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ECサイト構築サービス比較15選!失敗しない選び方を年商10億円達成のプロが徹底解説【2025年最新】

更新日

「自社のECサイトを立ち上げたいが、どのサービスを選べばいいかわからない」
「機能や料金を比較しているが、結局どれが自社に合っているのか判断できない」

ECサイトの立ち上げやリニューアルを検討する中で、このような悩みを抱えてはいないでしょうか。

ECサイト構築サービスは国内外に無数に存在し、それぞれに特徴や料金体系が異なります。もし、この最初の選択を「初期費用が安いから」「デザインが綺麗だから」といった短期的な視点で決めてしまうと、将来的に「機能が足りず売上が伸び悩む」「事業拡大に伴いシステム移行が必要になり、数百万円の追加コストが発生した」といった深刻な事態に陥りかねません。

ECサイト選びは、サイトを「作った後」に、いかに事業を成長させられるかという戦略的視点が9割を占めると言っても過言ではありません。

この記事では、ECサイト構築で失敗しないための本質的な選び方を徹底解説します。

具体的には、

  • ECサイトの作り方4つの基本タイプ
  • 【2025年最新】目的別のECサイト構築サービス比較15選
  • プロが実践する、失敗しない選び方7つのポイント
  • 年商10億円の壁を突破するためのEC戦略

まで、網羅的にご紹介します。この記事を最後まで読めば、数多ある選択肢の中から、あなたの事業を成功に導く最適なプラットフォームを見つけ出すことができるはずです。

戸田峻太郎

この記事の著者

戸田峻太郎

戸田峻太郎

EC事業を年商10億以上に育てるプロ

ECグロースの専門家。
DeNA・スリーミニッツ・ココナラで 15年/年商数百億規模のECを指揮 し、年間10億円超のマーケティング投資を統括。
スリーミニッツ時代のeimy istoireでは 月商1,500万→2億円 へ急成長を2年間で牽引。その他複数D2Cブランドを数億規模に成長させる。

2023年11月に独立後は 「EC構築~集客〜サイト改善~CRM」を一気通貫コンサル を提供し、売上とROIを同時に最大化。
EC企業のマーケティング支援・企業の生成AI活用顧問を務める。
2024年には世界的なMAツール「Braze」で日本の年間No.1 を個人で受賞(Marketing Leader of the Year)
2025年より StockSun認定パートナーとして活動領域を拡大中。

目次

はじめに:ECサイト選びは「作った後」の成長戦略が9割

多くの事業者がECサイト構築で犯しがちな間違いは、プラットフォームを「Webサイトを作るツール」としてしか見ていないことです。しかし、ECサイトは単なるオンライン上の店舗ではありません。顧客データを収集・分析し、売上を最大化するための「事業成長エンジン」であるべきです。

安さや機能だけで選ぶと失敗する理由

初期費用や月額料金の安さだけでサービスを選ぶと、以下のような落とし穴にはまる可能性があります。

  • 拡張性の限界: 事業が成長し、取扱商品数や会員数が増加した際に、システムの処理能力が追いつかなくなる。
  • 機能不足: 詳細な顧客分析やパーソナライズされたアプローチ(CRM)を行いたいと思っても、必要な機能が備わっていない、もしくは高額な追加オプションとなる。
  • 外部連携の制約: 在庫管理システム(WMS)や会計ソフトなど、業務効率化に必要な外部ツールとの連携ができない。
  • 機会損失: 結果として、売上の頭打ちや、大規模なシステムリプレイスによる高額なコストと時間の浪費に繋がります。

ECサイトの選定は、5年後、10年後を見据え、自社が目指す事業規模(例えば、年商1億円、10億円)から逆算して考える「逆算思考」が極めて重要です。

年商10億円を目指すためのECサイト選定の3つの視点

将来的に年商10億円規模のEC事業を目指すのであれば、プラットフォーム選定において以下の3つの視点が不可欠です。

  1. スケーラビリティ(拡張性): アクセス集中やデータ量の増大に耐えられるか。事業規模の拡大に柔軟に対応できるインフラか。
  2. データ活用(CRM): 顧客データをどれだけ詳細に取得・分析できるか。そのデータを活用してLTV(顧客生涯価値)を高める施策が打てるか。
  3. システム連携(API): 外部のマーケティングツールや基幹システムと柔軟に連携できるか。業務効率化とデータの一元管理が可能か。

