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オンボーディングとは?意味・目的・進め方5ステップと失敗しない成功のコツを解説

更新日

「新人がすぐに辞めてしまう」「研修を実施しているのに、なかなか戦力化につながらない」と悩む人事担当者は少なくありません。

こうした課題を解決するうえで重要なのが、入社前から入社後数か月先までを見据えて設計する「オンボーディング」です。適切なオンボーディングを行うことで、早期離職の防止や定着率向上、即戦力化の促進につながります。

そこで本記事では、オンボーディングの意味や目的をはじめ、5ステップでわかる具体的な進め方、よくある失敗パターン、動画を活用した最新施策、さらに企業の成功事例までをわかりやすく解説します。人事施策の見直しや社内提案にも活用できる内容となっているので、ぜひ参考にしてください。

植本涼太郎

この記事の著者

植本涼太郎

植本涼太郎

YouTubeスペシャリスト

神戸大学卒業後、大手コンサルティングファーム等を経てStockSun株式会社に参画。

年収チャンネル立上げ責任者を担当後、YouTubeを基軸とした企業マーケティングの戦略立案~実行を担当。商品開発者、SNSコンサル、動画制作会社等をチームとして統括。

ビジネス領域への理解が深く、単なるチャンネルグロースだけでなく、売上拡大/採用向上等の事業課題の解決にコミットした支援が得意。

目次

オンボーディングとは?OJT・研修との違いを正しく理解しよう

オンボーディングとは?OJT・研修との違いを正しく理解しよう

オンボーディングとは、入社前から入社後数か月にわたって継続する組織適応・定着・戦力化のための一連の人事施策を指します。新人研修やOJTといった単発の取り組みより範囲が広く、人事・現場・経営が連動して進める点が特徴です。

「研修と何が違うの?」と感じる方は多いですが、最大の違いは期間と関与者の広さにあります。まずは3つの手法の違いを整理してから、各ステップに進みましょう。

オンボーディングの意味と語源

オンボーディング(onboarding)は「on-board=船・飛行機に乗っている状態」が語源です。新たな乗組員が安全に船内に馴染み、自分のポジションで力を発揮できるよう支援するという比喩から来ています。

日本では2010年代後半から人事領域で本格的に使われ始め、現在では中途採用やSaaS(Software as a Service:月額課金型クラウドサービス)のカスタマーサクセス領域でも標準語として定着しました。

近年は厚生労働省が公表する新規大卒就職者の3年以内離職率が34.9%(令和3年3月卒)に達するなど、離職問題が深刻化しています(厚生労働省「新規学卒就職者の離職状況(令和3年3月卒業者)」)。この背景から、入社後の早期適応を支援するオンボーディングへの注目が高まっています。

OJT・研修との3つの違い

「研修やOJTはオンボーディングの一部」と考えると、全体像が掴みやすくなります。3つの手法の違いを比較表で確認しましょう。

項目新人研修OJTオンボーディング
期間入社直後の数日〜数週間配属後の業務指導期間入社前〜入社後最長1年
対象新入社員のみ配属部署の新人新卒・中途・異動者・SaaS新規ユーザーなど
目的基礎スキル習得業務遂行能力の習得組織適応・定着・戦力化の総合支援
主担当人事部配属先の上司・先輩人事+現場+経営の連携
評価軸研修受講完了業務スキルの達成定着率・パフォーマンス発揮スピード

研修やOJTが「単発の施策」であるのに対し、オンボーディングは入社前後を含めた「継続的な育成・定着プロセス全体」を指します。つまり、研修やOJTは、オンボーディングを構成する施策の一部と捉えると理解しやすいです。

新人研修そのものを外部に任せたい場合は、新入社員研修会社おすすめ22選の記事で料金相場ごとに比較できます。

SaaS・カスタマーサクセス領域でのオンボーディングとは

オンボーディングは人事領域だけでなく、SaaSのカスタマーサクセス(顧客の成功を支援する活動)の文脈でも使われる言葉です。この場合は「契約直後の顧客が、サービスを自走して活用できる状態に至るまでの支援プロセス」を指します。

SaaS業界では、契約後3〜6か月以内に解約が集中しやすいとされており、オンボーディングの質や完了率が継続利用率に大きく影響します。そのため、多くの企業がオンボーディング強化を重要課題として位置づけています。

人事領域とSaaS領域は対象こそ異なりますが「初期段階でどれだけ適切な支援ができるかが、その後の定着を左右する」という点は共通しています。業界が違っても、オンボーディングの本質は変わりません。

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オンボーディングが今、注目される3つの理由

オンボーディングが今、注目される3つの理由

オンボーディングが2020年代に入って急速に注目されるようになった背景には、人事担当者の現場感覚に直結する3つの構造変化があります。「うちは大丈夫」と思っている企業ほど、実は静かに離職が進行しているケースが少なくありません。

