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サイバーセキュリティ対策おすすめ10選【2026年最新】中小企業向け|情報漏洩・ランサムウェア対策と選び方

更新日

「サイバーセキュリティ対策が必要なのは分かっているが、何から手をつければいいか分からない」と悩んでいるIT担当者は少なくありません。

結論から言うと、2026年のサイバーセキュリティ対策で成果を出すには、「特定→防御→検知→復旧」の4フェーズで優先順位をつけて実行し、まず自社の現状を正確に把握することが重要です。

特に見落とされがちなのが、2026年秋に施行予定の「セキュリティ対策化制度(星評価制度)」への対応。この制度が本格運用されると、星3未満の企業は大企業・上場企業との取引で不利になる可能性があります。「うちには関係ない」と思っている中小企業ほど、気づいたときには手遅れになりかねません。

そこで本記事では、2026年に優先すべきサイバーセキュリティ対策おすすめ10選を法改正対応の視点も含めて解説します。セキュリティツールの選び方・比較ポイント・費用相場も紹介しているのでぜひ最後までお読みください。

StockSun編集部

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StockSun株式会社は、一定以上のスキルを持つフリーランスを集めたフリーランス組織。
各業界で目覚ましい実績を上げているパートナー陣が品質担保し、クライアントの事業課題解決を目指してサポートしている。

目次

まず確認してほしいこと|対策の前に現状を知る

ツールや製品を導入する前に、「今の自社はどういう状態か」を把握することが最優先です。これを飛ばして対策を積み上げても、攻撃者はその盲点から侵入してきます。

以下の4つの観点で、自社の現状を確認してみてください。特に③と④を「問題なし」と即答できない場合は、今すぐ行動が必要なサインです。

確認すべき観点チェック内容放置した場合のリスク
①脆弱性の有無OSやアプリに既知の脆弱性(パッチ未適用)がないか・既知手法での侵入
・ランサムウェア感染
②すでに侵入されていないかウイルス対策ソフトが検知しない潜伏マルウェアの有無気づかぬまま半年以上データ盗取が継続
③攻撃面の広さ外部公開しているシステム・ポートの数と管理状況踏み台にされ取引先・顧客にも情報漏洩の被害が波及
④人的リスク社員がフィッシングメールに対応できるか・1通のメールが全社感染
・情報漏洩の起点になる

「③については問題ないはず」と思っていた製造業のお客様が、侵害調査(CA)を実施したところ、外部公開が意図せず続いていたVPN機器から半年前に侵入され、ランサムウェアの実行直前まで進んでいたことが判明したケースもあります。

セキュリティ診断を先延ばしにするリスクは、想像以上に大きいです。

2026年法改正|セキュリティ対策化制度で何が変わるか

2026年度末(2027年3月頃)の制度開始を目指して準備が進められています。「新しい法律ができる」という話だけでは危機感が湧きにくいかもしれませんが、中小企業のビジネスに直結する変化です。まず制度の概要と、具体的にどんなリスクが生まれるのかを整理しておきましょう。

星評価制度とは何か|星1〜5の基準と求められる対応

セキュリティ対策化制度とは、企業のサイバーセキュリティ対応能力を「星1〜5」の5段階で評価・格付けする仕組みのこと。従来のISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)が「情報を適切に管理できているか」を問うものだったのに対し、この制度は「攻撃されたときに、検知・封じ込め・復旧まで実際に対応できるか」という運用実態を見ます。

つまり、ISMSや「Pマーク」を取得していても、この制度への対応は別途必要になります。「認定を持っているから安心」という認識は、2026年以降は通用しません。

評価は7つのカテゴリーで構成されています。以下がその概要です。

  • ガバナンスの整備
    セキュリティ対策の推進体制・責任者の設置・社内規程の整備が問われます。
  • 取引先管理
    自社だけでなく、委託先・取引先のセキュリティ状況を把握・管理しているかが問われます。
  • リスクの特定
    自社のシステムに潜む脆弱性を定期的に把握しているか(脆弱性診断・ペネトレーションテストの実施状況)。
  • 防御
    EDRなどのエンドポイント対策・多要素認証の導入・ネットワーク制御の状況。
  • 検知
    異常を発見できる監視体制があるか・ログ管理が整備されているか。
  • 対応
    インシデント発生時の報告フロー・初動対応マニュアルが存在し、訓練されているか。
  • 復旧
    バックアップ体制・復旧計画(BCP)が整備されているか。

