Meta広告のサイズは、フォーマットと配信面の組み合わせで変わります。画像なのか動画なのか、フィードに出すのかストーリーズに出すのかで、推奨される比率も解像度も違ってきます。
ただ、実務でつまずくのは数値そのものではありません。「全部のサイズを作る余裕はないが、どれから手をつければいいのか」という優先順位の判断です。ここに答えている記事は多くありません。
この記事では、Meta広告の入稿規定を配信面別の早見表にまとめたうえで、限られた工数でどのサイズから作るべきかを解説します。あわせて、規定を満たしていても文字が切れてしまうセーフゾーンの考え方と、審査に通ったあとで成果を出すためのクリエイティブ設計まで扱います。
なお、本文に記載したサイズや文字数は、すべてMetaの公式ガイドから採取した2026年8月時点の値です。
この記事の結論(Meta広告 サイズ 早わかり)
目次
Meta広告の入稿規定とは、広告として入稿できる画像や動画の仕様をMetaが定めたルールのことです。アスペクト比、解像度、ファイル形式、容量の上限、テキストの文字数などが含まれます。
たとえば、画像広告なら「JPGまたはPNGで、最大30MBまで」といった具合に決まっています。この範囲を外れると、そもそも入稿できません。
Meta広告は、入稿後に審査を経てから配信が始まります。規定を外れたクリエイティブは、この段階ではじかれます。
配信開始日が決まっているキャンペーンでは、この差し戻しが致命傷になりかねません。修正して再申請すれば、そのぶん配信開始が後ろにずれます。
見落とされがちなのがこちらです。審査に通ったからといって、十分に配信されるとは限りません。
Metaは広告の品質を評価しており、解像度が低い画像や、画面が文字で埋まったクリエイティブは評価が下がります。その結果、同じ入札額でも表示されにくくなります。
つまり入稿規定には、「守らないと落ちる最低ライン」と「守ると有利になる推奨値」の2層があります。推奨値のほうを狙って作りましょう。
サイズを考える前に、どのフォーマットをどの面に出すのかを整理しておくと迷いません。組み合わせによって推奨値が変わるためです。
| フォーマット | Facebookフィード | Instagramフィード | ストーリーズ | リール |
|---|---|---|---|---|
| 画像広告 | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 動画広告 | ○ | ○ | ○ | ○ |
| カルーセル広告 | ○ | ○ | △ | △ |
| コレクション広告 | ○ | ○ | △ | − |
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△は目的や設定によって利用できる場合を示しています。実際に配信できる面は広告マネージャの画面で確認しましょう。
ここからが本題の早見表です。以下の数値は、Metaの公式ガイドに記載されている推奨値です(出典:Meta広告ガイド/2026年8月時点)。
配信面ごとに細かく見ていく前に、まず全体像を押さえます。Meta広告で必要になる比率は、実質的に次の3つに集約されます。
| アスペクト比 | 推奨解像度 | 主な配信面 | 公式が推奨しているフォーマット |
|---|---|---|---|
| 4:5(縦長) | 1,440 × 1,800 | Facebookフィード/Instagramフィード | 画像広告・動画広告 |
| 9:16(縦型フル) | 1,440 × 2,560 | ストーリーズ/リール | 画像広告・動画広告 |
| 1:1(正方形) | 1,080 × 1,080以上 | Facebookフィード/Instagramフィード | カルーセル広告 |
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ここで注意していただきたいのが、フィード面の推奨は1:1ではなく4:5だという点です。以前は正方形が標準的でしたが、現在の公式ガイドでは画像・動画ともフィード面の推奨アスペクト比を4:5としています。
1:1が推奨として明記されているのは、カルーセル広告だけです。「とりあえず正方形を作っておけばよい」という考え方は、現在の仕様とはずれています。
縦長のほうが画面の占有面積が広くなるため、スクロール中に目に留まりやすいという実務上の利点もあります。
| 項目 | Facebookフィード | Instagramフィード | Instagramストーリーズ |
|---|---|---|---|
