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システム開発会社の動画制作|費用相場と受注につなげる活用法

更新日

開発・SaaS・受託といった「形のないサービス」は、商談相手や決裁者に価値が伝わりきらず、受注が伸び悩みがちです。この記事では、システム開発会社の動画制作にかかる費用相場と、作った動画を受注につなげる活用法を、BtoB動画の調査データと当社の実績をもとにまとめました。動画を「コスト」ではなく「営業資産」として捉え直すための視点をお届けします。

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商談化率・受注率の頭打ちでお悩みの方へ。動画でカリトルくんなら、営業の歩留まりポイント①〜⑤に動画を差し込み、受注率10%以上改善。

小原一輝

この記事の著者

小原一輝

小原一輝

商談獲得のプロフェッショナル

青山学院在学中より営業代行会社に入社。2C向けの訪問営業を経験。その後、StockSun株式会社に参画。

インサイドセールス立ち上げ、テレアポ部隊立ち上げなど営業支援を担当。

学生時代からに代表岩野の社長秘書として活動。現在は3社の事業責任者も務めており、Webマーケティングと経営の知見もありながら営業代行ができるのが強み。 精鋭された営業フリーランスが30名ほどを牽引。

趣味はキックボクシング。アマチュアの戦績は2戦0勝2負。

目次

システム開発会社に動画制作が必要な理由

BtoB動画で営業効果を実感した企業51.0%・受注率向上を感じた企業49.7%という調査結果と、無形サービスを動画で可視化する必要性を整理した図解
システム開発会社の動画は、無形で伝わりにくい技術価値を可視化し、商談相手や決裁者に均質に届けるための営業資産です。BtoB動画は約半数の企業が効果を実感しています。

「形のないサービス」が営業で伝わりにくい構造

システム開発や受託、SaaSが扱うのは、コードや業務改善といった目に見えない価値です。完成品を手に取って見せられる製造業とは違い、開発会社の営業は「何ができて、導入後に何が変わるのか」を言葉だけで説明することになります。この説明が営業担当ごとにバラつくと、商談相手の理解が揃わず、受注がエース営業に依存しがちです。

エンジニア出身の方が営業を兼ねる組織では、技術には自信があっても、価値の言語化や伝え方に手応えを持ちにくい場面もあります。提案資料がテキストと図の静止画にとどまると、操作の流れや導入効果のイメージが相手に残りにくく、商談後の社内検討で熱量が冷めてしまいます。開発会社と相性のよい方法です。

開発会社の営業には、製品が手元に残らないという特有のハードルもあります。物販なら現物やカタログを置いて帰れますが、システムやSaaSの商談で相手の記憶に残るのは、口頭の説明とスライド資料だけです。決裁者が同席しない一次商談では、担当者が持ち帰った情報が社内で正確に再現される保証はありません。ここで動画があれば、担当者は「この動画を上司に見せれば伝わる」という形で価値を横展開でき、稟議の途中で熱量が目減りするリスクを抑えられます。決裁者まで同じ質で届く点が、開発会社が動画を持つ大きな利点です。

BtoB動画は約半数の企業が効果を実感している

BtoB企業の動画活用実態を調べたLumii調査では、動画の活用が営業・マーケティング活動で効果があったと答えた企業が 51.0%、動画によって商談の受注率が高まったと感じる企業が 49.7% にのぼりました(Lumii調査、2026年6月時点)。さらに、動画で得られた効果の上位は「認知獲得39.1%」に続いて「理解促進32.6%」です。

開発会社が動画を作る最大の理由は、この「理解促進」という効果にあります。抽象的なサービスほど、文章では伝わりきらない「仕組み」や「使うと何が変わるか」を、動画なら数十秒で見せられるからです。だからこそ、開発会社はまず自社の価値のどこが営業現場で伝わっていないかを点検し、その穴を埋める動画から着手するのが近道になります。

同じ調査では、制作経験のある動画の1位が「商品・サービスの紹介動画48.3%」で、今後制作したい動画の1位も「商品・サービスの紹介動画45.5%」でした。すでに作っている企業も、これから作りたい企業も、自社サービスを説明する動画を最優先に置いているということです。無形商材ほど「中身を見せる動画」のほうが投資効果を読みやすい、というのがこの数字の表れだと当社は考えています。発注の優先順位に迷ったら、ブランディング目的の凝った動画よりも先に、商談で説明に苦労しているサービスそのものを動画化するところから始めるのがおすすめです。