現時点でアンチウイルスソフトだけ導入している企業の多くは、この評価で星1〜2にとどまる可能性が高いです。自社がどのレベルにあるのかを早めに把握しておきましょう。

セキュリティ対策化制度の星1〜5評価基準を説明するスライド

星3未満では取引を失うリスク|なぜ中小企業こそ対応が急務なのか

この制度が中小企業にとって切実な理由は、「星3未満」の評価が、大企業・上場企業との取引継続の可否に直結する可能性があるから。発注側の企業が取引先のセキュリティ水準を審査基準に加えるケースは、今後急速に増える見通しです。

さらに、機密性の高い案件(発注側の機密情報を扱う受注)では、星4以上が求められる場面も出てくると見られています。「今の取引先から突然、セキュリティ基準を聞かれた」という状況になってから慌てても、対応には数ヶ月〜1年以上かかることが珍しくありません。

サイバーセキュリティの投資は「効果が見えないコスト」と感じる経営者も多いです。しかし、「対策コストを惜しんだ結果、取引停止・損害賠償という形で数千万〜数億円の損失を被る」リスクを軽視してはいけません。

実際、ある地方病院がサイバー攻撃を受け20億円の損害を負ったケースでは、感染経路となった取引先に10億円の解決金支払いが命じられたという事例もあります。

まず星3の基準を満たすことを目標に、早期に現状把握と対策の優先順位づけを始めることが重要です。

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2026年最新|サイバーセキュリティ対策おすすめ10選

10の対策を「特定→防御→検知→復旧」の4フェーズで整理しました。全てを一度に導入する必要はありませんが、フェーズ1(特定)をスキップして防御から入るのは危険です。まず今の状態を知ることから始めてください。

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対策名 フェーズ 特に重要な企業 費用感
① 脆弱性診断(VA) 特定 全企業 数万円〜(自動)/数十万円〜(手動)
② ペネトレーションテスト 特定 重要システム保有企業 数十万円〜
③ 侵害調査(CA) 特定 侵入されていないか不安な企業 数十万円〜
④ 多要素認証(MFA) 防御 テレワーク導入企業 ほぼ無料〜月額数百円/ユーザー
⑤ WAF 防御 Web・ECサービス運営企業 月額数万円〜(クラウド型)
⑥ セキュリティトレーニング 防御 社員数が多い企業 数十万円〜/年
⑦ EDR 検知 全企業 月額600〜1,500円/台
⑧ MDR(SOC Edge) 検知 専任担当者がいない企業 月額1,350円/台〜
⑨ イミュータブルバックアップ 復旧 全企業 月額数千円〜(クラウド型)
⑩ サプライチェーン・セキュリティ調査 復旧 取引先が多い企業 数十万円〜

【フェーズ1:特定】リスクの実態を可視化する3つの対策

「対策の効果を最大化するには、まず攻撃者と同じ目線で自社を見ること」——これがセキュリティ診断の鉄則。フェーズ1の目的は、情報漏洩・不正アクセスの起点となる弱点を攻撃者より先に発見することです。

①脆弱性診断(VA)|セキュリティ診断の第一歩

脆弱性診断(VA:Vulnerability Assessment)とは、自社のシステム・ネットワーク・Webアプリに潜む欠陥を体系的に洗い出すサービスのこと。OSのパッチ未適用・設定ミス・古いミドルウェアのバージョンなど、攻撃者が最初に探す「入口」を事前に発見できます。情報漏洩対策・不正アクセス対策の土台となる最重要プロセスです。

注意したいのが、市場に出回る安価なサービスの多くは「自動スキャンのみ」という点です。自動スキャンは既知の脆弱性データベースと照合するだけで、ロジックの欠陥や権限昇格の経路といった複合的な問題は発見できません。

