視聴とユーザーの反応を獲得するために、重要な6つのコツを見ていきましょう。最初は完璧を求めず、実践を通して学んでいくことが大切です。
Instagramのリールアルゴリズムは、トレンドの音楽やテーマを使用した動画を優先的に表示する傾向があります。流行のBGMやダンス、チャレンジなどを取り入れることで、より多くのユーザーの目に触れる機会が増えます。
「リール」タブから人気の動画をチェックして、現在のトレンドを把握しましょう。同業者や競合のリール動画も参考になります。
ただし、トレンドを取り入れる際も、自分のブランドや個性を失わないようにアレンジするのがポイントです。
動画は基本的に全部見られないのが、現実です。特に、リール動画は素早くスクロールされるため、最初の数秒で視聴者の注意を引くことが不可欠です。
冒頭で視聴者が「続きを見たい」と、思うようなインパクトのある内容を心がけましょう。例えば、驚きのある映像や問いかけや、結果のチラ見せなどが効果的です。
「あなたも簡単にできる方法」といった明確な価値提案から始めるのも、視聴者の興味を引きつけます。
リール動画にもテロップを入れると、情報がより明確に伝わり、視聴者の理解度と関心が高まります。テキストや字幕を追加することで、音声がなくても内容が伝わるようにすることが重要です。
テロップは情報伝達だけでなく、視覚的な要素としても効果的です。読みやすいフォントやサイズを選び、必要に応じてアニメーション効果を加えると注目を集めやすくなり、記憶に残りやすくなります。
要点を簡潔に伝え、視聴者がすぐに理解できる簡潔な言葉選びを心がけましょう。
ハッシュタグ(#マーク+キーワード)を活用すると、インスタのリール動画が拡散されやすくなります。視聴者があなたの動画を発見する可能性が高まります。
リール動画には、関連性の高いハッシュタグを5〜10個程度使用すると効果的です。
超人気のタグだけでなく、ニッチなタグも組み合わせることで、より関心を持ったユーザーに届きやすくなります。
また、地域名などのローカルタグを入れることで、地元のユーザーにリーチすることも可能です。自分だけのオリジナルタグを作成して一貫性を持たせるのも良い方法と言えます。
カバー画像は、リール動画の「顔」となる要素です。プロフィールページや検索結果で最初に目に入るのがこのサムネイル画像なので、視聴者の興味を引くものを選びましょう。
動画の中から最も魅力的なシーンを選ぶか、別途カバー用の画像を作成する方法があります。明るく鮮やかな色使いや、インパクトのある構図が効果的です。
また、テキストを追加して内容を一目で伝えることもできます。視聴者がスクロールする中で「これは見てみたい」と思わせるカバー画像を工夫することで、再生数を大きく伸ばせるようになります。
Instagram運用において、リール動画は「やってみたい」ではなく「やるべき」機能になっています。
最初から完璧を目指すのではなく、まずは簡単な動画から始めて、徐々に改善していきましょう。継続的な投稿と分析を通じて、あなたのアカウントに最適なリール戦略が見えていきます。
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