システム開発会社の動画制作にかかる費用相場

フリーランス1万〜50万円・制作会社20万〜200万円・代理店100万円超という依頼先別費用と、サービス紹介動画の中央値49.3万円を整理した費用相場図解
開発会社の動画は用途で5万〜300万円程度が目安です。会社紹介・サービス紹介・採用が定番で、依頼先によって価格帯が大きく変わります。

依頼先別の費用相場

同じ動画でも、誰に頼むかで費用は大きく変わります。2026年版の相場調査では、依頼先ごとの目安が以下のように整理されています(動画幹事、2026年6月時点)。

依頼先費用相場特徴
フリーランス1万円〜50万円低コストだが品質にばらつきが出やすい
動画制作会社20万円〜200万円企画から納品まで一貫対応・品質が安定
広告代理店100万円〜1,000万円戦略からメディア展開まで総合対応・高額

価格差は、企画から納品までの対応範囲、機材や人材の品質、修正回数、外注の構成によって生まれます。開発会社が初めて動画を作る場合、品質と価格のバランスを取りやすいのは制作会社レンジですが、「安く作れる」だけを基準にすると、営業で使えない動画に終わるリスクがあります。金額そのものよりも「自社の受注のどこに効かせるか」を先に決めるのがおすすめです。

なお、自社で撮影素材や登場する社員を用意したり、撮影日数を絞ったりすることで、同じ依頼先でも費用は下げられます。ただしコスト削減を優先しすぎると、肝心の「伝わる構成」が崩れて営業で使えなくなる本末転倒も起こります。削るべきは撮影の物量であって、企画や台本の設計ではない、というのが当社の考え方です。

用途・種類別の費用相場

開発会社が作る動画は、会社紹介・サービス紹介・採用が中心です。種類別の相場は次のとおりです。

動画種類費用相場平均(中央値)開発会社での使いどころ
会社紹介・事業紹介動画5万〜300万円65.9万円(33.3万円)採用・初回商談での会社理解
商品・サービス紹介動画5万〜200万円71.3万円(49.3万円)商談前送付・HP掲載でサービス理解
採用動画10万〜200万円65.1万円(47.4万円)エンジニア採用の母集団形成
研修・マニュアル動画5万〜100万円95.9万円(52万円)導入後の活用支援・問い合わせ削減

平均と中央値に開きがあるのは、社内素材中心の簡易な制作から本格ロケまで幅があるためです。中央値で見れば、サービス紹介動画は 49.3万円 前後が現実的な着地点になります。開発会社が最初に投資すべきは「商品・サービス紹介動画」だと当社は考えています。前掲のLumii調査でも、制作経験と今後の制作希望がいずれも「商品・サービスの紹介動画」で最多(経験48.3%・希望45.5%)でした。無形商材ほど「サービスの中身を見せる動画」への需要が高いことの裏返しです。最初の1本は、商談で最も説明に苦労しているサービスから動画化するのが効率的です。

採用動画の中央値が52.5万円とやや高めなのは、開発人材の獲得競争が激しく、会社の魅力を丁寧に描く必要があるためです。ただし、サービス紹介動画で使った素材や構成を採用文脈に転用すれば、一から作り直すより費用を抑えられます。1本の動画を複数の用途に展開する前提で設計しておくと、種類ごとに別予算を組むより全体コストは下がります。

抽象的なシステム・サービスを動画で見せる型

画面デモ・図解・導入ストーリー・比喩という4つの型で無形の開発価値を可視化する方法と、それぞれが向くサービス・使いどころを整理した図解
抽象的な開発価値は、画面デモ・図解・導入ストーリー・比喩という4つの型で可視化すると、商談相手に伝わりやすくなります。

開発会社の動画づくりで最初につまずくのが、「うちのサービスは形がないから動画にしづらい」という壁です。実際には、見せ方の型を知っていれば、無形のサービスほど動画の効果が出ます。当社が実務で使い分けている4つの型を紹介します。

型①画面デモで「何ができるか」を見せる

管理画面やアプリの操作画面を録画し、ナレーションで補足する型です。SaaSや業務システムのように「触れば分かるが、言葉だと長くなる」サービスに向いています。実際の画面が動くだけで、商談相手は導入後の使用イメージを具体的に持てます。

ポイントは、機能を網羅的に見せようとしないことです。商談相手が最も価値を感じる1〜2の操作に絞り、「この作業がこれだけ短くなる」という変化が伝わる場面だけを切り取ると、短尺でも印象に残ります。全機能を順番に説明する長尺デモは、かえって価値がぼやけてしまいます。

