GoogleアナリティクスとはWebサイトのパフォーマンスを解析し、訪問者の行動を分析する無料ツールです。
この記事ではGoogleアナリティクスの使い方や設定方法、アクセス解析レポートの見方などを徹底解説。初心者でも簡単に始められるGA4の導入方法や分析方法も紹介。
Googleアナリティクスを使うことでWebサイトのアクセス数や集客効果を伸ばして売り上げを増やすことも可能です。
なお、弊社StockSun株式会社では、Googleアナリティクスの導入や設定、ウェブサイトのアクセス解析と分析を月5万円ですべて代行できるサービス『マキトルくん』を提供しています。
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目次
Googleアナリティクスとはグーグルが無料提供しているアクセス解析ツールで、以下の特徴があります。
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以下からはGoogleアナリティクスの特徴をひとつずつ解説しています。
Googleアナリティクスは、Webサイトの訪問者データを収集し分析する無料のツールで、マーケティングの最適化やサイト改善に役立ちます。
Webサイトの訪問者に関する様々なデータを収集して分析することで、Webサイトのパフォーマンスを向上させるための貴重な情報を提供します。
例えば、以下のデータを収集できます。
上記のデータを収集することで、アクセス解析やウェブサイトの分析と改善、マーケティング戦略の策定を行えます。
その結果、Webサイトによる集客や収益の向上などに役立ちます。
Googleアナリティクスには最新バージョンと旧バージョンの2つがあります。
現在は最新版のGoogleアナリティクスであるGA4しか使用できません。
GA4とユニバーサルアナリティクスの大きな違いは、イベントと呼ばれる新たなデータ収集方法でサイトの分析をより詳細に行えるようになった点です。
イベントとは、ウェブサイト上で発生する特定の行動のことです。例えば以下の分析指標もGA4ではすべてイベントと呼ばれます。
上記の様々なユーザー行動はすべてイベントとして収集されます。イベントの中のページビュー数、イベントの中のクリック数、という考え方をGA4では行っていきます。
これらのイベントを分析することで、ウェブサイトのアクセス解析や訪問者の行動パターンをより詳細に把握することができます。
最新のGoogleアナリティクスは、ウェブサイトの訪問者に関する様々なデータを収集し、分析するためのレポート機能を提供しています。
主なレポートとしては、以下のものがあります。
※ユーザーのどの行動をコンバージョンとして計測するかは別途で設定が必要です。設定方法はこの記事で後述しています
Googleアナリティクスでは以上のアクセス解析レポートを使用することで、ウェブサイトの分析と改善を無料で行えます。
加えて、収集したデータをExcelやGoogleスプレッドシートにエクスポートすることや、API設定によってGoogleアナリティクスのデータを他のツールと連携することも可能です。
初心者向けのGoogleアナリティクスの大まかな使い方と手順は以下の通りです。
上記の手順の詳細をひとつずつ以下で解説しています。
Googleアナリティクスを使用するには、以下の手順が必要です。
トラッキングIDとは、ウェブサイトに設置するトラッキングコードのことです。トラッキングコードはウェブサイトへの訪問者に関するデータを収集するために使用されます。
このトラッキングコード(≒トラッキングID)をウェブサイトのHTMLコードに設置します。トラッキングコードを設置するとGoogleアナリティクスでデータが収集できるようになります。
Googleアナリティクスでは、分析するデータの取得期間を設定することができます。取得期間を設定することで、特定の期間のデータのみを分析可能です。
例えば、過去1週間のデータのみを分析したい場合は、取得期間を過去1週間にすることができます。取得期間はGoogleアナリティクス内で設定できます。
Googleアナリティクスでは、収集したデータをExcelやGoogleスプレッドシートにエクスポートすることができます。
データのエクスポートは、Googleアナリティクス内で実行できて、エクスポートするデータはレポートやセグメントで絞り込むこともできます。
Googleアナリティクスでアクセス解析データを収集してウェブサイトを正しく分析するためには、初期設定が必要です。以下が、初期設定の手順です。
設定が難しくて代行したい場合は、以下の記事でおすすめの設定代行会社を紹介しています。
内部リンクカセットのパーツ:https://stock-sun.com/column/google_analytics/
上記のGoogleアナリティクスの設定ひとつずつについて、以下から詳しく解説しています。
Googleアナリティクスでは、コンバージョンを設定することができます。コンバージョンとはウェブサイトでの目標達成のことです。
例えば、以下のユーザー行動をコンバージョンとして設定できます。
コンバージョンを設定することで、ウェブサイトでの目標達成状況を分析することができます。