以下に、自動スキャンと手動診断の違いを整理しました。

確認項目自動スキャンのみ手動診断あり
既知の脆弱性(CVE)検出
ゼロデイ・未知脆弱性の検出△(限定的)
ロジックの欠陥検出
権限昇格経路の特定
診断レポートの詳細度自動出力のみ手動でのリスク評価あり
費用感安価(数万円〜)中〜高(数十万円〜)

「安いから」と自動スキャンのみを選んで重大な欠陥を見落とし、インシデントに至る——これが現場で繰り返されているパターン。顧客DBや基幹システムを抱える企業は、必ず手動診断が含まれるプランを選んでください。

②ペネトレーションテスト|不正アクセスの経路を実証する

脆弱性診断が「潜在的なリスクの一覧」を作るのに対し、ペネトレーションテスト(ペンテスト・侵入テスト)は「実際に不正アクセスできるかどうか」を検証するサービスです。ホワイトハッカーが攻撃者と全く同じ手法・思考で侵入を試みるため、「理論上の脆弱性」ではなく「現実のリスク」が明確になります。

CyberZealが提携するVCS(Viettel Cyber Security)のペネトレーションチームは、国際ハッキングコンテスト「Pwn2Own」で2年連続マスターを獲得した世界トップクラスのエンジニアで構成されています。自動スキャンでは絶対に発見できない複合的な攻撃経路を、人間の思考で掘り起こします。

実施を検討するタイミングとしては、以下が目安になります。

  • 重要システムの新規構築・リニューアルの前後
    設計段階の欠陥を早期に発見できます。
  • 大規模な組織変更・M&A後
    セキュリティポリシーの変化が生まれやすい時期です。
  • インシデント発生後の再発防止確認
    同じ経路からの再侵入を防ぐための検証として有効です。
  • 年1回以上の定期実施
    攻撃手法は常に進化するため、一度やって終わりにしないことが大切です。

③侵害調査(CA)|「今すでに入られていないか」を確認する最重要の診断

侵害調査(CA:Compromise Assessment)は、「すでに不正アクセスされている前提」で過去・現在の侵害痕跡を徹底調査するサービス。多くのIT担当者がご存知ない対策ですが、ウイルス対策ソフトが「正常」と表示していても、攻撃者はすでに内部に潜伏しているケースが非常に多いのが現実です。

エンドポイントの深層スキャンとネットワークトラフィック分析を組み合わせることで、C2サーバー(攻撃者の指令サーバー)への微弱な通信(ビーコン)や潜伏マルウェアを発見できます。侵害が発覚するまでの平均日数は200日以上に及ぶケースも珍しくなく(IBM Security調査)、半年以上気づかれないまま内部に潜伏されているケースは珍しくありません。

実際の事例として、ウイルス対策ソフトでは異常なしと表示されていた製造業のお客様に侵害調査を実施したところ、外部からの微弱な通信パターンが複数発見されました。調査の結果、数ヶ月前からバックドアが設置済みで、ランサムウェアの実行ファイルが所定フォルダに配置され、偵察フェーズ終了直前のタイミングだったことが判明。攻撃本格化の直前で完全駆除でき、専門家の試算では数億円規模の被害が対処費用のみで抑えられました。

「異常なし」の表示を信じて対策を先延ばしにすることが、最も危険な状態です。まず現状の把握から始めましょう。

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【フェーズ2:防御】攻撃者が「割に合わない」と判断する壁を作る3つの対策

完璧な壁を作ることは不可能です。フェーズ2の目標は「コストに見合わない標的にすること」。テレワークセキュリティ・クラウドセキュリティの強化も、このフェーズで対応します。

④多要素認証(MFA)|今週中に設定できる最優先の不正アクセス対策

ID・パスワードの組み合わせだけに頼る認証は、2026年においては「鍵をかけていないも同然」。フィッシング詐欺・ダークウェブでの流出・ブルートフォース攻撃により、パスワードは日々大量に漏洩しています。

MFA(多要素認証)を導入するだけで、自動化された不正アクセスの99.9%以上を防げるというデータがあります(Microsoft Security研究)。コストはほぼゼロ、設定は数時間——最もコストパフォーマンスが高い情報漏洩対策です。