| ファイル形式 | JPG / PNG | JPG / PNG | JPG / PNG |
| アスペクト比 | 4:5 | 4:5 | 9:16 |
| 推奨解像度 | 1,440 × 1,800 | 1,440 × 1,800 | 1,440 × 2,560 |
| 最大ファイルサイズ | 30MB | 30MB | 30MB |
| 最小幅 | 600ピクセル | 500ピクセル | 500ピクセル |
| アスペクト比の許容誤差 | 3% | 1% | 1% |
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Facebookフィードは4:5のとき最小高さが750ピクセルと定められています。また、Instagramフィードには最小400×500・最大191×100というアスペクト比の範囲があります。
許容誤差にも差がある点は見落としがちです。Facebookフィードは3%まで許容されますが、Instagram面は1%しかありません。書き出し時の端数で弾かれることがあります。
| 項目 | Facebookフィード | Instagramリール |
|---|---|---|
| ファイル形式 | MP4 / MOV / GIF | MP4 / MOV |
| アスペクト比 | 4:5 | 9:16 |
| 推奨解像度 | 1,440 × 1,800 | 1,440 × 2,560 |
| 動画の長さ | 1秒〜241分 | 0秒〜15分 |
| 最大ファイルサイズ | 4GB | 4GB |
| 最小サイズ | 幅120 × 高さ120ピクセル | 幅250ピクセル(30秒未満)/500ピクセル(30秒以上) |
| キャプション・音声 | 任意だが推奨 | 任意だが強く推奨 |
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動画のエンコード設定についても公式に指定があります。H.264圧縮方式、正方画素、固定フレームレート、プログレッシブスキャン、128kbps以上のステレオAACオーディオ圧縮が推奨されています。
書き出し設定を一度テンプレート化しておくと、毎回悩まずに済みます。制作会社に依頼する場合も、この条件を最初に共有しておきましょう。
リール面には、他の配信面にはない制約があります。公式に明記されているものだけでも次の6点です。
オーガニック投稿で反応がよかったリールをそのまま広告に転用しようとして、音楽が理由で入稿できないケースはよくあります。広告転用を前提とするなら、撮影段階から音源を選び直しておきましょう。
| 項目 | 仕様(Facebookフィード) |
|---|---|
| ファイル形式 | 画像:JPG / PNG 動画:MP4 / MOV / GIF |
| アスペクト比 | 1:1 |
| 推奨解像度 | 1,080 × 1,080ピクセル以上 |
| カード枚数 | 2〜10枚 |
| 最大ファイルサイズ | 画像30MB/動画4GB |
| 動画の再生時間 | 1秒〜240分 |
| アスペクト比の許容誤差 | 3% |
| リンク先URL | 必須 |
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カルーセルは、複数のカードを横にスワイプして見せるフォーマットです。ここだけは1:1が推奨されているため、フィード用の4:5素材をそのまま流用できません。
コレクション広告とは、1枚のメイン画像または動画の下に商品画像を並べて見せるフォーマットです。タップすると全画面の商品一覧に切り替わります。
メインとなるクリエイティブの仕様は、画像広告・動画広告と同じ考え方で用意します。これに加えて、商品カタログに登録した画像が必要になります。
ECサイトのように商品点数が多い場合に向いており、1つの広告から複数の商品へ送客できます。逆に、扱う商材が1つしかないサービスでは無理に使う必要はありません。
\入稿前のチェックを第三者の目で/
【無料】自社のクリエイティブが規定を満たしているか確認するここまでの表を見て、「全部そろえるのは無理だ」と感じた方が多いはずです。実際、すべての配信面に最適化した素材を毎回用意できる企業はそれほど多くありません。
そこで、優先順位の考え方を整理します。
| 作れる本数 | 用意するサイズ | カバーできる範囲 |
|---|---|---|
| 1本だけ | 4:5(1,440 × 1,800) | FacebookとInstagramのフィード。自動配置なら他面にも配信されますが、縦型面ではトリミングされます |