まずは客観的なデータで現状を確認しましょう。

大卒の3割が3年以内に離職するという現実

厚生労働省が公表した最新データによると、新規大卒就職者の3年以内離職率は34.9%(令和3年3月卒)に達しました。続く令和4年3月卒でも33.8%と高水準のままです(厚生労働省「新規学卒就職者の離職状況(令和4年3月卒業者)」)。

事業所規模別に見ると、状況はさらに鮮明になります。

事業所規模(大卒)3年以内離職率
5人未満59.1%
5〜29人52.7%
30〜99人42.4%
100〜499人35.2%
500〜999人32.9%
1,000人以上28.2%

出典:厚生労働省「新規学卒就職者の離職状況(令和3年3月卒業者)」JILPT「3年以内離職率が高校卒で2年連続上昇、大学卒は3年連続」

中小企業では、実に約6割の新卒社員が3年以内に離職している計算になります。さらに業種別に見ると、宿泊業・飲食サービス業における大卒新卒者の3年以内離職率は56.6%に達しています(厚生労働省「新規学卒就職者の離職状況(令和3年3月卒業者)」)。

退職理由の本音は「人間関係」と「ミスマッチ」

なぜ新人は辞めてしまうのでしょうか。その背景を理解するうえで、退職理由に関する調査結果は非常に参考になります。

エン・ジャパンが退職経験者4,658名を対象に実施した調査によると、54%が「会社に伝えていない本当の退職理由がある」と回答しました(エン株式会社「本当の退職理由」調査2024)。また、退職理由を伝えなかった理由として最も多かったのは、「話しても理解してもらえないと思ったから」(46%)です。

つまり、形式的な退職面談だけでは、本音を把握しきれていないケースが少なくありません。別途、エン転職が実施した1万人規模の調査では、本当の退職理由として以下が上位に挙がっています。

本当の退職理由(複数回答)割合
職場の人間関係が悪い35%
給与が低い34%
会社の将来性に不安を感じた28%

出典:エン株式会社『エン転職』1万人アンケート(2022年10月)

特に知っておきたいのは、給与以外の上位2つはいずれもオンボーディング設計で改善できる領域という点です。人間関係の構築支援、配属前後のミスマッチ解消、企業ビジョンの言語化と共有——これらはオンボーディングの中核施策と直接重なります。

採用コスト高騰と人材獲得競争の激化

新卒・中途を問わず、採用市場は依然として売り手市場が続いています。採用広告費や人材紹介会社への手数料、採用担当者の工数などを含めると、新卒1名あたり50万〜100万円、中途採用では1名あたり100万円を超えるケースも珍しくありません。

こうしたコストをかけて採用した人材が、数年以内に離職してしまえば、採用投資を十分に回収できなくなる可能性があります。

そのため近年では、採用だけでなく「定着」までを含めて採用戦略を設計する考え方が重視されるようになっています。特に欧米企業を中心に、採用時と同等レベルでオンボーディングにも投資することで、定着率や早期戦力化を改善しようとする動きが広がっています。

日本企業でも人材獲得競争の激化を背景に、オンボーディングを重要な経営課題として位置づけるケースが増えています。

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オンボーディングを実施する5つのメリット

オンボーディングを実施する5つのメリット

「オンボーディングの重要性は理解できたものの、具体的にどのような効果があるのか」と疑問に感じる方も多いのではないでしょうか。特に、経営層へ予算や体制強化を提案する際は、期待できる効果を定量・定性の両面から整理しておくことが重要です。根拠を明確に示すことで、社内の合意形成もしやすくなります。

ここからは、オンボーディングによって得られる代表的な5つのメリットを、現場で起こりやすい課題とあわせて解説します。

①早期離職を防ぎ、定着率が向上する

オンボーディング最大のメリットは、早期離職の防止です。前述のとおり、退職理由として多い「人間関係への不安」や「将来性が見えない」といった課題は、入社初期の体験設計によって大きく改善できます。

特に、以下の3点を意識して設計することで「この会社で働き続けたい」という新人の意思形成につながります。

  • 歓迎されている実感を持てる環境づくり
    初日のウェルカムメッセージや歓迎ランチなど、“受け入れられている”と感じられる仕組みを整える
  • 自分の役割を明確に伝えること
    「なぜ採用されたのか」「何を期待されているのか」を早い段階で共有する
  • キャリアパスを可視化すること
    3か月後・1年後・3年後の成長イメージを示し、将来像を持てるようにする

