2024/08/05
2024/09/30
StockSun株式会社
StockSunが目指すべき顧客対応・接遇の在り方を明文化したガイドラインです。
日本トップクラスの企業出身者の監修も入れ、体系化しております。随時アップデートします。
2024 | 年 | 08 | 月 | 05 | 日 公開 |
2024 | 年 | 09 | 月 | 30 | 日 更新 |
StockSun株式会社
1.1 CVR向上施策
記事の順位が上がった後、CVRの観点でもリライトができると理想
5-1.リード文でCVを決められる導線になっているか
5-2.記事内各所にCTAを設置しているか
5-3.CTAボタンはクリックするものと認識されるようなデザインとなっているか
5-4.CTAボタンを過剰に挿入していないか
5-5.CTAボタンの上下にマイクロコピーを設置しているか
5-6.CTAボタンの文言だけで内容が伝わるか
5-7.商品・サービスの価格に応じたCTAボタンの文言を設定しているか
5-8.行動を後押しする理由を添えたCV導線を配置しているか
5-9.「悩みへの共感+答えの提示+記事の内容の紹介」を基本型としてリード文が作成されているか
1.2 リード文でCVを決められる導線になっているか
Webページの特性上、記事下に近づくほど離脱率が高くなるため、CVRを向上させるためには、最初に表示されるリード文でCVを決められる導線を設計する必要がある。
「記事の紹介」ではなく、「記事の要約(まとめ)」を書くとリード文だけで記事内容が伝わりCTAの向上につながる。
エンゲージメント率が低い要因は大体がリード文にある。
1.3 記事内各所にCTAを設置しているか
5-2 記事内各所にCTAを設置しているか
対象キーワードで1位を獲得しても、記事下だけにしかCTAが設置されていないと、CVR向上にはつながりにくい。
CTAボタンの数を増やしてCVポイントとの接点を増やすだけでも、CVR向上につながる可能性がある。
ただし、CTAボタンをむやみに入れると、ユーザー側からすると読みにくい記事になってしまう。
リード文直下や記事内に挿入しても違和感がない箇所を基準に、CTAボタンを組み込む。
1.4 CTAボタンはクリックするものと認識されるようなデザインとなっているか
CTAボタンを設置しているにもかかわらず、クリックするものと認識されていなければ、当然CVR改善にはつながらない。
記事背景と色が重複しないようにしたり、ボタンに影をつけたりするなどユーザー目線での配慮が必要。
1.5 CTAボタンを過剰に挿入していないか
CTAボタンを過剰に挿入してしまうと、ユーザビリティが低下してしまうため避ける。
1スクロールごとにCTAボタンがあると視認性が悪くなる。記事内容にもよるが、1,000〜2,000文字に1個を目安に挿入する。
1.6 CTAボタンの文言だけで内容が伝わるか
CTAボタンの文言がわかりにくいと、ユーザーは何を得られるのかわからず押す気にならないため、何を得られるのか明確にわかる文言にする。
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1.7 行動を後押しする理由を添えたCV導線を配置しているか
ユーザーがCTAボタンを押すまでのハードルを低くしなければいけない。
安い商品なら「限定性」「緊急性」、高い商品なら「お得」「無料」などの文言に入れると、「商品やサービスを購入しないといけない」心理に移行させられる。
5-8.行動を後押しする理由を添えたCV導線を配置しているか
行動を後押しする記事でなければ、ユーザーはCTAボタンを押さない。
リライト構成を設計する際に、CVR改善につながるような導線をあらかじめ組んでおくと、行動を後押しする理由を挿入しやすくなる。
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1.8 商品・サービスの価格に応じたCTAボタンの文言を設定しているか
ユーザーがCTAボタンを押すまでのハードルを低くしなければいけない。
安い商品なら「限定性」「緊急性」、高い商品なら「お得」「無料」などの文言に入れると、「商品やサービスを購入しないといけない」心理に移行させられる。
1.9 「悩みへの共感+答えの提示+記事の内容の紹介」を基本型としてリード文が作成されているか
記事を読むことで「どんなメリットがあるのか」「どのような変化があるか」など未来像を明確に示さないと、離脱率が上がってしまう。
「悩みへの共感+答えの提示+記事の内容の紹介」を基本型としてリード文を作ると、「ユーザーが共感しやすい=滞在率の向上」につながる。
悪い例)
SEOとは、「Search Engine Optimization:検索エンジン最適化」という意味です。
SEOを進めて、自社の売上アップにつなげましょう。