| 2本 | 4:5 + 9:16(1,440 × 2,560) | フィードとストーリーズ・リール。主要な配信面をほぼ網羅できます |
| 3本以上 | + 1:1(1,080 × 1,080) | カルーセル広告にも対応でき、フォーマットの選択肢が広がります |
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1本しか作れないなら4:5を選びましょう。公式がフィード面の推奨としている比率であり、フィードは配信量が最も多い面だからです。
2本目に9:16を足すと、ストーリーズとリールが埋まります。直近はこの縦型面の獲得効率が高い傾向にあるため、費用対効果の面でも優先度が高い組み合わせです。
Meta広告には、配信面をMetaに任せる自動配置という設定があります。この場合、用意していないサイズはMetaが自動で調整して配信してくれます。
便利な機能ですが、自動トリミングによって文字やロゴが切れることがあります。プレビュー画面で配信面ごとの見え方を確認しておきましょう。
制作リソースの配分として現実的なのは、最初から全サイズを作り込まないことです。
まず4:5で複数の訴求パターンを試し、反応がよかった1本を9:16や1:1に展開する。この順番のほうが、無駄な制作費を抑えられます。当たらなかった訴求のために全サイズを用意しても、その工数は回収できません。
\何から作るべきかを一緒に整理します/
【無料】限られた制作予算での優先順位を相談する入稿規定を満たしているのに、実際の配信画面では文字が読めない。この現象の原因がセーフゾーンです。
セーフゾーンとは、クリエイティブのなかで重要な要素を置いても隠れない安全な領域のことです。ストーリーズやリールでは、画面の上下にアカウント名やコールトゥアクションのボタンが重なって表示されます。
たとえば、画像の下端にキャッチコピーを配置すると、ボタンの下に隠れて読めなくなります。サイズの規定は満たしているため、審査には通ってしまう点が厄介です。
Metaは、確保すべき余白を具体的な割合で示しています。
アセットの最上部から約14%、最下部から約35%、および両側の約6%の範囲には、テキストやロゴなどの重要なクリエイティブ要素を配置しないでください。これらの要素が切り取られたり、プロフィールアイコンやコールトゥアクションで隠されたりしないようにするためです。
出典:Meta広告ガイド(2026年8月時点)
9:16(1,440×2,560ピクセル)で換算すると、上に約358ピクセル、下に約896ピクセルの余白が必要になります。下部の余白がかなり大きい点に驚かれるかもしれません。
実質的に使える範囲は、縦方向で全体の約半分です。この前提でレイアウトを組む必要があります。
影響が出るのは見た目だけではありません。伝えたい訴求が読まれないまま配信され続けることになります。
クリック率が伸びない原因を訴求内容だと考えて何度も作り直したものの、実際は文字が隠れていただけだった。そうしたケースは実際にあります。制作段階でガイド枠を敷いておけば防げる問題です。
StockSun代表 岩野 圭佑
セーフゾーンの話をすると「そんなに余白を取ったら何も入らない」というご反応をいただきます。実際そのとおりで、縦型で自由に使える範囲は全体の半分ほどしかありません。ただ、詰め込めないという制約があるからこそ、伝える要素を1つに絞る判断ができます。結果的に訴求は研ぎ澄まされていきます。
サイズと並んで規定があるのがテキストです。こちらは配信面ごとの差が大きいため、表で確認します。
| 配信面・フォーマット | メインテキスト | 見出し | 説明 |
|---|---|---|---|
| 画像・動画/Facebookフィード | 50〜150文字 | 27文字以内 | − |
| 画像/Instagramフィード | 125文字以内 | 40文字以内 | − |
| 画像/Instagramストーリーズ | 125文字以内 | − | − |
| 動画/Instagramリール | 44文字 | − | − |
| カルーセル/Facebookフィード | 80文字以内 | 20文字以内 | 18文字以内 |
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目を引くのはリールの44文字です。フィードの125文字と比べると3分の1近くまで削る必要があります。同じ文章を全面で使い回すと、リールでは途中で切れてしまいます。
なお、Instagramフィードではハッシュタグを最大30個まで設定できます。