本記事では、これらの視点を踏まえながら、各サービスを比較・解説していきます。

ECサイトの作り方4つのタイプとメリット・デメリット

まず、ECサイトの構築方法には大きく分けて4つのタイプが存在します。それぞれの特徴を理解し、自社のフェーズに合ったタイプを見極めましょう。

① ASP/SaaS型:低コストで手軽に始めたい方向け

ASP(Application Service Provider)/SaaS(Software as a Service)型は、サービス提供事業者が用意したシステムをレンタルする形で利用するサービスです。専門知識がなくても比較的簡単にECサイトを構築でき、現在の主流となっています。

  • メリット:
    • 初期費用・月額費用が安価。
    • サーバーの準備や管理が不要。
    • システムが自動でアップデートされる。
    • 豊富なデザインテンプレートが用意されている。
  • デメリット:
    • デザインや機能のカスタマイズ性に制限がある。
    • 外部システムとの連携(API連携)に制約がある場合が多い。
    • 売上規模に応じて手数料(販売手数料、決済手数料)が発生する。
  • 代表的なサービス: Shopify, BASE, STORES, カラーミーショップなど

② オープンソース型:自由にカスタマイズしたい方向け

オープンソースとは、ソースコードが無償で公開されているソフトウェアのことです。これを自社のサーバーにインストールしてECサイトを構築します。

  • メリット:
    • ソフトウェア自体のライセンス費用が無料。
    • ソースコードを自由に改変できるため、デザイン・機能のカスタマイズ性が非常に高い。
    • 豊富なプラグイン(拡張機能)を追加して機能を拡張できる。
  • デメリット:
    • サイト構築やサーバー管理に関する専門知識(HTML/CSS, PHPなど)が必須。
    • システムのアップデートやセキュリティ対策は自己責任で行う必要がある。
    • トラブル発生時に自力で解決する必要がある。
  • 代表的なサービス: EC-CUBE, Magento

③ ECパッケージ型:大規模・独自機能を求める方向け

ECサイト構築に必要な基本機能がパッケージ化されたソフトウェア製品を購入し、自社の要件に合わせてカスタマイズして構築する方法です。

  • メリット:
    • ASP/SaaS型よりもカスタマイズの自由度が高い。
    • オープンソースよりも安定した品質と手厚いサポートが期待できる。
    • 大規模なトラフィックや商品点数にも対応できる堅牢なシステムを構築できる。
    • 基幹システムなど外部連携にも柔軟に対応可能。
  • デメリット:
    • 初期費用が数百万円〜と高額になる。
    • 導入・開発に時間がかかる。
    • 保守・運用にもコストがかかる。
  • 代表的なサービス: ecbeing, ebisumart, SI Web Shopping

④ フルスクラッチ型:完全オリジナルを構築したい方向け

既存のサービスやソフトウェアを一切使わず、ゼロから完全にオリジナルのECサイトを開発する方法です。

  • メリット:
    • デザイン、機能、システム構成の全てを完全に自由に設計できる。
    • 他社にはない独自のサービスやビジネスモデルを実現可能。
  • デメリット:
    • 開発費用が数千万円〜と最も高額。
    • 開発期間が長期にわたる(1年以上)。
    • 開発・保守の両面で高度な専門知識を持つチームが必要。
  • こんな企業におすすめ: 独自のビジネスモデルを持つ大企業など、ごく一部の企業に限られます。

