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動画付きのLP(ランディングページ)とは?制作方法や事例を徹底解説

更新日
動画付きのLP(ランディングページ)とは?制作方法や事例を徹底解説
深井嵐丸

この記事の著者

深井嵐丸

深井嵐丸

LP職人

PROJECT GROUP株式会社に入社後、Web広告事業で従事。当時、アイプチを Web広告で日本一販売した実績を持つ。

その後、独立しStockSunに参画。美容商材のCVR改善、EC施策に強みを持つ。Web広告運用者のバックグラウンドを活かし、多くのLP制作やLPOプロジェクトで成果を挙げる。

「動画付きのLPとは?」

「LPの動画を作る際のポイントはなに?」

自社でLPを運用する上で、上記のような疑問をお持ちの方がいるのではないでしょうか?

動画付きのLPとは、ファーストビュー(アイキャッチ)に商品やサービスの動画を紹介している動画を挿入しているLPのことを指します。

また、LPに導入する動画を作る上でのポイントは下記が挙げられます。

  • ファーストビュー(アイキャッチ)に動画を挿入する
  • 簡潔で短時間な動画にする
  • 自動再生動画にしない
  • 売り込み要素が強くなりすぎないようにする
  • CTAボタンを動画の近くに設置する

本記事では、上記の通りLPに挿入する動画の制作ポイントや、LPに動画を差し込むメリット・デメリット、内製と外注した時の違いを紹介しています。

動画付きのLPを運用したいと検討している方はぜひ最後までご覧ください。

また、動画付きのLPを外注したい方には弊社の「伴走LP」がおすすめです。月額5万円というリーズナブルな価格設定で、LPO・広告運用など一気通貫して対応しているので、継続してPDCAを回しつつLPを運用したい方はぜひ下記より詳細をご確認ください。

LPに動画を導入する5つのメリットとは?

LPに動画を導入するメリットを5つ紹介します。

  1. 伝達できる情報量が増える
  2. ユーザーのページ滞在時間が長くなる
  3. 文字による情報伝達を減らせる
  4. 訴求力が高くなる
  5. CVR(コンバージョン率)を向上できる場合がある

それぞれ見ていきましょう。

①伝達できる情報量が増える

LPに動画を埋め込むことで得られるシンプルなメリットは、伝えられる情報量が増えることです。

LPは、明確なコンバージョンを目指して、必要最低限の文章でユーザーを誘導することを目的としています。

限られた文章でユーザーにストレスを与えずにコンバージョンへ導くため、情報は一般的なサイト以上に厳選する必要があり、詳細な情報や補足をしづらいです。

動画は、文章に比べて視覚と聴覚を使って直感的に情報を受け取れるため、視聴者にストレスを与えにくいという特長があります。

そのため、動画を利用して情報を補完することで、LPの利点を損なうことなく情報量を増やすことが可能です。

LPのコンテンツとしての質を高めるためにも、LPに動画を埋め込むことは有効な手段といえます。

②ユーザーのページ滞在時間が長くなる

 2つ目の理由は、ページに滞在する時間が延びることです。

ユーザーが動画を視聴すると、その分だけページの滞在時間が長くなります。また、動画で商品やサービスをしっかりと説明し、興味を引くことができれば、動画を見終わった後にLPのテキストも読まれる可能性が高まり、さらに滞在時間が増えることが期待できます。

ページ滞在時間が長くなるほど、ユーザーの商品やサービスに対する理解が深まります。その結果、適切なニーズを持つユーザーを逃さずにコンバージョンにつなげられる可能性が高まり、より効率的なマーケティングが実現できるでしょう。

③文字による情報伝達を減らせる

 LPは、限られた文章でコンバージョンを促すことを目的としたページです。

このことから、多くの企業がLPを活用したコンテンツマーケティングを展開している背景には、消費者が文章を読むことにストレスを感じているという現実があります。

つまり、LP内の文章量を減らすことで、コンバージョン率を高める可能性があると言えます。

しかし、単に文章を減らすだけでは、商品の魅力を十分に伝えられず、購買意欲を高めることができません。

動画を利用することで、情報の多くを動画に任せられるため、情報を損なうことなくLP内の文章を減らすことが可能です。

ユーザーにストレスを与えずに必要な情報を効率的に伝えることができるのも、LPに動画を組み込む大きな利点です。

④訴求力が高くなる

動画は視覚と聴覚に訴えることができるため、テキストや静止画だけの場合とは異なり、情報を直感的に伝えることが可能です。抽象的で伝えにくいイメージも、音声やアニメーションを使うことで効果的に表現でき、理解を深めたり強い印象を与えたりすることができます。