型②図解・インフォグラフィックで「仕組み・効果」を見せる

データの流れやシステム構成、Before/Afterの業務フローを図解アニメーションで見せる型です。受託開発やインフラ構築のように、画面だけでは価値が伝わりにくいサービスで効果を発揮します。複雑な仕組みを30秒の図解に圧縮できると、決裁者への説明資料としても使えます。

この型は、技術に明るくない決裁者への橋渡しに特に有効です。エンジニア同士なら通じる構成図も、経営層には「結局、何がどう良くなるのか」が伝わりません。導入前後の業務フローを並べて見せ、削減される工数や手戻りを可視化すると、投資判断に必要な情報がひと目で届きます。

型③導入ストーリーで「使うと何が変わるか」を見せる

導入前の課題から、導入後の変化までを短いストーリーで描く型です。機能の羅列ではなく「導入すると業務がどう変わるか」を見せるため、検討段階の相手の不安を解きほぐします。顧客の声を直接見せられなくても、想定される利用シーンを再構成するだけで十分に機能します。

開発会社が陥りがちなのは、自社が苦労して実装した機能の説明に時間を割いてしまうことです。商談相手が知りたいのは機能の精緻さではなく、自分の業務がどう楽になるかです。「朝一番の集計作業がボタン一つで終わる」といった日常の変化を主役に据えると、相手は自分ごととして受け止めます。

型④比喩・たとえで「専門用語を翻訳」する

専門用語の多いサービスを、日常的な比喩に翻訳して見せる型です。「APIとは何か」を言葉で説明する代わりに、身近なたとえと図で示すことで、非エンジニアの決裁者にも届きます。専門用語をそのまま使うと、相手は「分からない」と言い出しにくく、理解しないまま検討が止まってしまいます。この翻訳の一手間で、稟議が前に進みやすくなります。

動画の型向いているサービス開発会社での使いどころ
①画面デモSaaS・業務システム・アプリ商談での機能説明・HP掲載
②図解・仕組み受託開発・インフラ・データ連携決裁者向けの提案・稟議資料
③導入ストーリー業務改善・DX支援全般商談前送付・検討段階のフォロー
④比喩・翻訳専門性の高いプロダクト非エンジニアの決裁者への説明

前掲のLumii調査で動画の効果に「理解促進32.6%」が上位に入っていたのは、まさにこの4つの型が機能している裏付けだと当社は考えています。自社のサービスがどの型に当てはまるかを最初に見極めることが、伝わる動画への第一歩です。多くの開発会社では、画面デモと図解を組み合わせた構成が出発点として使いやすい型になります。

作った動画を受注につなげる活用導線

動画は作るだけで終わらせず、商談前送付・HP設置・メルマガ配信といった導線に差し込むことで、はじめて受注に効きます。

動画が「作って終わり」で死蔵する理由

動画制作の相談で最も多いのが、「作ったものの、結局どう使えばいいか分からず社内で眠っている」という状態です。制作会社の多くは納品で業務が完了するため、作った後の活用設計が宙に浮きます。せっかくの動画が1本の納品物にとどまり、営業現場で使われないまま終わってしまうのは、開発会社にとって大きな機会損失です。

動画が受注に効くのは、配信・送付・掲載といった「使う場面」が設計されているときだけです。前掲の調査でも、最も効果を実感した場面は「商談34.3%」が1位でした(Lumii調査、2026年6月時点)。つまり、商談という最も重要な場面に動画を差し込めるかどうかが、投資の成否を分けます。逆に言えば、動画を作っても営業フローに組み込む手順が決まっていなければ、効果を実感する半数の側に入れません。

歩留まりポイント①〜⑤に動画を差し込む

当社は、営業プロセスを「リード獲得→アポ→商談→提案→受注」という5つの歩留まりポイントに分けて捉え、各段階に動画を差し込む設計をしています。1本の動画を作るのではなく、どの段階のどの取りこぼしを動画で埋めるかを先に決めるという考え方です。

歩留まりポイント動画の役割開発会社での具体例
①リード獲得認知・興味喚起HP・広告にサービス紹介動画を設置
②アポ獲得会う価値の訴求メルマガ・電話後に事例動画を送付
③商談均質な価値説明商談前にサービス理解動画を送付
④提案決裁者への横展開稟議向けに図解・導入ストーリー動画を添付
⑤受注最後のひと押し導入後の活用イメージ動画でクロージング