特に以下の順番で優先的に設定することが重要です。

  • VPN・リモートデスクトップ(RDP)
    テレワーク普及後に最も狙われる入口。MFA未設定のVPN運用は特に危険です。
  • Microsoft 365・Google Workspace等のクラウドサービス
    メール・ファイル全データへのアクセス権を持つため、突破されると被害が全社に及びます。
  • 基幹業務システム・顧客データベース
    侵害・情報漏洩時のダメージが最大になる領域です。
  • 管理者・特権アカウント
    ここが突破されると全システムが制御不能になります。最も厳重に保護してください。

「VPNはパスワードで管理しているから大丈夫」というIT担当者の方は、今すぐ設定変更を検討してください。テレワークセキュリティ強化の入口として、MFAは最優先の対策です。

⑤WAF|WebサービスとECサイトを守るクラウドセキュリティの基本

WAF(Webアプリケーションファイアウォール)は、WebサイトやWebアプリへのSQLインジェクション・XSS(クロスサイトスクリプティング)・ブルートフォース攻撃などを検知・遮断する専用ファイアウォール。ECサイト・会員制サービス・受発注システムなどWebを通じてデータのやりとりがある企業には、情報漏洩対策として欠かせないセキュリティツールです。

WAFには種類があり、中小企業にはクラウド型がおすすめです。以下に特徴を整理しました。

WAFの種類特徴中小企業への適性費用感
クラウド型・初期費用低
・導入が容易
・自動更新で常に最新のルール適用

最もおすすめ
月額数万円〜
アプライアンス型・高機能
・カスタマイズ自由
・ネットワーク全体をカバー可能

専門知識と運用コストが必要
数百万円〜(初期)
ソフトウェア型・サーバーに直接インストール
・既存環境に組み込める

ある程度の技術力が必要
オープンソースあり

Cloudflare・AWS WAF・Sucuriなどのクラウド型WAFは、DNS設定のみで導入でき、専任の担当者がいない環境でも継続的に機能します。クラウドセキュリティ強化の入口として、導入ハードルは低い選択肢です。

⑥セキュリティ意識向上トレーニング|「仕組み」で人的ミスを減らす

技術的な対策をどれだけ積み上げても、社員一人が「怪しいメールのリンクをクリックした」だけで全てが水の泡になります。不正アクセスインシデントの85%以上に人的ミスやフィッシング詐欺が関係しているというデータ(Verizon DBIR 2024)を、無視することはできません。

有効なトレーニングは「年1回の座学研修」ではありません。実際のフィッシングメールと見分けがつかない疑似メールを定期的に送付し、クリック率・報告率を計測しながら継続的に改善するプログラムが必要です。

効果的なセキュリティトレーニングに含めるべき内容は以下の通りです。

  • 標的型メール訓練
    疑似フィッシングメールを送付し、開封・クリック率を集計して個別フォローアップを実施します。
  • SNS・クラウドストレージの情報漏洩リスク周知
    社内利用ルールの明文化と徹底が重要です。
  • インシデント発生時の社内報告フロー
    「誰に・何を・どのタイミングで報告するか」を事前に決めておくことが大切です。
  • テレワーク環境固有のリスク対応
    公共Wi-Fi・個人PCの業務利用など、リモートワーク特有の穴を塞いでおきましょう。

「うちの社員はしっかりしているから」と思っている方ほど、訓練を実施すると想定外の高クリック率という結果が出ることが多いです。人間の判断を過信せず、仕組みで対策をしていきましょう。

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【フェーズ3:検知・封じ込め】侵入されても被害を最小化する2つの対策

「防御を完璧にすれば攻撃されない」という考え方は危険です。現実には、どれだけ対策を講じても突破される可能性は常にあります。フェーズ3の目標は「侵入されても被害を最小化すること」——インシデント対応の初動が情報漏洩の規模を決めます。

⑦EDR|ウイルス対策ソフトでは防げない未知の脅威をリアルタイムで検知

EDR(Endpoint Detection and Response)は、PC・サーバーなどエンドポイント端末の挙動をリアルタイムで監視し、異常なふるまいを検知するセキュリティツールです。従来のウイルス対策ソフト(EPP)が「既知のウイルスを遮断する」のに対し、EDRは「行動パターンから未知の脅威を発見する」点が根本的に異なります。