例えば、次のような内容はテキストで伝えるのが難しいため、動画を活用することで訴求力を高めることが期待できます。

  • ストーリー形式の製品プロモーション
  • 製品やシステムの使用イメージ
  • 複雑なキャンペーンや特典の説明

ビジュアルでなければ伝えにくい製品や、読了率が低くコンバージョン率が低い場合に動画を活用することで、成果の向上につながることがあります。

⑤CVR(コンバージョン率)を向上できる場合がある

動画をLPに導入すると、CTR(クリック率)やCVR(コンバージョン率)が向上することがあります。動画を使うことで情報量が増え、ページに滞在する時間が長くなるため、ユーザーのコンバージョン意欲を高め、LPの目的を達成しやすくなることがあります。

例えば、ある企業では、ファーストビューにインパクトのある動画を配置することで、サービスの申し込み完了率を大幅に改善しました。動画を導入することで必ずしも効果が上がるわけではありませんが、LPの成果を向上させるために、動画を試してみることはおすすめです。

LPに動画を導入する2つのデメリットとは?

前章ではメリットを紹介しましたが、LPに動画を導入するデメリットを2つ紹介します。

  • ページの表示スピードが遅くなる
  • 情報量が多すぎてしまう可能性がある

①ページの表示スピードが遅くなる

LPに動画を導入するデメリットは、ページの読み込み時間が遅くなることです。

2017年〜2018年のGoogleの調査によると、ページ表示スピードが1秒〜3秒になると直帰率が32%増加、6秒になると106%増加、10秒まで遅くなると123%増加すると報告されています。

LPに動画を埋め込むと、サイトのデータ量が増えるため、ページの読み込みが遅くなり、結果的に直帰率が上がる可能性があります。

このため、LPに複数の動画を埋め込むのは避けた方が良いでしょう。ページの表示時間を短く保つためには、動画の数を1〜2本に絞り、内容を慎重に選ぶことが重要です。

②情報量が多すぎてしまう可能性がある

動画をLPに埋め込む際は、情報過多にならないよう注意が必要です。

例えば、文章と動画で同じ情報を繰り返していると、LPの情報の純度が低下し、必要な情報がうまく伝わらない可能性があります。

また、動画に情報を詰め込みすぎると、商品やサービスの魅力が伝わりにくくなり、ユーザーへの訴求力が低下する恐れがあります。

LPに動画を組み込む際は、文章と動画の情報のバランスが重要です。

文章で伝える情報と動画で伝える情報を分け、LP全体の情報が過不足なく整っているかを確認することが大切です。

LPに動画を導入する際の5つのポイントとは?

LPに動画を導入する際のポイントを5つ紹介します。

  • ファーストビュー(アイキャッチ)に動画を挿入する
  • 簡潔で短時間な動画にする
  • 自動再生動画にしない
  • 売り込み要素が強くなりすぎないようにする
  • CTAボタンを動画の近くに設置する

順に紹介します。

ファーストビュー(アイキャッチ)に動画を挿入する

LPに動画を導入する際に考慮すべきポイントは、動画を配置する場所です。

LPに動画を組み込む際は、ファーストビューに配置することが重要です。ユーザーがサイトを開いた瞬間に動画が表示されることで、視聴中に離脱する可能性を減少させることができます。データによれば、約50〜70%のユーザーがファーストビューで離脱することがわかっています。

また、文章より先に動画を視聴させることで、ユーザーの興味を引きつけた状態で文章を読んでもらえるため、CVRの向上が期待できます。

LPに動画を埋め込む際は、少なくとも1つはファーストビューに配置するようにしましょう。

簡潔で短時間な動画にする

LPに動画を導入する2つ目のポイントは、動画の内容と長さです。

動画に情報を詰め込みすぎると、再生時間が長くなり、視聴者が飽きてしまう可能性が高まります。

そのため、LPに埋め込む動画は、視聴者が求める情報を整理し、簡潔にすることが重要です。

動画と文章で伝える情報を明確に分け、特に動画でしか伝えられないイメージを整理してわかりやすく伝えることを考慮して動画を制作しましょう。

自動再生動画にしない

 LPに組み込む動画は自動再生を避けるべきです。動画が自動的に再生されると、ユーザーが驚いてサイトをすぐに離れてしまう可能性が高くなります。一度訪問したユーザーが離脱すると、再び戻ってくる可能性は低くなります。

