近年、インサイドセールス代行を導入する企業が増えてきています。しかし、実際にインサイドセールス代行を導入したいと思っていても、どの企業に依頼をすればいいかわからずなかなか進められない企業が多いのではないでしょうか。
本記事では、インサイドセールスのおすすめ代行会社を11社ピックアップしました。それぞれの企業の特徴や料金体系もあわせて紹介しています。
またインサイドセールスを利用することで得られるメリットや、自社に合った代行サービスの選び方を紹介しています。
また、今すぐ営業代行を依頼したい方は『カリトルくん』がおすすめです。
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目次
インサイドセールス代行とは、非対面で行う営業方法です。電話、メール、フォーム営業など、さまざまなツールを用いて顧客にアプローチを行います。
商談につなげる営業がメインとなっていますが、それに付帯して見込み顧客の育成や内製化支援、商談代行などを行う会社も存在します。
インサイドセールスとフィールドセールスは、それぞれ役割と目的が異なります。インサイドセールスは見込み顧客の育成が主な役割です。非対面のアプローチを通じて商談化を目指します。
一方で、フィールドセールスは商談を主な目的とします。インサイドセールスから引き継いだ商談に対し、主に対面で対応して受注を目指します。
どちらか片方だけではなく、インサイドセールスとフィールドセールスを連携させることで営業活動の効率化が図れます。
インサイドセールスを選ぶ際のポイントは、主に以下の3つがあります。
インサイドセールスを選ぶポイントの詳細と抑えるべき理由について詳しく紹介していきます。
インサイドセールス代行の代行業者には、業者によって得意不得意があります。また、過去にインサイドセールスが成功したノウハウをもとに営業を進める事例もあります。
効率よく自社の課題を解決させるためにも、同業界で実績があるか、また自社の事業について理解があるかを事前に確認しておくことが大切でしょう。
また、営業代行会社とのミスマッチが起こる可能性もあります。得意業種が違う企業への依頼によって、想定していた結果を得ることができず、コストが無駄になることを避けるためにも、あらかじめ依頼先の代行業者の得意分野を調べておくのがおすすめです。
料金体系が自社の状況にマッチしているかも確認しましょう。インサイドセールスの代表的な料金体系には「成果報酬型」と「固定報酬型」があります。
固定報酬型は、成果に左右されることなく決まった一定金額が支払われる報酬体系です。コストが決まっているため、自社に予算が決まっている企業におすすめといえるでしょう。
また成果報酬型は、獲得した商談数や成約数によって料金が決まる報酬体系です。
発注したけれど納得のいく成果を得られなかった場合のリスクを懸念している企業におすすめの料金体系だといえるでしょう。成功報酬型は、固定報酬型に比べ納得感のある契約を獲得できるのがメリットです。
しかし、予想以上に成果があった場合に報酬が増えてしまうため、コスト管理が難しくなるデメリットがあります。
成果報酬型も、固定報酬型もどちらにもそれぞれの良さがあるので、自社に合った料金体系を選択することが重要です。
ランニングコスト以外にも、オプション料金が加算される場合もあるので、実際に必要な費用は事前に確認しておくことが大切です。
営業代行会社が提供しているサービスの内容が自社に合っているかも確認しましょう。
インサイドセールス代行の主なサービスは以下の3つです。
それぞれのサービスの内容を細かく紹介します。
アポ獲得型のインサイドセールス代行は、マーケティングとフィールドセールスの中間に位置し、フィールドセールスの商談機会を増やすことに特化しています。
具体的には、商談スケジュールの確保やアポイントの獲得に注力するのが特徴です。
クロージング型のインサイドセールス代行は、フィールドセールスを必要とせずマーケティングから商談までを一貫して対応します。
商材が低価格かつ説明や商談が容易な商品を取り扱っている場合は、インサイドセールスのみで対応することも可能です。
既存顧客のアップセル型のインサイドセールス代行は、すでに発注を受けている企業に対してオプションの追加などアップセルを促します。
新規営業と既存営業が分かれていない企業や営業スタッフが少ない企業などは、アップセルのためにインサイドセールスを活用することがあります。
インサイドセールス代行ですが、利用することで得られるメリットは主に4つあります。
ここからは、インサイドセールス代行を導入することで得られるメリットについて解説していきます。
自社で営業スタッフを雇う場合は、営業人材の育成だけではなく、営業が不要な期間の雇用費も余分にかかってしまうのが現実です。
しかし、セールスに特化した専門知識を持っているインサイドセールス代行業者を利用することで、サービスを提供するまでに必要な出費を削減できます。