②新入社員の戦力化スピードが上がる

オンボーディングが整備されている企業では、新人が成果を出し始めるまでの期間を短縮しやすくなります。

業務に必要な情報やノウハウを体系化し、先輩社員の暗黙知を可視化できていれば、新人は「何を質問すればよいかわからない」という初期のつまずきを回避しやすくなります。

また、重要なのは研修期間だけではありません。配属後3か月程度の伴走支援まで設計できているかどうかが、早期戦力化を左右します。

③採用・教育コストを削減できる

離職率が下がれば、再採用にかかるコストを抑えられます。加えて、教育内容を動画やマニュアルとして標準化することで、現場担当者の負担軽減にもつながります。

多くの企業では「通常業務が忙しく、後輩育成まで手が回らない」という課題を抱えています。オンボーディングを仕組み化することで、属人的なOJTに依存しない教育体制を構築しやすくなります。

④部署間の教育格差を解消できる

「部署によって教育の質に差がある」という状況は、新人の不満や早期離職の原因になりやすい課題です。オンボーディングを全社共通のプロセスとして設計することで、配属先による教育格差を最小限に抑えられます。

これは単なる新人教育にとどまらず、人事主導で組織全体の育成品質を標準化できるという点でも重要です。

⑤既存社員の生産性とエンゲージメントも高まる

オンボーディングの効果は、新入社員だけに限定されません。受け入れ側の既存社員にとっても、自身の業務を整理し、言語化して伝えるプロセスは成長機会になります。

また、新人が早期に戦力化すれば、既存社員のサポート負担も軽減され、チーム全体の生産性向上につながります。さらに、「組織として人を育てる文化」が根づくことで、社内コミュニケーションやエンゲージメント向上にも良い影響を与えます。

なお、組織全体のエンゲージメントを高める施策は、従業員エンゲージメントとは?高める方法・施策の記事で詳しく解説しています。

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オンボーディングの進め方5ステップ

メリットを理解したら、次は実装です。「何から始めればいいか」という疑問に応えるため、時系列に沿った5ステップを整理しました。各ステップの主担当と所要期間も合わせて確認してください。

ステップタイミング主な施策主担当
①目標設定とKPI設計内定〜入社前定着率・戦力化期間の数値目標設定人事
②オファー期コミュニケーション入社1か月前ウェルカム動画・必要情報の共有人事+配属部署
③入社直後のオリエンテーション入社初日〜1週間全社研修・1on1・ツール設定人事+メンター
④配属後の伴走設計入社1〜3か月OJT・週次1on1・小さな成功体験配属部署+メンター
⑤効果測定と改善入社3か月〜1年サーベイ・キャリア面談・施策更新人事

ステップ1|目標設定とKPI設計

最初に決めるべきは「何をもって成功とするか」です。曖昧なまま走り出すと、施策の効果検証ができません。一般的なKPIには次のものが挙げられます。

  • 入社1年後の定着率:目標値を設定し、毎年比較する
  • 入社3か月時点の業務習熟度:自己評価+上長評価を組み合わせる
  • 初期エンゲージメントスコア:入社1か月・3か月時点でサーベイを実施

経営層に予算を要求する際、この数値設計の説得力が結果を分けます。「なんとなく定着させたい」ではなく、数字で語れる状態を作ることが大切です。

ステップ2|入社前のオファー期コミュニケーション

内定承諾から入社までの“空白期間”は、入社後の不安やミスマッチを生みやすく、早期離職の要因になりがちです。この期間に、ウェルカム動画の共有やメンター紹介、社内資料の事前配布などを行うことで、入社前の不安を軽減し、スムーズな立ち上がりにつなげられます。

特に動画コンテンツは、文字情報だけでは伝わりにくい会社の雰囲気や価値観を、視覚・聴覚の両面から伝えられる点が大きなメリット。そのため、入社後のギャップを減らす施策としても効果が期待できます。

近年では、採用動画からオンボーディング動画までを一貫して設計し、候補者体験と入社後体験をつなげる企業も増えています。

▼採用動画の活用については、こちらの記事もあわせてご覧ください。
採用動画制作会社の選び方と費用相場を解説

ステップ3|入社直後のオリエンテーション設計

入社1週間は「歓迎されている実感」を最大化する期間です。次のような施策を意図的に組み込むのがおすすめです。

  • 経営層からのウェルカムメッセージ
    動画形式にすることで、繰り返し視聴できるコンテンツになる
  • メンターとのランチ
    最初の1on1の場として機能させる
  • 配属先メンバーの自己紹介動画
    配属前から顔と名前を一致させておく

ツール設定や初期の事務手続きでつまずく時間が長いと、それだけで第一印象が下がります。入社初日の段取りは1分単位で設計するくらいの意識を持つのがポイントです。

ステップ4|配属後のメンター・1on1設計

配属後1〜3か月が定着率を左右する最重要期間です。次の3点を意図的に積み上げましょう。

  • 週次の1on1(30分)
    業務の進捗確認だけでなく、不安やモヤモヤを拾う場として機能させる
  • メンターによる質問対応
    「忙しい上司に聞けない」という心理障壁を下げる
  • 業務の小さな成功体験
    達成可能なタスクからスタートし、段階的に難易度を上げる

