「X広告を始めたいけれど、どうやって出稿すればいいのかわからない」「TwitterがXに変わってから仕様が変わったと聞いたけど、具体的に何が変わったの?」このような疑問を持つ方は多いのではないでしょうか。
2024年の日本のインターネット広告費は3兆6,517億円を超え、その中でもSNS広告は1兆1,008億円と初めて1兆円を突破しました(電通グループ「インターネット広告媒体費 詳細分析」)。X(旧Twitter)は国内で約6,600万人以上のユーザーを持つ巨大プラットフォームであり、広告媒体としての価値は高まり続けています。
本記事では、X広告の基本から具体的な出し方、2026年の最新アップデート情報まで、初心者の方でもわかりやすく解説します。これからX広告を始めたい方は、ぜひ参考にしてください。
「広告運用に時間をかけられない」「専門知識がなくて不安」という方へ
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目次
X広告とは、X(旧Twitter)のプラットフォーム上で配信できる有料広告サービスです。2023年にTwitterからXへとブランド名が変更されたことに伴い、Twitter広告もX広告という名称に変わりました。
X広告を利用すると、フォロワー以外のユーザーにも自社の情報を届けられます。通常の投稿(ポスト)がフォロワーのタイムラインに表示されるのに対し、X広告はターゲティング設定に基づいて、見込み顧客となりうるユーザーのタイムラインや検索結果に表示される仕組みです。
X広告には、他のSNS広告と比較して際立った3つの特徴があります。
1. 拡散力が高い
X広告の最大の特徴は、その拡散力です。広告として配信されたポストも、通常のポストと同様に「いいね」や「リポスト(RT)」が可能です。ユーザーがリポストすると、そのユーザーのフォロワーにも広告が表示されますが、この2次拡散には追加の広告費用が発生しません。
つまり、魅力的な広告クリエイティブを作成できれば、投入した広告費以上のリーチを獲得できる可能性もあります。
2. ターゲティング項目が豊富
X広告では、非常に詳細なターゲティング設定が可能です。基本的な属性(年齢、性別、地域、言語)に加えて、以下のような行動・興味関心ベースのターゲティングができます。
3. 幅広い年齢層にアプローチ可能
Xは10代から50代まで幅広い年齢層に利用されているプラットフォームです。特に情報感度が高く、トレンドに敏感なユーザーが多いため、新商品やキャンペーンの告知に適しています。
X広告を出稿するうえで、必ず押さえておきたい重要な変更点があります。2023年4月以降、X広告を配信するには「Xプレミアム」または「認証済み組織(Verified Organization)」のいずれかに加入している必要があります。
つまり、有料の認証バッジを取得していないアカウントからは、広告を出稿できません。
| バッジ種類 | 対象 | 月額料金(Web経由) | 特徴 |
|---|---|---|---|
| ブルーバッジ | 個人/法人 | 980円〜 | 基本的な広告出稿が可能 |
| ゴールドバッジ(ベーシック) | 企業/法人 | 約30,000円 | 中小企業向け、金バッジ付与 |
| ゴールドバッジ(フルアクセス) | 企業/法人 | 135,000円 | 大企業向け、VIPサポート・関連アカウント機能付き |
| グレーバッジ | 政府/多国間組織 | 要問い合わせ | 政府機関向け |
個人事業主や小規模企業の場合は、まずブルーバッジ(月額980円〜)から始めるのが一般的です。法人でブランドイメージを重視する場合は、ゴールドバッジの取得を検討しましょう。
X広告には、目的や予算に応じて選べる複数の広告フォーマットが用意されています。2026年現在、主要な広告タイプは以下の7種類です。
プロモ広告
プロモ広告は、X広告の中で最もスタンダードな広告タイプです。通常のポストと同じ形式でタイムラインに表示されるため、ユーザーに自然な形でリーチできます。
「プロモーション」というラベルが付きますが、ポストの内容やクリエイティブによっては広告感を抑えた配信が可能です。サイトへの誘導、アプリのインストール促進、動画の視聴促進など、幅広い目的に対応しています。
テイクオーバー広告
テイクオーバー広告は、タイムラインの最上部や「話題を検索」タブに表示される、高いリーチ力を持つ広告タイプです。1日1社限定の枠もあり、大規模なキャンペーンや新商品のローンチに適しています。
費用は他の広告タイプより高額になりますが、短期間で大きなインパクトを与えたい場合に効果的でしょう。
| 広告タイプ | 特徴 | おすすめの用途 |
|---|---|---|
| Amplify | 動画コンテンツの前後に表示 | 動画視聴促進、ブランド認知 |
| ライブ | ライブ配信をプロモーション | イベント告知、リアルタイム訴求 |
| ダイナミック商品広告 | 商品カタログと連携して配信 | EC、商品販売 |
| コレクション広告 | 複数商品をまとめて表示 | 商品ラインナップ訴求 |
| バーティカルビデオ広告 | 縦型フルスクリーンで表示 | モバイルユーザー向け訴求 |
特に注目すべきは、2025年2月に新たにリリースされたバーティカルビデオ広告です。スマートフォンの縦型動画視聴習慣に対応したフォーマットで、フルスクリーン表示かつデフォルトでサウンドがオンになっているため、高い訴求効果が期待できます。
