スマホサイトのLPO施策7選！【CVR1.2％向上！StockSun式成功事例】

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更新日 2023/11/13

LP制作・LPO

スマホサイトのLPO施策7選！【CVR1.2％向上！StockSun式成功事例】

この記事の著者

深井嵐丸

LP職人

PROJECT GROUP株式会社に入社後、Web広告事業で従事。当時、アイプチを Web広告で日本一販売した実績を持つ。

その後、独立しStockSunに参画。美容商材のCVR改善、EC施策に強みを持つ。Web広告運用者のバックグラウンドを活かし、多くのLP制作やLPOプロジェクトで成果を挙げる。

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StockSun株式会社の深井です。
私は、StockSunの事業領域において、LP制作やLPO対策に特化したコンサルタントです。

「スマホサイトのCV率がよくない」
「LPOを実施したのに効果が出ていない」

スマホサイトのLPを運用している経営者や企業の担当者の中には、上記のような悩みを抱えている方も少なくありません。

自社の商品やサービスの販売、認知度の向上に、スマホサイトのLPは有効な手段ですが、ポイントを理解しておかないと十分な効果は発揮されないためです。

この記事では、スマホサイトのLPO施策をStockSun式のポイントを交えながら解説します。

すぐにマネしていただけるStockSunの集客成功事例も大公開していますので、スマホサイトの改善をしたい経営者やWEB担当者は、ぜひこの記事を参考にしてください。

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スマホサイトのLPOで理解しておくべき基本知識
スマホサイトに大切なLPO施策は7つ【StockSun式戦略】
スマホサイトのLPOを成功させるポイント
スマホサイトのLPO対策成功事例【StockSun式改善方法でCVR1.2％向上】
まとめ