【2025年最新】目的別ECサイト構築サービス徹底比較15選

それでは、具体的なECサイト構築サービスを見ていきましょう。ここでは現在主流の「ASP/SaaS型」を中心に、目的別に15のサービスを厳選してご紹介します。

<比較表> 機能・料金・サポート体制を一覧でチェック

サービス名初期費用月額費用手数料特徴こんな人におすすめ
【無料・低コスト】
BASE0円0円 or 5,980円3.6%+40円〜誰でも簡単。集客機能「BASE App」が豊富。初心者、個人、スモールビジネス
STORES0円2,980円3.6%〜デザイン性が高く、実店舗との連携も可能。個人、クリエイター、実店舗オーナー
Shopify0円(3日間)33ドル〜3.25%〜世界No.1シェア。拡張性とデザイン性が高い。個人〜大企業まで。越境EC、D2C
カラーミーショップ0円4,950円〜4.0%〜導入実績多数。サポート体制が充実。中小企業、長く運営したい事業者
おちゃのこネット0円550円〜4.0%〜低価格で多機能。独自ドメインも利用可能。コストを抑えたい個人・小規模事業者
【中〜大規模向け】
Shopify Plus約2,000ドル〜2,000ドル〜要問い合わせShopifyの上位プラン。大規模トラフィック対応。年商数億円以上の大規模事業者
ecbeing500万円〜要問い合わせ要問い合わせパッケージ型。導入実績No.1。中〜大企業向け。大規模EC、オムニチャネルを実現したい企業
ebisumart要問い合わせ要問い合わせ要問い合わせパッケージ型。カスタマイズ性と拡張性が高い。独自性の高いECを構築したい中〜大企業
メルカート300万円〜7万円〜要問い合わせecbeingのSaaS版。スピーディな導入が可能。中規模事業者、ecbeingを低コストで利用したい企業
futureshop22,000円〜22,000円〜要問い合わせアパレル・ファッション業界に強い。CRM機能豊富。アパレルブランド、ファンを育てたい事業者
【D2C/単品通販向け】
ecforce要問い合わせ要問い合わせ要問い合わせD2Cに特化。広告効果測定・CRM機能が強力。D2Cブランド、単品リピート通販事業者
リピスト49,800円14,800円〜3.1%〜定期通販に強い。アップセル・クロスセル機能。健康食品、化粧品などの定期通販事業者
たまごリピート79,800円49,800円〜要問い合わせ定期通販の老舗。電話受注にも対応。シニア向け商材、コールセンターを持つ事業者
サブスクストア69,800円49,800円〜要問い合わせたまごリピートの後継。UI/UXを改善。定期通販事業者、データ分析を重視する企業
B-Space0円2,980円〜3.6%〜楽天のSaaS。楽天との連携がスムーズ。楽天市場に出店中で、自社ECも始めたい事業者

無料・低コストで始められるおすすめASPカート5選

まずはECサイトを手軽に始めてみたい、という方向けのサービスです。

1. BASE (ベイス)

特徴: 「ネットでお店を開くならBASE」のCMで知られ、累計210万ショップ(2023年12月時点)が開設されている国内最大級のサービスです。初期費用・月額費用が無料の「スタンダードプラン」があり、誰でもリスクなく始められます。豊富なデザインテンプレートや、集客・販促を支援する80種類以上の拡張機能「BASE App」が魅力です。
料金: スタンダードプラン(月額0円、手数料6.6%+40円)、グロースプラン(月額5,980円、手数料2.9%)
公式サイト: https://thebase.in/

2. STORES (ストアーズ)

特徴: BASEと並ぶ人気サービス。こちらも無料から始められ、洗練されたデザインテンプレートが48種類と豊富です。特筆すべきはキャッシュレス決済「STORES 決済」やPOSレジ「STORES レジ」との連携がスムーズな点で、実店舗を持つ事業者のオムニチャネル化を支援します。
料金: フリープラン(月額0円、手数料5%)、スタンダードプラン(月額2,980円、手数料3.6%)
公式サイト: https://stores.jp/ec

3. Shopify (ショッピファイ)

特徴: 世界175カ国、数百万以上の店舗で利用される世界No.1シェアのECプラットフォーム。デザインのカスタマイズ性が非常に高く、7,000種類以上のアプリを追加することで機能を無限に拡張できます。海外の決済方法や言語、通貨にも標準で対応しており、「越境EC」に強いのが最大の強みです。
料金: ベーシックプラン(月額33ドル)、スタンダードプラン(月額92ドル)、プレミアムプラン(月額399ドル)※別途手数料あり
公式サイト: https://www.shopify.com/jp