良い例)
「SEOとはどんな意味?」「具体的にどのような施策を進めればよいの?」
SEOとは、「Search Engine Optimization:検索エンジン最適化」という意味です。
一言にSEOといっても、複数の施策に分かれるため、どんな行動をすればよいかわからない方も多いです。
SEOは、大きく「コンテンツ施策・内部施策・外部施策」の3つに分かれており、メディアの状態によって最適な施策は変化します。
本記事では、SEOの概要や施策の詳細について紹介しています。
2.1 【番外編】+αの施策
番外編として、リライトのみの対応ではなく改修が必要になるが記事の効果が向上するような施策のご提案。
7-1.離脱防止ポップアップが設定されているか
7-2.SP版の追従フッターが設定されているか
7-3.PC版のサイドバーに追従バナーが設定されているか
7-4.CV先の訴求とCTAの文言が統一されているか(LPやメディアがCV先の場合)
7-5.オリジナル画像の挿入ができているか(競合がオリジナル画像を用いている場合)
7-6.EEAT要素を主張できるコンテンツが存在しているか
7-7.FAQの構造化マークアップができているか
7-8.ヒートマップツールでユーザーの行動を把握しているか
2.2 離脱防止ポップアップが設定されているか
離脱防止ポップアップを設けることで、滞在率が向上しCVR改善につながる。
ただし、スクロールするごとにポップアップが表示されたり、閉じ方がわかりにくかったりすると、記事自体を閉じてしまう可能性があるため注意。
2.3 SP版の追従フッターが設定されているか
SP版の追従フッターを設置することで、記事途中でも商品・サービス紹介ページや問い合わせページに移動しやすくなる。
2.4 PC版のサイドバーに追従バナーが設定されているか
PC版のサイドバーに追従バナーを設置することで、記事途中でも商品・サービス紹介ページや問い合わせページに移動しやすくなる。
2.5 CV先の訴求とCTAの文言が統一されているか(LPやメディアがCV先の場合)
CTAの文言とCV先の訴求が異なると、どちらが正しいのかユーザーが混乱してしまう。 遷移後のCVRを上げるためにも、CTAとCVの訴求文言は統一する。
2.6 オリジナル画像の挿入ができているか(競合がオリジナル画像を用いている場合)
コンテンツ内の画像はフリー素材でも問題はないが、オリジナル画像の方がユーザーの満足度が高くなる。
とくに理解しにくい専門用語や仕組みを図解してあげると、記事の内容が理解しやすくなり、商品やサービスのCVR改善効果も見込める。
2.7 EEAT要素を主張できるコンテンツが存在しているか
EEAT※要素はコンテンツの質に影響するため、間接的にSEO評価に貢献する。
EEAT要素 | 評価対象 |
Experience(経験) | キーワードに対する口コミや実体験などの経験 |
Expertise(専門性) | キーワードに対する知識量や技術スキル |
Authoritativeness(権威性) | 客観的に見てメディアの認知度や評判が高いか ※被リンクやサイテーション(が影響 |
Trustworthiness(信頼性) | メディア全体の安全性、権威性(運営者や企業情報の開示) |
2.8 FAQの構造化マークアップができているか
FAQ(よくある質問)を構造化マークアップすると、検索エンジンの表示ページ下に「リッチリザルト」として表示される。
引用:Google検索セントラル
「よくある質問(FAQ)」のページには、特定のトピックに関する質問と回答の一覧が掲載されています。「よくある質問」のページを適切にマークアップすると、検索結果にリッチリザルトを表示し、Google アシスタントのアクションで対応できるようになります。 引用:Google検索セントラル |
ユーザーが知りたい情報を素早く収集できるようになるため、ユーザビリティ向上につながる。
FAQの構造化マークアップは、Googleが提供する「リッチリザルトテスト」で把握できる。
引用:リッチリザルトテスト
2.9 ヒートマップツールでユーザーの行動を把握しているか
ヒートマップツール(Microsoft Clarityなど)を導入すると、ユーザーがどの見出しを中心に見ているのか把握できる。
引用:Microsoft Clarity
ユーザーの需要を視覚的に把握できるため、見出しの順番を変更する際の指標として活用できる。
3.1 見出しの文字数は20文字前後に収まっているか
長すぎる見出しはユーザー側からすると読みにくいうえに、他の見出しとの粒度が合わなくなる。
ただし、対策キーワードが長い場合はこの限りではない。
3.2 見出し一つにつき200~300文字程度にまとまっているか
300文字を超えると、「1見出し1アンサー」から外れる可能性があるだけでなく、ユーザーからすると読みにくい文章となってしまう。