たとえば、正規の管理ツール(PowerShellなど)を悪用した「ファイルレス攻撃」は、シグネチャベースのウイルス対策ソフトでは検知できません。EDRはこのような高度な攻撃手法にも対応でき、ランサムウェア対策・情報漏洩対策の要となります。

比較項目EPP(ウイルス対策ソフト)EDR
対応できる脅威既知マルウェア(シグネチャ一致)未知マルウェア・ゼロデイ・ファイルレス攻撃
検知方法シグネチャ照合(既知パターンとの一致)行動分析・機械学習・プロセス間の異常検知
感染後の追跡調査困難(ログが限定的)詳細なフォレンジック調査が可能
攻撃経路の可視化○(どこから・どのように侵入したか追跡可能)
誤検知率低いやや高い(適切なチューニングが必要)
価格帯低〜中中〜高(一般的な相場で月額600〜1,500円/台)

注意点として、EDRは「導入して終わり」ではありません。アラートが上がった際に適切に判断・対応できる人材または体制が必要です。

インシデント対応体制が整っていない状態でEDRだけを導入しても、アラートが鳴り続けるだけで実質的に機能しないというケースは珍しくありません。次のMDRと組み合わせることで、初めて真価を発揮します。

⑧MDR(SOC Edge)|専任担当者がいない中小企業のための24時間インシデント対応

MDR(Managed Detection and Response)は、「EDRの導入・設定・監視・インシデント対応を、専門家チームに丸ごと委託するサービス」です。ゼロトラストセキュリティの考え方に基づき、「侵入されることを前提に、最速で封じ込める」体制を外部委託で実現します。

自社でセキュリティエンジニアを24時間体制で確保するには、最低でも数名の専門人材と年間数千万円規模のコストが必要。中小企業でそれを実現することは現実的ではありません。また、一般的なMDRサービスの相場を確認すると、現状分析だけで10〜50万円、星3レベルの基礎対策で50〜200万円、SOC・監視体制の構築となると500万〜数千万円以上という水準です。

CyberZealが提供する「SOC Edge」は、VCSのベトナムSOCセンターが全エンドポイント端末をグローバル規模で24時間監視し、1台あたり月額1,350円から導入できるMDRサービスです。「検知して通知するだけ」ではなく、異常発生時には端末の自動隔離・マルウェアの封じ込めまで代行します。20台の企業であれば月額約2.6万円——担当者の人件費と比較すると、導入のハードルは大幅に下がります。

SOC Edgeの価格(1台あたり月額1,350円)を説明するスライド

実際の事例として、10カ国以上に拠点を持つグローバル製造業でSOC Edgeを導入したケースがあります。各拠点のインフラ環境がバラバラで少人数のIT部門では夜間・休日の対応体制がなかった中、休日深夜に不審な暗号化プロセスの発生を早期検知。速やかに該当端末の隔離対応を実施したことで、拠点をまたぐ感染拡大を防止し、事業継続性の向上につながりました。

SOC Edgeが選ばれる理由を以下にまとめました。

  • 物理機器不要・短期間での展開が可能
    テレワーク・リモートワーク環境にも即日対応できます。
  • VCSベトナムSOCセンターによる24時間365日の専門家監視
    550名のセキュリティエンジニアのうち150名が国際資格保有者です。
  • 検知から「遮断・封じ込め」まで代行
    「通知だけ」ではなく、実務対応まで含むサービスです。
  • Viettelの通信キャリア基盤から収集した最新脅威インテリジェンスを活用
    新興の攻撃グループの動向をいち早く把握できます。
  • 台数が増えるほど単価が下がる価格体系
    組織規模に応じてスケールしやすい設計です。

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【フェーズ4:復旧】感染後に「戻れる」体制を作る2つの対策

「完璧な防御は存在しない」という前提に立ち、被害を受けた後に「どれだけ早く、どれだけ完全に復旧できるか」を設計しておくことが重要です。

⑨イミュータブルバックアップ|ランサムウェア対策の最後の砦

ランサムウェアに感染した際の「最後の砦」がバックアップ。しかし多くの企業が陥る落とし穴があります。通常のバックアップは、ランサムウェアによって本番データと一緒に暗号化されてしまうケースが多いです。「バックアップがあるから安心」では済まなくなっています。