4. カラーミーショップ

特徴: GMOペパボが運営する国内大手のサービスで、10年以上の運営実績があります。低価格ながら機能が充実しており、サポート体制も電話、メール、チャットと手厚いため、初心者でも安心して利用できます。国内サービスならではの使いやすさと安心感が魅力です。
料金: レギュラープラン(月額4,950円)、ラージプラン(月額9,595円)など ※別途手数料あり
公式サイト: https://shop-pro.jp/

5. おちゃのこネット

特徴: 2004年から続く老舗サービスで、月額550円からという業界最安クラスの料金が魅力です。低価格ながら、独自ドメインの設定や常時SSL、レスポンシブデザインなど、ECサイト運営に必要な基本機能はしっかりと押さえています。とにかくコストを抑えたい事業者におすすめです。
料金: ベーシックプラン(月額550円)、アドバンスドプラン(月額3,300円)※別途手数料あり
公式サイト: https://www.ocnk.net/

中〜大規模向けのおすすめSaaS/パッケージ5選

年商数千万円〜数億円以上を目指す、本格的なEC事業を展開したい方向けのサービスです。

6. Shopify Plus (ショッピファイ プラス)

特徴: Shopifyのエンタープライズ向け最上位プランです。通常のShopifyの機能に加え、大量のアクセスや注文を処理できる強固なインフラ、専任のサポート、高度なカスタマイズ性(チェックアウト画面の編集など)を提供します。ナイキやニューバランスなどのグローバルブランドも採用しています。
料金: 月額2,000ドル〜
公式サイト: https://www.shopify.com/jp/plus

7. ecbeing (イーシービーイング)

特徴: 1,600サイト以上の導入実績を持つ、ECパッケージ市場シェアNo.1のサービスです。中〜大企業向けに特化しており、企業の個別要件に合わせた柔軟なカスタマイズと、基幹システムや店舗システムとの連携によるオムニチャネル戦略の実現を得意としています。
料金: 初期費用500万円〜(要問い合わせ)
公式サイト: https://www.ecbeing.net/

8. ebisumart (えびすマート)

特徴: 「SaaS型ECパッケージ」とも呼ばれ、SaaSのメリット(常に最新、サーバー管理不要)とパッケージのメリット(高いカスタマイズ性)を両立したユニークなサービスです。週に1回のペースでシステムが無料アップデートされるため、陳腐化することがありません。
料金: 要問い合わせ
公式サイト: https://www.ebisumart.com/

9. メルカート

特徴: パッケージシェアNo.1のecbeingが開発したSaaS型ECプラットフォームです。ecbeingが培ってきたECサイト構築のノウハウをSaaS形式で提供することで、コストを抑えつつスピーディな導入を実現します。ecbeingへのアップグレードパスも用意されており、事業成長に合わせた拡張が可能です。
料金: 初期費用300万円〜、月額7万円〜(要問い合わせ)
公式サイト: https://mercart.jp/

10. futureshop (フューチャーショップ)

特徴: 特にアパレル・ファッション業界で圧倒的な支持を得ているSaaS型ECプラットフォームです。導入店舗の年平均成長率は127%という実績を誇ります。顧客をファンにするためのCRM機能が豊富で、実店舗との連携やスタッフのコーディネート投稿機能など、ブランドの世界観を表現し、顧客との繋がりを深めるための機能が充実しています。
料金: futureshop Standardプラン(月額22,000円〜)など
公式サイト: https://www.future-shop.jp/

D2C/単品通販に強いおすすめカートシステム5選

化粧品や健康食品など、特定の商品を繰り返し購入してもらうビジネスモデル(D2C、単品リピート通販)に特化したサービスです。

11. ecforce (イーシーフォース)

特徴: D2C業界で急成長しているプラットフォームです。広告の流入元から購入までを完全にトラッキングできる広告効果測定機能や、顧客単価を向上させるための詳細なセット販売・アップセル機能など、売上を最大化するための機能が豊富に揃っています。
導入事例: BELTA、sitranaなどの有名D2Cブランドが多数採用しています。
ソース: ecforce 導入事例
料金: 要問い合わせ