かつてMeta広告には、画像内のテキストが占める面積を20%以下に抑えるというルールがありました。これを超えると配信が制限される仕組みです。
このルール自体はすでに撤廃されており、現在は面積比による明確な制限はありません。ただし、撤廃されたからといって文字を詰め込んでよいわけではありません。
テキスト量が多いクリエイティブは、ユーザーの反応が鈍くなりやすく、結果として品質評価が下がります。ルール上は問題なくても、成果の面では不利に働きます。コピーは絞り込み、伝えたいことを最小限の言葉でまとめましょう。
画像内のテキストとは別に、広告に添える説明文の最適な長さも配信面で変わります。
Facebookはニュースを読む感覚で滞在しているユーザーが多く、もともと文字を読む姿勢ができています。そのため説明文をしっかり書き込んだ広告のほうが成果につながるケースがあります。
一方、Instagramは視覚的な発見を求めて使われる媒体です。長文よりも、画像や動画で伝えきる設計のほうが向いています。
\面の特性に合わせた作り分けをご提案/
【無料】配信面ごとのクリエイティブ設計を相談する入稿後に差し戻された場合は、症状から原因を切り分けていきます。まずは以下の表で当たりをつけてください。
| 症状 | 考えられる原因 | 対処 |
|---|---|---|
| 審査で却下された | 広告ポリシー違反(誇大な表現・禁止カテゴリなど) | 該当箇所を修正して再申請する |
| 画質が粗いと指摘された | 解像度が最小要件に届いていない | 推奨解像度で書き出し直す |
| アスペクト比のエラーが出る | 許容誤差を超えている(Instagram面は1%) | 指定比率ちょうどで書き出す |
| 配信面で文字が切れる | セーフゾーン外に配置している | 上14%・下35%・両側6%を空ける |
| リールで入稿できない | ライセンス音楽やGIFなど禁止素材の使用 | Metaサウンドコレクションの音源に差し替える |
| 審査は通ったが配信が伸びない | 品質評価が低い(テキスト過多など) | 画像内の文字量を減らして再検証する |
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差し戻された広告は、修正して再申請できます。手順は「却下理由を確認→該当箇所を修正→再申請」の3ステップです。
理由に心当たりがない場合は、審査結果への異議申し立ても可能です。ただし時間がかかるため、明らかな違反でなければ表現を変えて出し直すほうが早く配信を再開できます。
サイズや形式に問題がなくても、テキストの表現が理由で差し戻されることがあります。とくに引っかかりやすいのが次のような書き方です。
これらはMetaの広告ポリシーで定められており、業種によって基準が変わります。規制の厳しい分野では、入稿前に一度確認しておくと安全です。
審査は多くの場合24時間以内に完了しますが、これより時間がかかることもあります。医療、金融、美容など規制が厳しい業種では、差し戻しが発生する前提で考えておくと安全です。
配信開始日の前日に入稿するのは避けてください。再申請の時間を含めて、少なくとも2〜3営業日の余裕を持たせておくと安全です。
StockSun代表 岩野 圭佑
審査落ちのご相談で多いのは、実は規定違反ではなく表現の問題です。「必ず」「No.1」といった言い切りが引っかかっているケースが目立ちます。クリエイティブを作り直す前に、まずコピーの表現を見直してみましょう。それだけで通ることは少なくありません。
ここまでで、規定を満たしたクリエイティブは作れるようになります。ただし規定を守ることと成果が出ることは、まったく別の話です。
この章では、サイズの話から一歩踏み込んで、反応が取れるクリエイティブの設計を扱います。
ABCDフレームワークとは、動画広告で成果を上げるために必要な要素を4段階に整理した型です。もともとGoogleが提唱したもので、Meta広告でも同じ構成が有効に働きます。
| 要素 | 役割 | 入れる内容 |
|---|---|---|
| A:Attract | 注意を引く | 誰に向けた動画かを冒頭で示す。「〇〇でお困りではありませんか」といった問いかけから入る |
| B:Brand | ブランドを示す | 課題を提示したうえでサービス名を出す。冒頭ではなくこの段階で見せる |
| C:Connect | 価値を伝える | 他社にない取り組みや、お客様の声などの根拠を重ねる |
| D:Direct | 行動を促す | 資料請求や問い合わせなど、してほしい行動を明確に呼びかける |