また、インサイドセールス代行は自社の状況に合わせて柔軟に対応できる業者が多いため、従業員の雇用や解雇にかかるリソースも同時に削減できます。
営業代行を利用することで、自社が持っていない営業スキルやノウハウを知れるのは、大きなメリットだといえるでしょう。
また、中には作成した営業先リストを共有してくれる代行会社もあるため、今後営業の内政化を進めるうえでも貴重な情報を得ることもできます。
即戦力として営業のプロを雇えるのは、インサイドセールス代行会社に依頼するからこそです。
商談獲得に特化したインサイドセールス営業の実績が豊富にあるため、効率的なアプローチで、商談数や受注率を上げられます。
自社サービスの開発にリソースを割きたいスタートアップなどでは、テレアポ営業などにリソースを使えない企業も多いでしょう。
インサイドセールス代行会社に依頼をすれば、新しい人材に専門的な知識を身に着けさせる時間と費用を削減できます。
インサイドセールス代行を利用することで得られるメリットがある一方で、デメリットもあります。
中でもインサイドセールス代行を利用する代表的なデメリットは2つあります。
インサイドセールス代行を導入することで起こりうるデメリットについて、早速解説していきます。
基本的には、守秘義務を契約で結んでいますが、中には管理体制が甘い企業が存在するのも事実です。
管理体制が甘い企業と契約を結んでしまった場合には、情報漏洩のリスクが高くなってしまうといえるでしょう。
情報漏洩のリスクをゼロに抑えるためには、信頼できる代行会社を見極めることが重要です。
発注前に依頼先の企業に関する情報や実績を必ず調べるようにしましょう。
営業ノウハウを学べるのは、インサイドセールス代行会社に依頼するメリットですが、任せっきりにすると自社の営業人材の育成が進まない可能性があります。
会社のフェーズによりますが、人材育成ができるリソースがある場合には、徐々に内政化を進めることが必要でしょう。
代行会社に依頼して満足するのではなく、内製化も同時に進めておかなければ、インサイドセールス代行会社を利用できなくなった途端に売上が下がることも考えられます。
多くのインサイドセールス代行会社が営業ノウハウを共有してくれるため、まず一度は代行会社を利用してみて、余ったリソースで内製化を進めるのもおすすめです。
記事の冒頭でも紹介しましたが、インサイドセールス代行の料金体系は主に3種類あります。
この3種類の特徴と、どのような企業に向いているのかをより詳しく紹介していきます。
また、インサイドセールス代行の相場についても解説していきます。
固定報酬型は、成果に関係なく費用が発生します。毎月定額を支払う料金体系なので、自社の予算に合わせて契約することが可能です。
成果がなくても、費用が発生するデメリットはありますが、支出の見通しが立てやすいメリットがあります。
そのためあらかじめ予算を設定しておきたい場合には、固定報酬型が合っているといえるでしょう。
相場としては、1人あたり月額50〜70万円ほどです。より専門的な知識が必要となる案件であれば、さらに高額になる場合も想定しておきましょう。
成果報酬型は、言葉の通り成果によって費用が加算されていく料金体系です。
どれくらいの成果があるのかわからず、予算の見通しが立てにくいため支出がかさむ可能性があるのがデメリットではありますが、代わりに成果分のみ支払うため納得感があるのも事実です。
成果が得られた分だけ費用が発生するため、余計なコストを省けるのもメリットでしょう。
固定報酬型と成果報酬型を組み合わせた複合型報酬の料金体系もあります。
最低報酬として毎月固定額を支払い、成果が一定数を超えた場合は歩合制に切り替えるなど自由に決めることが可能です。
固定料金が、固定報酬型よりもリーズナブルに設定されていることがほとんどで、その相場は1案件あたり30〜40万円ほどになります。
固定に加えて、成果に応じて報酬がアップするため、代行会社の成果に対するモチベーションもキープできるのがメリットです。
ただし、成果に応じた費用も発生するため、最終的な支払額が増えやすい点には注意が必要です。
本項では、おすすめできるインサイドセールス代行会社を11社ご紹介しています。
それぞれの会社の魅力ポイントも解説しています。
会社名 | 料金体系 | 特徴 |
カリトルくん | 固定報酬型 |
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合同会社ドリームアップ | 成果報酬型 |
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アースリンク | 要問い合わせ |
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コムレイズインキュベート | 固定報酬型 |
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ウィルオブ・ワーク | 固定報酬型