Googleアナリティクスでは、フィルターを設定することができます。フィルターは、データの分析対象を絞り込むために使用されます。
例えば、内部トラフィックやスパムを除外するために、フィルターを設定することができます。フィルターを設定していない場合は、正確なデータ分析を行うことができません。
Googleアナリティクスでは、ボットトラフィックを除外することができます。ボットトラフィックとは自動プログラムによって生成されるアクセス数のことです。
ボットトラフィックは、ウェブサイトのパフォーマンスに影響を与える可能性があります。そのためGoogleアナリティクスでは、ボットトラフィックを除外することができます。
ボットトラフィックを除外していない場合は、正確なデータ分析を行うことができません。
Googleアナリティクスでは、特定のURLクエリパラメータを除外することができます。URLクエリパラメータとは、本来のURLの末尾に追加のURL情報が追加されたもので、同じページでも異なるURLが自動生成されてしまうことです。
例えば、ウェブサイトの検索機能で、特定のキーワードで検索した場合、URLにキーワードが含まれます。このキーワードは、URLクエリパラメータです。
URLクエリパラメータを除外することで、より正確なデータ収集とアクセス解析を行えます。
グーグルアナリティクス(GA4)の導入方法は以下の通りです。
上記の手順の詳細をひとつずつ以下で解説しています。
Googleアナリティクスを使用するには、まずGoogleアカウントを作成する必要があります。Googleアカウントを作成するには、Googleのウェブサイトにアクセスしてアカウント作成の手順に従います。
Googleアカウントを作成したら、Googleアナリティクスのウェブサイトにアクセスし、アカウントを作成します。
Googleアナリティクスに登録してプロパティとビューを設定します。プロパティとは、ウェブサイトのことです。ビューとは、プロパティのデータを表示する方法のことです。
プロパティとビューを設定することで、Googleアナリティクスにデータが収集されるようになります。
Googleアナリティクスに登録したら、トラッキングIDを取得します。トラッキングIDとは、ウェブサイトに設置するトラッキングコードに必要なIDです。
トラッキングコードは、ウェブサイトへの訪問者に関するデータを収集するために使用されます。
トラッキングコードはウェブサイトのHTMLコードに設置することで、Googleアナリティクスにデータが収集されるようになります。
Googleアナリティクスのアクセス解析や分析で初心者が犯しがちなミスは以下の3つです。
上記の運用ミスひとつずつについて、以下から詳しく解説しています。
Googleアナリティクスは、設定ミスによって正確なデータが収集できないことがあります。例えば、以下のような設定ミスです。
Googleアナリティクスでは様々な設定ミスが考えられます。設定ミスによって収集されたデータは、正確な分析結果を得ることができません。
そのためGoogleアナリティクスを使用する際には、設定ミスに注意する必要があります。初期設定が手間な場合や不安の場合は、Googleアナリティクス導入の代行サービスを利用しましょう。
Googleアナリティクスでは、様々な指標が収集されます。これらの指標の中には、ウェブサイトのパフォーマンスを評価するために重要な指標があります。
例えば、以下の重要指標です。
(それぞれの意味を簡単に説明した画像)
これらの指標を見逃すと、ウェブサイトのパフォーマンスを正確に評価することができず、アクセス解析や分析を行えません。
そのためGoogleアナリティクスを使用する際には、重要な指標を見逃さないように注意する必要があります。
グーグルアナリティクス運用中にどのような設定を適用したかを記録していないため、後から他のメンバーやツールと連携できないケースがあります。
Googleアナリティクスには様々な設定項目があります。そのためGoogleアナリティクスを使用する際には、設定内容を把握していないと後から細かい変更を行ったりアクセス解析を正しく行えません。
設定内容の把握や書き起こし、GA4に詳しい担当者に管理してもらうなどの対応をしましょう。
(初心者が設定をしても正しくできているのか分からない・詳しい運用者に見てもらうメリットを比較した画像)
Googleアナリティクスは正しい設定と使い方をすることで、Webサイトのパフォーマンスを大幅に向上させることができます。無料でアクセス解析と分析を行えるツールです。
2024年7月1日からユニバーサルアナリティクス(UA)が廃止されてGA4に移り代わったことで、イベント設定や探索レポートで細かい分析も可能になりました。
ウェブサイトの改善、マーケティング戦略の策定、収益の向上などに役立ちます。
ただし初心者には導入設定や分析が難しいため、まずは基本を押さえて少しずつ高度な機能を使いこなしていくことをおすすめします。
なお、弊社StockSun株式会社では、Googleアナリティクスの導入や設定、ウェブサイトのアクセス解析と分析を月5万円ですべて代行できるサービス『マキトルくん』を提供しています。
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