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とくに重要なのがAの部分です。冒頭に社名やロゴを出してしまうと、知らない企業の広告だと判断されてスキップされます。自社の名前を知ってもらいたい気持ちは分かりますが、ここは我慢しましょう。
最後のDも抜けやすい要素です。行動を呼びかける一言があるかないかで、実際のアクション率が変わります。
フィードやストーリーズを見ているユーザーの多くは、音声をオフにしています。テロップがなければ、何を言っているのか伝わりません。
スタイリッシュに見せたいという理由でテロップを省く例がありますが、広告としては成立しにくくなります。Metaも公式に、動画キャプションの使用を推奨しています。
実体のないサービスを説明するとき、アニメーションを選びたくなります。分かりやすく表現できるためです。
しかし広告としての反応は、実写のほうが明確に優れます。当社が支援した事例では、同じ商材でアニメーションと実写を同時配信したところ、コンバージョン獲得単価に約3倍の差が出たことがありました。これは一事例であり、すべての商材に当てはまる数値ではありません。
背景には、アニメーションだと視聴が受け身になりやすいという傾向があります。最後まで見てもらえても、問い合わせという行動には結びつきにくいのです。
動画クリエイティブの作り方については、当社の動画広告支援を担当するコンサルタントが解説した動画があります。あわせてご覧ください。
ここまでは動画の話が中心でしたが、静止画バナーにも設計の型があります。動画と違って時間軸がないぶん、一瞬で伝わるかどうかがすべてです。
フィードをスクロールしているとき、1枚の広告に視線が留まるのはごくわずかな時間です。その間に読み取れる情報量は限られます。
そこで、バナーに載せる要素は「誰に向けたものか」「何が得られるか」「次に何をすればよいか」の3つまでに絞ります。これ以上詰め込むと、どれも読まれません。
制作会社に依頼すると、伝えたいことをすべて入れた案が上がってくることがあります。情報量が多いほど親切に見えるためです。ただし広告としては逆効果になりやすく、削る判断は発注側が持っておく必要があります。
クリエイティブを改善するとき、コピーも背景もデザインも同時に変えてしまうと、何が効いたのか分からなくなります。次につながる学びが残りません。
検証は「コピー → 素材 → デザイン」の順に、1回につき1つの変数だけを動かします。まずコピーを複数パターン試し、勝ったコピーを固定したうえで背景画像を変える。この順番であれば、勝ち筋を再現できます。
コピーから始める理由は、この要素が最も枯れにくいためです。デザインや素材は繰り返し表示されるうちに飽きられますが、刺さる言葉は長く使えます。
UGC風とは、一般ユーザーが投稿しているように見せたクリエイティブのことです。作り込まれた広告らしい映像より、こちらのほうが反応が取れることがあります。
理由は、広告だと認識された瞬間に情報が遮断されるためです。友人の投稿と同じように受け取ってもらえれば、内容を読んでもらえます。
制作のポイントは、スマートフォンの縦持ちで撮る、手持ちで多少の揺れを残す、照明を使わず自然光で撮る、字幕を一般的なフォントに寄せるといった点です。プロっぽさをあえて抑えましょう。
StockSun代表 岩野 圭佑
入稿規定を調べている段階の方ほど、制作会社に「規定どおりに作ってください」とだけ依頼しがちです。ですが規定を満たした素材と、成果が出る素材はまったく別物です。発注の際は、サイズの指定だけでなく誰に何を伝えたいのかまで共有しましょう。そこが揃うだけで結果は変わります。
\訴求の設計からご一緒します/
【無料】成果につながるクリエイティブの方向性を相談する最後に、クリエイティブが用意できたあとの流れを確認します。
入稿の直前に、次の点を確認しておくと差し戻しを減らせます。
広告アカウントの開設からキャンペーン作成までの手順は、別記事で詳しく解説しています。
▼合わせて読みたい Meta広告のやり方7ステップ|手順どおりでも成果が出ない5つの理由まで解説
クリエイティブの準備と並行して、コンバージョンの計測環境も整えておきましょう。配信を始めてから設定しようとすると、初期のデータが取れません。
▼合わせて読みたい Meta広告のコンバージョン設定|ピクセル・CAPIの設置から計測できない原因まで解説
他媒体の入稿規定もあわせて確認したい場合は、TikTok広告についてもまとめています。
▼合わせて読みたい TikTok広告の入稿規定を完全解説|2026年最新版
