株式会社Growth DX様のサイトリニューアルを担当しました。
クライアント名 | 株式会社Growth DX |
事業内容 | BtoBセールス領域やマーケティング領域を中心にしたグロース支援/ビジネスマッチングサービス |
支援概要 | コンセプトワーク/ャッチコピー策定/コーポレートサイトリニューアル |
担当者 | 楢本浩太 |
リニューアル前の課題
その他ご要望
打ち出すメッセージの再定義が必要だったため、コンセプトワークから取り組みました。
コンセプトとは、「誰にどのような価値を、どのような形で提供するのか」といった自社の存立意義、概念、目的を言語化したものです。
様々な部署・立場の社員の方に10名程集まっていただき、市場・自社・競合・ユーザー・商材にまつわる”不”を集めるところからはじめ、それら”不”をどのようにポジティブに変換していくか、その過程で自社としてどのように価値を発揮していくかを検討するといった進め方でワークショップを進行しました。
最終的に、以下のコンセプトを策定しました。
“ビジネスを成長させるための選択から障害物を取り除く”
コンセプトは「社内の合言葉」のようなもののため、よりユーザーに響く表現でサイトに掲げるため、別途、以下のキャッチコピーを策定しました。
“ビジネスの一寸先から未来まで課題解決で「成長の道筋」を照らします。”
コンセプトを実現できる存在であることが伝わるような強みやサービスの見せ方を検討しました。
具体的には、顧客の多岐に渡る課題を解決できる手法を持ち合わせていること、また、最適な手法を選択することができる人材・体制が整っていることを訴求しています。
また、個々のサービスごとにページを作成し、それぞれに対して顧客の課題と自社の強みを整理して掲載することで、ユーザーが自分ごと化しやすい情報構成を意識しました。
そのうえで実績や個別の事例を見せることで具体性を与え、発注イメージを湧かせやすくしています。
ロゴマークの「DX」を道に見立て、何が正しいかがわからない真っ白な空間に、正しい道を指し示すコンセプトをビジュアルに落とし込みました。FVの動きのある部分は、暗い部分に光・スポットライトを当てて明るく照らすイメージから着想し、全体に「照らす」をキーワードに、コンセプトを体現するデザインを目指しました。
変わった表現や必要以上に派手なブランディングをして注目させるのではなく、王道感・信頼感を与えるデザインとし、質実剛健で成果を追い求める姿勢を形にしています。
シンプルな中にも、細かなアニメーションや装飾を盛り込み、品質の高さを感じさせるデザインを意識しました。
事例、資料、セミナー情報、お知らせ、コラム、メンバー紹介、募集要項といった更新が頻繁に発生するコンテンツは、非エンジニアが編集可能な仕様にしています。
BtoBでは、特に事例の更新は発注イメージの具体化や信頼性担保に寄与するため、定期的に更新することが望ましいです。資料ダウンロードやセミナーは潜在層のリード獲得手法として有効です。接客の必要な業態ではメンバーを出すことで安心感の醸成も可能です。
なお、資料ダウンロードページやセミナーページはページ内の目立つ位置にフォーム導線を組み込み、CVR向上を目指す開発も行っています。