この表のポイントは、各段階で動画に求める役割がまったく違うことです。リード獲得では短い興味喚起の動画、商談前では理解を揃えるための説明動画、稟議では決裁者を動かす図解動画、というように、同じテーマでも見せ方を変える必要があります。自社の営業のどこで最も取りこぼしが起きているかを特定し、そこから優先的に動画を差し込むと、限られた予算でも効果が出やすくなります。

当社の動画でカリトルくんが受注改善を実現する仕組み

当社の動画でカリトルくんは、撮影や編集だけでなく、この歩留まり設計から活用導線までを一気通貫で提供しています。商談前にサービス理解動画を送ることで商談化率を通常配信比3倍に高め、商談中に「選ぶ理由」を伝える動画を差し込むことで受注率を10%以上改善しました。会社説明動画をサイトに設置した場合は、問い合わせ率が2倍になっています(PR TIMES)。

これらは「作って終わり」では決して生まれない数字です。当社は、納品時点で商談前送付・HP設置・メルマガ・展示会フォロー・採用といった二次活用の導線まで組み込むことを標準にしています。1本の動画を複数の場面で使い回せる形で設計するため、制作コストに対する回収のスピードが上がります。動画を発注する前に「作った後、誰がどの場面で使うか」を決めておくことが、投資を無駄にしない最初の一手になります。

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“動画を作って終わり”の制作会社では難しい営業導線設計も、動画でカリトルくんなら企画〜活用まで一気通貫で対応できます。

費用をROIで判断する投資の考え方

動画費用は金額の高安ではなく、受注率がどれだけ改善するかというROI(投資対効果)で判断するのが合理的です。

BtoB動画の費用対効果をどう見るか

動画制作の相場は1万円から1,000万円超まで幅広く、「自社はいくら出すべきか」の判断に迷うのは自然です。ここで基準にすべきなのは、支払う金額ではなく、その動画が受注をどれだけ動かすかです。前掲のLumii調査では、動画によって受注率が高まったと感じる企業が約半数(49.7%)にのぼりました(2026年6月時点)。

当社はこの数字を、「動画は受注に効く可能性が高いが、効かせ方を設計しないと半数は実感に至らない」と読み解いています。同じ費用をかけても、活用導線まで設計した会社と、作って終わった会社では結果が分かれるということです。見積もりの金額だけを比べるのではなく、その費用が自社の受注のどこに効くかを制作会社に確認しておくと、投資判断の精度が上がります。

ROIをざっくり見積もるなら、自社の平均受注単価と現在の受注率を起点に考えると分かりやすくなります。たとえば商談からの受注率が数ポイント上がるだけで、受注単価の大きい開発案件では制作費を一案件で回収できることも珍しくありません。金額の絶対値ではなく、案件規模との比率で投資を捉えると、判断の軸がぶれにくくなります。

スモールスタートでROIを検証する

ROIを判断するうえで現実的なのは、いきなり大型予算を投じるのではなく、小さく作って効果を測る進め方です。当社の動画でカリトルくんは、トライアルプランを1本30万円〜・最短1ヶ月で提供しており、まず1本で受注への効きを検証してから本格展開できる設計にしています(PR TIMES)。

この価格帯は、前掲の種類別相場でサービス紹介動画の中央値(49.3万円)を下回る水準です。開発会社の動画投資は「高品質な1本を一度きり作る」よりも、「効果を検証しながら活用範囲を広げる」ほうがROIを読みやすいと当社は考えています。まずは商談で最も説明に苦労しているサービスを1本動画化し、商談前送付で反応を測ることから始めるのが、失敗の少ない進め方です。検証した1本が効くと分かれば、同じ設計思想で採用や別サービスへ横展開していけます。

動画制作の依頼先の選び方

依頼先は撮影力の高さだけでなく、営業導線の設計まで対応できるかで選ぶと、開発会社の無形商材に合った動画になります。

依頼先カテゴリ別の「できる・できない」

動画の依頼先には、企画から活用まで一気通貫で対応する会社、動画制作会社、マーケティング会社、社内での内製があります。それぞれ得意領域が異なるため、機能の境界で比較すると選びやすくなります。