「忙しい上司に質問しづらい」という心理障壁を下げるために、メンターは直属の上司とは別の社員に任命するのがポイントです。心理的安全性を確保することで、本音の相談が出やすくなります。

なお、メンター制度の具体的な設計手順は、メンター制度とは?導入6ステップ・面談テンプレートの記事で詳しく解説しています。

ステップ5|効果測定と改善(PDCAサイクル)

オンボーディングは、実施して終わりではありません。入社3か月・6か月・1年などの節目ごとにサーベイを実施し、施策の効果を継続的に検証・改善していくことが重要です。

その際は単に定着率を見るだけでなく、複数の指標を組み合わせて評価することで、課題をより正確に把握できます。

  • エンゲージメントスコアの推移(部署別・入社時期別)
  • 業務習熟度における自己評価と上長評価のギャップ
  • メンター制度やフォロー体制への満足度
  • 定着率の年次推移(職種別・組織規模別 など)

こうしたデータを蓄積・分析し、次年度のオンボーディング設計へ反映することで、施策の精度は継続的に向上していきます。PDCAサイクルを回し続けることが、成果につながるオンボーディング運用の鍵です。

オンボーディングプログラムのテンプレート例

オンボーディングを初めて設計する際は、「何を・いつ・誰が実施するのか」が曖昧なまま進めてしまい、施策が形骸化するケースも少なくありません。

まずは、入社前から入社後1年までの流れを整理し、各フェーズで必要な施策を明確化することが重要です。以下のテンプレートを参考に、自社の規模や職種に合わせてカスタマイズしてみてください。

【内定承諾〜入社1週間前】

  • ウェルカムメールの送付
  • 社内FAQ・就業ルール資料の共有
  • メンター紹介
  • 入社初日のスケジュール事前共有

【入社初日〜1週間】

  • 経営者からのウェルカムメッセージ(動画含む)
  • PC・各種ツール・アカウント設定
  • メンターランチの実施
  • 部署メンバーとの個別挨拶・顔合わせ

【入社1か月】

  • 週次1on1(30分程度)の定期実施
  • 入社1か月サーベイの実施
  • 小さな成功体験を得られる業務設計

【入社3か月】

  • 業務習熟度チェック(自己評価+上長評価)
  • キャリア面談(1年後の目標・期待値のすり合わせ)
  • 入社3か月サーベイの実施
  • オンボーディング施策の改善点整理

【入社6か月〜1年】

  • 定着率・エンゲージメントの定点観測
  • 年次振り返りの実施
  • 次年度オンボーディング施策への改善反映

すべてを一度に整備するのが難しい場合は、まず「入社初日〜1か月」の体験設計から着手するのがおすすめ。

オンボーディングは一度作って終わりではなく、毎年改善を重ねながら最適化していくことが重要です。小さく始めて継続的にブラッシュアップすることで、定着率や育成効率の向上につながります。

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オンボーディングを成功させる4つのポイント

オンボーディングは、単に施策を実施するだけでは十分な成果につながりません。5つのステップを形式的に運用していても、定着率改善や早期戦力化に結びつかないケースは少なくありません。その背景には、運用設計や現場連携における共通の課題があります。

ここからは、実際にオンボーディング施策で成果を上げている企業が共通して押さえている、4つの重要なポイントを解説します。

①人事・現場・経営の三位一体で取り組む

オンボーディングでよくある失敗が、「人事だけが主導し、現場が関与していない状態」です。

たとえ入社初週に歓迎ムードをつくれても、配属後の現場フォローが不十分であれば、新入社員の不安や孤立感は一気に高まってしまいます。そのため、オンボーディングは人事だけで完結させるのではなく、経営層・現場・人事が連携して取り組む体制づくりが欠かせません。

たとえば、以下のように役割を整理しておくと、運用しやすくなります。

  • 経営層
    オンボーディング方針の発信、歓迎メッセージ、組織としての育成文化づくり
  • 現場マネジャー
    1on1の実施、メンター選定、業務フィードバック、日常的なフォロー
  • 人事
    全体進捗の管理、サーベイ設計、制度改善、運用サポート

役割分担を明文化し、関係者全員に共有しておくことが、形骸化を防ぐポイントです。

②スモールステップ法で達成感を積み上げる

新入社員が入社初期に必要とするのは、「自分はこの組織で役に立てている」という実感です。

そのため、最初から高い成果を求めるのではなく、達成しやすい小さなタスクからスタートし、徐々に難易度を上げていく“スモールステップ設計”が重要になります。

また、タスク完了ごとに上司やメンターがフィードバックを返すことで、「できた」という成功体験が積み重なり、自己効力感(やればできるという感覚)の向上にもつながります。