スマホサイトのLPOで理解しておくべき基本知識

スマホサイトのLPOを実施する際は、スマホサイトとPCサイトの違いなど、基本的な知識を理解しておく必要があります。

理解しておかないと、LPOを依頼した業者の修正が正しいのかでさえ判断が付かないためです。

このような事態を防ぐためにも、これから解説する内容をしっかりと理解しておいて下さい。

なお、LPOについては以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてみてください。

スマホサイトのLPOとは

LPOは「Landing Page Optimization」の頭文字を取ったもので、日本語では「ランディングページ最適化」という意味です。

具体的には、LPをユーザーの要求に応じて調整し、ページのCVR向上を目指します。

つまり、スマホサイトのLPOでは、スマホサイトを訪れたユーザーの要求を満たし、CVに到達するようにサイトを改善しなければいけません。

スマホサイトをLPOする必要性

スマホの普及率は非常に高くなっており、高齢の方でも利用する方が増えています。

実際、総務省が公表している「情報通信白書令和3年度版」によると、スマホの世帯保有率は8割以上です。

出典：総務省｜令和3年版情報通信白書｜デジタル活用の現状

また、インターネットを利用できる端末の中で、最も利用されている端末も「スマホ」です。

出典：総務省｜令和3年版情報通信白書｜デジタル活用の現状

これらのデータからもわかるように、近年はスマホでインターネットを利用している方が非常に多く、LPへの訪問もPCからよりもスマホからの訪問が多くなっています。

このため、LPをスマホユーザーに向けて最適化することはCVを向上させるために必要不可欠です。

仮にPCで見やすいLPであったとしてもスマホで見にくいLPだとユーザーが途中離脱してしまう可能性が高くなります。

このような事態を防ぐためにも、スマホサイトのLPOを検討するようにしましょう。

スマホサイトとPCサイトのLPの違い

スマホサイトとPCサイトのLPには、サイト自体の違いやLPを訪問したユーザー行動の違いがあります。

この違いを理解しておかないと、LPOを業者に依頼して改善したとしても、効果が出ないという事態に陥りかねません。

スマホサイトとPCサイトの違いはしっかりと理解しておきましょう。

LPにおけるスマホサイトとPCサイトの違い

LPにおけるスホサイトとPCサイトの違いには以下の5つの相違点があります。

・画面の大きさ
・文字入力の方法
・パネル操作の有無
・電話機能の有無
・スマホアプリとの連携有無

特に、スマホサイトはPCと違って画面が狭く、PCサイトと比べるとスマホサイトの方が見にくいのが難点です。

スマホサイトとPCサイトにはこのような違いがあることを理解しておきましょう。

LPにおけるスマホとPCユーザーの行動の違い

スマホとPCでは、LPを訪れたユーザーの動き方にも違いがあります。

項目	スマホユーザー	PCユーザー
コンテンツの読み方	左上からZ型に読む傾向がある	上から下に読んでいく
操作方法	指	マウス・トラックボード
入力方法	スワップ・画面のキーボード	キーボード

例えば、スマホの操作方法は指であるため、マウスでクリックしやすいボタンであってもスマホではうまく押せず、ユーザーがストレスを感じてしまう可能性があります。

このようにPCサイトとスマホサイトのユーザー行動の違いを理解したうえで、効果的なLPO施策を行うようにしてください。

スマホサイトに大切なLPO施策は7つ【StockSun式戦略】

スマホサイトで大切なLPO施策を7つ解説していきます。

StockSun式のLPOのポイントについても詳しく解説するので、内容をよく確認するようにしてください。

LP型とメニュー型から最適な形式を選択

スマホ向けのLPには、大きく分けると「LP型」と「メニュー型」があります。

LP型とは、従来のLPと同様に長い一枚のページで表示する形式です。

一方で、メニュー型とはメニューバーが表示され、メニューをクリックすることで個別のページに飛ぶ形式になります。

例えば、整体師や病院など特定の悩みや病状などにもとづいて調べることが多いサービスを提供している場合には、LP型が向いています。

一方で、雑貨など取り扱いの商品が多い場合は、メニュー型のLPがおすすめです。

このように、自社のターゲットユーザーや業種によって、適切な形式が異なるため、競合他社の分析やユーザーニーズを把握して最適な選択を行うようにしましょう。

また、複数パターンのLPを用意しておき、ユーザーの属性に合わせて適切なパターンのLPを表示させる施策もあります。行動ターゲティングLPOについて以下で詳しく解説しています。

フォームの入力項目を減らす

電話以外のCV手段として、フォームも重要になります。

スマホの文字入力はタップやフリックによるものであるため、ユーザーに負担をかけないようにしなければいけません。

多くのフォーム項目がある場合は、入力中にスクロールが必要になるなど、操作の負荷が高まるうえに「入力が多すぎる」といった心理的ストレスも生じ易くなります。

ユーザーの操作を最小限に抑えるためにも、できるだけ入力フォームは画面内に収めるようにしてしてください。

選択が可能な部分は選択式にし、フォームも大きくて押しやすいデザインにすることで、ユーザーの負担を軽減できるでしょう。

なお、LPの問い合わせフォームを縦長の問い合わせフォームではなく、タップして画面が切り替わる3ステップの問い合わせフォームに改善する方法もおすすめです。

スクロールするのが手間と感じるユーザーは決して少なくないので、大きな効果をあげられる可能性があります。

実際、不動産会社で上記の問い合わせフォームを採用したところ、CVが4倍になった事例もありました。

ボタン配置・デザインなどを見直す

スマホ操作では指を使って行うため、ボタンやリンクが小さすぎたり、隣接するリンクとの距離が近すぎたりすると、ユーザーが意図したリンクをタップできないことがあります。

