「営業の後追いメールの送り方が分からない…」
「そもそも後追いメールには何を記載するべきなんだろう」
このようにお悩みではありませんか?
後追いメールとは、商談が終わった後に送るフォローメールのことです。お礼を述べたり、近況を確認したりするのが目的です。
アポイントメールは顧客との関係性を親密にする重要なものですが、送る内容がわからないと悩んでいる担当者もいるのではないでしょうか。
この記事では、営業の後追いメールのコツや種類を紹介します。後追いメールの例文も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
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目次
営業の後追いメールには、以下の4つの種類があります。適切な内容のメールを送るためには、あらかじめ後追いメールの種類を押さえておくことが大切です。
後追いメールの種類 | 詳細 |
商談直後の後追いメール | 商談のお礼メール。顧客に購買意欲を湧かせる内容も送る |
失注案件での後追いメール | 再検討のタイミングを狙って適切な後追いメールを送信 |
停滞案件への後追いメール | 商談中に稟議が終わる日時や社内提案の結果が出る日時を把握しておき、商談中もしくは商談終了後に後追いメールを送る |
アップセル・クロスセルの後追いメール | 顧客に高価な商材、関連商品を売って顧客単価を上げるのが目的 |
ここでは先ほど紹介した種類をもとに、営業の後追いメールのコツを種類別に紹介します。
それぞれのコツを見ていきましょう。
商談直後の後追いメールでは、以下の情報を伝えましょう。
商談の機会を逃さないためには、次のステップの内容・期日を再確認しましょう。仮に商談中で成約にいたらなかった場合は、何をいつまでにするのか合意を取りましょう。合意を取らずに行動を起こすと、相手側は迷惑と感じて不信感につながることがあるため注意が必要です。
商談から時間が経っても取引先から連絡がない場合は、内容と送信タイミングが重要です。具体的な送信タイミングは、稟議が終わる日時、社内提案の出る日時、ほか企業の提案を聞き終わったときです。
それでも返信が来ない場合は、返信が来ないことを理由に後追いメールを送ってみてもよいでしょう。メールでは言いにくい事情を、電話で聞けるかもしれません。
失注後の営業後追いメールは、新規顧客を獲得するよりも低コストで済みます。コストを抑えたい場合は、失注案件へ後追いメールを送ってみましょう。
ポイントは、以下の4つです。
何ヵ月前に失注した場合、相手は取引した事自体忘れていることがあります。取引実績があることを思い出させるために過去のメールに返信したり、「ご無沙汰しています」といったシンプルな件名を送ったりしてみましょう。
気になってメールを開封してくれる可能性があります。また、失注した原因を考えて改善されたことを記載しましょう。例えば、費用が原因で失注した場合はコストを抑えた提案や、プランが合わない場合はほかプランの提案などをするとよいでしょう。
ここでは、すべての種類の営業の後追いメールに共通するコツを以下の5つに分けて紹介します。
それぞれの特徴を見ていきましょう。
後追いメールは、商談後にすぐに送りましょう。時間の経過につれて印象が薄くなり、関心率がどんどん下がり返信が来なくなる可能性があります。
基本的には商談が終わった後、遅くとも翌日までには送りましょう。後追いメールの内容は商談のお礼が基本ですが、商談中にされた質問の回答をしたり、関連したサービスの紹介をしたりして購買意欲を高めましょう。
後追いメールは他のビジネスメールと同じく、分かりやすい内容を心がけましょう。テンプレートだと分かるような内容、購入を勧めるような内容は印象が悪くなる可能性があります。
追いかけメールは、商談のお礼から商談中にされた質問への回答、新しい提案の流れが基本です。新しい提案に関しては、商談と関係あることにしましょう。まったく関係のない提案は、押し売りされていると感じて信頼感が下がる可能性があります。
相手に寄り添った内容のメールを送ることで、成約率もアップします。
件名は真っ先に目に入る部分です。内容が分からない件名だと後回しにされる可能性があるため、内容が分かる件名にしましょう。