こうした小さな成功体験の積み重ねが、定着率向上の土台になります。

③メンター制度と定期的なフィードバックを機能させる

メンター制度は、単に導入するだけでは意味がありません。重要なのは、“制度をつくること”ではなく、“機能させること”です。

メンター自身が役割や期待値を理解していなければ、相談対応が属人的になったり、制度そのものが形骸化したりする可能性があります。そのため、メンター向け研修や定期的な振り返りの場を設けるなど、運用面まで含めて設計することが重要です。

たとえば、月1回のメンター共有会を実施するだけでも、対応品質の平準化や課題の早期発見につながります。

④コンテンツを動画化し、再現性を高める

オンボーディング内容が属人化していると、担当者によって説明品質に差が生まれたり、異動・繁忙期によって運用が不安定になったりします。

こうした課題を防ぐ方法として有効なのが、オンボーディングコンテンツの動画化です。たとえば、以下のような内容は動画と相性が良く、標準化しやすい領域です。

  • 会社紹介・企業理念の説明
  • 業務マニュアルやツール操作方法
  • 経営陣からのウェルカムメッセージ
  • メンター向けOJT研修

動画は、一度制作すれば同じ品質で繰り返し活用できるうえ、入社者が好きなタイミングで見返せる点も大きなメリット。オンボーディングの再現性と運用効率を高めたい場合、動画コンテンツへの投資は費用対効果の高い施策だといえます。

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オンボーディングのよくある失敗パターンと対策

5ステップを設計しても、いくつかの落とし穴で成果が出なくなるケースがあります。ここでは、人事担当者からよく聞かれる失敗パターンを4つ整理しました。末尾の自己診断チェックリストで、自社の課題も併せて確認してみてください。

失敗①人事だけが頑張り、現場が動かない

「人事が丁寧にオリエンテーションを設計したのに、配属後は現場に丸投げ」という状況です。現場マネジャーが当事者意識を持たないと、配属後1か月以内に離職リスクが急上昇します。

対策としては、オンボーディング計画書を作成し、現場マネジャーが果たすべき役割(1on1の頻度・報告先・フィードバックの方法)を明文化することが有効です。「人事が管理し、現場が動く」役割分担を明確にしておきましょう。

失敗②施策が入社初日〜1週間で終わってしまう

オンボーディングでよくある失敗のひとつが、「入社式・研修・オリエンテーションを実施して終了」というケース。その後のフォローが現場任せになり、実質的にOJTだけで運用されてしまう企業も少なくありません。

しかし、入社直後だけでなく、その後3か月間のフォロー設計こそが定着率を左右する重要なポイントです。

実際に、早期離職は入社後3か月前後に集中しやすい傾向があります。最初は新鮮さや期待感があっても、時間の経過とともに「相談しづらい」「孤独感がある」と感じ始めるケースは珍しくありません。

そのため、オンボーディング施策は入社初週で終わらせるのではなく、少なくとも入社後3か月程度まで継続的に設計することが重要です。具体的には、週次1on1や定期サーベイ、キャリア面談などを組み込みながら、不安や課題を早期に把握できる体制を整えておくと効果的です。

失敗③メンター制度が形骸化している

「制度はあるが、メンターが何をすれば良いか分かっていない」という状態です。機能しないメンター制度は「誰も助けてくれない」という印象を新人に与え、逆効果になるリスクがあります。

メンターへの事前研修(傾聴スキル・フィードバック方法・NGな言動)と、月次の振り返り会の設置が最低限の対策。メンター自身が「自分はこの役割を担っている」と実感できる仕組みが必要です。

失敗④効果測定を行わず、改善につなげられていない

オンボーディング施策を毎年実施していても、「定着率が改善しない」「現場の負担感だけが増えている」というケースは少なくありません。その原因の多くは、施策の効果測定ができていないことにあります。

データを取得・分析していなければ、「どのフェーズで離職リスクが高まっているのか」「どの施策が機能していないのか」を特定できず、改善につなげることが難しくなります。そのため、最低限でも以下のような指標は継続的に確認できる体制を整えておきましょう。

  • 入社1か月・3か月・6か月時点でのサーベイ
  • 定着率の年次比較
  • 部署別・職種別のエンゲージメント推移
  • 上司評価と本人評価のギャップ

オンボーディングは、実施すること自体が目的ではありません。データをもとに改善を繰り返していくことではじめて成果につながります。「測定しなければ改善できない」という視点を、人事施策の基本として持っておくことが重要です。

自社のオンボーディング課題チェックリスト

次のチェックリストで、自社の現状を確認してみましょう。

  • □ 人事・現場・経営の役割分担が文書化されている
  • □ 入社後3か月までの施策スケジュールが存在する
  • □ メンターが研修を受け、自分の役割を理解している
  • □ 入社1か月・3か月時点でサーベイを実施している
  • □ 定着率を年次で計測・比較している
  • □ 部署ごとのオンボーディング格差を把握している
  • □ 動画など再現性のある教育コンテンツが存在する
  • □ コンテンツを定期的にアップデートする担当者が決まっている