ただし、表や箇条書きを用いて説明する場合は、300文字を超えることがあるため、この限りではない。
3.3 一つの見出しに複数の話題を盛り込んでいないか
一つの見出しに複数の話題を入れると、何を伝えたいのかわかりにくくなり、ユーザー側の満足度が低下する。
複数のH3に分けて解説すると、ユーザーに内容が伝わりやすくなるため、h階層を有効活用する。
3.4 H3はPREP法に沿って記載されているか
H3はh2の内容を詳しく解説するために設置するタグであるため、PREP法に沿って完結に記載する必要がある。
P(Point):結論
R(Reason):理由
E(Example):具体例
P(Point):結論
「結論+結論に対する理由や具体例」が基本形だが、メリットやポイントを紹介する際は、最後に提案で締めくくるパターンもある(PRES法)。
3.5 並列される項目は形式を揃えられているか(体言止め or 用言止めに統一)
並列項目の形式がバラバラだと、視覚的にわかりにくい見出し構造となってしまう。検索エンジン観点からも、統一感のある見出しの方が記事内容を認識しやすい。
悪い例)
・ペルソナを設計
・上位記事をリサーチする
・サジェストキーワードを検索する
良い例)
・ペルソナを設計
・上位記事をリサーチ
・サジェストキーワードを検索
3.6 情報が2つ以上ある場合にリストタグ(箇条書き)を使っているか
箇条書きなしの記事は、文章が続くためユーザー側からするとわかりにくい。
箇条書きを取り入れると視覚的にもわかりやすくなり、文章の内容を理解しやすくなる。
悪い例)
SEO対策として、コンテンツ施策(リライトなど)や内部施策(パンくずリストの作成やaltタグの挿入など)、外部施策(被リンクやサイテーションなど)の3種類があります。
良い例)
SEO対策として、以下3つの手法が存在します。
コンテンツ施策:リライトなど
内部施策:パンくずリストの作成やaltタグの挿入など
外部施策:被リンクやサイテーションなど
3.7 比較・分類をする場合など、テーブルタグ(表)が使える場面では必ず使っているか
比較・分類する内容をそのまま文章に起こしてしまうと、ユーザー側からするとわかりにくい文章になってしまう。
テーブルタグは箇条書きと同じく視覚的にわかりやすくなるため、記事内容を簡潔に伝えるために重要。
ただし、tdタグのみの表はどこが項目なのかわからないため、項目のセルはthタグに調整する。
悪い例)
SEO業者の料金は、新規記事は1本〇万円、リライトは1本△万円と相場となっています。内部施策は基本料金が✕万円、外部施策は◇万円となっています。
良い例)
SEO業者の料金相場は、以下表のとおりです。
SEO対策の種類 | 料金相場 |
新規記事(1本あたり) | 〇万円 |
リライト(1本あたり) | △万円 |
内部施策(基本料金) | ✕万円 |
外部施策(基本料金) | ◇万円 |
3.8 口コミが記載されている場合、必ず傾向をまとめてサマリー化した解説文章が入っているか
口コミはユーザーの体験談が書かれているため、一次情報として有用。とくに商品やサービスを紹介する場面で挿入すると、記事の信憑性が上がりやすくなる。
ただ、口コミを並べただけでは意味がないので、ユーザー満足度を上げるためにも、口コミの傾向をまとめて文章で記載する。
3.9 優良誤認表示に違反する表現を記事内で使っていないか
優良誤認表示とは、商品やサービスの内容や価格を事実よりも良く見せること。
商品・サービスの品質を、実際よりも優れていると偽って宣伝したり、競争業者が販売する商品・サービスよりも特に優れているわけではないのに、あたかも優れているかのように偽って宣伝する行為が優良誤認表示に該当します。引用:消費者庁 |
例)通常50%程度の効果しかない商品を、「100%の効果あり!」と表示するのは優良誤認にあたる。
消費者庁からの指摘を受けても問題がないように、記事に商品やサービスを掲載する際は、事実を記載するのはもちろん、根拠となる資料を用意しておく。
3.10 有利誤認表示に違反する表現を記事内で使っていないか
有利誤認表示とは、実際よりも商品やサービスをお得に見せること。
商品・サービスの取引条件について、実際よりも有利であると偽って宣伝したり、競争業者が販売する商品・サービスよりも特に安いわけでもないのに、あたかも著しく安いかのように偽って宣伝する行為が有利誤認表示に該当します。引用:消費者庁 |
例)通常価格5000円の商品を、「通常価格10,000円の50%引き」と表示するのは有利誤認にあたる。
消費者庁からの指摘を受けても問題がないように、記事に商品やサービスを掲載する際は、事実を記載するのはもちろん、根拠となる資料を用意しておく。
3.11 (健康食品、化粧品、雑貨を紹介する場合)薬機法に違反していないか