12. リピスト

特徴: こちらも定期通販に強いカートシステムで、特に化粧品や健康食品の業界で多くの実績があります。購入フォーム一体型のLP(ランディングページ)を簡単に作成でき、広告からのコンバージョン率(成約率)を高める工夫が凝らされています。
料金: 初期費用49,800円〜、月額14,800円〜
公式サイト: https://rpst.jp/

13. たまごリピート

特徴: 10年以上の歴史を持つ、定期通販カートシステムの老舗です。電話やFAXでの注文にも対応できる管理機能を備えており、シニア層をターゲットにした事業者にも選ばれています。長年の実績に裏打ちされた安定感が強みです。
料金: 初期費用79,800円、月額49,800円〜
公式サイト: https://tamago.temona.co.jp/

14. サブスクストア

特徴: 上記「たまごリピート」を提供してきたテモナ株式会社が、そのノウハウを元に開発した次世代の定期通販システムです。UI/UXが現代的に刷新され、分析機能が強化されるなど、よりデータドリブンなストア運営が可能になっています。
料金: 初期費用69,800円、月額49,800円〜
公式サイト: https://subscription-store.com/

15. B-Space (ビースペース)

特徴: 楽天グループが提供するSaaS型ECプラットフォームです。楽天市場の出店者が、自社ECサイトを簡単に構築できるのが特徴。楽天ID決済が利用できたり、商品データを連携できたりと、楽天とのシナジー効果が期待できます。
料金: スタンダードプラン(月額2,980円)など
公式サイト: https://b-space.jp/

失敗しないECサイト構築サービスの選び方7つのポイント

数あるサービスの中から、自社にとって最適なものを選ぶためには、以下の7つのポイントを総合的に評価することが重要です。

ポイント1:事業規模・将来の拡張性

現在の売上規模だけでなく、3年後、5年後にどのくらいの規模(年商、会員数、商品数)を目指すのかを明確にしましょう。スモールスタートを切る場合でも、将来的に大規模なトラフィックに耐えうる上位プランへの移行パスが用意されているか、外部システムとの連携が可能かなど、事業の成長を止めない「拡張性(スケーラビリティ)」を確認することが不可欠です。

ポイント2:機能の豊富さとカスタマイズ性

自社のビジネスモデルに必要な機能は何かを洗い出しましょう。例えば、定期購入、予約販売、セット販売、ギフト対応、レビュー機能などです。標準機能でどこまで対応でき、どこからが有料オプションになるのかを確認します。また、デザインテンプレートの豊富さだけでなく、HTML/CSSを編集して細部までデザインにこだわれるかといった「カスタマイズ性」も、ブランドの世界観を表現する上で重要になります。

ポイント3:デザインの自由度

ECサイトのデザインは、ブランドイメージを伝え、顧客の購買意欲を左右する重要な要素です。デザインテンプレートの数や質はもちろん、レイアウトの変更、バナーの設置、フォントの変更などがどれだけ柔軟に行えるかを確認しましょう。特にD2Cブランドでは、独自の世界観を表現できるデザインの自由度が売上に直結します。

ポイント4:集客・マーケティング機能(SEO、CRM)

サイトを作っただけでは商品は売れません。集客し、リピートしてもらうための機能が重要です。
SEO: ページごとにmetaタグ(title, description)を設定できるか、ブログ機能はあるか、表示速度は速いか、などSEOの基本的な内部対策が可能かを確認します。
CRM (顧客関係管理): 顧客の購入履歴に応じたステップメール配信、クーポン発行、会員ランク機能など、顧客との関係を深め、LTVを高めるための機能が備わっているかを確認しましょう。

ポイント5:セキュリティとサポート体制

顧客の大切な個人情報やクレジットカード情報を預かるECサイトにとって、セキュリティ対策は生命線です。常時SSL化はもちろん、プライバシーマークやISMS認証の取得状況、サーバーの監視体制などを確認しましょう。また、トラブル発生時に迅速に対応してくれるサポート体制(電話、メール、チャットの有無や対応時間)も、安心して運営を続けるために不可欠な要素です。