電通グループの詳細分析によると、2024年の動画広告市場は前年比123.0%の8,439億円と、最も高い成長率を記録しています。縦型動画広告は今後さらに重要性を増していくでしょう。
X広告の導入を検討する際は、メリットだけでなくデメリットも理解したうえで判断することが重要です。
メリット1:2次拡散に追加費用がかからない
前述のとおり、X広告の最大のメリットは拡散力です。広告がリポストされて2次拡散が起きても、追加の広告費用は発生しません。これはInstagram広告やFacebook広告にはない、X広告ならではの強みといえます。
話題性のあるクリエイティブを作成できれば、バイラル効果によって広告費以上のリーチを獲得できる可能性があります。
メリット2:詳細なターゲティング設定が可能
X広告では、キーワード、興味関心、会話トピックなど、ユーザーの行動や関心に基づいた詳細なターゲティングが可能です。特に「キーワードターゲティング」は、特定のキーワードについて投稿したり検索したりしているユーザーにリーチできるため、購買意欲の高いユーザーへのアプローチに効果的です。
メリット3:比較的少額から開始可能
X広告には最低出稿金額の制限がありません。日予算を数百円から設定できるため、まずは少額でテストし、効果を見ながら徐々に予算を増やしていくことが可能です。
広告初心者でも取り組みやすい媒体といえるでしょう。
デメリット1:有料バッジの費用が必要
2023年以降、X広告の出稿には有料バッジが必須となりました。最低でもブルーバッジの月額980円が必要です。法人でゴールドバッジを取得する場合は月額3万円〜13.5万円がかかります。
広告費とは別にこの固定費が発生する点は、予算計画に含めておく必要があるでしょう。
デメリット2:炎上リスクがある
拡散力が高いということは、ネガティブな反応も広がりやすいことを意味します。不適切な表現や配慮に欠けた広告は、短時間で炎上するリスクがあります。
対策として、広告出稿前に社内で複数人によるチェックを行うこと、炎上時の対応フローを事前に決めておくことが重要です。
デメリット3:継続的な運用リソースが必要
X広告で成果を出すには、継続的なPDCAサイクルの実践が不可欠です。クリエイティブのテスト、ターゲティングの最適化、入札単価の調整など、日々の運用作業が発生します。
社内に専任のマーケティング担当者がいない場合や、運用に時間を割けない場合は、広告運用代行サービスの活用を検討すると良いでしょう。
ここからは、X広告を実際に出稿する手順を5つのステップで解説します。
ステップ1:Xプレミアム(有料バッジ)の取得
X広告を出稿するには、まずXプレミアムに加入してバッジを取得する必要があります。
法人の場合は、X Premium for Businessページから認証済み組織(Verified Organization)の申請も可能です。
ステップ2:広告アカウントの作成・支払い設定
バッジを取得したら、広告アカウントを作成します。
支払い方法は後から変更も可能ですが、スムーズに広告配信を開始するために、事前にクレジットカードを登録しておくことをおすすめします。
ステップ3:キャンペーン目的の設定
X広告マネージャーで「キャンペーンを作成」をクリックし、広告の目的を選択します。
| キャンペーン目的 | 説明 | 課金方式 |
|---|---|---|
| リーチ | できるだけ多くのユーザーに表示 | CPM |
| エンゲージメント | いいね、リポスト、返信を獲得 | CPE |
| ウェブサイトトラフィック | サイトへのクリックを獲得 | CPC |
| アプリインストール | アプリのダウンロードを促進 | CPI |
| 動画再生数 | 動画の視聴回数を増やす | CPV |
目的によって最適化される指標と課金方式が異なるため、自社の目標に合った目的を選びましょう。
ステップ4:ターゲティング・予算設定
次に、広告を表示するターゲットと予算を設定します。
ターゲティングでは、以下の項目を設定できます。
予算は「日予算」と「総予算」の2種類から選択できます。初めての場合は、まず日予算1,000〜3,000円程度から始めて、効果を見ながら調整していくのがおすすめです。
ステップ5:クリエイティブ作成・配信開始
最後に、広告として配信するクリエイティブ(ポスト)を作成します。
新規でポストを作成するか、既存の投稿を広告として配信するかを選択できます。新規作成の場合は、以下のポイントを意識しましょう。
【2025年注意】広告ポリシーの変更点
2025年に入り、X広告のポリシーに重要な変更がありました。以下の点に注意してください。
| 変更項目 | 施行日 | 内容 |
|---|---|---|
| ハッシュタグ禁止 | 2025年6月27日 | テキスト内にハッシュタグを含む広告は出稿不可 |
| URL記載禁止 | 2025年7月29日 | テキスト内にURLを含む広告は出稿不可(ウェブサイトカードは可) |
| 絵文字制限 | 2025年7月29日 | 2種類以上の絵文字を含む広告は出稿不可(日本・韓国は例外) |
リンクを含めたい場合は、テキスト内にURLを直接記載するのではなく、「ウェブサイトカード」機能を使用しましょう。
広告運用、自分でやるのは大変だと感じていませんか?