2個以下しかチェックがつかなかった場合は、オンボーディングの設計を根本から見直す必要があります。その際は、まず何から手をつけるべきかプロに相談するのが近道です。

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動画を活用した新しいオンボーディング戦略

近年、オンボーディング設計の中核に動画コンテンツを据える企業が急増しています。

コロナ禍以降のリモート前提の働き方、Z世代の動画ファースト消費行動、生成AIによる動画制作コストの低下——これらが追い風となり、テキスト中心だった人事コンテンツが大きく動画にシフトしてきました。

「うちでも動画を作りたいが、効果が見えにくい」という声は多いですが、戦略的に設計された動画オンボーディングは、定着率・採用ブランディング・教育効率の3面で確かな成果を生みます。

なぜ今、動画オンボーディングが選ばれるのか

動画が選ばれる最大の理由は、情報伝達の濃度と記憶定着率の高さです。文字や静止画は視覚にしかアプローチできませんが、動画は視覚と聴覚の両方に訴えかけられます。

経営者の表情、職場の雰囲気、先輩社員の語り口といった「言葉にできない情報」を、動画は数秒で伝えられます。これはテキストでは代替できない強みです。

また、入社前の内定者が動画を視聴することで、入社時の「思っていたのと違う」というギャップが大きく減ります。ミスマッチによる早期離職を防ぐ効果は、近年多くの人事担当者が実感しているところです。

動画オンボーディングで得られる3つの効果

動画を組み込むことで得られる主な効果は次の3つです。

  • 入社前期待値の調整
    経営者メッセージや現場社員の1日紹介動画で、入社時のミスマッチを削減できる
  • 教育の標準化と再現性
    マニュアル動画を整備すれば配属先による教育格差が消え、OJT担当者の負担も軽減できる
  • 採用ブランディングとの連動
    オンボーディング動画は採用候補者にも公開でき、母集団形成にも貢献する

特にこの3つ目の効果は見落とされがちですが、非常に重要なポイントです。社内向けに整備したオンボーディングコンテンツが、結果として採用力強化にも寄与するケースは少なくありません。

採用ブランディングと連動させる動画活用法

オンボーディング動画と採用動画を別々に制作すると、企画・撮影・編集のコストが二重にかかります。

そのため、設計段階から「採用」と「オンボーディング」を一体で考えることが重要です。コンテンツを横断的に活用できるように設計することで、制作効率だけでなく、候補者体験や社員体験の一貫性も高められます。

たとえば、「経営者が事業ビジョンを語る動画」は、以下のように複数のシーンで活用できます。

  • 採用候補者向けの会社説明会
    応募前の段階から企業理念やビジョンへの共感を醸成できる
  • 内定者向けオンボーディングコンテンツ
    入社前の不安軽減や期待値調整につながる
  • 入社後の理念浸透研修
    全社員が共通認識を持つためのコンテンツとして活用できる

このように、「1本の動画を複数の接点で活用する」という視点で設計すると、コンテンツの投資対効果は大きく向上します。

さらに、動画をYouTubeチャンネルなどで公開すれば、候補者は応募前から企業文化や社員の雰囲気を把握できるようになります。その結果、応募数だけでなく企業との相性が良い人材からの応募増加も期待できます。

▼動画を活用した採用・マーケティングについては、こちらの記事もあわせてご覧ください。
YouTubeマーケティングの基礎と実践的な活用法を解説

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オンボーディングの企業成功事例5選 

実際にオンボーディングで成果を出している企業の事例を5社紹介します。動画戦略で採用コストを劇的に削減した事例から大手企業の手厚い設計まで、自社設計のヒントが詰まっています。

企業特徴的な施策成果のポイント
StockSun年収チャンネル動画×採用ブランディング連動採用単価80%削減・年間110人採用
メルカリウェルカムキット・全社オンボーディングランチ高い定着率と組織カルチャーの維持
サイボウズ入社前から閲覧できる社内Wiki・分報文化心理的安全性の早期確立
LINEヤフータレントマネジメント連携の個別最適化多様な人材への対応力
キユーピーOJT教育者の体系的育成部署間の教育格差解消

事例1|StockSun年収チャンネル(動画活用×採用単価80%削減)

最初に紹介するのは、YouTubeを活用し、採用ブランディングとオンボーディングを一体化した事例です。

StockSunが支援する「年収チャンネル(YouTube)」(登録者数約29万人)では、企業の事業内容や働き方、経営者の価値観・人柄などを継続的に動画で発信。応募前の段階から企業カルチャーへの理解と共感を促進しました。