※成果報酬については要相談 |
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ベイルズ | 固定報酬型 |
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セレブリックス | 固定報酬型
※成果報酬については要相談 |
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リーグル | 成果報酬型 |
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SORAプロジェクト | 固定報酬型
※コール単価は成果報酬 |
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SALES ROBOTICS | 固定報酬型 |
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コンフィデンス | 固定報酬型 |
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それぞれの会社・サービスの特徴を詳しく紹介します。
特徴
・累計300社以上の支援実績を誇るノウハウ
・フリーランスで構成する強い営業組織
・定額制なので、費用を気にせずに依頼可能
・テレアポ / 問い合わせフォーム営業 / メール営業など相性がよい施策の実施が可能
・月額10万円から導入が可能
料金
10万円~/月額
公式サイト
https://stock-sun.com/karitoru-kun/lp/
『カリトルくん』は、Webマーケティングの知見と営業力を併せ持つフリーランスが、テレアポ・問い合わせフォーム営業・メール営業などあらゆる手法を使い、定額制で商談獲得まで伴走するサービスです。
『カリトルくん』を導入すると以下のような課題を解決できます。
『カリトルくん』には、累計300社以上の支援実績とノウハウがあります。すべてフリーランスで営業を組織しているため営業に強いのが特徴です。数字が残せないフリーランスは即リプレイスできます。また、定額料金のため費用を気にせずご依頼が可能です。
一定の基準をクリアしたディレクターが専属でつくため、ご依頼いただいた業務に関するノウハウが蓄積され、更なる業務効率化やスピードアップにつながります。
無料相談も提供しているため、興味のある方は相談を検討してみてください。
合同会社ドリームアップが提供しているSakuSakuは、文面作成から送付まで、ターゲットに合わせて人が手作業で行うため、高い商談獲得率が期待できます。
中でも「執念」というサービスは、休眠顧客や検討中の顧客に対して受注か失注の2択の答えを引き出すまで粘り強く営業を代行してくれます。
低コストでありながら、質の高いアポイントメントを獲得できるので安心です。
サービス内容 | アポ獲得注力型 |
料金体系 | 成果報酬型 |
1,500社以上の支援実績を誇るアースリンクは、内製化に向けたサポートが豊富な点が魅力のポイントです。
詳細な方向性をこまめにすり合わせるため、定期的なミーティングを行っており、営業スキーム構築のサポートも可能です。ミーティングは、実際にPDCAを回した際に得られたデータや、過去にさまざまな企業を支援したデータに基づいて行われます。
サービス内容 | アポ獲得注力型 クロージング型 既存アップセル型 |
料金体系 | 要問い合わせ |
コムレイズインキュベートは、「スタートアップをセールスの力でドライブさせる」をビジョンとしている企業です。スタートアップ企業向けの営業支援を主に展開しており、短期間で変化するクライアントの状況に合わせてサービスを提供しています。
格安業者で多く使用されているテンプレートのような営業ではなく、自社の事業や規模に合わせて的確な営業サポートをします。
サービス内容 | アポ獲得注力型 クロージング型 |
料金体系 | 固定報酬型 |
プライム上場ウィルグループの関連企業であるウィルオブ・ワークは、インサイドセールスの効率をアップさせられるクラウドサービス「BALES CLOUD」と連携し、営業支援ツール導入サポートも充実しています。
ウィルオブ・ワークには、2,800社以上の営業や販売実績で誇るノウハウが存在するため、エリアや業種を縛ることなく営業活動をすることが可能です。
サービス内容 | アポ獲得注力型 クロージング型 既存アップセル型 |
料金体系 | 固定報酬型 ※成果報酬については要相談 |
ベイルズは、大手企業に対して多数の支援実績があるため、大手企業でインサイドセールス営業の代行を検討している企業におすすめです。
アポイント獲得だけでなく、オンライン商談まで代行可能なので、幅広い支援を柔軟に依頼できます。
サービス内容 | アポ獲得注力型 既存アップセル型 |