ユーザーに不必要な不快感を与えないためにも、背景動画でない限り、自動再生は控えるのが賢明です。

売り込み要素が強くなりすぎないようにする

LPに埋め込む動画は、売り込み要素が強くなりすぎないように注意が必要です。

基本的にLPでは、広告としての役割は主に文章が担います。もし動画も広告的な内容が強いと、売り込み感が強まり、ユーザーに違和感を与える可能性があります。

動画は商品やサービスの詳細を説明するためのものとし、売り込み感を抑えるのが良いでしょう。

CTAボタンを動画の近くに設置する

 CTA(Call To Action)は、ユーザーに行動を促すための要素で、申し込みフォームや商品購入ページへのリンクを含むボタンやメッセージを指します。

CTAは次のステップを促すための重要な仕掛けとなるため、動画で興味を持ったユーザーがすぐに申し込みフォームに移動できるように設計しましょう。

さらに、期間限定のキャンペーン情報をCTAに組み込むのも効果的です。CVRを向上させるためのキャンペーンは、購入に前向きなユーザーに特に効果があります。

「今だけ」「〇月〇日まで」などの限定期間を設けることで、ユーザーがCTAで離脱するのを防ぎ、申し込みや購入を促進できます。

LP用の動画を内製した場合と外注した場合の違いとは?

LP用の動画を内製した場合と外注した場合の違いを紹介します。

  • 費用
  • 制作期間
  • クオリティ

順に見ていきましょう。

費用の違い

 動画を自社で制作する際には、人件費に加えて、以下の費用が発生します。

  • 編集用PC:5万~30万円程度
  • 動画編集ソフト:買い切り型で1万~4万円、サブスクリプション型で年間数千円~2万円
  • (実写の場合)カメラや三脚などの機材:5万円以上

継続的に自社で動画を制作する予定があるなら、初期投資として機材に費用をかけることも可能ですが、まだ成果が不透明な段階で全てを揃えるのはリスクが高いかもしれません。

一方、外部に制作を依頼する場合、費用は約20〜200万円が相場です。

最初はリーズナブルな価格設定の制作会社に依頼するのも一つの方法です。必要な機材を全て揃えるには時間がかかりますが、制作会社に依頼すればその手間を省くことができます。

制作期間の違い

自社で動画を制作する場合、1本あたりの制作期間は通常1日から1か月ほどです。外部に依頼すると、1本あたり1か月から2か月かかることが一般的です。

外部に依頼する際は、まずどの制作会社に依頼するかを決める必要があります。その後も、打ち合わせ、見積もり依頼、構成作成、撮影、編集、修正依頼といったさまざまな工程があり、納品までに1〜2か月を要することが多いです。

一方で、自社で動画を作成する場合は、すぐに撮影準備に取り掛かることができ、納得がいかなければ撮り直しも比較的簡単に行えます。また、動画編集ソフトを使用すれば、編集作業を数時間で終わらせることも可能です。

そのため、急いで動画を制作する必要がある場合は、内製での制作をおすすめします。

クオリティの違い

制作会社には映像編集の専門家がいるため、複雑なエフェクトやアニメーションを取り入れた動画の制作が可能です。

動画のクオリティが視聴者の心をつかむための絶対条件ではありませんが、低品質な動画はブランドイメージを損なうリスクがあるので注意が必要です。自社で制作を始めても理想の動画ができず、結局制作会社に依頼することになり、結果的に人件費や制作費が増えてしまうこともあります。

まずは他社の事例を参考にして、理想とする動画のサンプルを見つけてみましょう。そのサンプルに見合うクリエイティブを自社で作れるかを考えてみてください。

たとえば、画面録画のみで製品を説明する動画や、字幕を加えただけのシンプルな動画であれば、自社で制作できる可能性もあるので、一度検討してみるのも良いでしょう。

LPに導入する動画の効果的な作り方とは?