その結果、採用単価は1人あたり約50万円から約9万円まで削減され、年間110名をYouTube経由で採用する成果につながっています。この取り組みの特徴は、「採用して終わり」ではなく、採用時に制作した動画コンテンツを、入社後のオンボーディングにも活用している点です。

たとえば、企業理念や経営者メッセージ、社員インタビューなどの動画を、内定者フォローや入社後研修にも転用することで、候補者体験から入社後体験までを一貫して設計しています。動画コンテンツが「採用 → オンボーディング → 定着 → 社内教育」まで横断的に機能している好例だと言えます。

なお、「年収チャンネル」の立ち上げからグロースまでを担当したのは、累計50チャンネル以上・6,000本超の動画運用実績を持つ植本涼太郎(StockSun認定パートナー)です。採用と動画マーケティングを掛け合わせたオンボーディング設計を強みとしています。

この採用単価80%削減の設計手法は、マーケティング思考の新卒採用の記事でも詳しく紹介しています。

事例2|メルカリ(手厚いウェルカムキット)

メルカリでは、入社初日のウェルカムキット配布や全社員参加型のオンボーディングランチなど、「新人を歓迎する体験」を仕組みとして設計しています(参考:カオナビ「オンボーディングとは」)。

こうした施策により、新入社員は入社初日から「組織の一員として迎え入れられている」という実感を持ちやすくなり、企業カルチャーへの理解や帰属意識の形成にもつながっています。

特に、ウェルカムキットのような“モノ”による体験と、ランチや交流機会といった“コミュニケーション施策”を組み合わせている点は、多くの企業にとって参考になるポイントです。

事例3|サイボウズ(社内Wikiと配属前研修)

サイボウズは、「情報をオープンにする文化」をオンボーディングにも活かしている企業です。入社前から閲覧できる社内Wikiを整備しており、新入社員は必要な情報を事前にキャッチアップできる環境が用意されています。

また、チャット上で業務状況を共有する「分報文化」によって、新人と既存社員の自然なコミュニケーションが生まれやすくなっている点も特徴です(参考:カオナビ「オンボーディングとは」)。こうした仕組みにより、「質問しづらい」「周囲の状況がわからない」といった不安を軽減し、心理的安全性を早期に高めています。

単なる研修制度ではなく、“情報を隠さない組織文化そのもの”がオンボーディングとして機能している好例といえます。

事例4|LINEヤフー(タレントマネジメント連携)

LINEヤフーでは、タレントマネジメントシステムとオンボーディングを連携させることで、新入社員ごとのバックグラウンドや志向性に合わせた個別最適化を進めています。

たとえば、新卒・中途・キャリア採用など、多様な入社経路に応じて必要な支援内容を調整し、それぞれに適したオンボーディング体験を提供しています。

大規模組織では、一律運用だけでは対応しきれないケースも多いため、データ活用によって個別最適化を図っている点が特徴的です(参考:HRBrain HR大学「オンボーディングとは」)。

事例5|キユーピー(OJT教育者の体系的育成)

キユーピーでは、新入社員本人だけでなく「教える側」の育成にも注力しています。

具体的には、OJT担当者(インストラクター)向けの研修や育成プログラムを整備し、指導スキルの標準化を進めています。この取り組みにより、配属部署や担当者による教育品質のばらつきを抑え、組織全体で一定水準の育成を実現しています。

また、教える側の既存社員にとっても、後輩指導を通じてマネジメント力やコミュニケーション力を高められる点が特徴です(参考:JMAM「オンボーディングとは?事例5選」)。この事例からは、オンボーディングは単なる「新人教育」ではなく、「組織全体の育成力を高める仕組み」として機能することがわかります。

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オンボーディングに関するよくある質問

オンボーディングの期間はどのくらいが適切ですか?

一般的には入社後3か月〜1年間が目安とされています。

入社直後の3か月は「定着の分岐点」にあたる最重要期間です。この期間に週次の1on1・メンターとの定期面談・業務の初期成功体験の設計を集中させることが推奨されます。その後6か月・1年の節目でサーベイを実施し、必要に応じて施策を更新するのが理想的です。

なお、中途採用や異動者の場合は即戦力への期待が高い分、3か月以内に集中したプログラムを組む企業も多くあります。

小規模企業でもオンボーディングは実施できますか?

規模に関わらず実施できます。むしろ、小規模企業ほど一人の離職が組織全体に与えるダメージが大きいため、オンボーディングの設計は優先度が高いといえます。大企業のような大規模プログラムでなくても、次の3点から始めるだけで定着率は変わってきます。

  • 入社前のウェルカムメールの整備
  • 週次1on1(30分)の定期開催
  • 入社1か月・3か月のサーベイの実施

コストをかけなくても仕組みで解決できることは多いです。まずできることから着手していきましょう。

オンボーディングプログラムに必須の施策は何ですか?