誰に配信するかの設計については、Meta広告のターゲティング一覧でまとめています。クリエイティブとターゲティングは連動させると効果が高まります。
4:5(1,440×1,800ピクセル)から作りましょう。Metaの公式ガイドが、画像広告と動画広告のフィード面における推奨アスペクト比として指定している比率です。フィードは配信量が最も多い面のため、1本しか用意できない場合でも効率よくリーチできます。
フィード面に出す画像・動画であれば4:5です。公式が推奨としているのがこの比率で、縦に長いぶん画面の占有面積も広くなります。1:1が推奨されているのはカルーセル広告のみです。以前は正方形が標準でしたが、現在の仕様とは異なる点にご注意ください。
1種類でも配信自体はできます。用意していない面については、Metaが自動でトリミングして表示するためです。ただし自動調整の結果、文字やロゴが切れることがあります。配信前にプレビューで各面の見え方を確認し、可能であれば縦型の9:16は別途用意しておくと安心です。
面積比による制限は現在ありません。かつて存在した20%ルールは撤廃されています。ただし文字量が多いクリエイティブはユーザーの反応が鈍くなりやすく、品質評価が下がる要因になります。ルール上は問題なくても、成果の面では不利になると考えて絞り込みましょう。
フィード面は1,440×1,800ピクセル、ストーリーズやリールは1,440×2,560ピクセルが推奨されています。最小要件はこれより低く、Facebookフィードの画像なら最小幅600ピクセルです。ただし最小要件ぎりぎりで入稿すると画質が粗く見え、品質評価にも影響します。推奨解像度で用意するのが安全です。
多くの場合は24時間以内に完了します。ただし医療、金融、美容といった規制の厳しい業種では、より時間がかかったり差し戻されたりすることがあります。配信開始日から逆算し、少なくとも2〜3営業日の余裕を持って入稿してください。
できます。却下理由を確認し、該当箇所を修正して再申請する流れになります。理由に心当たりがない場合は異議申し立ても可能ですが、結果が出るまで時間がかかります。明らかな違反でなければ、表現を変えて出し直すほうが早く配信を再開できます。
推奨アスペクト比と解像度は、フィード面であればどちらも4:5・1,440×1,800ピクセルで共通です。異なるのは技術的要件のほうで、最小幅はFacebookが600ピクセル、Instagramが500ピクセルです。またアスペクト比の許容誤差もFacebookが3%、Instagramが1%と差があります。Instagram面のほうが条件が厳しいと考えておくとよいでしょう。
Meta広告のサイズは、フォーマットと配信面の組み合わせで決まります。現在の公式推奨は、フィード面の画像・動画が4:5(1,440×1,800ピクセル)、ストーリーズとリールが9:16(1,440×2,560ピクセル)、カルーセルが1:1(1,080×1,080ピクセル以上)です。かつて標準だった正方形が、いまはカルーセル専用の推奨値になっている点は押さえておきたいところです。
すべてのサイズを最初から揃える必要はありません。1本しか作れないなら4:5、2本作れるなら9:16を足す。この順番で用意すれば、主要な配信面はほぼカバーできます。まず1サイズで訴求パターンを多く試し、反応がよかったものを他のサイズへ展開するほうが、制作費を無駄にせずに済みます。
あわせて忘れたくないのがセーフゾーンです。上部14%・下部35%・両側6%には重要な要素を置かないよう公式が明記しています。規定内のサイズでも、この余白を確保していなければ文字が隠れて読まれません。クリック率が伸びない原因が、実は文字の見切れだったというケースは実際にあります。
そして最も大切なのは、規定を満たすことと成果が出ることは別だという点です。冒頭で社名を出さない、テロップを必ず入れる、実写を優先する。こうした設計の積み重ねが、同じサイズのクリエイティブでも結果を分けます。
StockSunでは、クリエイティブの設計から制作、配信後の改善までご支援しています。規定は満たしているのに成果が伸びないという段階でも構いませんので、まずは現在の状況をお聞かせください。
\550社以上の支援実績から最適な進め方をご提案/
【無料】Meta広告のクリエイティブについて相談する

StockSun代表 岩野 圭佑
サイズを完璧に揃えることに時間をかけすぎる企業は少なくありません。ですが成果を分けるのはサイズの網羅性ではなく、訴求が当たっているかどうかです。550社以上のご支援を通じて見てきた限り、伸びているアカウントほど1サイズで数多く試し、勝ったものだけを展開しています。まずは検証の回数を増やしましょう。