薬機法は、健康食品や化粧品、雑貨であるにもかかわらず、身体改善機能を表示する趣旨を禁止した法律。
医薬品、医薬部外品、化粧品、医療機器及び再生医療等製品(以下「医薬品等」という。)の品質、有効性及び安全性の確保並びにこれらの使用による保健衛生上の危害の発生及び拡大の防止のために必要な規制を行うとともに、指定薬物の規制に関する措置を講ずるほか、医療上特にその必要性が高い医薬品、医療機器及び再生医療等製品の研究開発の促進のために必要な措置を講ずることにより、保健衛生の向上を図ることを目的とする。 引用:厚生労働省 |
身体改善機能を表示するには、医薬品(医薬部外品)として認可される必要があるため、商品を記事内に掲載する際は注意する。
例)
医薬品として承認が降りていないサプリメントの広告で「風邪が治る!」と記載するのは薬機法違反。
3.12 文字装飾、改行などのトンマナは統一されているか
文字装飾や改行は、文章の読みやすさにかかわる重要な項目。
「文字装飾の色がバラバラ」「改行の位置がずれている」などトンマナが統一されていない記事は、ユーザーから読みにくいと思われてしまう。
適当に装飾や改行をせずに、トンマナを合わせてから実施する。
3.13 スマホで閲覧した際に、文章が2スクロール連続する箇所がないか
“文章ばかり続く記事は、ユーザーにとって読みにくさを与えてしまう。
2スクロールを目安に表や箇条書きを用いて、スマホ画面が文章だけで埋め尽くされないようにする。
例)
3.14 外部ツールを使って機械的に誤字・脱字を排除できているか
誤字や脱字による文章の読みにくさは、ユーザー・検索エンジン双方にとって悪影響。
とくにユーザー側からすると、「このメディアは大丈夫なのか?」と信憑性を下げてしまう可能性がある。
目視での確認に加えて、wordの校閲機能や無料ツール(Ennoなど)、有料ツール(文賢など)を活用して、機械的に誤字・脱字を排除する。
3.15 外部ツールを使って機械的に冗長表現を排除できているか
冗長表現とは、文章と関係のない余計な単語や表現のこと。
意味合いとして間違っているわけではないが、読みにくい文章になりやすくユーザー、検索エンジン双方にとって悪影響。
悪い例)
SEOとは「Search Engine Optimization:検索エンジン最適化」という略称のことで、対策することで自社メディアの流入数向上につなげることができます。
良い例)
SEOとは「Search Engine Optimization:検索エンジン最適化」の略で、自社メディアの流入増加につながります。
目視での確認に加えて、wordの校閲機能や無料ツール(Ennoなど)、有料ツール(文賢など)を活用して、機械的に冗長表現を排除する。
3.16 ライティング基礎スキル
最後は単純に文章のレベルが1つ上がるような基礎的な観点を抑える。
6-1.「です」「ます」など、同じ語尾が3回以上連続していないか
6-2.英数字は半角/全角どちらかで統一されているか
6-3.表記揺れを起こしていないか
6-4.固有名詞は正確に記載できているか(例:資格名・学校名・団体名・社名)
6-5.専門用語を使用する際は、補足説明を挿入しているか
6-6.見出しの文字数は20文字前後に収まっているか
6-7.見出し一つにつき200~300文字程度にまとまっているか
6-8.一つの見出しに複数の話題を盛り込んでいないか
6-9.H3はPREP法に沿って記載されているか
6-10.並列される項目は形式を揃えられているか(体言止め or 用言止めに統一)
6-11.情報が2つ以上ある場合にリストタグ(箇条書き)を使っているか
6-12.比較・分類をする場合など、テーブルタグ(表)が使える場面では必ず使っているか
6-13.口コミが記載されている場合、必ず傾向をまとめてサマリー化した解説文章が入っているか
6-14.優良誤認表示に違反する表現を記事内で使っていないか
6-15.有利誤認表示に違反する表現を記事内で使っていないか
6-16.(健康食品、化粧品、雑貨を紹介する場合)薬機法に違反していないか
6-17.文字装飾、改行などのトンマナは統一されているか
6-18.スマホで閲覧した際に、文章が2スクロール連続する箇所がないか
6-19.外部ツールを使って機械的に誤字・脱字を排除できているか
6-20.外部ツールを使って機械的に冗長表現を排除できているか
3.17 「です」「ます」など、同じ語尾が3回以上連続していないか
「~です。~です。~です。」と同じ語尾が連続すると、ユーザーに稚拙かつ退屈な印象を与えてしまう。
同じ語尾を使うとしても、最大2回までを目安にする。
悪い例)
SEOとは「Search Engine Optimization:検索エンジン最適化」という意味です。
SEO対策は、商品・サービスの売上アップのために重要な施策です。
