株式会社Weegent様のサイト制作を担当しました。
クライアント名 | 株式会社Weegent |
事業内容 | 営業代行 |
支援概要 | コーポレートサイト制作 |
ご予算 | 100万円(税抜) |
担当者 | 楢本浩太 |
年収チャンネルの企画を通して起業し1年程経過。独立当初に簡易的に制作したHPしかなかった状況で、営業や採用のシ-ンにおいて、しっかりとしたHPがないことによる機会損失が散見されるとのことで相談いただきました。
また、予算が決まっていたため、予算に対するベストパフォーマンスを目指す形で、サイト構成を検討する必要がありました。
採用も案件ありきという考えのもと、まずは営業シーンで貢献するサイトにすることを第一に検討しました。同時に、事業内容が明確になっているコーポレートサイトは採用シーンでも有用であるとの考え方もありました。
そのため、発注者目線で意思決定に必要な情報の発信、及び他社ではなく当社に依頼する優位性(独自性)を打ち出すことを重視しました。
また、継続的にブラッシュアップしていけるよう、更新コンテンツを設けて運用しやすいサイトを目指しました。
なお、TOPページはLP型の構成としています。情報を適切に取捨選択することができれば、端的にユーザーに届けられるメリットのある構成です。ユーザーはページ遷移の際に離脱が多くなるため、LP型TOPページとすることで離脱防止措置になるというポジティブな側面もあります。
BtoB商材は一般的に単価も高く、衝動的な購買行動が発生しづらいため、しっかりと情報を見比べて比較検討される傾向があります。
一方で、比較検討に必要な情報はある程度決まっており、情報を適切に発信し、サイトを通して成約すれば投資は回収しやすい側面もあります。
例えば、営業代行やコンサルといった人的サービス業者は以下のような情報を通し、信頼感や安心感を比較されます。
その他サイトコンテンツとしては、集客施策や営業体制によりますが、以下のようなものが有効になり得ます。
これらの情報を、会社の特性や集客施策(サイトへの流入経路)を加味してバランスを取ってコンテンツ設計していくことが重要です。
本件では、主に以下2つでの認知獲得からの流入が想定されました。
そのため、浅い認知(社名やザックリとやっていることは知っている程度)の状態での流入がメインと想定し、サイトに訪れてからなるべく端的に強みや実績が伝わる構成としました。
強みを伝えるためにコピーを理念的なものではなくソリューション寄りのものにし、サブコピーも含めて主に以下の3点を打ち出しています。
2ndビューでは実績を多角的に伝えるため、以下を掲載しています。
支援範囲の幅広さを一目で伝えるため、アイコン+サービス名で一覧化した構成としています。
サービス詳細もページ遷移させずに端的に内容を伝えるためモーダルウィンドウでの展開とし、強みやターゲット像を掲載することで情報量の担保とユーザーの自分ごと化を促進しています。
このように、強みや押し出したい情報に基づいて、最もユーザーに響くと考えられる構成を模索しています。
黒とゴールドの組み合わせで、高級感のある落ち着いた雰囲気を重視しています。
尖った印象などは抑えて、サービスの品質の高さと落ち着き・余裕のある印象を与えるデザインを目指しました。
企業のカラーとして、「事業の透明性・誠実さ」を特に押し出しており、ブランディングだけ上手い他社と差別化を図るため真面目な印象・固さを持たせつつ、お高い雰囲気で近寄りがたいような印象にはしないようバランスを取っています。
成果情報を継続的に発信するため、実績について非エンジニアが更新可能な仕様にしています。
また、DMなどから流入したユーザーを浅いリードでも獲得するため、ホワイトペーパー施策を優先的に取り組む方針を踏まえ、ダウンロード資料も更新可能な仕様にしています。
その他、お知らせやメンバー情報も更新可能となっています。
なお、本件では実装しませんでしたが、コラムの投稿機能を付加することも可能です。
ユーザビリティやSEO評価の担保としてのページの表示速度最適化や構造化(検索エンジンに情報を伝わりやすくするコード記述方法)などは標準整備しているため、SEOの土台としても活用いただけます。
フォーム営業を通してサイトを見ていただき商談化、その後1回で口頭合意に至ったという、嬉しい成果のご報告もいただいています。