LPに導入する動画の効果的な作り方を紹介します。

  • 必要な情報を整理する
  • 伝えたい内容/情報を決める
  • 動画全体の構成を考える
  • PDCAを回し続ける

それぞれ紹介しますので、効果的な動画を作成してみてください。

必要な情報を整理する

動画を制作する際には、まず必要な情報を整理することが重要です。このステップを怠ると、「誰に対してどの情報を伝えるべきか」が不明確になってしまいます。

そのため、以下の3つの情報整理を進めましょう。

  1. 動画の目的を明確にする:
  2. ターゲットを設定する
  3. 既存LPで特に読まれている部分を分析する

これらの情報整理を行うことで、動画の内容がよりターゲットに合ったものとなり、効果的なメッセージを伝えることができます。

目的を明確にする

最初に目的を明確にしないと、LPの動画を作成する目的が不明確になってしまいます。その結果、メッセージに一貫性が欠け、ユーザーが途中で離脱する原因となる可能性があります。

まずは、LPに動画を載せる目的や「その動画を見たユーザーにどのような態度変化を促し、どんな行動を期待するのか」を考えてみましょう。

例えば、「商品の使用イメージを正しく理解してもらい、無料トライアルに進んでもらう」や「複雑なキャンペーン内容でもお得感を感じてもらい、申し込みを促す」などが考えられます。

ターゲット/ペルソナを設定する

 次に、ターゲット/ペルソナを明確に設定します。

たとえば、同じ年齢層の女性でも、専業主婦とフルタイムで働いている人では、訴求内容が異なる場合があります。

ターゲティングをしっかりと行うことで、ユーザーの状況や悩みに応じた内容を考えることができ、より関心を持たれる動画を作成することが可能です。

すでにLPを運用している場合は、制作時にターゲットの分析やペルソナの作成を行っていると思いますので、それらを参考にしてターゲットを設定しましょう。

既存のLPを分析する

動画制作時に、どのようなコンテンツがユーザーの関心を引くか分からないこともあるかもしれません。そのような場合は、既存のLPで特に閲覧されている部分を分析することをお勧めします。

よく読まれているセクションは、ユーザーが特に関心を持っていることが多く、その内容を動画化することで、さらにユーザーの興味を引き、CVRの向上につながる可能性があります。

LP内でどのコンテンツがどれだけ読まれているかを把握するには、LPOツールを活用することが必要です。

伝えたい内容/情報を決める

動画制作の際には、伝えたいメッセージを明確にすることも重要です。

動画は自由な表現が可能なため、多くの情報を詰め込みがちですが、あまりに多くの情報を入れると、肝心な部分が伝わらなくなることがあります。

そのため、何を伝えたいのか、どのような行動や態度の変化をユーザーに促したいのかを明確にし、それに基づいたメッセージを考えましょう。

例えば、効果を強調した動画と価格を強調した動画の2種類を制作し、どちらが視聴者に響くかをABテストで比較することもできます。

また、異なるペルソナと訴求ポイントの組み合わせを試すことで、最も効果的なパターンを見つけられます。

動画全体の構成を考える

次に動画全体の構成を考えましょう。

構成を考える際には、以下の3つの型を参考にすると良いでしょう。

問題提起型視聴者の関心を引くために、最初に問題を提示し、その解決策として商品やサービスを紹介する方法
プロダクトデモ型商品やサービスの機能や使い方を具体的にデモンストレーションすることで、視聴者にその価値を伝える方法
ストレートオファー型直接的に商品の特典やオファーを提示し、視聴者に行動を促す方法

これらの型を活用することで、効果的な動画構成を作成することができます。

PDCAを回し続ける

 動画は一度作ったら終わりではありません。定期的に効果を測定し、PDCAサイクルを回して動画を改善していくことが大切です。

動画がどのくらい再生されたか(どのポイントで視聴者が離脱しているか)、複数の動画を作成した場合はどれが最も効果的だったかを分析することが望ましいです。

まとめ

本記事では、LPに動画を導入する方法やメリット・デメリットを紹介しました。LPに動画を挿入するメリットは下記が挙げられます。

  • 伝達できる情報量が増える
  • ユーザーのページ滞在時間が長くなる
  • 文字による情報伝達を減らせる
  • 訴求力が高くなる
  • CVR(コンバージョン率)を向上できる場合がある

しかし、LPに動画を挿入するには、まず土台となるLP自体のクオリティを上げる必要があり、動画を撮りつつも効果的なLPを作成しなくてはなりません。

そこで、どちらか一方でもクオリティの高いものを作りたい方はぜひ弊社にお問い合わせください。特に弊社の「伴走LP」では、月額5万円でLPOと広告運用を一気通貫で対応できるので、動画制作に予算を割けるメリットがあります。

もちろん、動画制作に強いパートナーにお繋ぎすることも可能ですので、伴走LPに興味がある方はぜひ下記をご参照ください。

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