SEO対策を進めるためには、まずメディアの準備が必要です。
良い例)
SEOとは「Search Engine Optimization:検索エンジン最適化」という意味です。
SEO対策は、商品・サービスの売上アップのために実行。
SEO対策を進めるためには、メディアを立ち上げる必要があります。
3.18 英数字は半角/全角どちらかで統一されているか
検索エンジン側の観点では問題ないが、ユーザー側からすると、半角や全角が混在した文章は読みにくい。
固有名詞の場合、半角または全角が正式名称になっている可能性があるため、必ずどちらが正しいか確認する。
悪い例)
SEO対策は、商品・サービスを売り上げる施策として1番です。
良い例)
SEO対策は、商品・サービスを売り上げる施策として1番です。
3.19 表記揺れを起こしていないか
表記揺れが発生すると、ユーザーに対して読みにくさを与えてしまう。
また、SEO観点でも「引越」「引越し」などのワードで、検索順位が変動する可能性があるため、メディア単位で表記ルールを統一する。
3.20 固有名詞は正確に記載できているか(例:資格名・学校名・団体名・社名)
固有名詞の誤りはユーザーに対し、誤解を与える可能性がある。
記事完成後に発覚すると、見逃しのリスクも高くなるため、公開前に確認しておくのがベスト。
3.21 専門用語を使用する際は、補足説明を挿入しているか
専門用語に対する補足がないと、ユーザーは記事の内容を理解できなくなり離脱してしまう。
専門用語が出てくる最初のタイミングで、「※」やカッコを用いて説明するのがベスト。
例)
・CTA(Call To Action:行動を誘導するボタン)
・CTA
※Call To Action:行動を誘導するボタン
4.1 CV・流入数の観点からキーワードを抽出
SEO記事は「商品・サービスへの問い合わせ・購買」を増やすために制作するため、キーワードは、「月間流入数(検索ボリューム)」と「CV」の2軸で検討するべきである。
キーワード抽出の優先順位として「月間流入数×CVにつながりやすい(顕在層に近い)」を基準にすると、メディアの目的に合ったキーワードを抽出しやすくなる。
5.1 画像の容量を200KB以下に圧縮しているか
Google公式からも、記事全体のページ容量は1.6MB以内とアナウンスされているため、画像1枚あたりの容量は200KB以下に圧縮する必要がある。
合計バイトサイズを 1,600 KiB 未満に抑えるようにします。 この目標は、10 秒以下の操作可能時間を達成しながら、理論的に 3G 接続でダウンロードできるデータ量に基づいています。 引用:Chrome for Developers「膨大なネットワーク ペイロードを避ける」 |
5.2 画像はJPEG/PNG形式でアップロードされているか
JPEG/PNG形式は、他の画像形式(GIF、WebPなど)と比べて容量面、画質面において優れている。
PEGは「人物や風景」PNGは「単調な画像」に適しているため、画像によって形式を変える。
5.3 監修者/著者情報を設定しているか
記事ジャンルに対して権威性のある人物を監修者/著者情報として付けると、EEAT面からSEO評価の向上につながる。
Experience, Expertise, Authoritativeness and Trust (E-E-A-T) are all important considerations in PQ rating. The most important member at the center of the E-E-A-T family is Trust. 経験、専門知識、権威、信頼 (E-E-A-T) はすべて、PQ 評価における重要な考慮事項です。E-E-A-T ファミリーの中心にある最も重要なメンバーは信頼です。 引用:General Guidelines |
ただし、適当な人物を監修者/著者情報を設定しても、SEO評価にはつながらない。
たとえば、SEO業界について何もわからない初心者よりも、SEOコンサルタントの方が監修者/著者情報として適している。
5.4 出典/引用元はアンカーリンクで明記されているか
メディアによっては出典/引用元を明記しないと、情報を掲載できない場合がある。根拠となる客観的データを示すことは、SEO評価にもつながる。
ただし、「参考」「出典」「引用」はそれぞれ言葉の意味が異なり、使う場面も変わるため、リライト時は注意する。
単語 | 意味 |
参考 | 記事制作において参考にしたページを掲載すること |
引用 | 一言一句同じ文章を記事に掲載すること |
出典 | 引用した文献や資料名を記載すること(画像は出典元となる) |
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