料金体系 | 固定報酬型 |
セレブリックスは、過去24年分のインサイドセールスの支援データをもとに失敗しにくい営業方法で支援を行っています。
独自資料「顧客開拓メソッド」で形式的な営業手法を採用しており、業務設計からオンライン商談まで多岐に渡る分野で代行を依頼できます。
サービス内容 | アポ獲得注力型 |
料金体系 | 固定報酬型
※成果報酬については要相談 |
完全成功報酬型のプランで依頼できます。発注先とのミスマッチによるリスクは抑えつつ成果を得られるのが魅力のポイントです。
WEBアプリケーションツール「CLICKTOOLS」を使い受注後のフォローアップ対応も行っているため、安定的に商品が売れる仕組みを手に入れられます。
サービス内容 | アポ獲得注力型 既存アップセル型 |
料金体系 | 成果報酬型 |
SORAプロジェクトは、ウェビナーを開催して、営業ノウハウを共有しています。
法人向けの営業代行16年以上・800万社のインサイドセールスを支援してきたデータベースを元に、長期的な利益拡大を支援できます。
最低1ヵ月からの短期で依頼することも可能のため、お試しで発注してみたい企業におすすめです。
サービス内容 | アポ獲得注力 |
料金体系 | 固定報酬型
※コール単価は成果報酬 |
設計から運用まですべて代行可能なSALES ROBOTICSは、インサイドセールスの立ち上げ構築の支援を行っています。
独自開発の管理システムを利用して活動内容をリアルタイムに報告することもできるため、安心して代行を依頼することが可能です。
サービス内容 | アポ獲得注力型 クロージング型 |
料金体系 | 固定報酬型 |
コンフィデンス株式会社のインサイドセールスアウトソーシング事業は、テレアポ代行、ナーチャリング代行、MA(マーケティングオートメーション)導入コンサルティングを提供しています。
ターゲットへの効果的なアプローチ、過去のリードの再活用、最適なナーチャリング活動の支援を行います。
サービス内容 | アポ獲得注力型 |
料金体系 | 固定報酬型 |
次に、カリトルくんのインサイドセールス代行の事例を3つ紹介します。
それぞれの事例を詳しく紹介します。
はじめに、営業支援SaaSのインサイドセールス代行の事例です。
ニーズが明確にあるリード数を増やし、ニーズが曖昧な商談はウェビナーに誘導したいとのご要望がありました。
商材理解を徹底し、1ヵ月で約170件ものリードを獲得できました。
詳しい内容は以下の動画をご覧ください。
次に、TikTok運用代行のインサイドセールス代行を行った事例です。
社内に営業人材がおらず、SNSに知見のあるフリーランスに営業を発注したいとのご要望がありました。
クリニックに対してテレアポをすることで、3ヵ月で5件もの成約を獲得しました。
詳しい内容は以下の動画をご覧ください。
最後に、Webコンサルティングのインサイドセールス代行を行った事例です。
リード数を増やしたいものの営業人材が足らず、営業に関する業務をまるっと外注したいとのご要望がありました。月次で施策を検証しつつ進め、最終的には月次で30件ほどのアポを獲得しました。
利用プラン | プレミアムプラン |
施策内容 | 月次で検証しつつ継続的なテレアポやフォーム営業 |
最後に、インサイドセールスのおすすめ代行会社に関してよくある質問をまとめました。
それぞれの質問に回答するので、ぜひ最後までご覧ください。
インサイドセールスは全国どこへでも営業することが可能です。一般の消費者に向けられているtoC市場は、購買決定が感情に左右されることがほとんどです。
そのため、商品やサービスについて、電話営業やメール営業での適切な説明が難しいことから、toB商材を扱うのが主流です。
また、飛び込みでは難しい無形商材でも売れるため、特に保険やIT関連のサービスを売る企業などにおすすめです。
プライム上場ウィルグループの関連企業であるウィルオブワークは有名企業の1社だといえるでしょう。
インサイドセールス代行は少数精鋭の営業部隊の方が結果にコミットしてくれることがほとんどです。
有名な企業に依頼をすることにこだわるよりも、専門的なスキルや焦点を持つ企業に依頼をすることが、より効果的に成果を上げる近道だと考えられます。
インサイドセールス代行へ依頼をすれば、多くのメリットを得られます。
料金体系やそれぞれの会社の特徴がさまざまあり、インサイドセールス代行会社の選び方も重要なポイントであることを解説しました。
中でも豊富なマーケティング実績を誇るStockSun株式会社は、正社員をほとんど雇用していません。
そのため、オフィス代などの経費を削減することが可能となり、低価格で代行を依頼できます。
フリーランス営業人材を抱えている独自のシステムを採用し、実績のある人しか上に上がれない環境を作っているからこそ即戦力となる精鋭がそろっています。
営業に特化したサービス『カリトルくん』では無料相談も提供しているため、興味のある方はぜひお気軽にご連絡ください。