特に、スマホを片手で操作するユーザーが多いことを考慮すると、ボタンを押す際に主に使用される「親指」に配慮したデザインが重要です。

リンクやボタンの配置を検討する際は、「親指で簡単にタップできる位置」を意識してデザインしましょう。

また、ボタンのテキストをユーザーが求めているテキストに変更することも重要です。

ユーザーが「とりあえず問い合わせしてみるか」と思えるように、「相談無料」などの取っかかりになるワードを加えることでクリック率が向上します。

このように、ユーザー心理を理解していれば、ボタンやテキストを見直すだけでクリック率が向上し、CVも向上するため、LPOの際はユーザー心理を理解するようにしましょう。

なお、上記のLP改善の施策については以下の動画で詳しく解説しています。

キャッチコピーなどの文章を最適化する

LPでわかりやすく魅力的なキャッチコピーを用いることで、ユーザーの関心を引き付け、サイトの滞在時間を延ばすことができます。

また、シンプルで伝わりやすい文章を心掛けることで、ユーザーにストレスなく情報を提供できるため、サイトの印象がよくなり、CV率の向上を期待することが可能です。

このため、コンテンツの構成や見出しも工夫し、情報の伝わりやすさを追求していきましょう。

ちなみに、口コミや具体例を記載するのもCV率を向上させるポイントになります。

LPに具体例や口コミを記載していない場合は、追加することを検討してみてください。

なお、すでに口コミや具体例が記載されている場合は、文章の中に「具体的な数字が記載されているか」を確認することが重要です。

例えば、「お得になりますよ」という文章ではなく、「36,000円お得になりますよ」というほうがユーザーに与えるインパクトが大きくなります。

このようにLP内の文章を作成するときは具体的な数字を記載するようにしましょう。

ページ表示速度を改善する

スマホでのページ表示速度も非常に重要です。

Googleの調査によるとページの表示に3秒以上かかると、約50%のユーザーが離脱するとの結果が明らかになっています。

また、Amazonの調査ではわずか0.1秒の遅延で売上が1%減少することが示されており、スマホの表示速度がビジネスへ与える影響は非常に大きいです。

では、どのようにページ表示速度を改善すれば良いのでしょうか？

主な改善ポイントとしては、以下の4つの方法が挙げられます。

・画像サイズの最適化
・キャッシュ設定の最適化
・CSSやJavaScriptの効率化
・サーバーの変更

上記のような方法でページ表示速度を改善するようにしてください。

「専門的な知見が必要な部分は外注したい」そのようなときには、LPOに強いおすすめの会社をまとめた記事もあわせてご確認ください。

LPOにかかる費用は以下の記事で解説しています。

ファーストビューを変更する

ファーストビューは、ユーザーがページにアクセスした際に最初に目にする画面のことを指します。

スマホの画面はPCに比べて小さいため、ファーストビューの印象は非常に重要です。

選択する画像やキャッチフレーズは、ページの内容が直感的に理解できるものであり、同時に魅力的である必要があります。

また、ユーザーがウェブサイトを閲覧する際は、視線が左上から「Z」の形で移動する傾向があるため、Zの形の角にサービスの強みなど重要なメッセージを配置することが重要です。

このように、スマホユーザー特有の動きを理解したうえでファーストビューを改善するようにしてください。

電話をかけやすいデザインにする

スマホには最大の特徴である「電話機能」があることを理解しておく必要があります。

例えば、水回りの修理業者など、電話での問い合わせが多い場合、電話をかけやすいデザインを心掛けることが必要不可欠です。

他にも、以下の点に注意すると非常に効果的でしょう。

・電話番号を明確かつ大きく表示するだけでなく、ワンタッチで電話がかけられるような仕組みを設ける。
・「いますぐお電話ください！」など、電話へのアクションを促す文言を追加する。
・電話番号と一緒に営業時間も分かりやすく掲載する。