イミュータブルバックアップ(不変バックアップ)は、物理的・論理的に書き換え・削除ができない形式で保存されるため、ランサムウェアに感染しても必ず復旧できます。クラウドストレージのオブジェクトロック機能やテープメディアへのオフライン保存が代表的な手法です。

バックアップ設計では「3-2-1-1ルール」が現在の推奨事項。具体的には以下の通りです。

  • 3:データのコピーを3つ保持する
    本番データ+バックアップ2つの計3つです。
  • 2:異なる2種類のメディアに保存
    例:クラウド+外付けHDDなど、媒体を分散させます。
  • 1:1つはオフサイトに保管
    社外・別拠点・別クラウドなど、物理的に離れた場所への保存が必要です。
  • 1:1つはオフラインで保管
    インターネットから切り離した状態で保存し、ランサムウェアの到達を完全に遮断します。

さらに重要なのが「復旧テスト」の定期実施。バックアップが存在しているだけでは意味がありません。実際にリストアできるか、どれくらいの時間がかかるかを定期的に検証する仕組みを作ってください。

⑩サプライチェーン・セキュリティ調査|自社だけ守っても足りない理由

2024〜2025年にかけて急増した攻撃手法が「サプライチェーン攻撃」。自社のセキュリティを固めても、セキュリティが手薄な取引先・委託先を踏み台にして間接的に侵入されるケースが増加しています。

実際、大手自動車部品メーカーのサプライチェーン攻撃では、セキュリティポリシーが異なる二次請け企業から侵入されたことが明らかになっています。自社だけ守っても、エコシステム全体が守られていなければ情報漏洩リスクは消えません。

特に注意すべき取引先・委託先として、以下が挙げられます。

  • 自社の基幹システムへのリモートアクセス権限を持つITベンダー・保守会社
    侵害された場合に自社への直接侵入経路となります。
  • クラウドサービス・SaaSを通じて顧客データや財務データにアクセスできる委託先
    データの管理権限を持つ先は優先的に確認が必要です。
  • グループ会社・海外拠点
    セキュリティポリシーが異なる・統制が効きにくい環境は要注意です。
  • 物流・決済など重要プロセスに関与するパートナー企業
    業務停止に直結するため、セキュリティ水準の確認が欠かせません。

セキュリティ対策化制度の「取引先管理」カテゴリーでも、この観点は評価されます。自社の対策と並行して、主要な取引先のセキュリティ状況を把握する体制を整えておきましょう。

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サイバーセキュリティ対策おすすめ10選|一覧比較表

10の対策を対象企業・優先度・コスト感で整理しました。自社の状況に合わせて取り組み順の参考にしてください。フェーズ1の「特定」系対策(①②③)を後回しにしないことが最重要です。

No.対策名フェーズ特に重要な企業コスト感優先度
脆弱性診断(VA)特定全企業★★★
ペネトレーションテスト特定重要システム保有企業中〜高★★☆
侵害調査(CA)特定「侵入されていないか不安」な企業★★★
MFA導入防御テレワーク導入企業★★★
WAF防御Web/ECサービス運営企業低〜中★★★
セキュリティトレーニング防御社員数が多い企業★★☆
EDR検知全企業★★★
MDR(SOC Edge)検知専任担当者がいない企業★★★
イミュータブルバックアップ復旧全企業低〜中★★★
サプライチェーン調査復旧取引先が多い企業★★☆

サイバーセキュリティ対策サービスの選び方|3つの比較ポイント

市場には数多くのセキュリティツール・サービスが存在します。「比較サイトに載っているから」「知名度が高いから」で選ぶことは避けるのがベター。以下の3つの観点で自社に合ったものを選んでください。

①セキュリティ診断の「深さ」|自動スキャンのみか、手動診断があるか

脆弱性診断・侵入テストのサービスには大きく2種類あります。

価格が安いサービスの多くは「自動スキャンのみ」です。重要な資産(顧客DB・基幹システム)には必ず手動診断が含まれるプランを選んでください。

自動スキャンが優れた対策であることは確かですが、それだけでは情報漏洩リスクを完全に把握することはできません。「安かったが、手動でしか見つからない重大な欠陥を見落として重大インシデントに至った」——このパターンを繰り返さないためにも、診断の深さを確認することが重要です。