商談後に送る後追いメールであれば「商談のお礼」と記載すれば、すぐに内容が分かります。失注案件で後追いメールを送る場合は、分かりやすい件名に加えて挨拶に加えて会社名や担当者名も入れておくと、警戒心を解くことができます。
メールの件名は開封率を大きく左右するため、分かりやすいタイトルを意識しましょう。
後追いメールでは、契約を迫るような内容は避けましょう。商談中は成約の判断ができず、契約が先延ばしされるケースもあります。
しかし、成約につなげることばかりを考えて「検討いかがでしょうか?」と送ると、相手側は押し売りされていると感じる可能性があります。
まずは顧客に寄り添って提案をすることで、後々の結果につながります。
後追いメールは他のメールと同じように、相手の都合がよいときに送りましょう。例えば、会社が休みである早朝や深夜、休日は開封されない傾向にあります。
過去に休日に返信が来たとしても、相手側は負担に感じる可能性があるため、送るのは避けるのが無難です。基本的には取引先の就業時間内に送るようにしましょう。
ここでは、営業後追いメールの例文を以下の3つに分けて紹介します。
それぞれの例文を見ていきましょう。
商談直後の営業後追いのメールの例文
【件名】 本日の商談に関するお礼 【本文】 株式会社〇〇 〇〇様 お世話になっております。株式会社〇〇営業部の〇〇と申します。 本日はお忙しい中、貴重なお時間をいただき誠にありがとうございました。 本日の資料の添付をしておりますので、ぜひご確認いただければと思います。また、いただいた質問の「〇〇」ですが、確認したところ△△となります。 今後も御社のご要望にお応えできるよう、最善を尽くしてまいりますので引き続きよろしくお願いします。もしご不明点や追加のご質問がございましたら、どうぞお気軽にご連絡くださいませ。 あらためて、本日はありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。 [名前] [あなたの会社名] [電話番号] [メールアドレス] |
商談から時間が経ったときの後追いメールの例文
【件名】 【株式会社〇〇の△△です】ご無沙汰しています。 【本文】 【件名】 【株式会社〇〇の△△です】先日の商談のお礼 【本文】 株式会社〇〇 〇〇様 お世話になっております。株式会社〇〇営業部の〇〇と申します。 先日はお忙しい中、貴重なお時間をいただき誠にありがとうございました。 先日はお忙しい中、商談の機会をいただき誠にありがとうございました。その後、近況はいかがでしょうか? お困りのことがないかと思い、ご連絡させていただきました。何かご不明点や質問がございましたら、お気軽にご連絡ください。 引き続き、どうぞよろしくお願いします。 [あなたの名前] [あなたの役職] [あなたの会社名] [電話番号] [メールアドレス] |
失注後の営業後追いのメールの例文
【件名】 【株式会社〇〇の△△です】ご無沙汰しています。 【本文】 株式会社〇〇 〇〇様 お世話になっております。株式会社〇〇営業部の〇〇と申します。 〇月〇日に△△のご提案をさせていただきましたが、その後の状況はいかがでしょうか?この度新プランの〇〇が用意され、よりコストを抑えながら利用できるようになりました。 詳しいプランは添付した資料に記載されておりますので、ぜひご確認いただければと存じます。 弊社のお力になれるよう今後も考えてまいりますので、引き続きよろしくお願いします。ご不明点やご質問などがあれば、お気軽にご連絡くださいませ。 [あなたの名前] [あなたの役職] [あなたの会社名] [電話番号] [メールアドレス] |
この記事では、営業の後追いメールのコツや例文などを紹介しました。後追いメールは商談直後だけに送るものではなく、商談から時間が経った後の取引先や、失注した顧客などにも送るものでもあります。
一度失注したとしても、サービスが改正されたり新しいサービスの提案ができたりするのであれば、後追いメールが商談につながることもあります。しかし、リソース不足から後追いメールに注力できない企業も多いのではないでしょうか。
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