このように、スマホ対応のサイトであれば、ユーザーが電話をかけやすいようなデザインや機能を取り入れることで、CVの向上が期待できます。

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スマホサイトのLPOを成功させるポイント

闇雲にスマホサイトのLPOを実施しても十分な効果は発揮できません。

スマホサイトのLPOを成功させるためのポイントを理解しておく必要があります。

ここでは、StockSunがLPOを実施して業績を大幅に向上させた戦略を交えて解説していくので、ぜひ参考にしてください。

ユーザーニーズを読み取る

ターゲットユーザーのニーズを把握するために、まずはユーザーペルソナを作成することが重要です。

「年齢層・性別・職業」など、ターゲットとなる顧客像を明確にすることで、彼らが何を求めているのか理解しやすくなります。

さらに、アナリティクスデータやアンケート調査なども活用して、ユーザーの実際の行動や意見を収集するといいでしょう。

これらの情報を元にLPOを実施してユーザーが求める情報を効果的に提供することで、CV率の向上が見込めます。

スマホで見られることを意識する

LPがスマホで見られていることを意識しておくことが重要です。

具体的には以下の3つのポイントを意識することが挙げられます。

・ファーストビューを意識する
・ページの表示速度を意識する
・文字やボタンの大きさを意識する

例えば、画面サイズや操作性に適した文字やボタン配置を行うことで、ユーザーがストレスなく情報を得ることができるでしょう。

このように、スマホで見られていることを意識しておくことでユーザーの離脱率やクリック率が向上し、CVにつなげることが可能です。

このため、LPOが完了したら自身のスマホでサイトを確認するようにしてください。

ABテストで検証する

ABテストは、広告バナーやLP のデザイン要素を、AパターンとBパターンの2つのバリエーションで比較し、どちらがより優れたパフォーマンスを発揮するかを評価する方法です。

一定の訪問者数が得られるまで繰り返し実施して、効果を測定します。

2つだけでなく3つや4つなど複数のバリエーションを用意してテストすることも多く、最も効果的なバリエーションを選択することで、LPの品質を最適化しCV率を向上させることが可能です。

こうすることで、多様なデザイン要素やコンテンツを試すことができるため、最終的にユーザーにとって最も魅力的で効果的なページを作成できます。

定期的にABテストを実施して、市場の変化やユーザーのニーズに合わせてLPを適時更新し、効果の維持・向上を目指しましょう。

ABテストについて以下記事にて詳しく解説しています。あわせてご確認ください。

ABテストする際はツールを使用することも必要です。

スマホサイトのLPO対策成功事例【StockSun式改善方法でCVR1.2％向上】

スマホサイトのLPO対策におけるStockSun式成功事例を5つ紹介します。

ここで紹介する事例は、高い効果を得られるLPO施策になっているため、スマホサイトのCV率について悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

ボタンの色を変更してクリック率が3％向上した事例

ここでは、ボタンの色を変更することでクリック率が3％上昇したケースをご紹介します。

元々のページではトンマナをそろえるために「CTAボタン」が背景色の「緑」と同じであり、CVに直接影響を与える重要なボタンが目立たない状態でした。

そこで、トンマナを無視し、あえてボタンの色を「オレンジ」に変更することにより、クリック率が3％上昇しました。

ユーザーにとって視認性の高い配色のボタンを選択することで、クリック率を向上させることが可能です。

ファーストビューを変更して離脱率が15％改善した事例

シャンプーのLPにおいて、ファーストビューのテキストを変更することで、離脱率が15％改善し、CV率が0.51％上昇した事例をご紹介します。

具体的には、「新登場」というキャッチフレーズを、リスティング広告のキーワードと商品の特徴を考慮した「サロン帰りのうる艶髪」というキャッチフレーズに置き換えました。

成功につながった要因は2つあります。

	成功の要因
「髪ゴワゴワ」などのネガティブなKWでCVがなかった	使用することで「うる艶髪になる」＝悩みを解決できると明確に提示
艶に効く成分が多く配合されている製品だった	製品とテキストの整合性をはかった

その結果、CVRが0.51％向上し、離脱率も15％改善されました。

製品を使用することで、「理想の未来が叶う」「悩みを解決できる」が伝わるファーストビューにすることが大切です。