規模・業種を問わず、次の5つを最低限押さえておくことをおすすめします。

  • 入社前のコミュニケーション:空白期間の不安を軽減する
  • 入社初日の段取り設計:歓迎ムードを最大化する
  • メンターの配置:直属上司とは別の相談窓口を設ける
  • 週次1on1の設計:配属後3か月は必ず継続する
  • 節目のサーベイ実施:1か月・3か月でデータを取得し改善に活かす

この5つが揃っているだけで、多くの企業が抱える「入社直後の離職」は大幅に減らせます。

メンター制度がうまく機能しないのはなぜですか?

最も多い原因は「メンター自身が何をすれば良いか分かっていない」ことです。制度として存在していても、メンターへの事前研修がなければ形骸化します。そういった際は、次のステップで対策すると効果的です。

  • メンター向け研修の実施
    傾聴スキル・フィードバックの方法・やってはいけないNG言動を共有する
  • 月次のメンター振り返り会
    困っていることを共有し、孤立を防ぐ
  • メンターへの業務負荷軽減
    メンター活動を評価制度に組み込み、モチベーションを担保する

「制度を作る」ではなく「機能させる」ための運用設計が、メンター制度の成否を分けます。

SaaS企業のオンボーディングは、HR領域と何が違いますか?

SaaSのオンボーディングは「顧客がサービスを自走して使いこなせる状態にするまでの支援」を指し、対象が社員ではなく顧客(ユーザー)という点が大きな違いです。

ただし、本質は同じです。「初期の離脱(解約・退職)を防ぐために、初期体験を手厚く設計する」というゴールはHR領域・SaaS領域共通。SaaSでは特にプロダクトへの習熟度とアクティブ率を指標とするのが一般的で、チュートリアル動画・専任CSM(カスタマーサクセスマネージャー)の配置・定期チェックインなどが代表的な施策です。

オンボーディングの効果をどう測定すればよいですか?

次の指標を組み合わせて測定するのが効果的です。

  • 定着率:入社1年後・3年後の残存率を年次で比較する
  • エンゲージメントスコア:入社1か月・3か月・6か月時点でサーベイを実施する
  • 業務習熟度:自己評価と上長評価の乖離を追う
  • 早期離職率:入社3か月以内の退職者数を追跡する

単一の指標だけでは全体像が見えません。複数の指標を組み合わせることで、どのフェーズに問題があるかを特定しやすくなります。

動画でオンボーディングをするメリットは何ですか?

動画オンボーディングの主なメリットは次の3点です。

  • 情報伝達の品質が均一になる
    誰が教えても同じ内容・同じ温度感で届けられる
  • 繰り返し視聴できる
    忘れた部分を自分のペースで見返せるため、定着率が高い
  • 入社前から活用できる
    内定期間中に視聴させることで入社時のギャップを大幅に削減できる

一度作れば繰り返し使えるため、初期コストの回収が早い点も大きな強みです。特にオンボーディングコンテンツは毎年同じ内容を使い続けることが多いため、投資対効果が高い施策といえます。

外部の専門家に依頼するときの費用感は?

オンボーディング設計の外部支援は、依頼範囲によって大きく異なります。一般的な目安は次の通りです。

  • コンサルティング(設計のみ):月額10万〜50万円程度
  • 動画制作込みの支援:月額30万〜100万円程度(本数・クオリティにより変動)
  • 採用動画+オンボーディング一体型:プロジェクト単位で100万〜300万円程度

費用感は依頼内容・規模・支援期間によって大きく変わるため、まず無料相談で自社の状況を整理してから見積もりを取るのがスムーズです。StockSunでは初回相談を無料で受け付けています。

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まとめ|オンボーディングは「設計」と「動画活用」で成果が変わる

オンボーディングは、単なる新人研修ではありません。入社前から入社後数か月先までを見据え、新入社員の定着・早期戦力化を支援する“組織全体の受け入れプロセス”です。

厚生労働省のデータでも、3割を超える早期離職が発生しており、「人間関係への不安」や「将来性のミスマッチ」といった課題が背景にあります。こうした離職リスクを抑えるためには、入社初期の体験設計が極めて重要です。

「5ステップでの体系設計」「人事・現場・経営の連携運用」「動画による教育の標準化」——これらを適切に設計することで、定着率の向上に加え、採用コスト削減や育成効率の改善にも直結します。なかでも、動画オンボーディングと採用ブランディングを一体で設計する手法は、母集団形成から定着・活躍までを一貫して最適化できる、投資対効果の高いアプローチです。

「採用してもすぐに辞めてしまう」「育成に時間がかかりすぎて戦力化できない」といった課題を感じている企業様は、ぜひStockSunへご相談ください。現場実行まで見据えたオンボーディング設計をご支援します。

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