②インシデント対応体制|「通知するだけ」か「対応まで代行するか」

EDRを導入していても、アラートが上がった際に「社内で誰も対応できない」では意味がありません。

中小企業でIT専任担当者が1〜2名という環境では、検知から端末隔離・封じ込めまで代行してくれるMDRサービスの選択が現実的です。

「何かあったら通知します」だけのサービスと「対応まで代行します」のサービスでは、インシデント対応時の被害規模が全く異なります。契約前に「インシデント発生時に何をどこまでやってもらえるか」を必ず確認しておきましょう。

③技術力の根拠|国際的な評価があるか

「セキュリティのプロ」を名乗るサービスは多数ありますが、技術力を客観的に裏付ける根拠があるかを確認しましょう。国際ハッキングコンテストでの受賞歴・通信キャリアとしての実績・政府機関との取引実績など、第三者が評価した実績が目安になります。

以下に、一般的なサービスとCyberZeal(VCS)の比較をまとめました。

比較項目一般的なサービスCyberZeal(VCS)
診断精度ツール自動スキャンのみが多いホワイトハッカーによる手動診断
潜伏脅威の調査発覚後に対応侵害調査(CA)で事前に特定
監視・インシデント対応通知のみ(自社で対応が必要)24時間365日・遮断まで代行
技術力の根拠国内実績のみPwn2Own 2年連続マスター獲得
グローバル対応国内拠点中心14カ国以上の対応実績・世界100社以上
コスト国内相場水準月額1,350円/台〜(SOC Edge)

CyberZeal(VCS日本総代理店)が選ばれる5つの理由

世界中の政府機関・大企業のサイバーセキュリティを担うViettel Cyber Security(VCS)。その日本唯一の総代理店が株式会社CyberZeal(サイバージール)です。技術・体制・コストの3つの軸で、なぜVCSなのかを解説します。

理由①世界が認めたホワイトハッカー集団|セキュリティ診断の最高峰

「Pwn2Own」は世界最高峰のハッキングコンテストで、参加するには世界トップクラスの技術力が必要です。VCSのペネトレーションチームはこの大会で2年連続「マスター」の称号を獲得しています。攻撃者の思考を誰よりも深く理解した専門家が、自社のセキュリティ診断を行うということです。

「ツールが発見できない脆弱性を人間が発見する」——それを実現できるのは、本当の意味での最前線経験があるエンジニアだけです。

CREST認定とPwn2Own2年連続マスター受賞を説明するCyberZeal(VCS)の実績

理由②通信キャリア基盤による唯一無二の脅威インテリジェンス

VCSの親会社・Viettelはベトナム最大手の通信キャリアグループ。グループのネットワーク基盤から日々収集される膨大なトラフィックデータを分析することで、新興の攻撃グループの動向・新しい攻撃手法の出現をいち早く把握できます。

この「生きた脅威情報」がSOC Edgeの監視精度を支えており、既存のセキュリティサービスとは根本的に異なる脅威インテリジェンスを提供できます。

理由③主要プロダクトの完全自社開発|ゼロデイ脆弱性にも即応

SOC Edge(MDR)をはじめとする主要製品は全て自社開発。外部ベンダーのセキュリティツールに依存していないため、ゼロデイ脆弱性への対応スピードが速く、顧客の環境・業種・規模に合わせた柔軟なカスタマイズが可能です。

また、10年以上の運用実績があることで、新規のインフラ投資も不要な状態を維持できています。これが競争力ある価格体系を支える大きな理由の一つです。

理由④中小企業が「本物のセキュリティ」を導入できる価格

世界最高峰の技術力を保ちながら、ベトナムの豊富なエンジニアリソースと自社開発体制により、国内同等サービスと比較して競争力のある価格を実現しています。月額1,350円/台(SOC Edge)という価格は、一般的なMDRサービスの相場と比べると大幅に低い水準。

「本当に必要なランサムウェア対策・情報漏洩対策は費用がかかりすぎて導入できない」という中小企業の声に、CyberZealは正面から向き合っています。また、台数が増えるほど単価が下がる体系も、組織規模に応じてスケールしやすい設計です。

理由⑤「品質に満足しなければご契約不要」のフェアな姿勢

CyberZealは、まず無料相談・現状診断から始め、提案内容に納得いただけた場合のみ契約するスタイルを採用しています。「まず話を聞いてみる」ことに一切のリスクはありません。

この姿勢自体が、技術力と成果に自信がある証だと考えています。まずは現状を把握するところから始めてみてください。

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サイバーセキュリティ対策に関するよくある質問

中小企業でもサイバーセキュリティ対策は必要?攻撃の標的になりますか?