ポイント6:決済方法の種類

顧客が購入の最終段階で離脱してしまう「カゴ落ち」を防ぐため、決済方法の豊富さは非常に重要です。クレジットカード決済はもちろん、コンビニ決済、キャリア決済、後払い決済、Amazon Payや楽天ペイなどのID決済など、ターゲット顧客が求める決済手段を幅広く導入できるかを確認しましょう。

ポイント7:費用(初期費用・月額費用・手数料)

費用は、初期費用と月額の固定費だけでなく、売上に応じて変動する「手数料」まで含めたトータルコストで比較検討する必要があります。特に、販売手数料や決済手数料は、売上が大きくなるほど負担も増えるため、長期的な視点でシミュレーションすることが重要です。無料プランは一見魅力的に見えますが、手数料が割高に設定されているケースも多いため注意が必要です。

売上を最大化するなら「構築」と「集客」のプロへの相談が近道

ここまで様々なサービスと選び方のポイントを解説してきましたが、「自社に最適な選択肢がまだ確信できない」「サイトを作った後の売上の伸ばし方が不安」と感じる方も多いのではないでしょうか。

プラットフォーム選びは、あくまでスタートラインです。本当の勝負は、そのプラットフォームをいかに活用し、集客し、顧客との関係を築き、売上を伸ばしていくかという「運用フェーズ」にあります。

もしあなたが、EC事業を単なる副業ではなく、年商10億円、20億円を目指す本気のビジネスとして考えているなら、事業を急成長させた経験を持つプロフェッショナルに相談することが、成功への最も確実な近道です。

MAツール「Braze」年間最優秀賞受賞のプロが実現するCRM施策

戸田峻太郎の強みは、集客やサイト改善だけではありません。顧客との関係を深化させるCRM領域において、国内トップクラスの専門性を持っています。

その証拠に、2024年、世界的なMA(マーケティングオートメーション)ツールである「Braze」において、日本の年間最優秀マーケティングリーダー「Marketing Leader of the Year」に選出されました。

これは、Brazeという高度なツールを駆使し、顧客一人ひとりに最適化されたコミュニケーションを通じて、企業の売上向上に大きく貢献したことが客観的に評価された結果です。あなたのEC事業にも、この最先端のCRMノウハウを導入し、顧客生涯価値(LTV)を最大化するお手伝いができます。

AI活用で集客を自動化し、事業成長を加速させる方法

さらに、戸田のコンサルティングでは、最新のAI技術を活用した事業支援も行っています。特に、SEOとAIを組み合わせた記事コンテンツの自動生成は、集客の効率を劇的に高めることが可能です。

これにより、あなたはコンテンツ作成のような時間のかかる作業から解放され、商品開発やブランド戦略といった、事業オーナーにしかできないコア業務に集中することができます。

まとめ:自社の未来像に合ったECサイトを選び、事業を成功に導こう

本記事では、ECサイト構築サービスの比較から、失敗しない選び方のポイント、そして事業を本気で成長させるための考え方まで、幅広く解説してきました。

ECサイト構築は、家を建てることに似ています。最初にどんな土地を選び、どんな設計図を描くかで、その後の可能性が大きく変わってきます。

  • 手軽に始めたいなら: BASE, STORES, Shopify
  • 本格的に事業を拡大したいなら: Shopify Plus, ecbeing, futureshop
  • 単品通販,定期購入なら: ecforce, リピスト

まずはこれらの選択肢から、自社の現在のフェーズと、5年後の未来像に合ったプラットフォームを検討してみてください。

そして、もしあなたが「どのプラットフォームが最適か確信が持てない」「EC事業を最速で軌道に乗せ、年商10億円の壁を突破したい」と本気で願うなら、ぜひ一度、ECのプロにご相談ください。

戸田峻太郎のECコンサルティングでは、15年の経験とD2Cブランドを月商2億円に導いた実績に基づき、あなたの事業フェーズに合わせた最適なプラットフォーム選定から、集客、CRM、AI活用まで、一気通貫で伴走します。

以下のリンクから、まずは無料相談にお申し込みください。あなたのEC事業が抱える本当の課題と、その解決策が明確になるはずです。

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