依頼先撮影・編集品質戦略・KPI設計営業導線の設計二次活用の設計
一気通貫型(企画〜活用)
動画制作会社×
マーケティング会社
社内で内製×

動画制作会社はきれいな動画を作れますが、営業のどこで使うかの設計までは踏み込まないことが多くあります。マーケティング会社は戦略設計に強い一方、撮影・編集は外部連携が前提のケースが目立ちます。社内内製はコストを抑えられますが、撮影ノウハウや人材の立ち上げに時間がかかります。当社は、開発会社の無形商材では「撮影と営業導線設計を分断しない」ことが重要だと考え、企画から活用まで一気通貫で持つ体制をとっています。

依頼先を分けると、撮影は制作会社、戦略はマーケ会社、配信は自社と、責任の所在が散らばります。動画が受注に効かなかったとき、どこに原因があったのかを切り分けにくく、改善が進みません。一気通貫の体制なら、企画から活用までを同じ視点で設計できるため、効果が出なかった場合の打ち手も立てやすくなります。

開発会社が依頼前に確認すべきチェックポイント

発注で失敗しないために、見積もりを取る前に次の点を確認しておくと安心です。

  • 営業のどの場面で使う動画かを言語化できているか(商談前送付・HP掲載・採用など)
  • 抽象的なサービスを可視化した実績があるか(画面デモ・図解の経験)
  • 納品後の活用方法まで提案してくれるか(作って終わりにならないか)
  • 修正回数と追加料金の範囲が明確か(見積もりの妥当性)
  • 小さく検証してから拡大できる進め方が選べるか(ROIの読みやすさ)

これらは、動画を「映像作品」ではなく「営業ツール」として発注するための確認項目です。映像のクオリティだけを比べると、見栄えは良いが商談で使いどころのない動画ができあがります。発注の打ち合わせで活用場面まで会話できる相手かどうかが、開発会社にとっての見極めポイントになります。

システム開発会社の動画制作に関するよくある質問

Q1. システム開発会社・IT企業の動画制作はいくらかかりますか?

用途によって5万〜300万円程度が目安です。会社紹介動画は中央値33.3万円、商品・サービス紹介動画は中央値49.3万円、採用動画は中央値52.5万円が現実的な着地点です。初めての場合は、商談で最も説明に苦労しているサービスから1本作るのがおすすめです。

Q2. 抽象的なシステム・サービスはどんな動画にすると伝わりますか?

画面デモ・図解・導入ストーリー・比喩の4つの型で可視化すると伝わります。SaaSや業務システムは画面デモ、受託開発やインフラは図解、業務改善は導入ストーリーが向いています。前掲のLumii調査でも、動画の効果として「理解促進32.6%」が上位に入っており、無形サービスほど可視化の効果が出ます。

Q3. 動画制作にかかる期間(納期)はどのくらいですか?

一般的には企画から納品まで2〜3ヶ月かかることが多い領域です。当社の動画でカリトルくんは、専属のライターが企画から台本まで担当することで、最短1ヶ月での納品に対応しています。スケジュールを短縮したい場合は、撮影素材や登場者を事前に準備しておくと進行がスムーズです。

Q4. 作った動画を営業・商談でどう使えば受注につながりますか?

商談前にサービス理解動画を送る、商談中に「選ぶ理由」を伝える、稟議向けに図解動画を添付する、といった形で営業プロセスの各段階に差し込むと受注に効きます。最も効果を実感されやすい場面は商談です(前掲のLumii調査、2026年6月時点)。発注前に「誰がどの場面で使うか」を決めておくと死蔵を防げます。

Q5. 動画制作会社とマーケティング会社、開発会社のどこに頼むのが良いですか?

撮影品質だけなら動画制作会社、戦略設計ならマーケティング会社が得意です。ただし開発会社の無形商材では、撮影と営業導線設計を分断しないことが重要なため、企画から活用まで一気通貫で対応できる依頼先が合いやすいと当社は考えています。前掲の比較表を参考に、自社が動画に求める機能の範囲で選んでください。

まとめ

システム開発会社の動画制作は、目に見えない技術価値を可視化し、受注を生む営業資産に変える投資です。費用は用途で5万〜300万円が目安ですが、判断すべきは金額ではなく、受注率がどれだけ改善するかというROIです。抽象的なサービスは4つの型で可視化でき、商談前送付やHP設置といった活用導線まで設計してこそ、動画は受注につながります。BtoB企業の約半数が動画で受注率向上を実感している今、開発会社こそ「伝わらない価値」を動画で補える領域にいます。まずは説明に最も苦労しているサービスを1本、小さく検証することから始めてみてください。

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