X広告の設定や運用には、専門的な知識と継続的な作業が必要です。マキトルくんなら、月額定額制でX広告を含むSNS広告運用をまるごと代行。3,000名以上のフリーランスマーケターが、あなたに代わって効果的な広告運用を行います。
X広告は、設定自体は比較的シンプルですが、成果を出すためには継続的な運用と改善が必要です。「設定はできたものの、効果が出ない」「運用に時間を取られて本業に集中できない」という悩みを抱える企業は少なくありません。
以下に当てはまる場合は、広告運用の外注を検討する価値があります。
特に中小企業やスタートアップでは、限られたリソースの中でマーケティング施策を回す必要があります。「自社でやるべきこと」と「外部に任せるべきこと」を明確に切り分けることが重要です。
マキトルくんは、StockSun株式会社が運営する定額制Webマーケティング支援サービスです。3,000名以上のフリーランスマーケターのネットワークを活用し、X広告を含む幅広いマーケティング業務をサポートします。
マキトルくんの3つの強み
不動産、アパレル、医療、EC、教育など、250社以上の導入実績があります。「まずは話を聞いてみたい」という方も、お気軽にご相談ください。
X広告には最低出稿金額の制限がありません。日予算を数百円から設定できるため、まずは少額でテストすることが可能です。
ただし、広告費とは別に有料バッジの費用(ブルーバッジで月額980円〜)が必要です。
課金方式は目的によって異なります。
| 課金方式 | 説明 | 費用目安 |
|---|---|---|
| CPC(クリック課金) | リンククリックごとに課金 | 20〜200円/クリック |
| CPM(インプレッション課金) | 1,000回表示ごとに課金 | 300〜1,000円/1,000表示 |
| CPE(エンゲージメント課金) | いいね、RT等ごとに課金 | 40〜100円/エンゲージメント |
実際の費用は業界や競合状況によって大きく異なるため、まずは少額でテストして自社の費用感を把握することをおすすめします。
はい、個人でもX広告を出稿できます。ただし、2023年4月以降は有料バッジ(Xプレミアム)への加入が必須です。
個人の場合は、ブルーバッジ(月額980円〜)を取得することで広告出稿が可能になります。個人事業主やフリーランスの方でも、比較的低コストでX広告を始められるでしょう。
X広告の審査は通常24〜48時間程度で完了します。ただし、混雑状況や広告内容によっては、それ以上かかることもあります。
審査落ちを防ぐためのチェックポイントは以下のとおりです。
X広告で効果が出ない場合は、以下の点を見直してみましょう。
ターゲティングの見直し
クリエイティブの改善
予算・入札の最適化
効果測定と改善を繰り返すPDCAサイクルが、X広告成功の鍵です。
はい、X広告を含むSNS広告の運用代行サービスは多数存在します。
代行サービスを利用するメリットは以下のとおりです。
マキトルくんでは、月額定額制でX広告を含むWebマーケティング全般の代行を提供しています。「まずは相談だけ」という方も歓迎していますので、お気軽にお問い合わせください。
本記事では、X広告の基本から具体的な出し方まで解説しました。最後に重要なポイントを振り返りましょう。
X広告の基本ポイント
2025年の重要な変更点
X広告は、正しい設定と継続的な運用改善によって、高い費用対効果を発揮できる広告媒体です。まずは少額から始めて、自社に合った活用方法を見つけていきましょう。
「自分で運用するのは難しそう」「もっと効率的に成果を出したい」という方は、プロへの依頼も選択肢の一つです。マキトルくんでは、月額定額制でX広告を含むWebマーケティングを丸ごとサポートしています。
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