はい、標的になります。IPAの調査では、ランサムウェア被害や情報漏洩の半数以上が中小企業で発生しています。攻撃者はセキュリティ対策が手薄な企業を優先的に狙うため、「うちは規模が小さいから大丈夫」という認識は大きなリスク。

また、中小企業は回復力が低く、攻撃者にとって交渉しやすい点も狙われる要因です。さらに、日本のサイバー攻撃の52%以上は中小企業が起点とも言われており、サプライチェーン全体のリスクにもつながっています。

情報漏洩・不正アクセス対策のサイバーセキュリティ対策は何から始めればいいですか?

まずは「侵害調査(CA)」から始めることをおすすめします。最優先は「すでに不正アクセスされていないか」を確認すること。潜伏期間が長いほど、情報漏洩の被害は拡大します。

現状を正しく把握したうえで、必要な対策を優先度順に実施するのが最も効率的です。対策の優先順位に迷う場合は、CyberZealの無料相談もご活用ください。

サイバーセキュリティ対策のMDRとEDRの違いは何ですか?

EDRはセキュリティツール(ソフトウェア)であり、MDRはそのツールの導入・設定・監視・インシデント対応までを専門家が担うサービス。

EDRを導入しても、社内で24時間の監視・対応体制がなければ十分に機能しません。専任のセキュリティ人材がいない中小企業には、MDRの活用が有効です。

サイバーセキュリティ対策における脆弱性診断とペネトレーションテストの違いは?

脆弱性診断(セキュリティ診断)は「どこに脆弱性があるか」を洗い出すもの。一方、ペネトレーションテストは「その脆弱性を実際に悪用できるか」を検証します。

まず脆弱性診断でリスクを把握し、重要なシステムに対してペネトレーションテストを実施するのが効果的です。

テレワーク環境のサイバーセキュリティ対策で最優先すべきことは?

VPNやリモートデスクトップ(RDP)への多要素認証(MFA)の設定が最優先です。あわせて、クラウドサービス(Microsoft 365など)へのMFA設定や、フィッシングメール訓練の実施も重要です。

現在は「VPNが安全」という前提が崩れており、MFAなしでのVPN運用は特にリスクが高い状態です。

2026年のセキュリティ対策化制度(星評価)で中小企業が星3を取るサイバーセキュリティ対策は?

星3レベルでは、セキュリティポリシーの整備・アカウント管理・基本的なログ監視体制の構築・従業員教育が求められます。一般的な導入費用の目安は50〜200万円程度(ただしEDRなどのツール費用は別途)。

まず自社の現状と7つの評価カテゴリーでどのレベルにあるかをギャップ分析することが第一歩です。

まとめ|2026年、サイバーセキュリティ対策を先送りにできない理由

2026年は、日本のサイバーセキュリティ対策にとって大きな転換点。セキュリティ対策化制度の施行により、「対策をしているかどうか」だけでなく「実際に機能しているか」が問われる時代になります。

まず自社の現状を正確に把握すること、そして「特定→防御→検知→復旧」の4フェーズで優先順位をつけて実行することが重要です。侵害調査(CA)で今すでに侵入されていないかを確認し、MFAで不正アクセスの入口を塞ぎ、MDRで24時間の検知・対応体制を整える——この3ステップが、中小企業が取り組むべき最優先アクションです。

セキュリティ対策は「一度やって終わり」ではなく、攻撃手法の進化に合わせて継続的に更新していくもの。Webマーケティングデータや顧客情報を安全に活用しながら事業を成長させていくために、まず現状の把握と専門家への相談から始めてみてください。

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